隠れ茶を守る会 ブログ

茶処静岡の安倍川最上流、幻の銘茶の産地「梅ヶ島」の荒れゆく茶畑を・茶業を・景観を守るために活動を始めました。

2018「隠れ茶・熟成茶」/ 和紅茶「山霧の香り」販売開始

2018年10月28日 | 商品のご案内

春に摘んだ初摘み新茶を大切に温度管理をして待つ事5か月。

ようやく「隠れ茶・熟成茶」の完成です!封を切ると何とも言えない深い甘い香り。新茶の青々しさはなくなり、まろやかな豊かな味わい。

    

 

 

徳川家康が熟成茶を好まれ、特にお目に適ったのは日本全国数ある中で「安倍の熟成茶」。

安倍川支流の井川大日峠にて茶壺に入れて熟成させ、晩秋に駿府城に運ばせたというのは有名なお話。

静岡市ではその故事にならって、10月下旬、井川から家康公が祀られる久能山東照宮まで、お茶壺道中行列を行っています。

「隠れ茶・熟成茶」も久能山東照宮の家康公に奉納させていただき、家康公に天国にてお召し上がりいただいております。

 

 

新茶とは違う熟成茶の味わいをお試し下さい。

お求めは、隠れ茶を守る会 egao.saito@gmail.com (齋藤)にご連絡くださいませ。 

隠れ茶熟成茶50g ¥1800

 

◆「和紅茶・山霧の香り」しばらくお休みしておりましたが、益々高い香りと爽やかな味わいで元気に復活!合わせてご利用ください。  

    

こちらもお求めは、隠れ茶を守る会 egao.saito@gmail.com (齋藤)にご連絡くださいませ。 

 


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【ご報告】茶摘み・紅茶作り+安倍川源流・安倍の大滝トレッキング

2018年10月15日 | イベントご案内

東京農大名誉教授麻生先生、お茶研究家平野講師を迎えての充実したプログラムを実施。

春の茶摘み後は緑茶を作っていますが、今回は皆さんで紅茶作り。秋の茶摘みは、「隠れ茶を守る会」では初めての試み。

先ず、「隠れ茶・熟成茶」をしずく茶にして味わって、梅ヶ島の緑茶の特徴を体感。そしてスライドにて紅茶作りのコツを平野講師から聞き「茶摘み⇒萎凋」

 

 

 

一晩萎凋させしんなりとさせたのち、梅ヶ島で紅茶を30年近く作り続けている「山霧の香り」茶農家さんの工場を見学させていただき、イメージを沸かせてから「揉捻⇒発酵」に取り掛かりました。(山霧の香り、復活しております❢)

  

 

紅茶作りには摘み取った後に寝かせる時間(萎凋いちょう)が必要ですから、その間に耕作放棄茶畑や周辺に生えている蔓を整備し、その蔓を利用して「籠編み」。

   

採りごろを迎えた渋柿を猿に奪われる前に収穫 ⇒「干し柿」の作り方を学び、ご帰宅後のお楽しみ(宿題)としました。

 

安倍峠までの林道が一部台風24号により被害を受けているとのことで、通行止め。計画した安倍川源流でのトレッキング(徒歩40分)は、登山道を使って峠まで歩く(往復4.5時間)の工程になってしまうことに!

そこで、源流登山グループ/安倍の大滝トレッキンググループに分かれてトレッキングを楽しみました。

  

 

くさぎ里さんのお食事は今回も皆さま大満足❢(左2枚は夕食、右端は朝食)

「ヤマメ饅頭」(中央)という腹に味噌を詰めて蒸した郷土料理は今回初めて!

   

 

紅茶作り・トレッキング・柿採りと盛りだくさんのプログラムを天気にも感謝しながら楽しんだ2日間でした。

ご参加者は梅ヶ島訪問4回目、2回目という有難い梅ヶ島ファンの方々が多く、お茶文化で交流事業を進めたいと考えられているタイ人の学者さん、東京農大でのお茶講座を受講されている受講生、「隠れ茶を飲んで一度現地を観たかった」という知人など、どなたも梅ヶ島にとても関心を持ってご参加くださっていらして、熱量の高い2日間となりました。

 

 


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