隠れ茶を守る会 ブログ

茶処静岡の安倍川最上流、幻の銘茶の産地「梅ヶ島」の荒れゆく茶畑を・茶業を・景観を守るために活動を始めました。

2019.11.16-17 番茶作り+大谷崩れトレッキングツアーご報告

2019年11月24日 | 最新ニュース

 

「隠れ茶を守る会」では初めての秋の茶摘み&お茶作り。お茶研究家の平野裕美さんのご指導のもと、春の手揉み緑茶、夏の紅茶作り、とは趣の大きく異なるダイナミックな番茶作りを楽しみました。

    

 

桑・笹・柿の葉の野草茶も野外で紅葉を愛でながら

 

夜は茶農家さんの秋山さんそして梅ヶ島連合町内会長(村長)と一緒に囲炉裏を囲んで交流会(写真は夕食時のご挨拶とヤマメ塩焼き)

  

 

くさぎ里さんでの朝食はボリューム満点&健康的

 

朝食後は、お弁当のおにぎり作り、今回はラペソーも具材に登場。

   

 

大谷崩れトレッキングは快晴の中で紅葉を楽しみました。また、東京農大名誉教授・麻生先生の森林の遷移についてのご説明はとても興味深いものでした。

   

 

日本一高い茶畑「天空の茶畑」からは駿河湾も見ることができるほどの快晴

 

ご参加いただきました皆さま、たくさんのアイデア・茶農家さんへの励ましなど、梅ヶ島を応援いただきありがとうございます。

 

次回の茶摘みツアーは、6月13-14日(土日)の予定です。

皆さま、カレンダーにマークしてお待ちくださいね。

 

 


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ラペソー作り視察@ミャンマー①

2019年11月21日 | 最新ニュース

5月末に始めた「ラペソー作り@梅ヶ島」実験では、竹筒に茹でた茶葉を入れ、重石を乗せて乳酸発酵を促しています。

6月末・8月末に開封した実験区では、竹筒の表面、底、側面に白いカビ状のものが付着しておりました。これは、密閉が不完全で空気が入ってしまったことが原因と考えられます。◆空気を完全に遮断させながら発酵させるには??◆竹筒に重石はどうやって乗せるのか?

この2点が大きな疑問かつ課題でした。そこでラペソーの本場、ミャンマーでの作り方からヒントを得ようと、お茶研究家の平野裕美さんとミャンマーでラペソーを作っている茶農家さんを訪ねることにいたしました。

10月30日にお訪ねしたのは以前は学校の先生をされていて25年前にお茶業を始められたという茶農家さん。隣にお住いの教え子であり現在村長さんも同行くださって、茶畑見学・工場見学・そしてラペソー&お茶。

ミャンマー滞在中、どのご家庭に伺っても、先ずラペソーとお茶が出されました。

日本の田舎の「お茶と漬物」という感じでしょうか。

       

 

保存のための空気を抜く方法を実際に見せていただくことができました。

また苦味の苦手な方の為の提供の仕方も奥様より伝授いただきました。

 

宿の近くのお土産店では、ラペソーは竹筒に入っていたり、ビニール袋に入っていたり。

   

                   ナッツなどと混ぜて試食もできます。

 

こちらは、レストランでのラペソー。

  続く・・・

 

 


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