隠れ茶を守る会 ブログ

茶処静岡の安倍川最上流、幻の銘茶の産地「梅ヶ島」の荒れゆく茶畑を・茶業を・景観を守るために活動を始めました。

雪の中の梅ヶ島!

2014年02月19日 | 梅ヶ島歳時記

梅ヶ島でも大雪!

峠を越えた山梨でもたいへんなことになっているとのこと。

春はまだまだみたいです。

 

写真は、梅ヶ島の我が家のご近所の方のお庭です。

 

静岡駅から梅ヶ島温泉までの県道29号線は、除雪車が入って雪をのけてあります。

温泉にお越しの際は、運転にお気をつけてお越しください。

 

道路状況などは、念のため事前に宿にお問い合わせの上ご出発される事をお勧めいたします。

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「安倍川餅」は梅ヶ島が発祥の地!のはずなのに・・・・

2014年02月16日 | 梅ヶ島歳時記

梅ヶ島には、日蔭沢金山というたいへん良質の金を戦国・江戸時代に産出した金鉱があります。

江戸時代には、天領とされ家康の検分を受けたといわれております。

その際に、家康にお出しした「小判に見立てたきなこ餅」が家康により「安倍川餅」と名付けられたと言い伝えられております。

 

橋のかかっていない安倍川を渡す人足待ちの茶屋では、この安倍川餅が旅人に出され、それらの茶屋では今でも「安倍川餅」を食べることができます。

当時から安倍川餅は、甘い餅と辛み餅との2種有ったそうです。

表題の写真の辛み餅は、その茶屋と同じように擂った山葵と醤油をつけたもの。甘い餅は、きなこと砂糖を別々に出すのが正式なきなこ餅だそうです。

下の写真は、安倍川橋のたもとにある茶屋で出されている「安倍川餅」です。

 

 

残念ながら、梅ヶ島にてこの安倍川餅・辛み餅(さわび餅)を食べられる店は、今のところありません。

山葵は沿道のいたるところで栽培され、販売されているのですが、わさび餅は皆無!!

梅ヶ島温泉の一番奥の「湯元や」さんが、メニューにはありませんが特大の山葵を擂って特別に作ってくださいます。

ぜひ、お試しくださいね。

 

と怪しいご説明の後ではありますが、我が家の和製バレンタインスイーツ・・・のご紹介でもありました!

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする