隠れ茶を守る会 ブログ

茶処静岡の安倍川最上流、幻の銘茶の産地「梅ヶ島」の荒れゆく茶畑を・茶業を・景観を守るために活動を始めました。

5/7-8(土・日)地域密着型茶摘み・安倍川源流ブナ原生林トレッキング講座ご案内

2011年02月27日 | イベントご案内

お待たせいたしました。

昨年に引き続き、東京農業大学エクステンションセンターオープンカレッジ(社会人+学生向け課外講座=単位なし)にて「地域密着型茶摘み・安倍川源流ブナ原生林トレッキング講座」を開催いたします。昨年との違いは、ワークショップの時間を短縮して村の散策(山菜探し?)をゆっくりする時間を設けたこと。安倍川源流散策の場所が「オオイタヤメイゲツの森」から「ブナ原生林」にバージョンアップしたこと、です。

時間も1.5時間⇒3時間(昼食休憩含む)となります。明治時代に湧水を利用して作られた「ワサビ田」の棚田や湧水が溢れ出るスポット、そしてブナの巨木を見ながら清流に沿って歩きます。

茶摘みは梅ヶ島の中で一番春が早く訪れる「入島」の畑にて体験。自家工場の見学もいたします。

吊り橋の向こうの茶畑でお弁当タイムの予定です。 

詳細・お申し込みは http://www.nodai.ac.jp/extension/course-c023.html

昨年の様子は↓

安倍川源流ブナ原生林の様子は↓

かつてのワサビ田↓

 

 


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自然農法の善光園さん見学@島田市&牧の原

2011年02月27日 | 最新ニュース

有機農法?自然農法?どちらがチャノキにとって良いの?

どちらが環境にとって良いの?

そしてどちらが私たちの体には良いの?

難しい問題です。実践して模索している茶農家さん善光園さん↓を訪ねてきました。

自然農法に取り組んで7年。有機農法を継続する茶畑と自然農法を導入した茶畑の違い。善光さんの考えるより良い農法は?とても参考になるお話ばかり。梅ヶ島の農家さんと一緒にしっかり受け止めて帰ってきました。

心がけるのは樹間を取ること↓

チャノキの1本立ちに仕立てること↓

有機栽培よりも自然栽培にチカラをいれはじめている善光さんでした!

 

 

 

 


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ここってホントに静岡?

2011年02月27日 | 最新ニュース

今年一番の積雪でした。道路脇には雪だるまがたくさん作られていました。写真は「隠れ茶」の畑!

今年の春は遅霜が来ませんように~☆

 


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紅茶農家さんのご紹介

2011年02月08日 | お茶レシピ・お茶雑学

23年ほど前に近所の茶農家から誘われて作り始めた「紅茶」。

とても研究熱心なまじめな性格の持ち主ですから、(何となく予想はできますが)その当時の様子・製法をうかがって予想以上で驚き!!

当時は紅茶の製法も手探りで「師」を求めてあちらこちらに。しかし思うようなご指導は得られず「静岡県茶業試験所(現 静岡県農林技術研究所 茶業研究センター)」を尋ね、紅茶に関する論文を読み製法を習得。萎凋機は論文中の写真から想像して「穀物乾燥器」!を改造して回転式萎凋機を独自に制作。その後、友人がインド視察から持ち帰った写真からヒントを得て「底面送風式萎凋機」を制作。現在はこの底面式をもっぱら利用しているとのこと。

 

【回転式萎凋機】

 

【底面送風式萎凋機】

発酵に関してもアレコレ試してみたそうで、床に置いてむろをかぶせて湿度を調整したり、棚にいれて温度を調整してみたり・・・

現在は4段の棚で自然発酵をじっくり待ち、途中様子を見ては上下、前後を変えて均一化を図るそうです。

何よりも大切にしていることは、「どの段階でも茶葉の様子を見ながら・・・」とのこと。

自園の茶葉、自家工場、自分自身の経験と勘を駆使しつつも「今でも日々試しながらより美味しい紅茶を探している」とおっしゃる農家さん。隠れ茶和紅茶が美味しい、特に香気が高いのは、生育する標高が高く、寒暖の差が激しく霧も多発という自然環境がなせる技がかなり重要です。が、う~~んっ、このような農家さんの技と想いも大切な要因だったのです。 みんなで応援したいですね。 

何よりも私は香り高い安心なお茶が嬉しく茶農家さんに感謝です~♪


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