といっても、王の中の王(King of Kings)のような意味でなく、そのものずばり。
仏像の中に仏像が納められている、いわゆる胎内仏です。
その胎内仏を道成寺で見てきました。
道成寺境内。真ん中の建物が本堂。
道成寺といえば、能楽『道成寺』をはじめとする“道成寺もの”を思い浮かべる方が多いかと思いますが、kaneurikichiji が今回の旅で見たかったものに、その胎内仏がありました。
道成寺には三体の千手観音菩薩像が安置されています。
そのうちの一体は、室町時代に造られたもので本堂の奥まったところに安置されています。通称北向観音と呼ばれていて、33年に一度しか開帳されない、秘仏となっています。
本堂背面。真ん中の扉の向こうに北向観音がいらっしゃいます。
その北向観音。
1990年に修理された際、胎内からもう一体の千手観音菩薩像が発見されました。
調査の結果、奈良時代創建時の本尊と判明。
残念ながら、お顔と膝下が大きく欠けていましたが、修復の後北向観音とともに重要文化財に指定されました。
現在は、本堂に安置されていて、拝むことができます。

北向観音の次のご開帳は2038年。
その時、二体合わせてお目にかかれればと考えています。
仏像の中に仏像が納められている、いわゆる胎内仏です。
その胎内仏を道成寺で見てきました。

道成寺といえば、能楽『道成寺』をはじめとする“道成寺もの”を思い浮かべる方が多いかと思いますが、kaneurikichiji が今回の旅で見たかったものに、その胎内仏がありました。
道成寺には三体の千手観音菩薩像が安置されています。
そのうちの一体は、室町時代に造られたもので本堂の奥まったところに安置されています。通称北向観音と呼ばれていて、33年に一度しか開帳されない、秘仏となっています。

その北向観音。
1990年に修理された際、胎内からもう一体の千手観音菩薩像が発見されました。
調査の結果、奈良時代創建時の本尊と判明。
残念ながら、お顔と膝下が大きく欠けていましたが、修復の後北向観音とともに重要文化財に指定されました。
現在は、本堂に安置されていて、拝むことができます。

北向観音の次のご開帳は2038年。
その時、二体合わせてお目にかかれればと考えています。