かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

盛岡成分高めの本

2014年02月01日 | 旧ブログ記事(その他)
先日、“いわて文化財”に執筆したお礼で図書カードをいただきました。

さっそく、前から目をつけていた本を購入。



三上修著『スズメ つかず・はなれず・二千年』(岩波書店刊 1500円+税)です。

さわや書店フェザン店の書棚で見かけて、「次来たら買おう」を繰り返すこと2ヶ月。

ようやく手にしてさっそく買いました。

最初に確認したのは、挿絵を書いた方の名前。

予想通り、盛岡在住の漫画家、週刊モーニングで「とりぱん」を連載している、とりのなん子さんでした。

で、読みすすめていくと次の文章に出くわしました。

   雀神社というのもあります。有名なのは茨城県古河市にあるものです。
  私のご近所の岩手県盛岡市湯沢にも、雀神社があります。

「ん?『近所の岩手県盛岡市湯沢』?」

あわてて、著者の紹介部分を見てみると、「現在、岩手県医科大学講師」とありました。

文も挿絵も盛岡在住の方で、盛岡成分が高めの本です。

盛岡市民はもちろんですが、全国の皆さんにぜひ読んでほしいです。

「日本人にとって、『鳥といえばスズメ』といっても過言ではない」(まえがきより)のですから。
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