かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

あなたはプラチナメダリスト~フィギュアスケート鈴木明子選手

2014年02月10日 | 旧ブログ記事(その他)
ソチオリンピックが始まってますが、まだkaneurikichiji はまともに競技を見てません。

まだ、日本選手はメダルを獲得していないようですが、ゴールドメダルの上にプラチナメダルというものがあったら、それを受ける日ふさわしい選手に今朝の新聞の中で出会いました。

フィギュアスケートの鈴木明子選手です。



  「私は(小学生が出場する)全日本ノービス、全日本ジュニアでも王者になったことはない。
  スケートはひとそれぞれ伸びる時期が違うし、焦らなくていいですよ。」

13回目の挑戦で初めて全日本選手権に優勝した鈴木選手が、スケートをやっている子の親に語りかけた言葉だそうです。

たぶん、子どもたちにも同じことを言ってるんじゃないかと思います。

とかく、結果を求めがちなスポーツ選手(とその親)に、そのためにはこうすればいいとはあえて言わず、「ひとそれぞれ」だというのは、思っていてもなかなか口に出せないと思います。

けれども、いろいろ苦しみながらここまで競技人生を送ってきた鈴木選手だからこそ、言えることかもしれません。

自分の来し方をふまえて、きちんと分かりやすい言葉で、相手に安心感や勇気を与えられる鈴木明子選手は、素晴らしいアスリートとというよりは尊敬できる人間です。

団体は惜しい結果でしたが、個人では力を出し切ってほしいと思います。

試合を終えて、キスアンドクライから引き上げて来て、2012年世界選手権を勝ったカロリナ・コストナー選手のようなインタビューができることを祈ってます。

 インタビュアー 「あなたほど才能のある選手が世界の頂点に達するのに予想より時間がかかったのはなぜですか?」
 コストナー選手「才能がある選手は私だけでなく、大勢います。でも私には、きっと今までの時間が必要だったのだと思う。」

コメント (2)
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