かねうりきちじの横浜・喫茶店めぐり

珈琲歴四十年の中の人が、珈琲豆荷揚げ量日本一を誇る横浜港のある町の喫茶店でタンザニア産コーヒーを飲み歩きます

心が吸い込まれる場所

2014年02月13日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
今朝の日経新聞の1面コラムは、昨日、ソチオリンピックのスノーボード・ハーフパイプで、15歳の平野歩夢選手が銀メダルだったからなのか、

 不来方(こずかた)のお城の草に寝転びて
 空に吸われし
 十五の心

という石川啄木の短歌で始まっていました。

で、ちょうど不来方のお城、すなわち盛岡城跡の近くで会議だったこともあって、久しぶりに行ってみました。



啄木が寝転んだお城の中にその歌が刻まれた碑があります。



ちなみに、この歌碑の文字は啄木の親友、金田一京助の手によるもの。

啄木には

 ふるさとの山に向かひて
 いうことなし
 ふるさとのやまはありがたきかな

という岩手山を歌った、これも有名な歌があり、もちろん盛岡城からも見えるのですが・・・・



残念ながら、この時は雲に隠れていました。

盛岡駅からお城に向かう途中、渡った開運橋からは、



こんなきれいに見えたんですけどね。

雪がなくなったら、寝転びにまた来ようと思います。

十五じゃなく、老眼のおじさんですけど(^^)
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ペーパーレスでエコ会議

2014年02月12日 | 旧ブログ記事(その他)
これでもkaneurikichiji は一応社会人。

ですので、たまに会議というものに顔を出すことがあります。

で、その会議につきものなのが、資料。

紙に打ち出されたものが多いですが、iPad を購入してから、紙の資料を持って会議に出ていません。

会議資料は事前にPDFファイルで送られてくることが多いですし、word もしくは exel ファイルの場合でも、PDFに変換して、iPad に送っています。

送るのには、シンプルにDropbox というアプリを使っています。

で、もっぱら見るのはDocAS Lite 。



このアプリは書き込みができるので重宝してます。

adonit社のJotproを愛用してます

指でも可能ですが、スタイラスペンだとよりきれいに書けます。

メモをしたものも保存できるので、紙いらず。

ペーパーレス会議、オススメですよ~
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わたしはローガニスト~小さい文字が・・・・

2014年02月11日 | 旧ブログ記事(その他)
  『老眼は、年さへ取れば誰しもが経験するにきまつてゐるものであるから、
  一人一人は自分の眼を気にしてゐても、その不便を世間に披露する段に
  なると、これまた余りに当り前のことになつてしまつて、一向に面白味がない。』

これは、当時東京大学史料編纂所の教授で、後に所長を経て、国立歴史民俗博物館館長を務められた、土田直鎮さんの「老眼」という随筆の書き出しです。
  ※『日本歴史』300号(1973年)に初出で、『平安京への道しるべ』(土田直鎮著 吉川弘文館刊)に再録されています。

実はkaneurikichiji 、まだアラフォーですが、もうすでに、老眼。

まだ、新聞を読むのに、腕をまっすぐ伸ばして読むほどではありませんが、パソコンに向かって仕事をしていて同僚に資料を見てほしいと渡された文字がすぐに読めなかったり、ちょっとでも暗い場所だと新聞の活字も少し読みにくかったりします。

そんな程度なので、生活するのには困りはしないのですが、問題は研究。

先日も書きましたが、文字そのものの研究もしているので、木に文字が記された木簡(もっかん)を読むのがどうなのか、非常に気になります。

ものによっては、こんな感じで・・・・・



解読作業をするのです。

これは岩手県の道上(どうのうえ)遺跡から出土した木簡を、土田直鎮さんの四代後の館長である平川南先生(左)と解読しているところです。

通常、木簡の解読作業はこんなに暗い場所では行いません。

この木簡の場合、文字の墨が抜けてしまったため、斜めから光を当てて、わずかな凹凸をたよりに解読しなければならなかったので、こんな作業風景となったのです。

最近、木簡を読む機会がめぐってこないので、ちょっと不安。

体を鍛え上げたアスリートがソチで活躍する姿を見るたびに、眼を鍛える方法はないものかと思い悩んでいる今日この頃です(笑)
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あなたはプラチナメダリスト~フィギュアスケート鈴木明子選手

2014年02月10日 | 旧ブログ記事(その他)
ソチオリンピックが始まってますが、まだkaneurikichiji はまともに競技を見てません。

まだ、日本選手はメダルを獲得していないようですが、ゴールドメダルの上にプラチナメダルというものがあったら、それを受ける日ふさわしい選手に今朝の新聞の中で出会いました。

フィギュアスケートの鈴木明子選手です。



  「私は(小学生が出場する)全日本ノービス、全日本ジュニアでも王者になったことはない。
  スケートはひとそれぞれ伸びる時期が違うし、焦らなくていいですよ。」

13回目の挑戦で初めて全日本選手権に優勝した鈴木選手が、スケートをやっている子の親に語りかけた言葉だそうです。

たぶん、子どもたちにも同じことを言ってるんじゃないかと思います。

とかく、結果を求めがちなスポーツ選手(とその親)に、そのためにはこうすればいいとはあえて言わず、「ひとそれぞれ」だというのは、思っていてもなかなか口に出せないと思います。

けれども、いろいろ苦しみながらここまで競技人生を送ってきた鈴木選手だからこそ、言えることかもしれません。

自分の来し方をふまえて、きちんと分かりやすい言葉で、相手に安心感や勇気を与えられる鈴木明子選手は、素晴らしいアスリートとというよりは尊敬できる人間です。

団体は惜しい結果でしたが、個人では力を出し切ってほしいと思います。

試合を終えて、キスアンドクライから引き上げて来て、2012年世界選手権を勝ったカロリナ・コストナー選手のようなインタビューができることを祈ってます。

 インタビュアー 「あなたほど才能のある選手が世界の頂点に達するのに予想より時間がかかったのはなぜですか?」
 コストナー選手「才能がある選手は私だけでなく、大勢います。でも私には、きっと今までの時間が必要だったのだと思う。」

コメント (2)
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寒中よ市2014

2014年02月09日 | 旧ブログ記事(岩手・盛岡関係)
東北南部以東で大雪に見舞われた昨日、盛岡の材木町では、寒中よ市が開催。
 ※過去の寒中よ市はこちらから。



例年よりも雪が少なかったのですが、さすがに東京で44年ぶりに27センチの大雪を降らせた寒気のせいか、体感的には一番の寒さだった気がします。
 ※一日だけ気温が下がるより、真冬日が数日続くと、体感的には寒い気がします(←あくまでも個人の感想です(笑))

ちなみにまだ明るい時間帯でしたが、会場は氷点下3.4度。



まぁまぁの寒さでしたね。

ところで、今年は東京は虎ノ門のヴルストハウスでも『勝手に寒中よ市』をやっていたようで、スカイプを通じて何回か乾杯をしました。



こうしてベアレンの輪が広がっていくのは、CM出演者としてもうれしいことです。
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