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穏と言う純米吟醸/にごり発泡酒


若い頃に飲んだ印象で、味の傾向が自分には合わなくて、これまで地元の酒をずっと敬遠してきたんだが、贔屓の酒屋でこの酒を見つけて試しに飲んでみたら、これが大きく期待を裏切ってくれて美味いのなんのって(笑)

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この酒は、郡山市の東の外れにある酒蔵、仁井田本家の穏(おだやか)という純米吟醸なんだが、仁井田本家というと地元では金寶自然酒が有名で、自分としては甘すぎて好きになれなかった記憶があった。

なので、1升瓶を買うのはかなり迷ったし、ましてや、濁り酒については甘口のイメージもあったし、ハズレたらどうしようと思ったんだが、酒屋店主の 「甘くはないし美味いですよ!」 の言葉を信じて買ってみたという訳だ。

それと、発泡酒、たぶん荒走り? ってことも背中を押した要因ですね。

今、2升目を飲んでるところで、つまり、それだけ気に入ってしまったってことだ。

程好い辛口で味も深く微炭酸、なかなかいい。 大好きな大信州の合間に、この穏を挟んで晩酌を楽しんでんだが、大信州を二晩飲んだら次は穏みたいな。

炭酸の度合いとしては隣に写ってるサンペレグリノ位で、沈殿したもろみ、つまりは酒粕なんだが、均一にしようとそっと優しく瓶を逆さまにして、それから封を切ったんだが、なんとキャップが天井まで飛んで勢いよく吹き零れてしまった。

おっと勿体無い。 あわてて口で塞いだことは言うまでもなく(笑)

それにしても、一升瓶の日本酒をラッパ飲みしたなんてのは初めてのことです。 まさに酵母が生きてるのを実感ですね。


実はこの穏のにごり発泡酒、一般的には出回らない特別な酒のようです。 流通しているのは発泡でも濁りでもない酒、ただの穏純米吟醸ということらしい。

ちなみに、酒米は美山錦、精米歩合60%、アルコール16度(加水調整)、日本酒度は不明です。 飲んだ感じとしては+2くらいの飲み心地ですかね。

2,800円(税別)



さて、写真は大信州です。 今年の仕込シリーズは、十五号、三十二号、五十号、六十六号、そして先日発売ほやほやの七十二号で番手はお終いです。

生の五十号を1本だけストックしてるんだが、そろそろ飲んでやらないとなぁ~

第2弾として火入れ(瓶燗)した五十号も9月に出てるんだが、これもまた良い感じで今は魚紋で飲んでます。 最初に出た生とは違った深みのある酒になってる。

こっちのランキングも、何とか面倒みてやって下さい。

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