がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 アイマス あずキャット 001&暮れの御挨拶

2009年12月31日 | 模型
今年もとうとう大晦日。年々更新ペースが悪くなるブログですが、
アクセス見ると誠に申し訳ないほど閲覧していただきまして、誠に有り難うございました。

 
 さて、今年最後の更新は、先日闇雲に製作開始宣言したハセガワ1/48アイマス痛機の
F-14D三浦あずさ仕様の製作記第一回目となります。年内最終で製作記は一回目とは、
我ながらキレの悪いウンコみたいですな。

 で、ハセガワの1/48トム猫さんですが、以前このブログでも難物扱いしましたが、
実際他のハセガワ機の中でもトップクラスの面倒くささを誇ってます。F-18ホーネットかF-14かっつーくらい。
ただ、車モデラーさん向けに言いますと、フジミのエンスーカウンタックよりは遙かにマシって程度です。
時間と労力さえ費やせばどうにでもなるとも言えます。組み立ては面倒くさいけど
完成時の出来は他社製のトム猫キットを全く寄せ付けないと言えます。対抗馬はスケール違うけど
タミヤの1/32F-14位か。組み立て難度はタミヤの圧勝ですが(笑

 で、我が家にはこの1/48ハセ猫をF-14A×3・F-14B×2・F-14D×1とこのアイマス機以外に
六つほど積んじゃってますので、アイテムとしてはエヴァやUFO同様番外になるんですが
ブログネタとしては自分用に備忘録を兼ねて製作記を作っておくことにしました。
車専の方には全くもってツマんないかもしれませんが堪忍え。

 飛行機といえばコックピットが出来上がらないと先に進めないのですが、このキットは
早速コックピットから中々スンナリ進ませてくれんのよ。

バスタブ式のコックピットベースにコンソールパネルを貼り付けていくんですが、
組み順・摺り合わせ含めて充分な仮組みがないと巧く収まらん。
 画像の後部の赤丸のパネルはバスタブ側の取り付け面をパーツの付く面積分だけ削り込んでやります。
一方前部のパネルは黄丸のパネルパーツの前後端をチョビットずつ摺り合わせて収め込んでやります。
設計自体が古いこともあるんですが、パネルパーツに豪快なバリが出ていることから
本来の設計よりも厚めに射出されてることが推察できますな。そこらをフォローしてやるって事です。
ちなみにほぼ全てのパーツにこの金型精度の悪さによる外プラ並のバリが発生してますんで
パーツの接着面は接着前に面出しをキチンとしてやることが必須になります。これで製作時間が2倍位に延長されますw

 コックピットのバスタブの裏面には、前脚収納庫のパーツを接着します。ベースパーツに
壁面を箱組みして作るんですが、先に書いた様にキチンと接着面を面出ししてやんないと
箱が歪むのですよ奥さん。この面出しが一々面倒くさいとか言いたくなるけど、そもそもプラモって
こういうもんだった筈なんですよね。このキットの精度が悪いと言うより、近年のキットの精度が良すぎってとこか。


 機首部分は左右分割構造。で、左側の機首部分は、バルカン砲を覆うパネルとステップ収納のパネルが
別パーツにされてます。これがまた合いが非常に悪い。特にバルカン横の前後二枚の
バルジ付きカバーは、四角のパネルの筈が平行四辺形になっとりまして、そのまんまじゃ歪んで付いてしまう。

なので、黄色点線部に0.5mmのプラ板を貼り付けて、パネルが四角くなるように成型してやります。
ついでに赤矢印のNACAダクトもモールドが死に気味なので、車プラモ同様に一回穴開けてから
裏からプラ板貼ってやりました。作業後の画像も撮ったつもりでしたが撮れてなかった・・・

 
 機首左右の接着の前に、別パーツになってる機首下面のパーツを仮組み。機首の左右幅は
この別パーツ

を基準にしないと後々胴体合体時にまで隙間や段差で悩むことになるので結構重要なポイントかも。
 その為に、機首後端の壁面をゴッソリ刳り貫いてやって、最終的な機首組み立て時に
件の別パーツを基準に出来るように調整幅を持たせてやります。ついでに言うと胴体と機首との
合体時に強度アップの為のベロをプラ板で付けられるようにって意味もあって、パーツの厚みだけ残して
後はゴッソリ除去しました。
 調子ぶっこいて省略されてるバルカン砲後部のスリットを再現しようかと思ったら大失敗。
正確に多数のスリットを掘削するって難しいですね。ファインモールドのエッチングに

実はこの部分がパーツ化されてるんですが、手持ちストックは4セットしかないのよ。
こんな色物アイテムにそんな高価な物奢る気はないので、失敗したのをパテ埋めして
後は見なかったことにしようと思います(殴

 今回はキャノピーを閉じて作るつもりなんですが、その場合は

↑の赤丸部が邪魔なので忘れないように真っ先に切り飛ばし、

↑のパーツの凸モールドが干渉してキャノピー後部が浮くのがこのキットの御約束
なので、
凸モールドを削り落とし、更に許容範囲までパーツを削り込んで薄くして、

消えちゃったモールドは凹モールドで再構築してます。このパーツの上にキャノピーフレームのパーツが来るので
殆ど隠れちゃうからこれで良いのだ。ちなみにキャノピーフレームは先駆者等の偉い人に寄れば

上の図の点線部辺りで後部だけ残してフレームパーツを切り飛ばして「無かったこと」にしないと
彼方此方干渉して苦労するらしい。そこらはコックピットパーツを完全に仕込んでから確認してみようと思います。

車と異なりパネルラインがメチャクチャ多いので、それをなるべく殺さないように
ピンポイントでパテ盛りやらプラ板修正やら仕掛ける為、サクサクとは進まんのですよ。
年末年始で何処まで進めることが出来るやら・・・。新年は5日から仕事なので、それまでに
インストの半分くらいには到達しておきたいんですが前途多難であります。


 さてさて、先日、今年最後の密輸品が居酒屋さんから届きました。

 前の記事で出した画像の中に入ってたメンバーが此処にも登場(笑。こんな事で益々積みが増える。
ちなみに、前回紹介した密輸品全部の総額よりも、今回届いた居酒屋さんからの荷物の総額の方が
実は高かったりするんよね。ヒロのロータス77とネタに出来ない謎のキットが高額だからなんですが、
私的にはタミヤのF60やフジミのF187/88Cは高いナーって思うんだけど、ヒロのキットや
謎のガレージキットは価格相応って思えるんですよね。何故だろう?
 クレオスから新発売の「真・溶媒液」っつーのも買ってみました。田舎じゃ未だに
中々手に入らないので居酒屋さんにお願いしたのですが、この液は干からびて死んだ同社塗料を
復活させる液だそうです。揮発させることでコンスタントに塗料を買わせる陰謀が窺えるくらい
クレオスの塗料瓶って密閉性が×だったんですが、そのお陰で田舎じゃ手に入れ難い
300番台の特色でどれほど泣かされてきたことか。それが解消されるなら嬉しいんですが、その性能や如何に?




 今年は結局車が3台とエヴァ情景で終わってしまいました。しかも車は全部イロモノという(笑
来年はもう数をこなすのは諦めて、自分で納得できる物を一つは完成させたいですね。
折角参加してる模型クラブの展示会を考えると、車で数を稼げない分、他のジャンルで
何とか埋め合わせをしていくとして、作るのが苦痛にならないように気を付けないとイカンです。

つー感じで、皆さん、よいお歳をお迎え下さいませ~
コメント (15)
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舌の根もウェットな間に

2009年12月21日 | 模型
ども!

先日後輩の結婚披露宴出席のために佐賀県に行ったんですが、その帰りに福岡の粕屋にある
イオンモールに立ち寄ってきました。実は私は全然知らなかったのですが、このモール内に
九州最大規模の模型店が在るんだそうです。っつーか在ったんです。しかも基本全商品2割引。
交通費考えると私が住んでる場所からは、プラモ買うためだけに行くにはチョット厳しいんですが
仕事関連で福岡にはちょくちょく行きますんで、そのついでとかなら実に都合が良いので、
福岡の出張が楽しみになりそうです。ええ、散々積んでて悩んでる割に、更に積むのを増やしましたとも。
お店は文教堂ホビープラザってとこ。ガンプラよりもスケールモデルの在庫が圧倒的に多い
今の時代信じられない大型店舗。ホビーボスやトラペやレベルなどの海外製品も豊富に在りますし
マテリアル&ツール&書籍も充実。大型家電量販店の模型コーナーとは訳が違うので
ヘタすると周辺のプラモ屋が壊滅に追い込まれるんじゃないかと心配してみたけど、
壊滅した後に出てきたと言えるかも知れません。九州地区の一筋の光明みたいな感じです。
実は、このモールには過去に何度か来てるんですが、こんな模型店がテナント構えてるとは知らなかった。
今回行ってみて「何故今まで気付かなかったのか」が判った気がする。と、言うのも
かなりシャレた店構えでして、パッと見模型店に見えないんですよ。


 さて、前回書いた謎のネタですが、今日は朝からカミ様が外出してくれましたので
届いていたプラモの段ボールを全持ち込み全開梱♪しやしたのでご紹介。

↑全部でコンだけのメンバーが登場したわけですが・・・・

とても自動車モデラーの買い物ぢゃねぇな(笑。

まだあと一つ、居酒屋さんからロータス77とか複数買い用のF187/88CとかF60辺り含めて
月末頃に届く予定です。流石に確実に確保したいアイテムは信頼できるトコから買わないとね。

にしても自称カーモデル専門とか言ってる割に何とも節操のない買い物です。まぁ、積み道を極めし人に言わせると
この時期の買い物としては私の買い物量でも可愛いもんでしょ?のレベルだそうです。おそ露西亜。
 で、最初の画像で一番下に鎮座してたのが、前回ネタにしたデカいプラモ、レベルの1/48B1Bランサー。
超音速可変翼付き爆撃機のキットです。最近店頭に出掛けた人であれば、ハセガワの
1/48のアイマス機のキットがデカい顔して陳列されてるのをお見かけかと思いますが、

1/48のトムキャットを相手にしても寄せ付けないデカさの箱。しかも、このキットは
ハコガデカいだけじゃなく、胴体が頭・胴・ケツに3分割されてるパーツ構造になってて、
完成しちゃうとこの箱より更にデカくなるという代物。全長93cm、全幅(翼展開時)85cmっつーサイズ。

飾ることを考えて買ってはいけない製品です(笑。

当然私もそんな事考えちゃいませんよ。これだけのサイズでお値段約55ドルの送料約25ドル。
製品自体は少し前の金型ですが、再販品でもアホみたいな価格にしてくる日本のメーカーには
悔い改めて欲しい気もします。特に星のマークとかF1乱発してるとことか。

それにしても、なんだか空飛んでる輩が多い買い物となってしまいました。

 さて、昨夜模型クラブの例会ってのがありまして、そこに会員さんがアイマスの千早F15ってのを
早速に持ってきてて製品を見せてくれました。ワシはまだF14を開梱する前だったので
興味津々で見せてもらったんですが、成形色が青だわデカールが箱面積よりデカいわと
飛行機模型とは思えないような異質な構成に驚きました。で、そこで仲間内で出た話が
「これ、アイテム的に作る時期外すと永遠に棚の肥やしになる可能性が高いね」
っての。ワシもマジでそう思う。殊に飛行機専のモデラーではないし、アイマス自体よく知らんので
作る前にデカール腐らせそうです。しかも、F-15もそうだったんですが、アフターサービスのデカール代が異常。
キット代が6000円程度なのに、アフターサービスのデカール代が5000円弱(笑。

っつーことで、以前リストアップした作りかけ五人衆の事は、取り敢えず綺麗サッパリ忘れまして(え?)
年末年始突貫含めて、F-14あずキャットを早急に作ってしまうことにします。ごめんねごめんね~。



 っつーことで、模型部屋にあずキャットを持ち込んで早速ご開帳。

F-15は成形色が青でしたがコイツは紫orz。グレーで良いんですけど~。当たり前ですが
パーツそのものは金属製ホイールやゴムタイヤやエッチング含めて同社F14シリーズと同じ。
っつー事は、組み立て難易度も同じになります。なんぼ成形色を紫で決めてても、
彼方此方パテやらプラ板だらけになるキットですから意味無い気がするんですけどね。

 噂のデカールも、やはりF-15同様に超デカい大判とその半分くらいのやはり大判の二枚構成。
アフターサービスのデカール代はF-15より少し安くて3200円+1300円の4500円(笑)となっとります。
もはやデカールを買ったらオマケでキットが付いて来たっつー感じですな。

かのデモドリ氏にまで手を出させ速攻モデリングに追い込んだハセガワのアイマス痛機シリーズ。
俺ちんも実は今に至ってもニコ動で見た程度の事しか知らないので、何故に買ったか
自分でも未だによく判っていないという状態ですが、流石にバリバリ海軍仕様みたいに
ディテールアップを施す気は更々無いので、素組み+αの完成第一主義にて進めることにします。
っつっても、このキットはその素組みが大変だったりするんですけどね。



車模型はなんだか最近F1ばかり出てきて、他のが割食ってる気がしてならん。
お陰で車以外の物ばかりに魅力を感じてしまう今日この頃・・・・

☆☆☆
 新米パパさん幹事で計画された模型ブログ仲間共催の
「第4回 輝け!モデルカーキット製作&完成品野ざらし祭り!!!また×3、ポロリがあったよ(爆」
が遂に開催となりました。HP解説の新米パパさんお疲れちゃん~。私もポロった筈が
あの記憶から抹消したはずのタミヤの"88ターボで無理矢理仲間に入ってます。917Kは当然ポロッてるけど(笑
今回は完走も多くて中々見応えある祭りになりました。是非覗いてみて下さいまし!!。
コメント (13)
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気が付けば年末

2009年12月13日 | 模型
どもーー!テンションナイアガラの@河童です。

ここんとこ出張連発で、今日なんて子どもから「あれ?お父ちゃん何故家にいるの?」とか
真顔で言われたりする状態ですが(汗、一応今日片付けた出張仕事で、泊まりがけの出張りは
年内終了です。10~12月の三ヶ月で丁度10箇所延べ33日の出張だらけ状態でしたが、
漸く、ホントに漸く完了となりました。

まぁ出張りっぱなしって訳ではなく、間にはちゃんと自宅に帰還してましたがね、
仕事で精神的にテンパると、模型とかむしろやりたくねぇな(笑。全く何もしとりません。

 さて、そんな中、実は個人的に懸念していた荷物が漸く届きまして、目下注文したまま
支払いだけ済まして発送を止めて貰ってる荷物が2桁に乗ってますが、ソッチにも発送をお願いすることが
漸く出来そうです。かといって、一気に届いちゃうと我が家の税関でエラいことになりますんで
目下どういうスケジュールで発送して貰うかを、自分が自宅や事務所に居る時間を鑑みながら
鋭意脳内作戦会議中。

今の俺ちゃんの脳内では↑こんな感じで会議中。こうなっちゃったのも、プラッツが
F-8Kクルセイダー1/144のキットの発売日を5月→6月→7月→・・・と延々延期してきた上に
トドメが12月になって「発売日未定となりました」とかナメた事しやがりましてね、
コレの煽りで同梱させてた荷物を一度バラして組み替えて再発注とか、色々手間掛かっちゃった影響で
10月とか11月に発送して貰うはずだったアイテムが、軒並み今月届く算段になっちゃって
慌てて調整しまくってる訳ですな。所帯持ちの通販頼みな田舎モデラーの悲哀ってトコでしょうか。
 で、こうして調整できるアイテムはまだ良いんですが、今回到着日未定で海外からのアイテムが
「It cannot be done. As for sending out to foreign countries, The date specification is impossible. 」
とかいう事で、コレが着いてくれないことにはどうにも動けなかったのだ。

↑漸く届いたのがコレw携帯電話と比較すると大きさが判るかと。ちなみに梱包は一品のみ。
商品一つがこの大きさですよ奥さん。ええ、流石にコッチの都合とかお構いなしに届きましたよ。
カミ様が受け取りましたよ。
「なんだかデカいのが届いたけど何?何なの??」
と尋問を受けましてねぇ、、、、流石に誤魔化しようがないので、正直にプラモだと言いました。
はい、当然年末に何かプレゼントらしき物をカミ様に買わされる予定となりました。

折角我が家にはクリスマスとか無いのに(泣

我が家は先祖代々敬虔な仏教徒の家庭なのでクリスマスがないのはリアルな話。
それなのにそれなのに・・・

つか、円高だから買ったようなもんなのに、これじゃぁ逆に高く付いちゃうなぁ(´・ω・`)

さて、箱の中身はなんでしょう。プラモはプラモです。トランペッターのGT40とかF-14Dとか
ベタなアイテムじゃぁありやせん。万が一正解した御仁には、我が家ではクリスマスやんないけど
何か積んでる中からですがプレゼントします(笑。いらねぇ!って言われそう?。

 さて、ついでと言ってはなんですが、モデルファクトリー・ヒロの直営店バルケッタさんにて
ネット会員限定の特価セールが開催中です。会員向けにはメールだけではなくアナログ文書通信で
アイテムリスト入りの案内状も届いてましたから御存知の方も多いかな?別に頼まれたわけでもなく
中々品揃えが豊富なセールだったので、これを気にガレキ作ったこと無い人もお一つ如何?って感じで
記事にしてみました。会員限定って事で、未入会の方はバルケッタのHPで会員登録(無料)する必要はあるけど
製品案内とか会員限定商品とか時々出てきますんで、ガレキ好きなら入る価値あると個人的には思います。
とか言いながら、ガレキは必要以上に積みたくないというのもあって、私は何も買ってなかったりするんですが。
アイテムはヒロさんとこの既発キットとST27の既発キットがラインナップされとります。
コメント (6)
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