今年もとうとう大晦日。年々更新ペースが悪くなるブログですが、
アクセス見ると誠に申し訳ないほど閲覧していただきまして、誠に有り難うございました。
さて、今年最後の更新は、先日闇雲に製作開始宣言したハセガワ1/48アイマス痛機の
F-14D三浦あずさ仕様の製作記第一回目となります。年内最終で製作記は一回目とは、
我ながらキレの悪いウンコみたいですな。
で、ハセガワの1/48トム猫さんですが、以前このブログでも難物扱いしましたが、
実際他のハセガワ機の中でもトップクラスの面倒くささを誇ってます。F-18ホーネットかF-14かっつーくらい。
ただ、車モデラーさん向けに言いますと、フジミのエンスーカウンタックよりは遙かにマシって程度です。
時間と労力さえ費やせばどうにでもなるとも言えます。組み立ては面倒くさいけど
完成時の出来は他社製のトム猫キットを全く寄せ付けないと言えます。対抗馬はスケール違うけど
タミヤの1/32F-14位か。組み立て難度はタミヤの圧勝ですが(笑
で、我が家にはこの1/48ハセ猫をF-14A×3・F-14B×2・F-14D×1とこのアイマス機以外に
六つほど積んじゃってますので、アイテムとしてはエヴァやUFO同様番外になるんですが
ブログネタとしては自分用に備忘録を兼ねて製作記を作っておくことにしました。
車専の方には全くもってツマんないかもしれませんが堪忍え。
飛行機といえばコックピットが出来上がらないと先に進めないのですが、このキットは
早速コックピットから中々スンナリ進ませてくれんのよ。
バスタブ式のコックピットベースにコンソールパネルを貼り付けていくんですが、
組み順・摺り合わせ含めて充分な仮組みがないと巧く収まらん。
画像の後部の赤丸のパネルはバスタブ側の取り付け面をパーツの付く面積分だけ削り込んでやります。
一方前部のパネルは黄丸のパネルパーツの前後端をチョビットずつ摺り合わせて収め込んでやります。
設計自体が古いこともあるんですが、パネルパーツに豪快なバリが出ていることから
本来の設計よりも厚めに射出されてることが推察できますな。そこらをフォローしてやるって事です。
ちなみにほぼ全てのパーツにこの金型精度の悪さによる外プラ並のバリが発生してますんで
パーツの接着面は接着前に面出しをキチンとしてやることが必須になります。これで製作時間が2倍位に延長されますw
コックピットのバスタブの裏面には、前脚収納庫のパーツを接着します。ベースパーツに
壁面を箱組みして作るんですが、先に書いた様にキチンと接着面を面出ししてやんないと
箱が歪むのですよ奥さん。この面出しが一々面倒くさいとか言いたくなるけど、そもそもプラモって
こういうもんだった筈なんですよね。このキットの精度が悪いと言うより、近年のキットの精度が良すぎってとこか。
機首部分は左右分割構造。で、左側の機首部分は、バルカン砲を覆うパネルとステップ収納のパネルが
別パーツにされてます。これがまた合いが非常に悪い。特にバルカン横の前後二枚の
バルジ付きカバーは、四角のパネルの筈が平行四辺形になっとりまして、そのまんまじゃ歪んで付いてしまう。
なので、黄色点線部に0.5mmのプラ板を貼り付けて、パネルが四角くなるように成型してやります。
ついでに赤矢印のNACAダクトもモールドが死に気味なので、車プラモ同様に一回穴開けてから
裏からプラ板貼ってやりました。作業後の画像も撮ったつもりでしたが撮れてなかった・・・
機首左右の接着の前に、別パーツになってる機首下面のパーツを仮組み。機首の左右幅は
この別パーツ
を基準にしないと後々胴体合体時にまで隙間や段差で悩むことになるので結構重要なポイントかも。
その為に、機首後端の壁面をゴッソリ刳り貫いてやって、最終的な機首組み立て時に
件の別パーツを基準に出来るように調整幅を持たせてやります。ついでに言うと胴体と機首との
合体時に強度アップの為のベロをプラ板で付けられるようにって意味もあって、パーツの厚みだけ残して
後はゴッソリ除去しました。
調子ぶっこいて省略されてるバルカン砲後部のスリットを再現しようかと思ったら大失敗。
正確に多数のスリットを掘削するって難しいですね。ファインモールドのエッチングに
実はこの部分がパーツ化されてるんですが、手持ちストックは4セットしかないのよ。
こんな色物アイテムにそんな高価な物奢る気はないので、失敗したのをパテ埋めして
後は見なかったことにしようと思います(殴
今回はキャノピーを閉じて作るつもりなんですが、その場合は
↑の赤丸部が邪魔なので忘れないように真っ先に切り飛ばし、
↑のパーツの凸モールドが干渉してキャノピー後部が浮くのがこのキットの御約束
なので、
凸モールドを削り落とし、更に許容範囲までパーツを削り込んで薄くして、
消えちゃったモールドは凹モールドで再構築してます。このパーツの上にキャノピーフレームのパーツが来るので
殆ど隠れちゃうからこれで良いのだ。ちなみにキャノピーフレームは先駆者等の偉い人に寄れば
上の図の点線部辺りで後部だけ残してフレームパーツを切り飛ばして「無かったこと」にしないと
彼方此方干渉して苦労するらしい。そこらはコックピットパーツを完全に仕込んでから確認してみようと思います。
車と異なりパネルラインがメチャクチャ多いので、それをなるべく殺さないように
ピンポイントでパテ盛りやらプラ板修正やら仕掛ける為、サクサクとは進まんのですよ。
年末年始で何処まで進めることが出来るやら・・・。新年は5日から仕事なので、それまでに
インストの半分くらいには到達しておきたいんですが前途多難であります。
さてさて、先日、今年最後の密輸品が居酒屋さんから届きました。
前の記事で出した画像の中に入ってたメンバーが此処にも登場(笑。こんな事で益々積みが増える。
ちなみに、前回紹介した密輸品全部の総額よりも、今回届いた居酒屋さんからの荷物の総額の方が
実は高かったりするんよね。ヒロのロータス77とネタに出来ない謎のキットが高額だからなんですが、
私的にはタミヤのF60やフジミのF187/88Cは高いナーって思うんだけど、ヒロのキットや
謎のガレージキットは価格相応って思えるんですよね。何故だろう?
クレオスから新発売の「真・溶媒液」っつーのも買ってみました。田舎じゃ未だに
中々手に入らないので居酒屋さんにお願いしたのですが、この液は干からびて死んだ同社塗料を
復活させる液だそうです。揮発させることでコンスタントに塗料を買わせる陰謀が窺えるくらい
クレオスの塗料瓶って密閉性が×だったんですが、そのお陰で田舎じゃ手に入れ難い
300番台の特色でどれほど泣かされてきたことか。それが解消されるなら嬉しいんですが、その性能や如何に?
今年は結局車が3台とエヴァ情景で終わってしまいました。しかも車は全部イロモノという(笑
来年はもう数をこなすのは諦めて、自分で納得できる物を一つは完成させたいですね。
折角参加してる模型クラブの展示会を考えると、車で数を稼げない分、他のジャンルで
何とか埋め合わせをしていくとして、作るのが苦痛にならないように気を付けないとイカンです。
つー感じで、皆さん、よいお歳をお迎え下さいませ~
アクセス見ると誠に申し訳ないほど閲覧していただきまして、誠に有り難うございました。
さて、今年最後の更新は、先日闇雲に製作開始宣言したハセガワ1/48アイマス痛機の
F-14D三浦あずさ仕様の製作記第一回目となります。年内最終で製作記は一回目とは、
我ながらキレの悪いウンコみたいですな。
で、ハセガワの1/48トム猫さんですが、以前このブログでも難物扱いしましたが、
実際他のハセガワ機の中でもトップクラスの面倒くささを誇ってます。F-18ホーネットかF-14かっつーくらい。
ただ、車モデラーさん向けに言いますと、フジミのエンスーカウンタックよりは遙かにマシって程度です。
時間と労力さえ費やせばどうにでもなるとも言えます。組み立ては面倒くさいけど
完成時の出来は他社製のトム猫キットを全く寄せ付けないと言えます。対抗馬はスケール違うけど
タミヤの1/32F-14位か。組み立て難度はタミヤの圧勝ですが(笑
で、我が家にはこの1/48ハセ猫をF-14A×3・F-14B×2・F-14D×1とこのアイマス機以外に
六つほど積んじゃってますので、アイテムとしてはエヴァやUFO同様番外になるんですが
ブログネタとしては自分用に備忘録を兼ねて製作記を作っておくことにしました。
車専の方には全くもってツマんないかもしれませんが堪忍え。
飛行機といえばコックピットが出来上がらないと先に進めないのですが、このキットは
早速コックピットから中々スンナリ進ませてくれんのよ。
バスタブ式のコックピットベースにコンソールパネルを貼り付けていくんですが、
組み順・摺り合わせ含めて充分な仮組みがないと巧く収まらん。
画像の後部の赤丸のパネルはバスタブ側の取り付け面をパーツの付く面積分だけ削り込んでやります。
一方前部のパネルは黄丸のパネルパーツの前後端をチョビットずつ摺り合わせて収め込んでやります。
設計自体が古いこともあるんですが、パネルパーツに豪快なバリが出ていることから
本来の設計よりも厚めに射出されてることが推察できますな。そこらをフォローしてやるって事です。
ちなみにほぼ全てのパーツにこの金型精度の悪さによる外プラ並のバリが発生してますんで
パーツの接着面は接着前に面出しをキチンとしてやることが必須になります。これで製作時間が2倍位に延長されますw
コックピットのバスタブの裏面には、前脚収納庫のパーツを接着します。ベースパーツに
壁面を箱組みして作るんですが、先に書いた様にキチンと接着面を面出ししてやんないと
箱が歪むのですよ奥さん。この面出しが一々面倒くさいとか言いたくなるけど、そもそもプラモって
こういうもんだった筈なんですよね。このキットの精度が悪いと言うより、近年のキットの精度が良すぎってとこか。
機首部分は左右分割構造。で、左側の機首部分は、バルカン砲を覆うパネルとステップ収納のパネルが
別パーツにされてます。これがまた合いが非常に悪い。特にバルカン横の前後二枚の
バルジ付きカバーは、四角のパネルの筈が平行四辺形になっとりまして、そのまんまじゃ歪んで付いてしまう。
なので、黄色点線部に0.5mmのプラ板を貼り付けて、パネルが四角くなるように成型してやります。
ついでに赤矢印のNACAダクトもモールドが死に気味なので、車プラモ同様に一回穴開けてから
裏からプラ板貼ってやりました。作業後の画像も撮ったつもりでしたが撮れてなかった・・・
機首左右の接着の前に、別パーツになってる機首下面のパーツを仮組み。機首の左右幅は
この別パーツ
を基準にしないと後々胴体合体時にまで隙間や段差で悩むことになるので結構重要なポイントかも。
その為に、機首後端の壁面をゴッソリ刳り貫いてやって、最終的な機首組み立て時に
件の別パーツを基準に出来るように調整幅を持たせてやります。ついでに言うと胴体と機首との
合体時に強度アップの為のベロをプラ板で付けられるようにって意味もあって、パーツの厚みだけ残して
後はゴッソリ除去しました。
調子ぶっこいて省略されてるバルカン砲後部のスリットを再現しようかと思ったら大失敗。
正確に多数のスリットを掘削するって難しいですね。ファインモールドのエッチングに
実はこの部分がパーツ化されてるんですが、手持ちストックは4セットしかないのよ。
こんな色物アイテムにそんな高価な物奢る気はないので、失敗したのをパテ埋めして
後は見なかったことにしようと思います(殴
今回はキャノピーを閉じて作るつもりなんですが、その場合は
↑の赤丸部が邪魔なので忘れないように真っ先に切り飛ばし、
↑のパーツの凸モールドが干渉してキャノピー後部が浮くのがこのキットの御約束
なので、
凸モールドを削り落とし、更に許容範囲までパーツを削り込んで薄くして、
消えちゃったモールドは凹モールドで再構築してます。このパーツの上にキャノピーフレームのパーツが来るので
殆ど隠れちゃうからこれで良いのだ。ちなみにキャノピーフレームは先駆者等の偉い人に寄れば
上の図の点線部辺りで後部だけ残してフレームパーツを切り飛ばして「無かったこと」にしないと
彼方此方干渉して苦労するらしい。そこらはコックピットパーツを完全に仕込んでから確認してみようと思います。
車と異なりパネルラインがメチャクチャ多いので、それをなるべく殺さないように
ピンポイントでパテ盛りやらプラ板修正やら仕掛ける為、サクサクとは進まんのですよ。
年末年始で何処まで進めることが出来るやら・・・。新年は5日から仕事なので、それまでに
インストの半分くらいには到達しておきたいんですが前途多難であります。
さてさて、先日、今年最後の密輸品が居酒屋さんから届きました。
前の記事で出した画像の中に入ってたメンバーが此処にも登場(笑。こんな事で益々積みが増える。
ちなみに、前回紹介した密輸品全部の総額よりも、今回届いた居酒屋さんからの荷物の総額の方が
実は高かったりするんよね。ヒロのロータス77とネタに出来ない謎のキットが高額だからなんですが、
私的にはタミヤのF60やフジミのF187/88Cは高いナーって思うんだけど、ヒロのキットや
謎のガレージキットは価格相応って思えるんですよね。何故だろう?
クレオスから新発売の「真・溶媒液」っつーのも買ってみました。田舎じゃ未だに
中々手に入らないので居酒屋さんにお願いしたのですが、この液は干からびて死んだ同社塗料を
復活させる液だそうです。揮発させることでコンスタントに塗料を買わせる陰謀が窺えるくらい
クレオスの塗料瓶って密閉性が×だったんですが、そのお陰で田舎じゃ手に入れ難い
300番台の特色でどれほど泣かされてきたことか。それが解消されるなら嬉しいんですが、その性能や如何に?
今年は結局車が3台とエヴァ情景で終わってしまいました。しかも車は全部イロモノという(笑
来年はもう数をこなすのは諦めて、自分で納得できる物を一つは完成させたいですね。
折角参加してる模型クラブの展示会を考えると、車で数を稼げない分、他のジャンルで
何とか埋め合わせをしていくとして、作るのが苦痛にならないように気を付けないとイカンです。
つー感じで、皆さん、よいお歳をお迎え下さいませ~