がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

水島コンビナートエリア散策&バンダイY-WING着弾

2015年07月27日 | 車&旅

毎年のことですが、この時期はちょっくら京都方面に行ってきたのでありました。最近の京都は日祝日の前夜はマジで部屋が取れない。

外国人の振りして「エクソキューズミー」とか言っちゃうと外国人バックパッカー向けの宿なんかもあるわけですが、

普通に日本人やってるなら、アホみたいな金額を取られるか、そもそも部屋が無いというクソみたいな洗礼を浴びてしまう状況。

っつーことで、20日~25日までというスケジュールに目一杯予定を詰め込むしか無かった。

 しかしながら、カミさんには19日から宿取ってる振りして1日早く出掛けまして、途中で立ち寄ったのは水島コンビナート。

夕方頃に瀬戸中央道の水島インターで降りまして、ネットで見た撮影スポットのヒントを手がかりに2時間程彷徨きまして、

所謂「マジックアワー」と呼ばれる夕暮れから夜に掛けての変わりゆく風景を堪能してきました。私のカメラはNIKON1というミラーレスカメラなので、

センサーが小さいという欠点があるのですが、やはり遠景だと解像度的に中々厳しいモノがありましたが、それでRAW現像で遊ぶ素材は沢山確保出来ました。

一時期HDR処理にハマってたんですが、フォトショのRAW現像システムの魅力を理解してからは、ずっとソッチの方向で遊んでおります。

 こういう弄くった写真は邪道とする向きがコンサバティブな写真愛好家には多いと聞きますが、私はむしろ好きに弄った方が楽しいですね~。

元々工場夜景の魅力に捕まったのが、20年以上前のゲーム「FINALFANTASY Ⅶ」の魔鉱炉のCGとタモリ倶楽部の工場マニア特集からなので、

ちょっと幻想的というか、現実離れしたような情景の方が好みです。

フォトショを使いこなすとまだまだ遊べるようなのですが、中々ツッコンで勉強する時間が無いのが残念。

 

一方で本命の京都。今回は何時にも増して非常にタイトなスケジュールとなってしまいまして、京都滞在中は殆どプライベートな時間は取れず、

模型屋巡りもエボXのカスタムショップも行けずじまい。ただ、団体さん行動でしたが久々に貴船の川床に行ってきました。

下界は35℃というド真夏日でしたが、貴船に来ると川床ってこともあって、なんと気温は16℃(笑)半袖半ズボンで行ってしまった為に、

ひたすら熱燗とお湯割りばっかり飲んでましたよ。

 忙しい間に時間だけが過ぎていき、気が付けば25日になって大分県のクソド田舎に帰ることになってしまい、

毎度の事ながらもっとユックリ過ごしたいと帰路に。今回は、水島に行く気満々だったので車で出掛けたのだけど、京都滞在中に車がデロンデロンに汚れたので

ちょっくらシャワーでも浴びて帰ろうかとコイン洗車場に立ち寄り。

京都市内にはこの手の「ノンブラシ洗車機」を設置してる処が何カ所かあるんだけど、私の車のように暗色系で尚且つガラスコーティング施工をしてる車には、

このノンブラシ洗車機というのは願ったり叶ったり。通常のブラシorスポンジタイプの洗車機だと磨き傷が盛大に入ってしまうのだけど、

ノンブラシだと車体には一切接触せずに高圧洗浄してくれるので、ザー--と機械通して後は拭き上げれば洗車終了というお手軽さがタマラン。

田舎には無いんよね~。

 そらそうと、画像に写ってるトヨタの黒ワゴン車。コイツの車体下が塗れてない事でおわかり頂けると思うが、この車のアホオーナーは、

洗車機内に車を駐めっぱにして何処かへバックレ中。土曜日って事で後から後から車が洗車場に入ってくるのだが、このクソワゴンが一台占有してるせいで

中々順番が回ってこないという状況。この洗車場には手洗い洗車やコーティング担当のスタッフが居るのだが常駐では無く、

午前8時半頃にスタッフが来てみると、車が放置してあってドライバーが居ないという状況になってて、とても困ってるようでした。

都会は人口が多い分、田舎よりもアホが数的に多いんだろうねぇ。

京都から帰還したら、密林からY-WINGが届いていた。このY-WINGですが先行のX-WINGやTIE-FIGHTERと比べるとお値段高め。

その理由が、多分この超絶立体ディテールの為のスライド金型使いまくりに有るんじゃ無かろうかと。Y-WINGは、ファインモールドがキット化するまでは、

人気が高い機種なのにマトモなキットが無かった曰く付きの機体。機体後部の細いフレーム上にビッシリと盛り込まれたメカメカしいモールドは、

プラモメーカー的には非常に厄介なディテール表現を要求されることもあって難儀なアイテムだったらしい。

しかし、ファインモールドが遂に完璧に近いモノを出してくれたのだが、それでも再現しきれなかった部分も多かった。で、今回のバンダイ版なのだが、

おそらくディテール的にFM版よりも更に上なんじゃなかろうかと。特に、フレーム表面を這う細いパイピングが、なんと全て別パーツ。

1ランナー全部がパイプつっても大袈裟ではない状態になっていて、この小さな機体のキットに、なんでこんなにランナーが有るんだ?と

箱開けて正直面食らった。後発の意地って言うんでしょうか、先行のFM製の出来が良かっただけに、少なくとも同等かそれ以上を要求される訳で、

それを難無くこなしてくるところに、正直好きなメーカーじゃ無いんだけど、改めて凄いと感心させられた。この技術で是非デカブツを出して欲しい。

 

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映画「マチェーテ」

2015年07月15日 | ホームシアター&エンタメ

 

っつー訳で、もう何時発注したのかさえ忘れてましたが、WAVEのMa.Kシリーズ新作「ラリーポーン」が届きました。

前は でじたみん とか あみあみ 辺りを利用して買ってましたが、発売延期が上等なプラモ業界にありながら、発注を一々月締めされて面倒くさいのが困りもの。

たとえば、7月発売の製品を5つ頼んでるとして、その内の一つが8月に延期になったとすると、場合にも依りますが梱包を二つに分けられてしまったり、

或いは7月発売のと8月発売のを1梱包で発注出来なかったりするんですよね。以前の様に毎月爆買いしてた頃はむしろ重宝するシステムなんですが、

最近のように月に1~2個しか買わないようになってからは、もうただ面倒くさいだけのシステムに思えてきた。

 一方でアマゾンだと、単価そのものは先述の通販サイトよりも少し割高なものの、発売前の商品であれば単に予約でポチッとけばイイだけなので

ここのところはアマゾンばっかり利用しとります。アマゾンと言えばやたら大々的にプライム会員セールとか煽ってましたが、期待してサイトを覗いてみると

言うほど安くなってないし、目玉商品は即完売で全く以て利用価値を感じないセールに思えまする。

そらそうとラリポーーン♪ですが、なんと箱を開けてビックリのピンク成型色。別に成型色なんてシミ上がりとかがないなら何でも良いわけですが、

箱を開けたらピンクだったってのは、箱絵のハードボイルドさとのギャップを感じましたなぁ。ゴルゴが女物のパンツ履いてた並の違和感。

 

 

 話変わりまして、来週一週間位は、故郷の京都に仕事で長期出張り予定。なので、ここんとこは、出張前にやるべき仕事を片付けてしまうべく大忙しです。

とな何とか言いながら、仕事ばっかりでも面白くないので、たまの息抜きは真夜中に映画棚を漁って未見の作品を漁るわけですが、

今回発掘したのは、ダニー・トレホ主演、ロバートロドリゲス監督作の多分バカ映画であろうこの作品

「マチェーテ」

をセレクト。2011年の作品ですが、すっかり見忘れていました。ダニー・トレホって人は、元はガチで囚人だったりしたのだが、

最後に収監された際にボクシングと出会い、そこから今までの荒んだ人生を改めて裸一貫で出直し。縁あって映画関係者の目にとまり

依頼その「生まれついての悪役顔」を武器に、数多くの映画で悪役を担ってきた、日本で言えば丹古母鬼馬二さんみたいなポジションか(丹古母さんは犯罪歴謎有りませんが)。

 で、ロドリゲス&タランティーノが何度も監督作品に出演して貰ってる中、2007年の共同制作作品「グラインドハウス」内の偽予告編として制作されたトレホ主演「マチェーテ」を

2010年に長編作としてホントに制作しちゃったのが本作「マチェーテ」。

ストーリーは有りがちな復讐ものなのだが、その描写の仕方がバカ200%。ただし、全世界40億人のダニー・トレホフリークにとって見れば、

まさかトレホ主演の勧善懲悪作品にお目に掛かることになろうとは思ってもみなかったわけで、どんだけ内容がバカでも本作は珠玉の逸品となった。

キャスティングも実によく出来ていて、本来ではトレホ演じる悪役の息の根を止める役割を果たすであろう大物が、こぞって悪役を演じている逆転キャスティング。

悪徳政治家マクラフリン議員約は名優ロバート・デ・ニーロ。

不法移民を「狩り」と称して殺しまくる最低自警団団長ヴォン・ジャクソンにはドン・ジョンソン

そして、マチューテの宿敵で冷酷無比な麻薬王トーレスにはスティーブン・セガール。

更には、本来であればスカートの裾さえ触れること無くスクリーンから消えてきたトレホに、今作では並み居るエロ美女が寄り添いまくり。

メキシコからの不法移民を陰で支えるルースを演じるミシェル・ロドリゲス。

I.C.E捜査官でマチェーテと恋仲になるサルタナにはジェシカ・アルバ。

マクラフリンの片腕ブース(ジェイ・フェイヒー)の娘で麻薬中毒ジャンキーのエイプリル役にはリンジー・ローハン。

リンジーと言えば、一昔前のアイドル時代に脱ぐか脱がないかで大騒動を引き起こしたことも有った訳だが、

今作ではスッポンポンどころかトレホにむしゃぶりつかれてました(笑。以前の騒動が何だったのかってほど今作では服着てる時間の方が短いです。

 今作の面白いところは、首は飛ぶは四肢は四散しまくりだわ血飛沫飛びまくりの残酷描写も多く、一方でケツもオッパイも揺れまくり出まくりのエロ満載、

設定も妻子を無惨に殺された男が、どん底から這い上がって悪党共を次々に血祭りに上げ、遂には憎き宿敵と再び対峙するという実にハードボイルドな設定なのに

映画そのものは全然ハードボイルドではなく、完全無欠の低予算バカ映画になってるところか。だいたい主役がトレホっすからねぇ。主人公は弾に当たらない補正とか、

主人公は尾根遺産に無闇にモテる補正とか、主人公は常に窮地に立たされてから逆転する補正とか、

それこそロバート・ダウニーjrとかクリスチャン・ベイルあたりが主役であれば絵になりそうな主人公補正も、トレホなだけに真面目な顔して笑いをとってしまってます。

トレホもそうですが、先述の豪華共演陣も悉く真面目な顔して挙ってバカなことばっかりやってるところが、兎に角バカ映画好きの私にはツボでした。大当たり。

マチェーテ予告

 

っつーわけで、あまりに面白かったので続編の「マチェーテ・キルズ」も鑑賞。

が!

これはアカンかった。何がアカンってクソほど真面目くさってバカな事ばっかりやってるのは前作同様のコンセプトなんだけど、

ちょっとバカ方向に舵を切りすぎていて結果映画そのものがお寒くなってしまっていた。他作品のオマージュらしき演出もひたすら寒いばかり。

序盤の切り口だけは面白そうに思えたんだけど、話が進むにつれコチラのテンションは右肩下がりでしたな。途中で見るの止めようかと思ったほど。

キャスティングはこの続編も豪華。序盤で消えちゃうからかクレジットさえされていないけど前作から引き続いてジェシカ・アルバとミシェル・ロドリゲスが再登場、

変装名人殺人マシーン"カメレオン"役は、ウォルトン・ゴギンズ、キューバ・グッディングJr、アントニオ・バンデラス、レディー・ガガの1人4役ならぬ4人1役、

ヤンキーな大統領役にはチャーリー・シーン(本名のカルロス・エステベス名義)、二重人格の麻薬王メンデス役はメキシコの名優デミアン・ビチル、

マチェーテをサポートするミス・サンアントニオ役にはジョニデの嫁に収まったらしいアンバー・ハード、

そして極めつけは死の商人こと巨大軍需産業CEO役のメル・ギブソン。

 こんだけ豪華な共演陣だったのだが、内容がとにかく寒くて、オマケに今回は服脱いでる尾根遺産が”ゼロ”ってことで全く以て粗末な映画だった。

 あまりにお粗末すぎて紹介するのも面倒なので止めときます。

『マチェーテ・キルズ』予告編

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スパイ・レジェンド

2015年07月05日 | ホームシアター&エンタメ

もっか注文中で今月半ばに届く予定の軍艦島のBD。

もう一つ、軍艦島アーカイブスってのも同じ頃リリースされる筈なんですが、どっちを買おうか迷った挙げ句に映像優先でヘリテージを選択。

アーカイブスの方は、映像も沢山収録されていますが、どちらかというと軍艦島の歴史にスポットを当てている商品でして、

歴史を取るか映像を取るかの選択をしたわけですな。

 軍艦島と言えば、このエントリーを書いてる時点では、未だ世界遺産登録が為されるか否か混迷のど真ん中。正直、世界遺産登録を祝して書こうと思っていたのだが、、、

本来は今日中に登録されるはずだったのだが、まーーーたあの国が難癖付けて、挙げ句にテメェんとこの登録にはチャッカリ日本の支持まで取り付けておいて、

いざ審査の段階で約束反故にして反対に回って一悶着なんだそうな。どうやら大戦中の強制徴用の事も含めろとか言ってるらしいが、

強制徴用された者に多額の抗員報酬が払われていたなんて矛盾も甚だしい話だ。

 自分の場合、嫌韓派ではありません。あんな国どうでも良い派です。無視しとります。国民ってのは嫌いじゃないですがね、国も思想も文化も有っても無くても全部どうでもいい存在です。

政府もあの姑息な告げ口外交で、欧米の無知なる文化人がオレオレ詐欺に騙される年寄の如くコロッと騙され丸め込まれている現実が無ければ、イスカンダル迄の距離レベルで

距離を置きたい国じゃなかろうか。大体、日本って戦後は7年間GHQの統治下に置かれ被占領下にあったんですよ。あの国の政治家がガタガタ言う話が事実で有れば、

それこそGHQによって綿密な記録保持がされとるだろうにね。ともかくも、世界遺産登録の邪魔をしたり、ショーもない銅像彼方此方に作ったり、面倒くさい国だな~と思うところ。

自分の立場を優位にする為に嫌がらせや告げ口ばっかりってのは、小学生レベルの話よ、ほんと。

 

「スパイレジェンド」

なんか全力中二病なタイトルですが、原題は原作と同じく「The November Man 」。直訳すると[11月の男]ですが、冬の始まりというところから

「通り過ぎた後は何も残らない」を暗喩する呼称です。うーむ、原題の方が更に中二臭い。

 監督は、ロジャー・ドナルドソン。結構古参の監督で、主演のブロスナンとも「ダンテズピーク」で組んだことがありましたな。

この監督の作品は、結構私好みの作品が多く、「追いつめられて」「スピーシーズ種の起源」「13デイズ」「リクルート」「バンクジョブ」等印象深い作品が多い。

 主演は、ピアース・ブロスナン。5代目ボンドが強烈な印象になっていて、これが良くも悪くも彼のキャスティングの幅を狭めてるのだろうか、中々出演作に恵まれない俳優です。

しかし、今作では「元凄腕のスパイ」という打ってつけの役どころ。ヒロインは、6代目ボンドの「慰めの報酬」でボンドガールだったオルガ・キュリレンコってとこも妙ですな。

 主人公はCIAの凄腕諜報員デヴェロー(ブロスナン)。5年前、要人保護の為に出動し、殺し屋を摩擦すべく部下であったメイソン(ルーク・ブレイシー)と共に任務に就いていたところ

命令を無視して発砲したメイソンによって、殺し屋は仕留めたものの流れ弾で子供が巻き添え死するという失態を犯してしまう。この事が切っ掛けでデヴェローは引退していたのだが、

5年後、嘗ての同僚ハンリー(ビル・スミトロビッチ)から呼び出され、嘗ての恋人ナタリア(メディハ・ムスリォヴィック)が

諜報活動の中でロシアの次期大統領候補であるアルカディー・フェデロフ(ラザル・リストフスキー)に近付く事に成功し、

そこで彼の過去を知るものが次々と暗殺されている事と、そもそもフェデロフの隠したがる過去が何であるかを察知したらしいと知らされる。

状況的には非常に危険な状況で、いつフェデロフに殺されるか解らない為、CIAに対して自らの身の回収を依頼してきたことを聞く。

さらにハンリーは、ナタリアがCIAさえも信じておらず、またCIAも彼女を回収する気が無いことから、彼女自身がデヴェローによって

回収されることを望んでいると伝えるのだった。

 しかし、実際にはCIAがナタリアの回収に動き出しており、ナタリアもまさか引退したはずのデヴェローが来てくれるとは思っておらず、

フェデロフの金庫から数々の証拠写真を盗み出したナタリアは、いったんはデヴェローによって回収されるも、

フェデロフ側の組織に拉致されたと勘違いしたCIAの諜報員によってデヴェローの目前で射殺されてしまうのだった。

 一方のデヴェローも、ナタリアの回収は自身が単独で回収するより他に道が無いと思い込んでいた為、

ナタリアを殺したのはフェデロフ側の殺し屋だと思い込んでいた為、怒りに燃えたデヴェローは、

それがCIAの諜報員達とは気付かぬまま、回収部隊のエージェント達を血祭りに上げてしまう。

デヴェローが最後の一人を仕留めようとした時、ナタリアを狙撃した張本人と顔を合わせたのだが、

それは嘗ての教え子であったマンソンだった、、、何故CIAが味方であるナタリアを殺しデヴェローまで狙うのか。

 

 ブロスナン主演のスパイものとくれば、やはり007のボンドが否応なしにも気になるわけですが、

今作では逆にそのボンド役のイメージが功を奏していて、一線を退いた元凄腕諜報員というキャラクターに説得力を持たせていると思う。

実際、ブロスナンも今や還暦を過ぎて寄る年波を窺うには充分な見てくれになっている。しかしながら、眼光の鋭さや決断時の躊躇の無さ、

時折見せる冷徹さや状況分析時の沈着冷静さなど、一線を退いても「The November Man」と怖れられるに足りるカッチョよさでしたな。

 

 また、ストーリーも中々良く出来ていて(まぁ原作小説の出来が良いわけですが)、謎解きやスリルも満載で言うこと無し。

命令に従って行動してるだけの事情を知らないCIAエージェント達(雑魚キャラ)を無慈悲にデヴェローが殺しすぎっていう或る意味大問題もあるわけですが(笑、

そう感じたのもタイトルの「The November Man」の意味が物語終盤まで解らなかったからでして、意味が解れば「邪魔者は全て無慈悲に排除する男」の所以を

そうした演出によって際立たせているのだと納得がいきました・

 また、CIA在籍時に教え子であったマンソンとの師弟対決も見所の一つ。デヴェローと闘う立場となってしまったマンソンは

デヴェローに対しての尊敬の念を失ったわけでは無く、むしろ未だに師と仰ぎながらもかつて落第の判定を下されたデヴェローを見返すべく

師匠を超えたいという一心でデヴェローを追うわけですが、常にデヴェローの方が一枚上手であるという現実に地団駄を踏まされるという役どころなのですが、

ルーク・ブレイシーというハリウッドでは無名の俳優をキャスティングしてると思ったら、これまたどうして中々のはまり役でした。

 また、ヒロイン役のオルガ・キュリレンコもイイ感じ。オルガ嬢が演じるのは、フェデロフが最も隠したい過去を知るミラという女性を保護したケースワーカーのアリスという役どころ。

チチケツは貧相ですが(・∀・)、「慰めの報酬」から6年経ったっていうのに、

見てくれはむしろ若返ったんじゃねぇか?っつー位の美貌です。3年前にオブリビオンに出てたけど、あれよりも若返ってる気が、、、、まさか!?

The November Man Official Trailer #1 (2014) - Pierce Brosnan Movie HD

 

 

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もう2年半

2015年07月01日 | 車&旅

破壊力が凄ぇー。公式小出しにせずイトネスでDLさせろよ。

 

はやいもので、とんだ酔狂で手に入れてしまったエボXも、我が家に来てから2年半が経過。珍しくゾロ目となったので記念に撮っておいた。

今や完全に高速道路を利用しての長距離移動用ツールになっとりまして、距離の割に全然乗ってないってのが自分なりの所感。

アウトサイドの荷重がイッパイなってから更に切り込むと電子制御が介入して更に曲がるなんていう変態機能付きなので、元々高速道をラグジュアリーに走ると言うより

野越え山越え駆け回る方が向いてる車かと思うのだが、こんな田舎にも何故か高速道路網が延伸してきまして、最近は益々高速道路用に特化しちゃってますな。

 

 それにしても、国産市場からはこの手の車がスッカリ少なくなって絶滅危惧種状態ですな。別にエコカーが悪いとかは思わんのだが、海外市場では所謂エコカーが

意外と言うほどエコではないという見方も出て来ていて、嘗ては数多有った国産スポーツカー市場よりも、海外製の車の方がスポーツマインドのある車が多いというのが現状。

それはともかく、この手の車を駆逐したエコカー(実際はミニバンか?)ですが、今年2015年を超えるとチョットオモシロイ節目を迎えるのを御存知か。

エコカー減税ってのがあって、低燃費車を買うと最初の自動車税が免除もしくは減免されるという制度なのだが、この制度の発足と並ぶ形で13年以上の車齢の車には

減税の反対で税率が上乗せされてしまう悪制度があるんだが、エコカーブームを巻き起こしたと言っても良い二代目プリウスのデビューが実は2003年。

そう、12年前なんですね。で、初代プリウスが何故か中古車市場で見かけずに市場から冗談みたいに消え去った事もあったのだが、この2代目プリウスは初代どころではない

売れ方をしたので、今後大量に13年超えの2代目が発生する訳だ。エコカーとしての機能が13年経つと自動的に失われるってならともかくも、当初エコカーとして優遇されていたものが

車齢だけでエコではないとレッテル貼られる事になるっつーわけで、当初からユーザー目線で言われていた、この悪しき制度の自己矛盾が露呈するはずなのだが、、、、

 2代目プリウスが出た頃は、いわゆるスクラップインセンティブという旧車買い換え促進事業みたいなのがあったこと(13年以上の車を廃車にすると金一封w)、

エコカー買うと補助も出て一石二鳥みたいな話があったのだが、途中でスクラップインセンティブという梯子を外すことで、所有し続けるなら増税っていう部分だけが残ったわけだ。

最近も自動車取得税を廃するカ・ワ・リ・ニ、軽自動車税の増税と旧車増税がセットなので、総額の税収は変わらないように当局は必死に数学ではなく算数を頑張ったらしい。

そりゃ、車持ってるだけで課税出来るってんだから取りっぱぐれは絶対無いし、「地方税なのでこれを減らすと地方の財源がぁ」つってたら、算数頭の爺婆は簡単に頷いてくれるという

言うなれば端から取りやすい財源なんでしょうな。国会議事堂前でこのネタでデモするなら、オッサン大分の果てから炎天下だろうが極寒の寒空の下だろうが馳せ参じちゃうよ。

大体、交通事故裁判等でも車の財産的価値は殆ど認めず、年式が嵩む毎に資産価値が目減りする一方なのに、資産価値が高い時は税金が安く、資産価値が低くなると加算税とか

制度考えた奴らのアホさとか現実を知らなすぎる脳内お花畑感ばかりが伝わってきますな。

ちなみにですが、我が家は地方田舎に在住しとりますんで、車が無いと生活なんてしてらんない。なので、現在は4台所有するハメになっとるんですが、

所有してる車が13年超えを果たさずとも、増税の影響だけ台数多いだけにモロ被りになるんですね。で、黙々と増税を辛抱して受け入れるかと言えばさにあらず。

一応今後は時機を見て減台する方向で考えております。そういう田舎世帯も多くなると思うよ。

 

 さて、話は変わりまして、ちょいとここんとこ忙しくて本屋にモデグラを取りに行けず、気が付くと二ヵ月分まとめて引き取ることになっちまった。

先月号からファインモールドのF-14Dがマガジンキットとして三号連続で付いてくる為、価格も一冊2000円以上ということで、

いつもは二ヵ月溜め込んでも2000円もしないのに、今回ばかりは5000円位持って行かれた(´Д`)。

 ただし、なんせ大好物のF-14なので全然不満不足はありません。世のどら猫マニアは、早速アレコレ難点を指摘してるらしいが、

こちとら車以外だとあんましそういうのは気にならない方なので、むしろ色々な意味でリスペクトしているFM社が現用機を商品化してくれたことを

素直に喜ぶばかりです。が、このマガジンキットという形態は、正直言って困りもの。F-14の場合は、舞台別に各々個性的なカラーリングがあり、

どうしても複数買いしたくなるのが人情ってもんです。ところが、なんせマガジンキットなだけに、同じモデグラを何冊も抱き合わせで買わされるのは

正直精神衛生上良くないんよね。

 モデグラのアナウンスの通りなら、後日正式キットとして発売されることはないってことになってるようで、本当にそうであればアイテム的に実に勿体ない気もする。

ただ、なんせこの死に体同然のスケール模型市場、今や戦車も艦船も萌えキャラを絡めないと数が出ないという何とも悲しい現実となってる状況ですから、

普通に模型店で売るよりも、このマガジンキット形態の方が確実に捌けるという判断なのかも知れません。

 それでもやはり単体キットとして出て欲しいという期待もある訳ですが、今回の機種選択が所謂スーパートムキャットことF-14D型になってるので、

F-14Aとして後日アップデート版がキット単体で出てくることを仄かに期待をしております。

 それから、ハイペースリリースが続くバンダイのSWシリーズから、今度はスピーダーバイクとスカウトトルーパーのセットが発売になりやした。

バイク単体ではなくトルーパーもセットだからか、定価5000円超えの超強気価格。スカウトトルーパーをポーズ選択固定式にすれば

もっと価格を下げられたんじゃなかろうかと思うんですが、バンダイの悪い癖でフル稼働にしちゃったもんだからパーツがてんこ盛りになりすぎて、

これが価格を押し上げてしまったってのは箱を開ければ直ぐ解る。ネット通販なら実売3000円チョイで買えますから、

割引後の価格で考えるとギリギリ許容範囲の価格かと思う。

 先述のモデグラ今月号にて、早速作例が出てたけど、やはりこのフル稼働のトルーパーを格好良くライディングさせるのに苦労したようで、

トルーパー側ではなくバイク側を切った貼ったして全長延長とハンドル位置シフトとアレンジメントしていたのだが、

うーーんあの措置は個人的には微妙な感じだな。個人的にはバイクの方はキット吊しの方がバランスが良いように見えますんで、

自分が作るならトルーパー側をポーズ固定にアレンジメントした方が好みの仕上がりになりそう。

 来月発売のYウィングのテストショットも掲載されていたのだけど、X-WINGやTIEファイターに比べて、同スケールでありながら

若干高めに設定されYウィング。正直その価格設定の意味が解らなかったのだが、テストショットを見て漸く意味も解り納得した。

先行のファインモールド版も、たとえばパーツの接着位置指定ミスとか、バリエーション展開を断念してる部分なんかも有った訳ですが、

それでもディテールの表現は非常に繊細且つ精細な見事な出来でしたが、今回のバンダイ版はソレの上を行く超絶ディテールが山盛りになってます。

バンダイ Yウィング スターファイター

是れは発売が楽しみです。楽しみと言えば、アオシマのDD51、先日メールが来て、どうやら発売が少し延期になった模様。

まぁ、早まろうが遅れようが、当面積んじゃうんですけどね。

 

そろそろ、今年の地元展示会も近くなってまいりました。昨年から「会場のクーラー台を負担しなくて済む」という理由も相まって、以前の8月開催から10月開催に変更になったお陰で

比較的時間が取りやすい8月に製作作業を行える余裕が出るので、ここんとこ模型製作に全く勤しめない自分には正直有り難いスケジュール。412T2は亀の歩みとは言え、

展示ケースも既に完成していて、残るは細かいパーツのみとなってるので、展示会用に短期でやっつけれるアイテムを選考中DEATH。短期故に車はアウトだな(笑

 

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