14日の早朝、地元の簡易温泉施設が何故かラリーのスタート地点になってるとか友人から聞きまして、
カメラ持って参じてきました。JMRC九州ラリーというイベントだったようで、こういうイベントが近場で開催されてることを全く知らずでした。
無謀にもファインダーレスのミラーレス一眼NIKON 1で流し撮りなんかチャレンジして玉砕(笑。アッパークラスの車両は、エボvsインプの構図でしたね。
JAF系イベントで車検も厳しいことから、あらゆる意味で公道走行可能な上に出力もノーマル以上に絞られてる車両でのレース。なので、本来は敷居も低く
モータースポーツ入門には打ってつけなのがラリー競技の筈なんだけど、日本って国は殊更モータースポーツには理解が疎い人達が行政に蔓延ってるので、
この手のラリーでさえ敷居が高くなってます。なんと言っても、公道走行が前提である為ナンバー付車両である事が要求されるので、車両の維持保管の経費がバカにならない。
オマケにSSも普段誰も通らないような秘境みたいなとこで許可を得るのがやっとなので、ギャラリーに来られては困るとばかりに告知さえも殆ど無しのマイナー競技。
っつーことで、今回は1分おきにスタートする車両のスタート直後を撮影してみました。WRC車両でもそうだったんだけど、ランエボはスタイリングだけなら、
エボ3、もしくはエボ4~6のアウトフォルムが好きですな~。エボも生産終了だし、この分野も国産車での参加が難しくなる一方なんですかねぇ。
「イコライザー」
デンゼル・ワシントン主演のハードボイルドアクション作。
THE EQUALIZER kill count redux (series 1)
80年代にエドワード・ウッドワード主演でシリーズ化されたTVドラマ「ザ・シークレット・ハンター」の劇場版リブートが本作。
た・だ・し、この元ネタを知らないのであれば、知らないまま鑑賞した方が本作は数段面白く見れるはず。
監督は「トレーニング・デイ」(2001)でもデンゼル主演で監督した事があるあアントン・フークア。
共演は「キック・アス」のヒット・ガールを演じたクロエ・グレース・モレッツ。
ホームセンターの店員としてクソ過ぎるほど真面目に働く男マッコール(Dワシントン)。
死別した妻が遺した「生きてる間に呼んでおきたい100冊」を日々読書することを唯一の趣味とする寡黙な男であるが、
誰にでも優しく、そして時には身内のように親身に力を貸すことを拒まぬ彼は、職場では誰からも尊敬される男でもあった。
或る日、読書の為に毎夜通うコーヒーショップで、一人の少女と出会う。テリーと名乗るこの少女は、歌手を夢見ながらもロシアンマフィアに囲われてしまい
金持ち相手の娼婦をさせられていた。夢を諦め人生を悲観するテリーに対し、マッコールは優しく「君がその気になれば、世界は変わる」と勇気づけるのだった。
それから何日か経った或る夜、またもテリーと出会ったマッコールは、彼女の頬に誰かから殴られたようなアザを見つける。
テリーを心配したマッコールは、優しく彼女を慰めつつ家まで送ろうとした時、テリーとマッコールの前に黒塗りの高級車が現れた。
絵に描いたような極悪ロシアンマフィアのスラヴィに、頬を打たれながらテリーはマッコールから引き離されてしまう。スラヴィーはマッコールに銃を向けながら
「女が欲しければ、店に電話しな。いいのを回してやるぜ!ただし、あの娘は回せんがな」
と不敵な笑み名刺を渡し、テリーを車で連れ去ってしまった。
そして数日後、いつものコーヒーショップの店主から、テリーがスラヴィに半殺しにされ入院しているという話を聞いたマッコール。
入院してる病院に行ってみると、そこには無惨に顔を腫らしたテリーが横たわっていた。その姿を見たマッコールの中で、怒りの留め金が遂に外れる。
静かな佇まいの中に確かな怒りを携えたマッコールは、遂に行動を起こすのだった。
デンゼル・ワシントンは結構好きな俳優なので、彼の主演作はかなりの数見てきてるつもりなのだが、
本作はデンゼル主演作の中でもぶっちぎりで格好良いキャラクターだと思う。
「マルコムX」のマルコム、「ザ・ハリケーン」のルービン・カーター、「トレーニングデイ」のハリス刑事、「アメリカン・ギャングスター」のフランク・ルーカス、
彼が演じてきたキャラクターで印象深いキャラは沢山有るが、本作のマッコールの様に誰よりも人間らしく、それでいて遙かに人間離れしてるキャラは無かった。
「マイ・ボディーガード」のクリーシーが設定的にも近いキャラだが、本作のマッコールはクリーシーのような「弱さ」が無いので或る意味"特撮ヒーロー"的キャラでもある。
ギャップ萌えって言葉があるけど、アレに近い。流石にチョット太めの還暦のアフリカ系俳優に萌えるこたぁないが、ホームセンターの気の良いオッサンが
実は凄腕の極悪人ハンターっていう設定がイカす(死語)。
テリーを連れ去り瀕死の重傷を負わせたスラヴィは序盤で早々に舞台から下りることになるのだが、
その後出て来てマッコールと対峙することになる本作の敵役テディ(マーティン・チョーカス)ってのがトンデモヤバい野獣みたいな殺し屋なのだが、
このキャラクターが凄く立っていて、お陰でマッコールの常人ならざる感を際立たせてくれている。このキャスティング次第で本作の面白さは倍増。
登場時には刑事かFBAかって思う位の立ち振る舞いで、なんだかとてもスマートなオッサンという印象なのだが、
蓋を開けてみればロボコップの極悪ハゲ並の凶暴な男。それこそ、人を殺すことなんて全く以て躊躇なんてしないのだが、流石にボスには忠実らしい。
映画『イコライザー』予告編
内容は所謂 復讐 とか 仇討ち 系の話なのだが、日々の生活に何らかのストレスを抱えてるオッサンにとっては、実に良いストレス解消作品だった。