がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

積んでばかりで天下御勘弁

2012年02月27日 | 模型

 二月も終わりそうなので更新しておかねば。更新というか生存情報。

 裏ブログのコラムの方をちょいちょい更新しております如く、今年に入ってからは空いた時間を映画鑑賞に費やすことが多くなっております。
1月2月だけで昨年一年間の観賞数を超えたんじゃなかろうか。それでも積みまくってるDVDやBDは未鑑賞の山なんですがね。

 また、出張も多かったですな。漸く2/24日を以て一応一段落したんですが、昨年10月~今年2月の間に計70日位出張った訳でして、
毎年この時期は出張りが多いんだけど、今回は特に仕事が詰まってしまいましたな。まぁ、こんな御時世、一家の大黒柱たる父ちゃんが忙しいのは良いことです。

 更に更に、今月入って経済活動方面で少々盛っております。当初はデイトレから始めたプラモ代捻出作戦も、今では色々考えてじっくり腰据えてやってるんですが、
今年に入ってから、殊に今月に入ってからは一層、証券も為替も動きが活発になっております。昨年下半期の下げがキツイ時期は、仕事が過密だったことなどもあり、
殆ど弄くってなかったんですが、今年入ってからはスマホも用いて活発に活動したりしておりまして、こっちもまた忙しかったです。先週後半に「そろそろ利確売り時期かな?」と思いまして、
一旦ポジション全部整理したんですが、思いの外利が乗りましてね、多分今年一年もう株やんなくてもプラモ代と映画ソフト代は大丈夫なんじゃないかと思います(←結構ドヤ顔w)。
とか言ってたら、今日になって国内最大手の半導体会社エルピーダメモリが飛んじゃいましたね。ここは昨年初夏辺りから怪しげな右肩下がりを続け、年末年始辺りは、
全盛期の1/10位の株価にまで下がってて焦臭かったんですが、元々3年位前にリーマンショックの煽りとDRAM価格大暴落の影響で危なかったときに政府の改正産業再生法を受け
公的資金を注入できたりした事もあったので、出る材料があるとすれば増資かな?と思ってたんですが、それ通り越して会社更生法でしたから正直驚きました。
日本のハイテク産業の今後を、今回の一件で海外がどう見るかの判断が明日以降の為替と株の動きに出てくるかも知れませんな。またちょっと様子見モードに戻ろうと思います。
先週で手仕舞いしたのは我ながら良いタイミングだったのかもね。

 っつー感じで、模型やってるような余裕は全くございません。チョット思ったんだけど、こういうときは作り掛けのキットが手枷足枷になってしまいます。モチベーションが下がってることに加え、
迂闊に複数のキット(デイトナ・412T2・300C・ヘルハウンド)を手掛けていたために、他のキットに手を出そうにも塗装乾燥ブースも机上のスペースも手一杯な状態。一旦お手つきには
箱に未完成状態で収まってもらって、何か一個面白そうなのをキッチリ完成させた方が、精神衛生上良いのかも知れませんな。

 製作は完全に行き詰まってるんですが、積む方はコッソリ届いております。我が田舎には、模型店の数より圧倒的に こっそり堂 の方が多いのだが、カミさんに隠れてプラモ買ってる身としては、
買い物の感覚は同じ様なもんだな。

 今回届いたのは、プラモの方では

↑こないな面々。実は此奴らは積みネタ1月号の筈だったんですが、ミクBMWが延期延期で2月の終わりに漸く全部揃ったとかで2月号のネタになっちまいました。
 個人的に注目していた初音ミクBMW GT3は、前回のミクポルで超不完全燃焼だったのに対し、取り敢えずゼッケンとハチマキは大丈夫だった模様。
詳細は、おまみさんの「模型の花道」で速攻レポが上がってますで。
 又、タイレルP34`77は、2種類出てますが人気よりも戦績優先でデパイユ仕様を選択。既にガレキで何種か積んでる車でもあり、両方買う気にはならなかったです。
P34と言えば、MG誌のライターさんの川原氏な訳ですが、氏のブログでも早速レポられてます。中々好評価な様ですね。
 デ・トマソ・パンテーラは、これはもう完全に惰性買い。スーパーカー世代だけど、実はそれほど好きな車ではないです。かと言って嫌いでもない。キットは良くも悪くもフジミらしい物。
プレスライン等で御約束のテキトー考証の犠牲があるようです。
 最近、私が大好物にしているのがサイバーホビーの1/200爆撃機シリーズ。完成品版ドラゴンウィングスのラインアップからキットバージョンでリリースされてる物ですが、
これが中々コレクション性も高く、また出来も悪くない上にリリースアイテムが実にツボを心得た物ばかりで、まんまと買わされてしまいます。今回はXB-70ヴァルキリー。
量産化されることなく空中接触事故という汚名だけ残して歴史から消えた機体ですが、今以て見ても美しい機体のラインは模型映えする事間違いなし。
ただ、爆撃機であることからサイズはかなりデカい機体であり、この1/200というサイズは、実にお手頃で丁度良いのです。
 MA.Kグスタフは、旧版の再販ではなく新規金型版。ケッツァーが昨年製品化されたことで、PKAラインも色々出てこないかな?と思ってたら出てきました。
旧日東版は、諸般の事情で想定よりも小さめでキット化されてしまいましたが、今回は当然想定される寸法でのキット化となっております。ちなみに、私はこのPKAラインが実は苦手。
理由はタダ一点”フィギュア”ですな。フィギュアの塗装は、筆塗装の基本テクニックに加えて塗る人のセンスが大きく問われるんですが、これが非常に難しい。


 ガレキ方面に急遽買い物を追加しました。ミクBMWを出したフジミが以前”やらかした”ミクポルのケツ拭きアイテムをMODULOが補完。どこかがやってくれると思ってたけど
何処もやってくれてなかったので、この補完計画はかなり嬉しい。MDプリンターとか持ってないし、インクジェットだと褪色との戦いは避けられないため半ば諦めてたんですが、
MDプリンター射出のデカールと、特にミクポルのVer.Bを買っちゃった私のような者には有り難すぎるホイールのセットです。デカールの欠落には気付いた人多かったけど、
ホイールのミスは意外と気付かなかった人も多かった様ですが、この補完セットではホイールもちゃんと補完してくれてます。ホイールは、某有名ガレキ工房で抜いていて
メタル製だけど充分な出来ですな。後は、左フェンダー前のミクの髪がキットのデカールでは欠損しているのですが、流石にプリンターでは難しかったらしく、ここだけ自分で
どうにかする必要がありますが、最も困った部分が補完されるので、キットをお蔵入りさせなくて済みそうです。


 又、同じくMODULOからHSV-010 2010 ARTAを購入。アイテム的にタミヤからカチ喰らうと泣くしかないんだけど、昨年W氏(MODULO主宰)んとこ訪ねたときに、
原型見せて貰ってて、出来上がったら買っちゃうよ~と約束していたので買いました。ここのキットは、所謂でかいサイズのプロバンスムラージュって方向性のキットであり、
又、一部自分でパーツを調達する必要があったりする本来的意味のガレージキットな訳で作り手のスキルを少々要しますが、色んな意味で私には馴染むはずとの思いこみがあります(笑)。
ちなみに、私の車模型の趣向、「クリアーはラッカー一筋」含めた塗装のノウハウとか、各種マテリアルの使用法などの原点は、W氏やその関係者にルーツがあるんですな。
そうそう、W氏にエルさんが完成させたムルシRG-1の画像を見せたら、「うわー、ウチのキットをスゲェ綺麗に完成させてくれてる~、めっちゃエエ人に違いない」っつってたよw

 最後に、今年のF1の新車を見てたら、悪名高い「ノーズコーン以前は10mm低くすべしルール」の影響で、マクラーレン以外の車は最早醜悪すぎて見るに堪えない状態で萎えた。
もうプラモ出ても要らんレベル。今回ばかりはマジです。ガレキなら尚更なので、今年のマシンは、いや、下手すると今年以降のマシンは買わなくなるかも知れません。かなりマジで。

 反面、旧車はイイですね~。ここ数年のマシンデザインに辟易している私には、旧車のキット化は清涼剤の様にさえ思えます。来月は、かのエブロからロータス72Cが登場。
実は、ロータス72ってのは個人的に好きなデザインではありませんのよ。葉巻型からウィングカーへの過度期のデザインっていう中途半端感がどうも好きになれない。
昨今の醜悪なデザインのF1も、後のかっちょいいトレンドに向かっての試行錯誤状態なら良いんですがどうなっていくんでしょうかねぇ。ともかくも、ちょいと苦手なデザインです。
なので、実はキットはタミヤの1/12もヒロのやジオのガレキも一個も持っておりません。ただ、今回は、エブロの今後への御布施の意味を込めて一つ買ってみようかと。
あと、タミヤから312Bが再販されます。相変わらずのボッタ価格再販ですが、エッチングとカルトグラフデカールが付いてくるってのに釣られ30%offのショップに発注。
 タミヤからは、フェラーリエンツォの1/12キットが登場。以前出てたダイキャスト半完成モデルのプラモ版焼き直しバージョンだそうです。お値段も高いし、アイテム的に微妙なので
今回はスルーするんですが、同じくタミヤが半完成で出してたカレラGTやら288GTOが同様の商品形態で出てきたら買っちゃうな~。特に288GTOは欲しいぞ。


コメント (10)
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