がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/72 アイマス F-16CJ &F-2A【その3】&ガレキレビュー

2010年04月28日 | 模型
風邪ひいて散々な@河童です。
え~アイマスとか初音ミクとかネタにしてきていてアレなんですが、プラモ業界ではスケールモデルとは別のベクトルで
何故かスケールモデルが発売日前に入手不能状態に陥り、性根が腐れたバカな商人によってプレミアが付いてるそうな。

↑DSではラブプラス廃人なるのが居るって事はニコ動見てればリアルに判るんですが、コッチ方面はF1どころじゃない売れ方(笑
あまりに瞬殺で予約数完売のショップが多かったらしく、ついさっきまでこのキットの発売すら知りませんでした。
で、知ったのは密林で獲物探ししてるとき、RX-7のプラモが何故か5600円って値で出てましてね、
まぁそれが件の製品だったんですが、あろう事か発売日前にプレミア価格で予約を受け付けるなんてのは
要するに転売屋って行為ですな。20世紀の遺物的商法かと思ったらまだあったのかwwって感じだす。
年末に出た「けいおんランエヴォ」もそうでしたが、無い無いって市場が騒げばメーカーも商機を逸したいわけでもなけりゃ
転売屋を儲けさせるのを良しとするわけも無いので、遠からず再販掛かると思うけどね。
って俺ちゃんはもう流石にイイや。流石にこの方面も飽きてきました。とか言いつつ
エヴァンゲリオンレーシング アクシアEVA01
↑(pdfファイルです)コレがキットで出てきたら間違いなく逝きますが。



 さて、アイマス機の方ですが、武装関係で思いの外時間を取られております。塗装が兎に角面倒くさい。
F-14のサイドワインダー&スパローも同時進行でやっつけてんですが、感覚的には1/144の飛行機を塗るのと
ミサイル一本塗るのと手間変わらん気がしてきた。

 F-2Aの方はドロップタンク三本とサイドワインダー二本、それに対艦ASM-2が2本って事にしました。
キットパーツだとASM-2は4本用意できるんですが、そもそもこのASM-2ってミサイルをよく判ってなかったので
パーツ製作時に色々ミスっていて、ASM-2に見えるようにするには”→スタートに戻る”になるしかなく
やってらんないので見てくれがマシなのを2本だけセレクトして搭載。F-16と一緒に飾るコンセプトなので
F-16の武装との見た目バランスがあるから完全省略は避けたかった苦肉の策。

 今見ると突貫で進めたのが災いして、機体含めてパーティングラインが随所に取り切れてないのがイタイ。
三本のドロップタンクは全てグレー系での塗装指示なんですが、巷では機体色で塗ってる方が圧倒的だったので右に倣え。

悲しいお知らせその1。F-14でもやらかしましたが、キャノピーのマスキング剥がしてみると
キャノピー裏に水滴跡が付けたっぽい「キャノピーをもぎ取らないと除去できない」汚れが付着していた。
全面デカール貼付の際の水分でも進入したか。まるで自分の人生の汚点のように取り返しは付かないので
このまま行っちゃうけど、余程キャノピー先付け工作には俺ちゃんは向いていないらしい。
今後は後付前提でモノを考えないとイカン様です。マスキング跡のガビガビはちゃんと後で処理しときます。


 F-16CJも同じコンセプトにて。ここで思わぬ事態が発覚。そう、つまりは悲しいお知らせその2である。
水滴跡は幸い無かったんですが、何時どう触ってこうなったか不明なのですが

コックピット脇のコーションマークデカールが破損し剥がれてしまっています。これは流石に目立つので
デカール調達してリペアしたいんですが、コレのためにデカール取り寄せるのも割に合わない。
てのも、キット単価が爆安のキット故に、パーツ請求がバカらしいんですよね。どっかにF-16のC辺りを積んでたはずなので
取り敢えずそこから保ってきて補修しようかと思います。キャノピーには前半部にクリアーオレンジのクリアー割を薄く塗布。後半は透明。

 武装関係はサイドワインダー・AGM88・AMRAAMが2本ずつ、ドロップタンク三本って設定。それぞれに配色が異なり面倒くさい。
インストでは翼端にAMRAAMが来てサイドワインダーは翼下の吊り下げラックにマウントされるんですが
翼端にAMRAAMだともう一機とのバランスが良くなかったので配置は二機ともサイドワインダーが主翼端です。

 両機とも真ん中のドロップタンクが画像に無いのは

↑こういう理由。飛行形態での展示って事で、センターのタンク脇に穴を開けて、そこに3mmのアルミ製スタンドを填めて
さらにこのタンクのラックには真鍮線を仕込んで機体側の穴とジョイントさせるって寸法です。
当然機体側のセンタータンク装着位置内側はパテ補強を入れ、真鍮線もラック貫通でタンク内部まで通してます。そう、実はコレ、当初の目論見通りなのだ。

 っつー事で完成一歩手前まで行って、漸くここでベース製作に行くので中断。両機とも先端のピトー管?も未着手ですが、
これは先んじて付けるとロクな事がない(ジェット機工作で作業中にピトー管破損はよく有る話)ので後回しです。
F-14の先端部と一緒にやっつけるので、金属触るから粉飛ぶしまとめてポンということで。


 さて、エントリータイトルの金魚のフンの部分。プラモは発売日がグダグダして一向に届かないんですが、
ガレキ関係はキッチリ届いております。
 先ずはモデルファクトリーヒロのロータス98T。

詳しくはoshanpinさんのブログを!!(丸投げかよww)。これ、購入迷ったんですよね。アイテム的に
フジミかハセガワかはたまたアオシマか(!?)が出してきそうな車種ですから、フルディテールなら躊躇無く
ヒロブランドって事で行っちゃうんですが、プロポーションキットって事で思わず躊躇してしまいましたが結果購入を決意。

以前スタジオの95Tを製作したときにも悩まされたんですが、この辺りのロータスはサイドポンツーンに
アンダーパネルの厚みが見えてしまうと興醒めになるんですが、このキットではマルチマテリアルの良さを活かして
件の部分のみ金属板でパーツ化しています、三次曲面や強度が必要な部分はメタル製にした三分割構造。
リアエンドの見せそうで見えなさそうでJKのミニスカチャリンコヒラヒラ攻撃の如き部分は
取り敢えず全てパーツ化してくれてる様です。
ウィング関係も全てリベット固定せよって事ですが、そこまでパーツ精度に自信有りか?お手並み拝見したいが当分積んどくw


 次はMODULOのNSX-GTのトランスキット。このブランドというか店の店主というか原型師というかともかく本人を知ってるんですが
家内制手工業を地で行ってる状況も知ってるんですが、その苦労たるや言葉ではとてもとても(泣。
店設立前から知ってるというか、まぁ要するに昔近畿圏に住んでいたときには同じ模型クラブで遊んでた御仁って事ですな。
で、本人がキット改造したりしてそれをレジン反転した際に客から、「型残ってるならオイラにも分けてよ」ってとこからはじまって、
気が付けばブランド立ち上げて、トランスキットを色々出すようになったって訳だ。まぁヒロ辺りがS-1で
スタジオがSOD辺りのエロビデオメーカーだとすれば、ここはアクトネット辺りだと思ったらいい。

 なので、大前提としてスタジオやヒロのような工場制手工業レベルのものと同じと考えて手を出すと痛い目を見るかも知れない。
元々ガレージキットってのは愛好家が手彫り原型を複製して同行の仲間に実費で分けていたのがジャンルの始まりであり
欧米での自宅ガレージでの同好の集いからガレージキットって呼称が一般化してきたわけだから
そういう意味ではスタジオやヒロレベルになるとガレージキットでは無いのかも知れないですな。
 実際届いた商品見てみたのだが、レジンは所謂肌色系レジンで恐らく早めに作らないと誤差修正に必要以上の手間を取られそう。
また、あくまでトランスキットなので、NSX-GTのキットとR-35GT-R GTのタイヤ&ホイールが無いと組むことさえ出来ません。

NSXはTAKATAのキットが多分積んだまま作らないであろうメンバーに居るのでそれを使うとして
GT-Rのパーツはとっととタミヤから取り寄せ。NSXのパーツでは車内バスタブやらフロントウィンドウやら結構色々使うから
パーツ取り寄せするか投げ売りになってるTAKATAかARTAのキットが有ればそれ確保しておいても可。
パーツ取り寄せだとホイールナットでチョット悩むかも?
 個々のトランスキットは、一応全商品店主が店番しながら発売前にちゃんと自分で組んでるので、困ったことがあったら
電話で聞いてみると良いです。この点だけは何処かの大手な気分で胡座組んでる某メーカーよりはマシかと。
 で、いつもは家内制手工業らしく、グラフィック関係でメシ食ってるらしい店主の身内謹製のプリンターデカールが付くんだが
今回はスタジオ27からデカールのタイアップをして貰えたとかで、スタジオのデカールが付属してます。
知人だからっての抜きで、ここのプリンターデカールってドット掛けもジャギーも出てないかなりマトモなもんなんだけどね。
で、スタジオのはTAMIYAのNSX-GT改造用になってるんで、フォローし切れてない部分はキットに件のプリンターデカールが入ってます。
 パーツ見た感じでは苦労しそうな雰囲気プンプンですが、ルーフの"ありがとう"が入ったNSX、
しかも絵に描いたようにFINALレースで優勝を決めちゃったコレを立体物で欲しかったのだ。
と言いつつプラモで田宮から出てきたりした日にはシッコ漏らすこと請け合いです。
 パーツ的に賞味期限有りそうなので、ちょっと早い内に手を付けるかも。

 最後はヒロのポルシェ917LH。これは居酒屋さん経由で購入。

フルディテールって事で箱の中はぎっしりです。弁当箱みたいなものに大事そうにレジン製のカウル関係が入れられています。
917系で何とかしたい半透明FRP部分も

この通り。こういうアバウトな質感はプラパーツじゃ再現が難しいとこなので、ハイブリットキットならではかも。
 あと、今回チョット驚いたのが内部を這う鋼管フレーム。

ロストワックス製法とかだと有りそうな事ですが、それだとコスト的に厳しい筈なんですが、
このキットではメタルパーツ一発抜きで鋼管フレームをパーツ化してます。一体どうやって抜いたんだろう?
まぁパーティングラインを追えば概ね想像は付くんですが、Wメタルという曲がりやすい素材を
この細さこの精度で一発抜きしてくるってのは単純に凄いと思った。バリ取ってそのまま使うか
真鍮線等で真円断面求めて組み直すか悩ましいとこ。っつーか、これはこのままバリ落として使っちゃうのが
よゐこの対応ってもんかもしれませんな。ココのキットはホント一作一作何処かが進化してます。


 さて、実はF-14の方も既に
 
↑概ね勝負は終わっております。っつーか主翼が付いた途端に邪魔で仕方ない存在に(笑。
ただ、備忘録で残したいポイントが幾つか出てきたので、エントリーを改めてUPする事にします。
結局一年の1/3のアイマスで費やしてしまった。
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1/48 アイマス F-14D あずキャット013 + 春夏の新作情報

2010年04月22日 | 模型

遂に長年の記録が途絶えたとのこと。今年は開幕前から調子が良いって事だったが、
不慮の事故にて肩を負傷、そのまま開幕を迎えるもののチームに迷惑掛けてる状態での出場となり
遂に本人決断の元、1492試合フルイニング連続出場って事で記録は途絶えた。


オマエも虎になれ!!((半分赤ヘルの血だけどなw)





で、





トラといえば、

好きよ好きよ好きよ はっふーん
っつーことでやはりコチラの方もワシは好きである。


そんな春うららかざる今日、来月のホビーショーで発表されるらしい春夏の新作の情報が既に巷を賑わしています。

そう、虎党でラム好きで尻フェチな俺ちゃんを名指しするかのような、超期待の新製品が登場!











どど~ん!!

コトブキヤ謹製 
うる星やつら 阪神タイガース ラムちゃん&ジャリテン



ええ、プラモじゃないですよ。ガレキでもないですよ。しっかーし、今月通販系でポチっとしたアイテムの中では
最も躊躇する時間が無かった病殺アイテムがコレでんがな。スペサルヘアカラー限定仕様も出るんだけど
これも迷うことなくノーマルカラーをチョイス。ポーズが!、ポーズが!!、オッサンの心臓を鷲掴みです。

他には、タミヤと不慮のバッティングでどうなるかとヒヤヒヤさせたハセガワのT79も無事出るらしい。

価格も思ったより安め。少なくとも我が家にある旧スタジオのT79のガレキは無用の長物と化すことが決定した訳ですが(笑
スタジオのフルディテール版とタミヤ版とハセガワ版で所有することになるのは良いことなのか悪いことなのか。
スタジオのフルディテールも無用の長物と化しそうですが、これは同社ラインナップの中では珍しい
フルメタル仕様のキットなのでプラモでは出来ない遊び方が出来るって思ってるのです。っつーことで
死ぬまでに三種を作り比べると事を人生の夢とすることにしよう。

ついでに、↑な洋書も購入。カミムラ師のブログ訪問したら偶々密林のアフェリエイトでこの本が挙がってまして、
国内でも北米と変わらないくらいの価格(3K以下)で買えると判ったのでポチってしまいました。模型の資料としては
写真は多いものの殆どモノクロだし、F1モデリングの様な詳細な写真が載ってるわけでもないので微妙なとこなんですが
ロータス77~ロータス81迄のコーリンチャップマンというマシンプロデューサーの栄光と挫折みたいなもんが
詳細に書かれておりますし、シーズンを通してのマシンの熟成が詳細に時間軸に沿って書かれていて、
この辺りの車が好きなくせにオンタイムでは知らなかった私くらいの世代のF-1好きには中々楽しめる一冊です。
殊にロータス78/79の車体解説は詳細で、文章の詳細さに反して画像のチープさが惜しまれます。
尚、当たり前ですが洋書なので全文英語ですから、写真目的とか英文が苦手とかの御仁は勢いポチる前に熟考されたし。


ロータス79並にビックリしたのがアオシマのLP400。全方位的に宣戦布告したかのようなフジミへのアンチテーゼか
内容は同社の基本スタイルたるプロポーションモデルというよりは、ドア&エンジンフード開閉可能な
フルディテールに近い内容のキットになる模様。

モックアップ画像を見る限りは、車体の各所にエッジが立ちすぎてる点は懸念されるものの、
タミヤのモーターライズ上がりかフジミのキットとしては破綻してるとも言える(笑)組み立て難易度バリ高のキットしか
選択肢は無いと言っても過言ではない事を考えれば、実に嬉しい製品化です。


 
他には↑アオシマの小惑星探査船はやぶさとフジミの新機軸による飛行機キットの第1弾F-22ラプターに興味津々。
まだポチって無いんですが、内容次第ではポチってしまいそうです。

 模型人口更に減少、老舗個人経営模型店続々閉店の昨今にありながら、思ったよりも新製品に魅力的な物が多く
どれを買おうか迷えるってのは財布には正直厳しいが昨今では久々の嬉しい悲鳴かも知れません。
 あ、ハセガワが第1弾終了の舌の根も乾かないうちに第二弾でまたも1/48でアイマス機を三連発って聞きまして
しかも今度はアメリカのレベル/モノグラムのキットの権利を行使しての商品展開と聞いて二度ビックリ。
でも、もう俺ちゃんはお腹いっぱいすぎてあのデカールとは当面というか出来れば未来永劫戯れるのは遠慮したく
今回の発表も華麗にスルーするとです。

 メールボックスの発注表をまとめると、目下注文中の私の買い物は
・タミヤ アストンマーティンDBS・SLRマクラーレン722・ロータス79
・ハセガワ フェラーリ312Tブラジル仕様 ロータス79
・フジミ フェラーリ458イタリア
・アオシマ カウンタックLP400
・ウェーブ クレーテ
・コトブキヤ 阪神タイガース"ラムたん"
・ファインモールド ミレニアム・ファルコン
・童友社 1/43プラモ四種
・モデルファクトリー ヒロ ロータス98T・ポルシェ917LH
・AMC ベネトンB195・リジェJS41
・MODULO NSX -GT 2009 FinalWin

と今のところで既に破産しそうな勢いです。フジミのF-1はFW14BとかFW16ブラジルとか出るみたいですが
流石に学習したので市場評価を聞くまではポチらない事にします。ヒロの98Tはプロポーションキットって事で
後々プラモとバッティングする可能性がある車種であることを考えると相当迷ったんですが、
正直試作品の出来がかなり良かったので思い切って注文してみました。ポチった後に案内が来たのよ居酒屋さん。LH買うから許してつかぁさい。
 モデューロのNSXは、最近エルさんがここの手流しキットを組んでて中々面白そうだったので注文してみた。
実は原型作ってる本人を思いっきりぷ知ってるんですが、知らない人のフリして注文してます。
もし製作する際にも知らないふりして製作します。でないと文句言うべきところでお茶を濁しそうです(笑


 さて、既に一本分のエントリー量くらい書いたんですが、ここから本日の本題の製作記です(笑

 前回デカール貼りを終えまして充分乾燥させた後、先ずはデカール押さえのためのクリアーをブリブリと吹きました。

デカールの段差を研ぎ出してって思ったんですが、そのあまりの厚みに観念して撤退。これ研ぎ出すなら
普通に車の模型作るっつーねん。っつーことで表面を均すの優先でデカールの段差は程々で艶消しクリアーをブリブリ。
使用したのはガイアのEXフラットクリアー。艶の落ち具合が実に程良い塗料です。飛行機は半光沢位が生えるんだけど
ちょっとマーキングがあり得ないくらい派手ですんで今回は思い切って艶消しにした。

 機体後部には翼の開度に応じて膨萎するエアバッグがあるんですが、キットのままだと機体上面とエアバッグの間に若干の隙間が生じます。
今回はキットのままでスルーしましたが、主翼を開で作る場合はここは嵩上げするなりして隙間を調節した方が良いかと。

エアバッグのの質感再現はティッシュペーパーを用いるのが定番化してるようですが、今回は

モデラーズのインテリアカラーを使用。モデラーズが倒れちゃって結構貴重な塗料になっちゃいました。グッスマに期待。
インテリアカラーはブラック・グレー・タンの三種が出てたと思うんですが、これのグレーを使用すると
キット指定の色が#25のダークシーグレーなので良い感じになると思います。ただ、今回はベタ塗りを避けるべく
敢えてインテリアブラックを先に吹き、そこにシャドーを掛けつつダークシーブレー+艶消しブラックでグラデ塗装してます。
主翼が可変するときに擦りそうな部分に暗いグレーを吹いておく訳。

 機体上面には廃熱口があり、個々が別パーツになってるんですが合いが悪いのでキチンと摺り合わせた上で
クレオス/ウィノーブラック→アルクラッド/ステンスチールで塗装し填め込みます。パーツ表面が荒れてるんですが
フィン部まで削るくらいペーパー入れないとダメそうだったので程々にて。


 ギア関係。仮組みの時点で基本的な仕事は済ませてるんですが、完成させるには細かいパーツをチマチマとくっつけなきゃなんない。 

 左右のメインギアは、胴体との整合を問われるパーツ構成になってます。↑の丸で囲んだ部分のスプリング上のパーツは
ギア本体の取り付けを若干変更した影響でそのままでは収まらなかったので、先ず脚本体に接着してからスプリング部の根っこに
クレオスの流し込み系接着剤を塗布してパーツを柔らかくし、その上で胴体切り欠き部に収まるように捻りあげてます。
ギア関係の小さいパーツは、ダボとかピンとか設定されずイモ付けの部分が多いという不親切の徹底ぶりは流石です。イヤミです(殴。


ノーズギアに関しては↑で示したタンク部分が問題。仮組み時に気付いていたんですが、このタンクが邪魔して
扉のパーツ(C42)を装着しようとする際に干渉してしまいます。扉がマトモに付けられないくらいの干渉なのですが
件のタンク部分はギア本体のシリンダーを構成するパーツと一体になってるので、一旦はインスト指示通りにギア本体に接着し
それからタンク部分のみをエッチングソーで切り離して1mm強程矢印方向に装着位置をシフトしました。これでもまだ若干干渉しそう。
ちなみに実機もこのタンク部は移動後の位置に来るのが正解だったりします。
 
 組み上がったらノーズギアのランプのレンズ部(L5)のみにマスキングをして、先ずは全体をブラックで塗装。
クレオスのクールホワイトで陰影を活かして立体感が出るように微妙にグラデ吹きしてます。でフラットクリアーでコート。
シリンダーロッド部は後でミラーフィニッシュでも貼っておこうかと思います。

 胴体左右に装着するウェポンラックを装着。

キットの指定通りに装着すると少しだけ内寄りに装着されることで、ギア格納庫扉のパーツ(C27/C28)と干渉します。
少しでも干渉回避と思い、胴体側ではなくラック側を調整。C88&C91とC89&C90には胴体との接続用のダボが付いてるんですが
このダボを一旦切り飛ばしてダボ位置から1mm弱機体内側方向に1mmプラ棒でダボを打ち替えてやり、
胴体側は所定位置に1mmの穴を開けてやりラックを固定し、角度を調節した上でエポキシで接着。
機体側の穴は周辺のスジボリとの兼ね合いがあるのでコチラは動かさず。

 本日のレポの最後は主翼。

 クリアー→フラットクリアーと重ねて艶を落ち着かせた後、主翼収納時に機体に隠れてしまう部分に
可変翼機の御約束として稼働跡の汚れを入れてます。当該部分に胴体の形状に合わせた型紙を乗せ
クレオスのRLMグレーヴァイオレットを薄~~く吹き、タミヤのウェザリングマスターのススをピボットを中心に
引っ掻き跡を弧を描く様に描き入れておきました。下面も同様にしてあります。
 塗装関係が終了したら、バラバラのスラット・本体・フラップに別れたパーツを合体させます。

 もう終わりそうと思わせておいて、実はまだエンジンノズルと機体各部の編隊灯や航行灯、各アンテナ類にピトー管、
そして残るパーツの中で一番面倒くさい各ギアーの収納庫扉の赤い縁取りなんかが残ってるんよね。
 次回更新時には、取り敢えずF-14Dは機体のみ完成してると思います。
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1/48 F-14D & 1/72 F-2&F-16CJ 【デカール無間地獄】

2010年04月11日 | 模型
 さて、こないだの放出品も無事新しい嫁ぎ先に到着したようで、「着いたよ」メールを先方から頂きました。
実はあの放出品以外にも、仮組み途中とか穴開けたけどやる気無くしたとかボディー塗りっぱなしで忘れててとか
まぁ諸々サルベージしてきましてパーツ取りジャンク化コースに進めたりしましてね、我が家の積み棚にも
また空きスペースを増やすことが出来まして候。


そんな訳で早速追加(笑。懲りないオッサンですね。↑は三月に届いた積ん毒の皆さん。
FW16とMP4/5が2個ずつ積んでるトコがイタい訳ですが、MP4/5はちょいと思うとこあっての複数積みですが
FW16に関しては、完全に裏目。ペキモちゃんの言うとおり出てきて市場の評価を聞いてから考えればいいのに
つい予約買いしてしかも複数買いですよ奥さん。まぁクラブMのFW16をどっかに積んでるので、それ作るときに
羽とかタイヤとかパーツ取りに使おうということで。他にはピンクじゃないグレーなハセガワラプターも入手。
先行のアカデミーのをクラブの仲間が完成させてたんですが、アレに比べると意外とハセのは表面がモッサリしてる気がする。
 それとF-2の60周年記念塗装機。これ、地元の空自所属機のキット化でして、記念塗装機は見たこと無いけど
標準の海洋迷彩仕様は仕事で車乗ってるときに、時々頭上を飛行してるのに出くわすんですよね。
着陸態勢の時が多いから結構低空で飛んでるのを見るんですが、あの海洋迷彩が個人的には好きでタマラン。
あれ塗りたいが為にF-2のキットは結構積んじゃってます。嗚呼、それなのにそれなのに、目下アイマス仕様のF-2をry
Ma.Kのメルジーネも入手。旧NITTOHのグスタフにパーツ追加でキット化してるんですが、太っ腹な話として
ベースとなったグスタフのパーツが丸々一式入ってます。要するにメルジーネとグスタフのコンパチキットになっとるわけね。
グスタフ自体は旧日東版の流通量が多いキットですから、このコンパチにメリットを感じる人は少ないかも知れませんが
最近ファンになった人なら複数買いをせざるを得ないキットかも知れません(笑。F92ATは既にモデラーズ版を三つほど積んでるんですが
折角成形色が白という素敵な状態での再キット化だったので、フジミ製とは思わずあくまでモデラーズ製として更に一個積み増し。


そして、メインは↑。MFHのロータス56B。そう、またしてもロータスを買ってしまいました。
3ヴァージョン出てるんですが、正直どの仕様を買おうか相当迷いました。迷った挙げ句に、
この車のコンセプトを考えるとフロントウィングとかリアウィングとかさえ余計なモノに思えてしまうし
胴体横のこれ見よがしな膨らみが模型として作るならやはり欲しいって事でイタリアGP仕様を選択。
正直カラーリングはゴールドリーフにも惹かれてしまうんですがね。
 箱を開けると毎度お馴染みのプラパーツの如きキャスティングのレジンパーツと、繊細な金属パーツの盛り合わせ。
ヒロのキットの良さって作る前に既に所有欲を満たしてくれる様なキットコンセプトに有る様に思います。
最初の頃のロータス97Tや98Tなんて、正直製作するとなると使えない部品の方が多い「ガレキの王道(笑」なんですが
それでもアルミ削りだしモノコックとか真鍮板プレスのアンダートレイとか、持ってるだけで満足してしまう魅力を感じます。
積んでることを正当化してるようですが(笑、結構高価な価格設定なだけに、この「買った時点で或る程度満たされる」というのは
とても重要なことだと思うのです。物差しって人によって異なるから一概に言う事じゃないけど
フジミのF1プラモには、こういう魅力ってのを感じない。私だけ?


 さて、アイマス機のデカール。前回の更新以降も昨夜まで延々時間が出来てはデカール貼り続けて漸く機体のみ完了。
ウェポンまでこの気力が持つか流石に心配になってきた。サイドワインダーとか塗り分け面倒くさいぞ(汗
 

F-14Dはかなりの部分を塗装で済ませたこともあって、貼り付ける量はかなり少なくて済んだんですが
悉く三次曲面に無理矢理貼り付ける指示が為されていて、「硬い」「割れる」「軟化しない」の三重苦のお陰で
大判の女体デカール以外でも相応の苦労をさせられました。気が付いたこととして

・デカールを浸す際、少々熱めのお湯に浸そう
・軟化剤は塗ったくって暫く放置。デカールどころか塗装面までやっちゃいそうなくらい放置すると軟化するぞ。
・デカール貼付前のクリアーは必須。凹凸に馴染む様な性能は全くないから、クリアー吹いておかないと浮きまくる。
・インスト指示より現物合わせ
・硬くて馴染みにくいくせに糊は何時も通り。デカール用セメント必須

ってとこでしょうか。湯に浸けるのは、冷水に浸けた際と湯に浸けた際とではデカールの柔軟度が天地ほど変わります。
普通のデカールなら一撃でヘニャヘニャクニャクニャになるような湯温でも元気はつらつな強者です。
軟化剤は普通に使うんじゃなく、もう「アホか?」っつー位塗っても溶けて死ぬことがありません。むしろ暫く放置しないと
軟化効果が発揮されない。また、デカール貼付前のクリアーは非常に重要。私もクリアー吹いたんですが
ピッタリ貼り付かせておかないと、作業中に定着が緩い部分にうっかり触ると簡単に破れます。
F-16Jを最初に貼ったんですが、尾翼の一部にてやらかしてしまい、MG誌をもう一冊買うハメになりました。
デカール代が一番安いF-16Jでまだ良かった(笑。同じ理由で糊もシッカリ貼れる物を使用すること。
 あとですね、F-14Dはここに来て気付いてちょっとガッカリ来てるんですが、主翼のストライプの塗装を
キットのインスト指定通りに描いたところ、主翼展開時に柄が合わないことが発覚。今更乍らに
ハセガワ公式の完成見本の画像見てみると、完成見本からして胴体と主翼のストライプのツナギが破綻しております(笑。
他にもインスト指示通りに貼ろうとすると、
・位置的に無理が出たりインストの貼付表のようには貼れないデカールがあったり(ニョロニョロした紋様各種)、
・サイズが合わなすぎて使えないデカール(主翼翼端灯)があったり、
・指示そのものが脱落してるデカールがあったり(ノーズギア格納庫扉のベルマークや主翼のNO STEP指示書きとか)
等々有りますので、巷に出回ってるあずキャットのCG画像を参照して貼るのが吉。ワシはキットインストを当てにした為にry

他の二機もデカール完了。こちらもF-14と同様の理由で貼るのが大変でしたが、最も面倒だったのが機体に入る無数の星


大・中・小と三種類貼るんですが、貼っても貼っても終わりやしない。こんなのインスト指示通りの場所に貼るとか
バカ正直なことやってても面倒なだし、かと言ってCG画像見てもバードウォッチング協会の人が計測しないと
全く以て判明しない有様ですし、結局インスト指示を参考程度にして、適度に散らせながら貼り込んでやりました。
F-16CJとF-2Aの二機で、☆だけで計200枚は貼ったんじゃないでしょうか。

デカールセメントの筆部分を逆置きして、そこに高精度なピンセットで摘んだ☆マークを一つ一つ糊付けして
機体にチマチマと貼り込んでいきました。一番小さい☆に関しては使用するピンセットの精度で作業の難易度が天地ほども違うかと思います。
1/43とか作る人なら判ると思うんですが、こういう小さいデカールって台紙を湯水に浸した時点で
糊は流れちゃってると思って間違いないです。で、糊を付けは最重要。でないと彼方此方触ってるウチに剥がれるか
最後に胴体を洗浄する際にパラパラと流れ落ちてしまう。ともかく、この☆マークが夢に出そうなくらい面倒くさかったです。


他の翼やウェポンラックのデカールも全て終了。
 軟化剤をふんだんに使用したのですが、乾燥ブースは車プラモが占有してて使えないので、自然乾燥にて暫し放置。
この先、クリアーを吹いて均せそうなら段差を少し均してからフラットクリアーへと進むことになります。

 ん~、また一山越えたな~。

 巷の話として、第一期シリーズの最後のF-117のアイマス機は、先行するアイマス機キットのデカールに苦情が多かったと聞いたのか
劇的と言うほど質を変化させたデカールが入ってるそうですな。薄くて多少透けるけど貼りやすいって事みたい。
その分、軟化剤は注意して使わないと

今度のデカールは簡単に溶けちゃうとか?でも私は多少ヤワな位が丁度良いと思うのです。弱すぎるのが一番困るけど
今回のアイマス機やウチのカミさんのように頑丈すぎるのも可愛気が無いというかなんというか。
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1/48 アイマス F-14D あずキャット012【デカール地獄】

2010年04月07日 | 模型
新年度、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
こちとら先月末からの殺人スケジュールに翻弄されつつも、日夜アイマスキャラ戦闘機と格闘しております。
そうそう、先月末は大阪に出張いたしました。これまた殺人スケジュールの影響で滞在時間は24時間。
29日の朝電車に乗ってお昼頃大阪入り。昼飯をいつものインディアンカリーで仕込もうとしたら
大阪駅から阪急に通じるメインストリートが悉く工事で塞がれていて迷路になってしまってて右往左往でしたよ。
で、午後一時半から会議だったのですが、会議場が本町だったので無理矢理ホビーランドに寄りました。
ここで昨年買ったデカブツ爆撃機のサポートアイテムを何とか仕込みまして無事会議に出席。
会議は夜11時近くまで無駄に盛り上がってしまい、終了後は揉みにも飲みにも逝かずに宿へ直行して就寝。
翌朝10時開店と同時に大阪駅前のヨドバシカメラに突入し、田舎じゃ手に入れるのが中々難しいマテリアル関係を仕入れて、
昼前に新大阪から新幹線に乗りまして、今度は地元大分の別府で会議があるので直行。夕方には別府に着き、
そのまま会議に出席の後、年度末の懇親会にも出席し、終電で福岡大分県境の我が家に帰還という中々の強行軍な出張でした。
折角大阪行くんだから、もっとゆっくり模型屋巡りとか日本橋でジャンク漁りとかしたかったんですがねぇ。

 で、結局大阪では画像晒すほどの漁は出来なかったんですが、自宅に帰還してみると


↑これが届いてた。実はコレ、今年の一月に注文出してたんですが、注文可能だけど在庫無いよ~だったのね。
で、決済だけとっとと終わっちゃってて、その後全く音沙汰無し。そのうち何とかなるだろうと思ってる内に
取り敢えず60日経過したので先方にメール出したところ
「屋根付きの方は入荷してるんだけどオープンの方が入荷してないから留め置いてる」
って返事。更に
「ウチは商品一個に付き送料を加算する方式だから、屋根付きだけ先に送ってあげてもいいよ」
とか言ってきました。
なら最初からそうしろ(笑
で、そのメールから一週間も経たずに到着。海外通販としてはこの発送→到着のスパンは優秀です。
ただねぇ、在庫管理とか結構いい加減でHP見たユーザーの判断任せな部分が多いし、紹介したメールやり取りも
実際はアレコレ三往復くらい担当者とやり取りしてましてね、「この店エエで」とは紹介しにくい店ですな。
ただ、レベル/モノグラム(独レベル含)とかトランペッター辺りのキットを買うには送料込みでも割安で買えます。
今回購入したカリフォルニアも送料込みで一台当たり約2600円。昨年のB-1Bもちゃんと安く買えたし
Paypal決済可能だからそういう面でも安心なので、多少やりとりが面倒くさくても当面外モノは此処で買おうかと思っては居ます。


 さて、あずキャット。前回UPしてなかった翼関係の塗装画像。「自分流のインスト構築」を目論んでの記事展開もあって
気が付けば既に画像数が150枚を超えてます。でも、実は海軍機仕様作るとするならとっくに山は越えてるから
あまり細かい作業画像は不要なんだけどね。

 主翼はフラップもスラットも下げた状態にするので、各部の内側を赤く塗っておきます。白塗って赤じゃビビッド過ぎるので
下塗りの白に陰影を付け、上塗りの赤もクレオスの赤・艦底色・ニュートラルグレイを混ぜてトーンを落としてます。


主脚格納庫の扉に塗り分けが必要なことが発覚したので慌てて塗り分けました。イロモノのクセに
全く以て面倒くさいことです。

 で、墨入れを兼ねた軽めのウォッシングを混色して作ったエナメル系のダークヴァイオレットやフラットブラックで施し
デカールを貼付する場所を中心にブワーっとクリアー吹き。クリアーはガイアのEXクリアーモデレイト割り。
 先にウォッシングを入れたのは、デカールやらクリアーやらの行程の後だと、スジが浅くなって墨が入りにくくなるからですな。

 クリアー乾燥後、デカールを貼っていきます。この機体のデカール作業の命運を握る三浦あずさのドデカいのを先ずやっつけてみた。

 これがね、多分記憶する限り今まで作ってきた色々な模型のデカールの中で最悪のデカールでしたよ。噂には聞いてたけどね。
車モデラー向きに言うと、アカデミーのベネトンB195のデカールをシャア専用にカスタム(要するに三倍)した感じ(笑
もしくはモデラーズのF92ATを長年積んでた物に入ってるデカールにリキッドフィルムを使って何とか貼り付けるレベル。
要するに硬くて馴染みにくくて割れやすいって事なんですが、その質感のデカールでありながら
かくもデカいのを複雑な三次曲面上に一発貼りせよ、そしてスペアーが必要ならキットもう一個買えという指令が出てます(汗

 ヒートガンを使う・熱湯通しをする・端から軟化剤に漬け込む等々手法は色々思案してみたんですが、
どれもスペアデカールの入手が難しい(と言うかスペアの価格がキット代より高い)状況ではどれもリスキーなので、
多少タッチアップが必要で仕上がりは完璧になる事はないが、その代わりデカール破損のリスクは少なくて済む
大判デカール分割方式を採用しました。

↑の様に6分割すれば非常に貼りやすくなります。と言いつつ、実は③④⑤の三分割は後で気付いたことでして、
実際此の③④⑤の部分は一纏めで貼り付けようとし、アチコチ割れまくって大変な状況に陥りました。
実際には①+②+③④⑤+⑥の計四分割で貼ってます。スペアが入手できるなら間違いなくリトライするレベル。

垂直尾翼にも背中のキャラデカールほどじゃないけどそこそこ大きめのを貼りますが、面構成がほぼ一面構成なので、
こちらは問題なく貼ることが出来ました。

 今回使用している軟化剤の変遷。最初はマイクロのSOL(←意外に強力)で充分じゃなかろうかとの予想でしたが刃が立たず。
次にモデラーズのデカールフィットを原液使用してみましたら、これはそこそこ効いてくれましたが
塗布後乾燥させないように注意して4~5分放置したら漸く少し軟化したって印象。最後に虎の子の
改質前のモデラーズデカールフィットを原液使用したら、漸く軟化速度も軟化具合も使えるレベルになったので採用。
改質前のは「初期の頃の硬くて貼りにくくて割れやすかった同社カーボンデカール」をデロデロにする強さがありました。
でもこのキットのデカールには「カルトグラフの厚めのデカールに水で薄めたクレオスのマークソフターを使用」程度の効果しか出ません。

位置決め→軟化剤塗布→馴染ませ作業→軟化剤塗布→馴染ませ作業と何回も軟化剤を塗り込んで何とか貼付。
しかし今度はデカールの過剰なインク多層及び頑丈さの影響で、スジボリ等のモールドが
凹む事さえない状態で全く埋められてしまったので、軟化剤を使用してることを考慮して慎重にスジボリ上のデカールに、
スジボリに沿う形でアートナイフで切り込みを入れてモールドを再生させています。この際、神経質なくらいマメに刃を替えないと
ちょっと引っ掛かっただけでデカールが割れます(泣。


貼付に関してもスライドマークセメントの類を使用。クレオスのマークセッターが有名ですが、
他にもマイクロのSETとかプロホビーのスライドマークセメントなんてのがあります。使い勝手バツグンなのはプロホビー。
使い勝手が良いモノに限って田舎じゃ手に入りにくいの法則は今も昔も同じです。

 っつー感じで、このデカ物を貼り込んでしまうまで、タッチアップ含めて5晩も要してしまった。
他のラインアップを見る限り、このF-14Dの背面キャラデカールが最も貼付難易度が高いのだと思います。
他の機体は概ね主翼にデカキャラが来るんですが、可変翼の割を食ってコイツだけ胴体背面っすからねぇ。
実際同時進行でF-16とF-2にもキャラデカールを貼り込んでいったんですが、湯に浸けて位置合わせして軟化剤塗布して
エア抜きしつつ馴染ませていくというごく普通の作業で難なく割れなく貼ること出来ましたがねぇ・・・。
この難易度の高さは大判であることとか曲面に馴染ませることから来るのではなく、採用されたデカールの質から来る難しさで、
果たして普段プラモデルを作らないユーザーを取り込む企画という事を考えると、ちょっと再考を促したくなります。



F-16とF-2も進行中。F-14のデカールを定着させ水分飛ばしてる間に、こっちはズンズン進んでます。
が、当に星の数ほどある☆マークの貼付に根性試され中(笑。貼っても貼っても終わりません。


さて、今日某通販サイトで新製品案内無いかな?ってチェックしてたら、いきなり

↑タミヤのロータス79が出てきててビックリした。ハセガワハセガワと思ってただけに、まさかタミヤからも出るとは。
新製品のネタって大抵どこからか漏れてくるものですが、このロータス79ネタは全く以て寝耳に水。
テストショット見た感じじゃ、エンジンとギアボックスは78か他のDFVキットの使い回しのようですな。
にしてもなんで情報後出し発売先行で潰しにいくようなリリースするかね?そもそも出すならもっと前に出すべき事で、
フジミやハセガワが色々出してきて一種のブームを起こしたのを確認してから美味しいトコを浚っちゃうみたいな印象。
個人的には出すならいっそ1/12で79出してくれた方が嬉しいんですが、これが原因でハセガワが
79だけじゃなくF-1キットの企画そのものをリセットしちゃったり縮小化に傾いたりしないかの方が気になります。
312T系でかなり良い仕事してたしね。ドラゴンと袂判ったり、タミヤに一発食らわされたり今年は苦労の多くなるメーカーさんですな。
 あとタミヤ。F1出すのは良いけどグッドイヤーをどうにかしろ。フジミもハセガワも問題なくロゴ入れてるのに
何故にロゴ入れないのか意味が判らない。なんかのコンプライアンス的な事情かとは思うが、
「タイレル6輪チャレンジしてみましたがグッドイヤーのロゴが入ってないんです!」
と嘆いていた模型クラブの高校生会員の声を聞け(笑。いや笑い事ではないんですけどね。
このロータス79もJPSロゴは当然入ってないとしても、グッドイヤーロゴが抜け落ちてるのは流石に問題アリです。
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放出キット ドナドナ先決定の巻

2010年04月02日 | 模型
どもー!カミさんと子供達が春休みって事で里帰りしてて、鬼の居ぬ間に積みプラモをせっせと
屋内に担ぎ込んでる@河童です。捨てる神あれば拾う神在り。ドナドナされていく放出キットの代わりに
新たに積まれる積みキット。魔性のリインカネーションですな~。

 ってことで、御約束通り抽選を致しました。

タミヤ編 抽選結果

タミや編は カプッチョさん に決まりました!お引き取り、有り難うございます!

ハセガワ編 抽選結果

ハセガワ編は カツゲンさん に決まりました!お引き取り有り難うございます!

 え~、送付等の御案内は後ほどカプッチョさんとカツゲンさんにメールで致します。
 尚、当方からは企画用のメアドとは違うアドレスから送信しますので迷惑メールと間違って避けないで下さいましね。


 その内また在庫がダブついてきたら企画やりますんで、今回外れちゃった方もそん時はヨロシクです。
沢山のご応募、誠に有り難うございました!切に御礼申し上げます。

※先日の緊急連絡のエントリーにコメント下さった常連さん方へ。
 記事削除と同時にコメも削除されてしまいました。折角書き込んでくれたのにすいません。
そうそう、エイプリルフールじゃありまへんで(笑>北京な人
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