目下運転席側のBRIDEのシートを削り出しで作ってる最中なのだが、「ひょっとして、このシート作るのって、ボディーワークの手直しより面倒な作業では?」という事に薄々感づいているのだが、まぁ完成が近付くと作業のノリも良くなってしまうので仕方のないところか(笑)。他にもチマチマと内装関係のパーツを組んではいるのだが、どうしてもシートの削り出しに時間を取られてしまう。高校の時の美術の時間の彫刻作りなんて全然ダメでしたからねぇ、私。ところで、この運転席シート、漸くちゃんとした画像が手に入り判ったのですが、、先ずTYPE1とTYPE2がありまして、更にカラーリングも基本色が二種類とクッション部色が三種類。更に、そのクッション部の組み合わせが色々ありまして、取り敢えず私が彫ってた形状ではクッション部の形状含め全然違ってた(爆)。仕方ないので、度重なる形状修正でいつの間にか小さくなっちゃってたレッグサポート部の修正も兼ねて、実はブルーグレー塗装まで辿り着いていたシートのパーツに、再びパテを盛りつけていくのでありました。このBRIDEもどきのシートさえ出来上がれば、後はサクサク逝けそうなんですがねぇ。
他の内装部品は
こんな感じでありまして、飴玉2号の画像を参考に、ダッシュに追加メーターとメーターから延びるコルゲートチューブ、それにコンソール脇の怪しい機械も雰囲気だけですがコッソリ追加してます。ステアコラム状のアペックスの機械もプラ板で作りまして、ステアリングもジャンクの中からMOMO RACEっぽいものを見つけましたし、更なるオマケとして助手席のシートの上に載せるアイテムも既に出来上がってたりするのですが、運転席シートが何時になるやら。あ、運転席のシートのレッグサポートがでかくなり内装のバスタブに干渉してしまうので(図中赤○部分)、ここだけ裏をエポパテで裏打ちしてからリューターで削り込んで干渉を避けてます
さて、一向に作業が進展しない運転席側シートに対して、その他の部分は着々と進行中。内装は、実車でも色々な素材が使われているのですが、完成後は窓越しにしか見えないので、細かく塗り分けすることは避けました。その代わり、部位によって市販のスウェードスプレーとタミヤ製の情景用3Dスプレーを利用して質感の違いを差別化。前後シート・ドア内張の布部分・グローブボックス部・リアトレイ部にはスウェードスプレーを、そしてフロアマット部分は3Dスプレーをそれぞれ塗布した後に、ブラックとライトグレーで塗り分けてやりました。目下、ダッシュボードやドア内張部分を艶消しにするか半艶消しにするかで悩み中。一番面倒くさい塗り分けが終わってるので艶の選択は楽なもんですから、追々決める事にします。
[スウェード調スプレー。白と黒があるので塗装色に合わせて選択する]
運転席側シートに対して助手席側シートは飴玉2号はノーマルシートって事だったので、キットのパーツのまま素通りしようかと思ったんですが、ふと「S13とPS13ではシートの形が違った様な・・・」と調べてみますと、案の定形状が変更になってました。そこで、キットのシートのパーツを図の赤点線部分で切断し、切り口を綺麗に整えてから、エポキシパテから削りだしたヘッドレストを追加装着してやりました。これで見た目はPS13のシートです(ホントか?)。
その後ですが、恐らくこの手の自動車模型を作るに際して、最も面倒くさい作業であろう、透明パーツへの着色も行っておきました。ラッキーなことに、飴玉2号はフロント部分のウィンカーは全てクリアータイプに変更されているので殆ど塗装の必要がありやせん。結果、テールライトとウィンドウパーツの塗装だけすれば良いって事になります。しかし、この両者、共にマスキングが面倒くさいんですよね。戦車とかガンプラに比べて組み立てそのものは簡単に思えて、実は相当面倒くさいことをしないと綺麗に出来上がらない事実を、この手のクリアーパーツで思い知った人も多いんではないでしょうかね?特に、このS13の場合は、元が古いキットだけあって、テールライトのパーツのモールドが、殆ど死に体になっています(笑)。モールドに沿って塗り分けなければイケナイのですが、沿うだけの余裕が無いんですよね。
文句言っても先に進めないので、先ずマスキングテープをパーツの表面全部に貼ります。そして裏側にはテープを2mm幅で沢山切り出したものを用意し、それを赤く塗る部分・オレンジ色の部分・無色の部分にそれぞれ貼り込んでいきます。黒で塗る部分を残す様にアートナイフの刃先でパーツに傷を入れない様気を付けながら切り取って、縁をツマヨウジの先でシッカリ押し付けておきます。マスキング完了後、先ずはパーツ裏から黒を塗装。次に赤く塗る部分だけマスキングを剥がしてクリアレッドを塗装。更に次はオレンジに塗る部分のマスキングを剥がしてクリアオレンジで塗装。ちなみに、クリアレッドの上からクリアオレンジを塗ってもクリアレッドの部分がオレンジになっちゃう様なことはありませんです。で、全部塗り終わったら残る無色の部分とパーツ表面のマスキングを剥がせば出来上がり。
クリア塗料は染色料塗料なので、通常の塗料よりも乾燥時間がかかります。また、缶スプレーでも可能ですが、筆塗りだと間違いなく筆ムラが出て汚くなってしまいますので、これはしない方が良いですな。一番良いのはやっぱりエアブラシです。
更にウィンドウパーツにも黒枠の塗装を行いました。これも面倒くさいんですよねぇ。黒を塗るだけなのでマスキングさえシッカリしておけば筆塗りでも対処出来ますが、失敗もし易いのでこれまた缶スプレーかエアブラシで塗ります。キットに付属の型紙は、意外と型通りに「真っ直ぐ」切るのが難しいです。最も確実なのは、ウィンドウ裏の梨地のモールド部にマスキングテープを沿わせて貼り込んでいく方法ですな。セロテープを貼ってモールドに沿ってナイフで切り抜いていく強者も居ますけど、私の場合はモデラーズ製のハイテクマスキングテープを使ってカーブ部分を処理してます。塩ビ製のテープなので柔軟性があって便利です。このハイテクテープでマスキングエリアの枠を作り、普通の紙製のマスキングテープで枠の内側を埋める形で貼り込みます。フロント・サイド・リアをキッチリ張り込めたら、枠部のハイテクテープの縁をツマヨウジで押しつけて、隙間から塗料が漏れない様にします。このハイテクテープですが、曲線マスキングが出来るのはいいんですが、代償として厚みがあって塗料が漏れ易いんですよね。窓枠塗装時のお奨めな使い方は、フロントやリアの場合は曲線になってる先ず上辺と下辺にハイテクテープを使い、その後で直線になってるである左右辺に普通のマスキングテープを使って枠を作る方法。これだと、テープが重なる部分はハイテクテープの上に紙テープが来るので、隙間を無くしやすいです。
マスキングが済んだら黒を吹き付けます。艶が在ろうが無かろうが関係ないんですけど、乾燥時間の早さと流動性の低さで艶消し黒の方が塗りやすいかと思います。で、塗布後乾燥したら、裏側のリアクウォーターとリアウィンドウのマスキングのみを剥がします。で、今度はそこに、やはり裏からスモークグレーを吹き付けます。スモークグレーはウィンドウの様な広い面積部分に塗るには、缶スプレーでもムラが生じやすい厄介な色ですが、スモークグレー1に対してクリヤー1を混ぜて、更に常に塗布面全面に塗料が乗るよう気を付けながらブラシで吹き重ねることで、かなりムラを回避出来ます。
あと、ダンパーも塗装してみました。飴玉2号にはテインの車高調が装着されてるとのこと。面倒くさいので流石に純正形状ダンパーを車高調用ダンパーに作り替えることまではしませんでしたが、テインのダンパーではお馴染みのグリーンに塗っておきました。使用したのはモデラーズカラーのグリーン(基本色)。このメーカーは自家混色用に基本色を出してくれているのですが、GSIクレオスやタミヤの様に勝手に白顔料を混ぜたりしていないところが素晴らしい。これで乾燥が早くて塗膜が丈夫なら常用するんだけどねぇ。ところで、パーツを撮影してみると面白い現象が発生。実際には黒と緑で綺麗に塗り分けてあるのだが、画像だとフラッシュが当たった部分の色が飛んでしまい、半透明パーツに塗りそこねの緑と黒が混じってる様な状態に写った。面白いこともあるものですな。カメラとかには詳しくないので、何故こんな写り方をするかは不明なんですけどね。てことで、画像では変ですが、ちゃんとダンパーは緑でハブは黒に塗り分けております。
ってなかんじで此処二日間の作業でした。運転席は何時の事やら・・・・
他の内装部品は
こんな感じでありまして、飴玉2号の画像を参考に、ダッシュに追加メーターとメーターから延びるコルゲートチューブ、それにコンソール脇の怪しい機械も雰囲気だけですがコッソリ追加してます。ステアコラム状のアペックスの機械もプラ板で作りまして、ステアリングもジャンクの中からMOMO RACEっぽいものを見つけましたし、更なるオマケとして助手席のシートの上に載せるアイテムも既に出来上がってたりするのですが、運転席シートが何時になるやら。あ、運転席のシートのレッグサポートがでかくなり内装のバスタブに干渉してしまうので(図中赤○部分)、ここだけ裏をエポパテで裏打ちしてからリューターで削り込んで干渉を避けてます
さて、一向に作業が進展しない運転席側シートに対して、その他の部分は着々と進行中。内装は、実車でも色々な素材が使われているのですが、完成後は窓越しにしか見えないので、細かく塗り分けすることは避けました。その代わり、部位によって市販のスウェードスプレーとタミヤ製の情景用3Dスプレーを利用して質感の違いを差別化。前後シート・ドア内張の布部分・グローブボックス部・リアトレイ部にはスウェードスプレーを、そしてフロアマット部分は3Dスプレーをそれぞれ塗布した後に、ブラックとライトグレーで塗り分けてやりました。目下、ダッシュボードやドア内張部分を艶消しにするか半艶消しにするかで悩み中。一番面倒くさい塗り分けが終わってるので艶の選択は楽なもんですから、追々決める事にします。
[スウェード調スプレー。白と黒があるので塗装色に合わせて選択する]
運転席側シートに対して助手席側シートは飴玉2号はノーマルシートって事だったので、キットのパーツのまま素通りしようかと思ったんですが、ふと「S13とPS13ではシートの形が違った様な・・・」と調べてみますと、案の定形状が変更になってました。そこで、キットのシートのパーツを図の赤点線部分で切断し、切り口を綺麗に整えてから、エポキシパテから削りだしたヘッドレストを追加装着してやりました。これで見た目はPS13のシートです(ホントか?)。
その後ですが、恐らくこの手の自動車模型を作るに際して、最も面倒くさい作業であろう、透明パーツへの着色も行っておきました。ラッキーなことに、飴玉2号はフロント部分のウィンカーは全てクリアータイプに変更されているので殆ど塗装の必要がありやせん。結果、テールライトとウィンドウパーツの塗装だけすれば良いって事になります。しかし、この両者、共にマスキングが面倒くさいんですよね。戦車とかガンプラに比べて組み立てそのものは簡単に思えて、実は相当面倒くさいことをしないと綺麗に出来上がらない事実を、この手のクリアーパーツで思い知った人も多いんではないでしょうかね?特に、このS13の場合は、元が古いキットだけあって、テールライトのパーツのモールドが、殆ど死に体になっています(笑)。モールドに沿って塗り分けなければイケナイのですが、沿うだけの余裕が無いんですよね。
文句言っても先に進めないので、先ずマスキングテープをパーツの表面全部に貼ります。そして裏側にはテープを2mm幅で沢山切り出したものを用意し、それを赤く塗る部分・オレンジ色の部分・無色の部分にそれぞれ貼り込んでいきます。黒で塗る部分を残す様にアートナイフの刃先でパーツに傷を入れない様気を付けながら切り取って、縁をツマヨウジの先でシッカリ押し付けておきます。マスキング完了後、先ずはパーツ裏から黒を塗装。次に赤く塗る部分だけマスキングを剥がしてクリアレッドを塗装。更に次はオレンジに塗る部分のマスキングを剥がしてクリアオレンジで塗装。ちなみに、クリアレッドの上からクリアオレンジを塗ってもクリアレッドの部分がオレンジになっちゃう様なことはありませんです。で、全部塗り終わったら残る無色の部分とパーツ表面のマスキングを剥がせば出来上がり。
クリア塗料は染色料塗料なので、通常の塗料よりも乾燥時間がかかります。また、缶スプレーでも可能ですが、筆塗りだと間違いなく筆ムラが出て汚くなってしまいますので、これはしない方が良いですな。一番良いのはやっぱりエアブラシです。
更にウィンドウパーツにも黒枠の塗装を行いました。これも面倒くさいんですよねぇ。黒を塗るだけなのでマスキングさえシッカリしておけば筆塗りでも対処出来ますが、失敗もし易いのでこれまた缶スプレーかエアブラシで塗ります。キットに付属の型紙は、意外と型通りに「真っ直ぐ」切るのが難しいです。最も確実なのは、ウィンドウ裏の梨地のモールド部にマスキングテープを沿わせて貼り込んでいく方法ですな。セロテープを貼ってモールドに沿ってナイフで切り抜いていく強者も居ますけど、私の場合はモデラーズ製のハイテクマスキングテープを使ってカーブ部分を処理してます。塩ビ製のテープなので柔軟性があって便利です。このハイテクテープでマスキングエリアの枠を作り、普通の紙製のマスキングテープで枠の内側を埋める形で貼り込みます。フロント・サイド・リアをキッチリ張り込めたら、枠部のハイテクテープの縁をツマヨウジで押しつけて、隙間から塗料が漏れない様にします。このハイテクテープですが、曲線マスキングが出来るのはいいんですが、代償として厚みがあって塗料が漏れ易いんですよね。窓枠塗装時のお奨めな使い方は、フロントやリアの場合は曲線になってる先ず上辺と下辺にハイテクテープを使い、その後で直線になってるである左右辺に普通のマスキングテープを使って枠を作る方法。これだと、テープが重なる部分はハイテクテープの上に紙テープが来るので、隙間を無くしやすいです。
マスキングが済んだら黒を吹き付けます。艶が在ろうが無かろうが関係ないんですけど、乾燥時間の早さと流動性の低さで艶消し黒の方が塗りやすいかと思います。で、塗布後乾燥したら、裏側のリアクウォーターとリアウィンドウのマスキングのみを剥がします。で、今度はそこに、やはり裏からスモークグレーを吹き付けます。スモークグレーはウィンドウの様な広い面積部分に塗るには、缶スプレーでもムラが生じやすい厄介な色ですが、スモークグレー1に対してクリヤー1を混ぜて、更に常に塗布面全面に塗料が乗るよう気を付けながらブラシで吹き重ねることで、かなりムラを回避出来ます。
あと、ダンパーも塗装してみました。飴玉2号にはテインの車高調が装着されてるとのこと。面倒くさいので流石に純正形状ダンパーを車高調用ダンパーに作り替えることまではしませんでしたが、テインのダンパーではお馴染みのグリーンに塗っておきました。使用したのはモデラーズカラーのグリーン(基本色)。このメーカーは自家混色用に基本色を出してくれているのですが、GSIクレオスやタミヤの様に勝手に白顔料を混ぜたりしていないところが素晴らしい。これで乾燥が早くて塗膜が丈夫なら常用するんだけどねぇ。ところで、パーツを撮影してみると面白い現象が発生。実際には黒と緑で綺麗に塗り分けてあるのだが、画像だとフラッシュが当たった部分の色が飛んでしまい、半透明パーツに塗りそこねの緑と黒が混じってる様な状態に写った。面白いこともあるものですな。カメラとかには詳しくないので、何故こんな写り方をするかは不明なんですけどね。てことで、画像では変ですが、ちゃんとダンパーは緑でハブは黒に塗り分けております。
ってなかんじで此処二日間の作業でした。運転席は何時の事やら・・・・