雪で高速道が不通になったので、物凄く久しぶりに国道10号をチンタラ走って大分市まで。途中、母の実家近くに差し掛かり、子どもの頃に祖母と見上げた日豊線の鉄橋を
約40年ぶりで見上げてみた。丁度電車が来たので、っつーかカメラ持って「電車来い!」と待ち構えてたら来てくれたのでパシャリ。懐かしいな~。超が付く過疎地域だけあって
40年前と風景が変わっとらん。
ちょっと前の話ですが、「フォースの覚醒」をリピート鑑賞しに行ってきました。今回はボッチなので、TOHOシネマズのスーパーワイドスクリーン&3Dにドルビーアトモスの組み合わせでの鑑賞。
実は色々調べていて、小倉に4DX上映館がオープンしていて、フォースの覚醒も絶賛上映中だと判ったんですが(西日本だと福山と小倉にある模様)、偶々仕事関係で大分市に行く機会があり、
仕事の翌日は直ぐに帰還するはずだったんですが、何と九州北部が大雪に見舞われてしまい、高速は全面通行止めだわ地元が水道管破裂で色々面倒なことになってるって事で、
午前中の帰還は諦めてシネコンで「フォースの覚醒」3D版を観ようという事にしたわけ。それにしても、滅多に雪積もらないトコ住んでるのですが、今回は珍しい位に降り積もりましたよ。
もうね、そこら中で事故起きまくりだったらしい。タクシーも予約で3時間待ちとか。当日結婚式だったってカップルが居て、そこに招待されてた知人が
タクシー呼ぼうとしたら、来るのが披露宴終わる頃とか言われて、結局長靴履いて徒歩で会場まで延々歩いて行ったなんて話もありましてね、披露宴会場でも空席だらけになっとったとか。
滅多に積もらない地域で尚且つ自家用車頼みの田舎町なのですけど、スタッドレスタイヤってのはホントに必要なのって年に1回有るか無いかなので
こういうとき簡単に機能不全に陥りますな。オマケに、田舎らしい話として空き家が多くなっていて、その空き家の水道管が片っ端から凍って破裂しちまいましてね、
市内ほぼ全域で水道がダメになって当局が給水サービスするハメになったり、市内にあるスーパー銭湯や温泉施設がイモの子を洗う状態で大パニックとか(笑
そんな中オッサンは、大雪当日は仕事にならんので奇跡の全日休の臨時休暇、翌日は午後から一時的に雪も収まったので出張とか言いつつ大分市まで出掛け、
夕食に仕事仲間と会議とか言いつつイタ飯屋でイタリアン食って呑んでノンビリ風呂入って泊まって翌朝は映画観てと、地元の混乱を余所に快適出張ライフを満喫しとったわけです(・∀・)
そのフォースの覚醒ですが、3Dはデストロイヤーの先端が迫ってくるとかライトセイバーが飛び出してくるとか中々面白かったんですが、それ以上にドルビーアトモスが思った以上に面白かった。
自宅にアトモス導入しようとすると、現在の映画部屋のサウンドシステムをほぼ完全リニューアルしなきゃならんし、スピーカーとアンプだけで軽く100諭吉超えになるので
ちょっとコスト的に厳しいな~。Ep9がパッケージ化される頃の状況で再考してみよう。それはともかく、二度目の鑑賞だったんですが、一度目の鑑賞時に色々気になったことが
この二度目の鑑賞でかなり理解出来た気がする。行き当たりばったりかと思ったら、もうちゃんとEP9までのプロットは揃ってるようですね。
さてさて、前回のダメ-WINGでノリノリになった事もあって、勢いでTIEファイターを製作中。製作中っつーか色塗り中というべきか。組み立ては買った時点で完成してるも同然ですし。食玩か!!
所謂「ダースベイダーのTIEファイター」という特装機は単体よりも、標準型のTIEファイターを従えてた方が絵になるというか、三位一体がデフォルトですな。
SU-METALの両脇にモイモイが居ないと絵になんない的な感じ。
Several fighters have broken off from the main group. Come with me.
Yes sir!!
ってヤツですな。1/72だとタダでさえ小さいTIEファイターですから単体だと寂しいんすよね。
思えばこの構成って感慨深い。と、言うのも、これだけメジャーなTIEファイターですが、ファインモールドがキット化してくれるまでは、MPCのキットそのものが存在しなかった。
ベイダーズ(ADVANCED X1)とインターセプターは有ったんですけどね。ちなみに、ベイダーズのMPCキットはスノースピーダーと共に長らく再販が為されず一時期凄いプレミアが付いてたな。
ファインモールドがキット化してくれた時にもベイダーズ×1に対して標準TIE×2で買うたんだけど、1/48のTIEファイターまで出してくれた時には驚いちゃったね~。
で、当然同スケールでベイダーズも出してくれると思ったら版権喪失という、、、。で、バンダイが版権取得して、改めて1/72のTIEが出て来たら公式サイズが変更になっちゃってて、
我が家のファインモールド製1/48TIEファイター二個積みはどうしてくれんねんって話ですわ。1/48ADVANCEDがバンダイから出て来てもフォローになんない(笑
っつー訳で、製作記とかナンバリング不要なほど殆ど完成状態(笑。資料画像と見比べてたんですが、ディテールはほぼパーフェクト。ただ、何だか少しサイズがでかい気が、、、、
気になったのでチョイと調べてみたんですが、何と!、あろうことかファインモールド製TIEの頃の公称サイズと現在の公称サイズが違うんですね。いつの間にか大型設定になってるんすよ。
ファインモールドのキットが製作された頃のTIEファイターの全長は公称で全長6.3m。ところが現在では8.99mと1.5倍近くにサイズアップされてんですね。
なので、ファインモールドのスケール換算もバンダイのスケール換算も間違っちゃいない訳ですな。こんなにサイズアップさせてデススターの谷を三機編隊で飛べるのか?とも思いますが。
ベイダーズTIEことTIE ADVANCED。公式設定ではTwinIonEngineの略称って事ですが、ベイダー用は4発開口部が有るのでTwinでなくてQuadrupletじゃねぇかと思いきや
車のデュアルマフラーみたいなモノでエンジンは2つってことでいいのか?よう知らん(笑。後のフォースの覚醒のファーストオーダーのTIUEで搭載されることになったハイパードライブを
既にこのADVANCEDの状態で搭載しているというのがこの特異な形状の理由だそうだ。
ベイダー卿、結構細かく塗り分けたんだけど完成してみりゃ見えやしない。プロップ同様の枠のみを使えば見えるようになるけど、今度は何もかも丸見えになってしまうので
コックピット内のディテールが不足気味。痛し痒しですな。かと言ってファインモールドの1/48TIEファイターほどスッカスカでもないんですがね。私はシールド付が好みなので窓付選んでます。
3機同時製作なので、組み立てよりも前方と上方のクリアパーツのマスキングの方が遙かに面倒くさかった。キットにはデカールの他にステッカーも付いてんですが、
ついでにマスキングシートもプリントしといてくれりゃ助かったのに。窓無しの枠をゲージにしてマスキングテープを切り出してチマチマとマスキングしました。
細かいモールドはベイダー用と同様に、手持ちの画像と比べても非常に高い再現度。ただ、金型の関係でモールドに不自然な面が付いていたりエッジが怠くなってる部分も結構あるので、
拘って作るならば一旦モールドを削り取ってプラペーパーなどで作り直した方がよりシャープになると思う。前回のX-WING同様にサクッと仕事を終わらせたかったので
継ぎ目消しを何カ所かした位の素組みです。ただ、前回のX-WINGのひび割れ事件を教訓に、キットのスナップフィット用ダボは殆どユルユルにして組んでます。
ちょっと気になったのがレーザー砲の二門の砲口ノズル。先端部をオレンジメタリックで塗っておいたんですが、この部分って撮影用の発光ギミック用のキャップで
ノズルそのものはこのオレンジ部を切り飛ばして開口させた方が正解だったりするんじゃなかろうか?かなり出っ張りすぎてるんですよね。SCULPTING GALAXYの画像なんか見てても、
このオレンジ部が付いてる画像もあれば、単に真鍮パイプをブッ刺しただけってのもあるんよね。ここは何時でも改修出来るので、今のところはキットの指示通りにしとります。
ベイダー用のTIEファイターの後方を支援する2機のTIEファイター。コチラの出来も素晴らしい。特に両サイドの大型ソーラーパネルの出来と構造が秀逸。
一体成型でなく、パネル部分とフレーム部分が別パーツになっていて、片側あたり9パーツ構成になってます。パネル外周部のフレームは一辺ずつ別パーツになってて
ディテールを損なうことなく塗り分けマスキングの手間が要らないという優れもの。一方でコックピット周辺の本体側のパーツは何もかも一体成型でモールドされてしまっていて、
特にフロントキャノピー両側のモールドと後部のエンジンノズル部は、一体成型の弊害でディテールのエッジが残念なことになっとります。
2機とも全く同じカラーリングってのも何となく残念な気がしたので、一部のパネルや凸モールド部への色の乗せ方を各々変えて塗って差別化してます。
っつー訳で、本体はトットと下処理終わったので、先にコックピットを塗装してパイロット&ベイダー卿を塗り分け。デカールは使わずステッカーの方をコックピット内に貼ってから、
開口部をマスキングした上で本体塗装開始。塗装色は、全パーツををクレオスの黒サフで塗ってから、クレオスの#338グレーをディテール部分に陰影が出る様に少しずつ塗装。
以前製作したTIEインターセプターよりも明るく白っぽい機体色にしたかったのですが、前回ダメ翼を塗装した時に、この338の色合いが良かったので端から決めてました。
前に地元クラブの方から尋ねられたことがありますが、この300番台の色はクレオスが独自に設定した色ではなく、アメリカ連邦政府指定の色コードに可能な限り近似させた色という事。
その近似という所に独自解釈が入る訳ですが、それでも時代と共に色相が大きく変わるようなことが無いという意味では、一回塗ったことがあると経験値的に覚えることが出来る色ですね。
FSはFederal Standard 595というカラーチャートに沿った色ということで、例えば今回使用した#338はFS36495という色コードなのですが、分解すると
FS=Federal Standard 595B 3=艶消し(1=グロス 2=セミグロス) 6=ベースカラー(6はグレーベースのカラー)
495=謎ww(ただし、頭の4と言う数字が7や8等の大きい数字になってると色相表で言うところの明るい色になる。小さい数字だと暗色)
っつー事になります。Federal Standard Color Chartってのがネット上にありますな。PCディスプレイはRGBで塗装色はCMYKと発色法が異なるのであくまで参照程度ですが。
300番台は飛行機模型に愛好する方が多いのですが、田舎だと置いてない店が多いのが難点。で、手軽な入手法ですが、模型用のマテリアルの内、塗料の1本だけ注文ってのは
問屋との兼ね合いもあって実は非常に敬遠される発注なんですね。ところが、クレオスの場合は、基本の1梱包は6本入りになってるので、取り寄せの場合は6本発注すれば、
何処の模型店でも意外なほどアッサリ入手出来ます。私なんて、近場のオモチャやゲーム売るついでにガンプラ売ってる店で発注しますが、概ね2日で来るよ。
余談はさておき、基本色はクレオス338ですが、部位によって下の黒サフを生かしたり殺したりで色のトーンを調節してベタ塗りにならない様にしてます。
暗いグレーはRLMブラックグレーの薄吹き。ノズル先端は、ハンブロールのカッパー。理由は近くに転がってたから(笑
両翼のソーラーパネルは、クレオスのフラットブラックにスパッツスティックスの偏光カラーを混ぜて微妙な「ただの黒ではない」感を出してみたんですが、
偏光だけに画像には上手く効果が写らず。前回インターセプターの時は青系使ったので今回は赤系の偏光使ったんだけど、吹いた後にいうのも何ですが青系の方が好みだな。
それはともかく、ベイダー用の方のソーラーパネルはなんと技術の結晶の2色成型一発抜きの組み立て不要状態。これが小さな親切大きなお世話で、
結局継ぎ目消しはしなきゃなんないし、何よりマスキングがメチャクチャ面倒くさい。標準のTIEファイターの様な構造が組むにおいても塗るにおいてもベストだと思うんだけどな。
反乱軍の機体のような豪快なウェザリングはTIEファイターには似合わないっつーことで、アクセント的に一部のみダークグレー系に調色した油彩を流したのみ。
一部スジボリに流れて墨入れっぽくなったけど、殆ど墨入れそのものはしておりません。
で、これで完成と行きたかったんですが、ベースで困ったんすな。キット付属のデススターの地表ブロックのベースは凄く良いんですが、あまりにも小さいんすよね。
ホビーショーのブースなんかではかくも盛大に使ってこれ見よがしじゃないですか。もうちっと盛大に使いたい~と思ったわけで、
目下バンダイのアフターに注文中。1回の発注で1つの部品に付3個までという制約があるので、手持ちキットのX/Y/TIE/TIEadの4種同梱のベースパネルを
3枚ずつ計15枚(Xは2種入ってるので改造前提で2種とも発注)してみやした。届くかどうかは届いてみなきゃ判らない。
前回のダメ翼でもパーツを一個紛失したので発注掛けてるんですが、バンダイのアフターってコスパ悪いですね。何が悪いって今時支払いを定額小為替で要求しやがります。
「でもいいよ」じゃなくて指定とか強要ってやつ。あれ、発行させる度に手数料取られるし、今回も500円取られた。一部ガンプラのパーツだとクレカで買えたりするんですが
生憎スターウォーズ関係は定額小為替と切手の組み合わせのみでの取り扱い。オマケに届くまでムチャクチャ時間が掛かる。タミヤやアオシマのアフターに慣れてる身からすれば
面倒なことこの上無しな感じです。