がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

雨大杉!

2008年06月26日 | 模型
あ~、梅雨ですね~。


洗車してますか?(はぁ?


 明日からまた出張なのですが、暇つぶしとか言ってた割にF-2Bがまだ完成しまへん。
 取り敢えず、前回の状態から墨入れと軽くウェザリングを施すとこからスタート。
このブログでは車模型の記事ばかりだったので、以前も書いたこと無かったかも知れませんが、
墨入れのエナメル塗料を溶く際に、使用する溶剤を用途に合わせて替えるなんつー事をご存知でしょうか?
 通常は、タミヤやガイアノーツから出てるエナメル溶剤を使用するわけですが、この溶剤は確かにスタンダードな溶剤なんですけど、
プラへやABSへの侵食が激しく、墨入れを施したばかりにパーツを折ったり割ったりする事があるんです。
ガンプラなんかは、プラ質との相性も有ってか、メタクソ割れやすいらしい。それこそパネルラインで
パーツを切断する場合、カッター使うよりもエナメル溶剤をパネルラインに流してパキッと割った方が
綺麗にラインに沿ってカットできる位だそうです。
 で、そっち方面でエナメル溶剤として用いられることが多いのが

↑ジッポーオイル。これでも侵食しないわけではないんですが、乾燥がかなり速くなるので、侵食度合いも軽くて済むんですな。

 ところが、乾燥が遅い方が助かることもあるわけで、そういうときには

↑ペトロール。要するに油絵の具用の溶剤なんですが、テレピン油(ターペンタイン)だと粘性の問題で使いにくいため、
粘度を低くし黄変等のトラブルをも避けることが出来るのがペトロール。無臭タイプのオドレス・ペトロールっつーのもありやすが、
こいつはエナメル塗料が巧く溶けてくれないので使い物にならないので、買い間違えないよう注意が必要。

 まぁ、車模型だと、大抵はタミヤやガイアのエナメル溶剤で事足りますが、足回り等の細いプラパーツに墨入れたいとか(ジッポー)、
内装やメカ部分にドライブラシを施したいが、直ぐに筆が乾きすぎて使いにくいとかの場合(ペトロール)にも
こうした使い分けを覚えておくのも悪くないんじゃないでしょうか。

 で、今回は飛行機って事で、墨入れすると同時に、拭き取りながらフィルタリング風に汚れを後方に流したかったので
溶剤にはペトロールを使用してます。拭き取りは綿棒に染み込ませたガイアのエナメル溶剤で
撫でたり叩いたりするように軽く拭き取っていくと、パネルラインの隙間から、水垢っぽいのが流れるように
微妙に残ってくれて良い感じ。飛行機なので前方向から後ろ方向に流してます。

 で、塗装面が乾いたら、一回クリアーを吹き付けてデカール貼りに突入。
 飛行機模型、それも1/48スケール以上の大きさの現用機に最大のイベントがデカール貼付と言っても過言ではない。
軽く100番を超えるデカールを貼るわけですから、この点だけは他ジャンルではそうそう無いかも知れません。

オマケに本キットの場合は、マーキングはスペシャルでキットも限定版だけど、デカールは普通のハセガワデカール。
デフォルトでやや柔軟性に欠け、糊がメチャクチャ弱いのは今も昔も変わらずの様です(汗
なんせデカールを台紙ごと水(お湯じゃないお)に浸ける時間が、アムロがリックドムを一機撃破するより早かったとしても、
水から引き上げてデカールが剥離するまでの時間は僅か数秒。糊の弱さが窺えます(笑。
クレオスのマークセッターが非常に相性が良いらしいので、今回はソレを使用して貼っております。

↑こんな感じでパネル毎にコーションデカールがてんこ盛り。本気で取り組むなら余白をなるべく落として
何カ所か分のコーションマークが繋がってるものは全てバラバラに切り離して貼るのが"よいこ"の貼り方ですが、
兎に角早いトコ完成させたいので、なるべくデフォルトの状態で貼り込んでいきました。
それでも、寸法が合わずに渋々切り離す必要があったりして中々大変でしたーよ。ウォークラインのストライプなんて、
目下乾燥ブースで出撃待ちしてるロータス95TのJPSストライプの方が遙かに楽かと。
逆に言えば、デカール貼り付けのスキルアップには最適な題材かも!?
 ともかく、チマチマと、インストの貼付指示を製作机にぶら下げて睨めっこしながら張り続けること二晩。
中にはインスト指示が曖昧すぎて貼る位置がサッパリ判らんマーキングもあったり、
どう考えても違うだろ?なマーキングは潔くオミットしたりしてますが、何とか貼り終えました。
ちなみに、これでもコーションマークが実機に比して足りないそうで、プラッツから
カルト製のフルサポートデカールが出てるんだと。足りないと見抜く人も凄いが、ソレを補う商品があるところもスゲェっすな(笑

 で、今回コレ作る決め手になったのが

↑コレ。2004年の独眼流も笑っちゃいましたが、2006年仕様のこの独眼流もDQN度が高いっす。
コレ貼りたいが為にこのキットを買い置きしてたんですが、普通のF-2には執着も興味もありゃしません(笑。
つか、完全にポジション失ってる戦闘機だわな。まぁ支援戦闘機なんてのは、F1時代から微妙なポジションなんだが、
この機体の導入過程ってのが、「日本がどれだけ米国の圧力に脆弱なのか」を証明したような話でしたし
本来エンジン以外はオール国産で作られるはずが、気が付くとF-16改みたいな状態っすからねぇ。

 んな感じで、漸く全てのデカールを貼り終えました。

ソフターも使ってますんで出張中は乾燥モードってことにして、帰還後には[クリアー→半艶クリアー→仕上げ汚し]と進め
足やら椅子やらキャノピーやら付けて行くことになります。迂闊にヨンパチ始めちゃって
コレが片付かないと、製作エリアが確保できず95Tを再開できないという実にアホな展開になっとりまして・・・(笑
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もっとプラモつくろう!

2008年06月23日 | 模型
 ども!ここ四日ほど出張だらけでしてね、おまけに昨日から今日に掛けては長崎へ出張り。
もの凄い豪雨の中、高速道を走って予定時間までに先方に到達せねばならないプレッシャーは凄まじかったっす。
近畿や関東なんかもこれからスゲェく降るそうなのでお気をつけを。

 で、今日の午後になって帰宅しまして、録画しておいた「プラモつくろう」を見やした。
「プラモつくろう」といえば、恐らく最多出演回数を誇るであろう



↑このオッサン。このオッサンが経営してたプラモ屋が閉店しちゃうそうですね。
マエストロ 閉店
この人、私が中高生だった頃から雑誌に出てた人ですが、斯様な人を以てしても、この業界は寒くなる一方なんでしょうか?


 で、夜になって数日放置プレイになってたF-2の塗装を再開。海洋迷彩どうすんべか?と考えたんですが、
スケールもデカイし、95Tの細かい作業に突入する前の気分転換アイテムって事で気楽さを優先したいこともあって
インストの塗装図を傍目に適当にフリーハンドでやっつけてみた。主翼左右の濃い青の模様のアウトラインが
ちょっと違いすぎたな~と思うんですが、まぁいいじゃないっすか(o゜ω゜o) 

 塗装に使用した色ですが、インストの指示だと実に映えない地味系になっちまうっぽかったので、
勝手に作ってみました。レシピはですね

明るい青→クレオス#72ミディアムブルー+#323ライトブルー+#110キャラブルーをベースにして#74エスペオリティブルー(緑方向)・#80コバルトブルー(赤方向)・ガイアノーツ ウルトラマリン(青方向)を使って青みを調節し、#338グレーで明度調節。

暗い青→フィニッシャーズ スーパーディープブルー+↑の明るい青をベースにクレオス#157スーパーブラックと#71ミッドナイトブルーで加減調節。

ってな感じ。明るい青はもっと彩度を上げるべきか迷ったんですが、自分のイメージ優先で行きました。色合いに関しては、

一応実機のネット画像を参照しましたが、青系はネット画像とかだと実物とカナリ違って写ることが多いから
実はあんまり参考にならんのですけどね。取り敢えず上の画像から言うと緑系を低くしてみた感じでやってみた。


 で、機体の主塗装が済んだらレドームとAIFFの塗装。機体色をインスト指示から変更したので、
バランス優先でココも自家調色。クレオス#338グレーをベースに、#156スーパーホワイトⅣとガイア純色のバイオレットとで調整。


 で、概ね塗装が済んだ頃になって一カ所塗装が足りてない部分が発覚。

 赤い↑の部分は当初は暗い青で塗りつぶしてたんですが、画像のように少しだけ明るい青が入るようです。
適当とはいえ、フォローしたい気分だったので、ブルタックで慎重にマスキングして修正を加えました。



 斯様な感じで機体色の基本塗装は終了。ついでにドロップタンクにも塗装をしておきました。
キットのインストでは、このドロップタンクには明るい青を塗るようになってるんですが、キットの箱絵もネット上の実機画像でも、今回作ってる記念塗装機の場合は、
何故か黒いんですよね。で、塗るわけですが、今回は先日手に入れていたクレオスのウィノーブラックを使用してみました。

 かんなり濃い黒でして、噴いてみたら一発真っ黒け。どっちかというと墨系の黒ですね。隠蔽力もかなり強いです。


 さて、この後は、墨入れ→クリアー→デカール→クリアー→ウェザリングと進めて行きます。
週末オンリーの一週間程度でこんくらい進められると、大してストレスも感じないしモチベーションも維持できるからイイですな。
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プラモつくろう!

2008年06月18日 | 模型
 ども!梅雨入りでジメジメする上に六月とは思えない低気温(20℃以下連発)のお陰で、
ものの見事に風邪ひいた@河童です。

 で、突然ですが、製作も佳境を迎えてるというのに95Tそっちのけで、何かパカパカっと作っちゃおうとか思いまして、
こないだ買ったⅣ号はキャタピラ組んだら腹一杯で投げそうな気がするし、昨年のTIEファイター同様
スターウォーズものやろうかと思ったらどうやらfeydさんとネタがバッティングしそうになったりして、
結果夏だし

燃えるアイテムを

ということで




祝!炎上

っつー感じでF-2支援戦闘機にしようかと(笑。これ↑、乗員二人とも軽傷だったんでネタにしてますが、
死んでたらシャレになんない事故。っつーのも、事故原因がね、航空評論家が
「エンジントラブルでしょう。離陸時はフルスロットルにするので、ちょっとした不具合で炎上するんですよ」
とか、事故時の[離陸→前のめり→墜落→滑走炎上]という動画見てんのに「はぁ?」な話したりしてたの思い出すんですが、
実際は整備時の配線ミスで、ロール検知センサーへの配線とヨー検知センサーへの配線を逆に繋いだらしく、
操縦士の操作に対して機体が「もう~何が何だかワカラン」とサジ投げて落ちたってのが真相。
テヘ♪配線間違えちゃった♪
でマイナス120億円ですよ。間抜けというにはあまりな話。

で、燃えるアイテムっつーことで、ハセガワの1/48、F-2B支援戦闘機を作ってみようと突如思い立ったのであります。

私が持ってるのは、垂直尾翼に伊達政宗のイラストが描かれた記念マーキング仕様のキットです。
日本独自の海洋迷彩+サムライイラストっつーことで、一歩間違えれば痛車ならぬ痛機になっとったかもしれませんが、
個人的にはカナーリ格好良いとか思っちゃってしまってるので、塗装で楽しむのをメインに基本素組みでパカパカっと行こうと思います。

でぁ、某番組風に・・・・

てってって~、てってってて~♪(違
尻フェチの一人臨海工業地域
@河童の挑戦

@河童(以下台詞は棒読みで)
「あ~、F-2ですね~。お?復座のB型で記念マーキング仕様ですかぁ。これ、格好良いから大好きなんですよね」

@河童(わざとらしいカメラ目線と棒読みで)
「この機体の特徴はなんと言っても自衛隊独特の海洋迷彩塗装。今回は、この塗装が巧く出来るかがポイントですね。」


てってって~、てってってて~(だから違
インチキナレーター
「美しい海洋迷彩の機体を、果たして@河童は、どんな技法を使って魅せてくれるんでしょうか?製作開始です」


@河童(緊張した村西監督みたいな口調で)
「先ずはコクピットからです。パーツには細かくスイッチやモニター類がモールドされてますが、
実は再現度はとてもテキトーだったりするので、作る側も筆塗りでテキトーにやっつけましょう。
フィギュアもF-16のキットの使い回しだから、使うには腕の改造が必要です。面倒なので使いません。
シートベルトくらいは追加してやっても良いような気もしますが、今の気分は作りたくない感じ」


インチキナレーター
「筆塗りの筆むらと乱雑な筆捌きのお陰で、見事なまでに乳幼児のお絵かきレベルの彩色で彩られたコックピット。まさに神技です」


てってってー、てってっててー♪(全然違
インチキナレーター
「このキットでは、特徴有る大きなエアインテークと三カ所の脚収納部を、機体主要部の組み立て前に
コクピットと同様事前に仕上げておかなければならないと@河童は言います。」

@河童
「このキットに限らず、またメーカーを問わず、F-16系のキットでは概ね定番の面倒な作業が、このインテイクの処理です。
ここも適当に済ませたかったのですが、流石に表に見える部分くらいは継ぎ目を消してやろうと、
上下分割のパーツを貼り合わせ、インテーク前方部のパーツのみ、内壁に生じる継ぎ目を消してやります。
ポリパテの粉を混ぜた瞬間接着剤を内壁の継ぎ目に擦り込んで、硬化後に細切りのスポンジヤスリでチマチマと・・・・
後半部もやはり内壁に継ぎ目が生じますし、ハセガワがユーザーに喧嘩売ってるとしか思えない押し出しピン跡があったりしますが、
どっかの大学教授みたいにしたから鏡でも当ててのぞき込まない限り、完成後は絶対見えないので無視します。」


インチキナレーター
「円筒内部を塗装するのは組んだ後だと難しいため、最初に内部を塗ってから上下を貼り合わせ、
継ぎ目を消してから塗装が剥げた部分のみ上塗りすれば良いと@河童は言います。
普通誰でもそうするだろ?というようなことでも、まるで特別な技のようにハッタリを効かせながら
見事にインテイクが出来上がりました」


@河童
「さて、インテイクパーツと、足格納部の組み立てが終わったので、早速塗装をします。
ついでに同じように艶消し白を塗るパーツをひっかき集めて、この時点で下処理を済ませ
一気に全部真っ白けに塗ってしまいましょう」

塗装中の@河童(超絶なる棒読みで)
「うーん楽しいな~」



@河童
「さて、インテイクパーツの塗装も乾燥したので、やっと機体本体の組み立てが出来るようになりました。
仮組みをしてみると判るのですが、インテイクの部分と機体本体、そして各翼がバラバラの構成になっていますので
今度は、全ての部位が確実に接続できるように、パーツの摺り合わせを行います」


@河童(何故か棒読みを忘れてテンション上がり気味で)
「このキットは、比較的新しいキットなのに、まるで20年前の金型を使用したかのような合いの悪さが特徴だと、
まるでパッケージ写真に写ってる娘が、実は本編には出てこず、出てくるのは場末のスナックの草臥れホステスみたいなのばっかりという
地雷エロビデオを掴まされたような気分です。」



インチキナレーター
「導入口部と左右と上部に四分割されたインテイク部から始まって、各部の合いの悪さは中々の物のようです。」

 
@河童(やりたくない作業が続いていてすっかりテンション下がった状態で)
「エアインテイク、そして胴体上下、主翼、垂直尾翼と、どこも悉く合いが悪く、摺り合わせや隙間埋めが必要です。
これらをパテ埋めしていたのでは、時間が無駄に掛かってしまいます。そこで、今回は、コレを使います」


ぴこぴこぴん♪
インチキ臭い女ナレーター
「接着剤ツリロン。流動性が非常に高く接着力も強力なのに何故か単価が安い瞬間接着剤。パーツの接着だけではなく
パテ代わりに隙間埋めや盛り上げなどにも使える優れもの」


不倫してそうな声のナレーター
「パーツを丹念に摺り合わせ、そして接合部に手際悪くツリロンを流し込み、繊細なモールドをうっかり埋めちゃいながら
@河童は一つずつシッカリとパーツを組み上げていきます。」



・・・・・・・・って、某番組の真似も飽きてきたので止めにします(笑

取り敢えず、パカパカっと組み上げて塗り上げてハイ完成っとなる筈でしたが、同社1/48のF-14よりはマシといえども
かなりパーツの合いが悪くて驚いた。1/72だともの凄くイイらしいのだが1/48はダメらしい。
また、実機写真では存在しない突起物が各所に刻まれており、これらも継ぎ目消しついでに消去しておきました。
中には継ぎ目を跨いで存在してる凸部もあって、これは残すとなると面倒だったのですが、継ぎ目と一緒に消し去れてラッキー。
つか資料もろくに見ずに作り始めてたので、実は型紙をプラペーパーに貼るところまで進めて気付いたんですよね。
危うく無駄な事するところだった。


 また、胴体部分が上下貼り合わせ構造である事と、金型の傷みという相乗効果からでしょうか、
機首部分の断面がドラヤキ型になってしまいますんで、これを円形断面にするため、
↑図の青線で囲った部分をバーリバリ削るハメになりました。飛行機キットはなるべくモールドを生かしたいので
こういう作業は本音を言えばしたくないんですよねぇ・・・。

 また、同じく機首部分のレドームのライトニングアレスタ部も厄介。F16のキットの時は、胴体が上下貼り合わせ式だったのは同じだけど、
レドームだけは別パーツだったのですが、このF-2ではレドームごと上下分割一発形成。
ビッグ1ガムか!?
しかも、件のライトニングアレスタが一本だけ継継ぎ目消しの邪魔になるという・・・。
全部削ってやり直すか、それとも一カ所だけ削って継ぎ目消し後復活させるか悩んだ末
左右一対だけ作り直して後はキットのまま行くことに・・・。

微妙に歪んでるとか何となく幅がとか!?w

あとは黙々と消えたモールドを彫り直し、垂直尾翼やフラッペロンや微少パーツを付けていきまして塗装準備。


んで、先ずはシャドー吹きをしました。0.2mmのブラシ出すのが面倒で、手近に出てた0.5mmで吹いたら
これ見よがしに極太です(殴


さて、本塗装に行くわけですが、キット指定の色(ミディアムブルーとミッドナイトブルー)だと、
ペーパーパレット上に出したサンプル見る限り、とてつもなく地味になりますな。ちょっと調色してみやしょう。

こんな感じで続きは又・・・・え!?

てってって~(脳に擦り込まれてしまったお)
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1/20 LOTUS 95T 【21】

2008年06月07日 | 模型
 とある模型屋にて。


と、まぁ買うたやめた音頭を踊ったあげく、束の間気絶しながら帰宅すると、何故か手には子供のお土産ではなく

↑自分へのお土産
がぶら下がってたという・・・。どっかのオッサンが戦車作ったのを見て、気が付けばこのザマですよ。
でも、正直マジックトラックっつーのが以前から気にはなっていたんですが、所謂スマートキットっつーのが
どのくらいスマートなのかも気になってたことだし、これから暑くなるから冬季迷彩だろ?とか
後付の理由はワケワカメなのを羅列して、一応購入を正当化。中身見てたんですけど、GT-Rに4000円払うのが
実にアホらしくなるほどの充実したパーツ群がそそります。久々に筆塗りで遊びたいので、そのうちシレっと作ってると思います。


 さて、ロータス95T。ここにきて
衝撃の事実発覚!?

確実なところは、判らないのですが、どうもリアウィングのデカールを一部貼りミスしたっぽい。
リアウィングの三段ウィングなんですが、表面は間違えようがない配置なんですが、問題は裏面でしてね、
一番大きなメイン裏はノーロゴとして、JhonPlayerSpecialのロゴが入るのは、一番上のフラップ裏だと思いこんでて
実際貼ってクリアーバシバシ吹いちゃったんですが、今頃になってどうも二段目裏っぽいぞという話が・・・・
事実、F1レジェンドの映像とか見てると、やはり二段目っぽい。つか、二段目はかなり角度が寝てるので、
動画ではどうも一段目か二段目か判断が難しいというのが実際のとこなんですが、手持ちの資料画像で
後方から写した物は、少なくともモナコの写真だと完全に二段目です。
他のでは参考にならないミュージアムストックレベルの画像なんてのもあるけど、これもやはり二段目。
で、うっかり一番上に貼った理由は、何を隠そうスタジオ27の作例が、オランダ仕様もカナダ仕様も共に一番上に貼ってたからでして、

モナコではウィングを勃て立ててたからで、他のウィング角度が寝てる場合は一番上にロゴが入るんだと、
もはや人気アイドルはウンコしないんだレベルの妄想でしか精神面をフォローできません(汗。
これにてモチベーション40%ダウンです。もうⅣ号製作に移っちゃおうかな?(殴。
スペアデカールさえあれば、フラップ一枚だけ塗り直し貼り直し、もう一枚は裏面にデカール追加からリスタートってのも有るんですが
そうもいかないのでこのまま無視しようと思います。っつーか二段目に張り直してやるにしても、
今度は北米仕様が二段目で正解という確証もなかったりしてwロータスも二段目より一番上の方が見やすいだろうに、
なんで見えにくい二段目に貼りますかね?とか八つ当たりしても仕方ない。つか、言わなきゃ誰も気付かなかった?(笑

 さて、その95Tですが、クリアーの続きをやっております。今回は、スケールも大きい黒塗装って事もあり、
最終的に磨きを入れる際に、磨きにくいところは磨かないでも済むように、中研ぎというか、吹いては研ぎを繰り返してます。

クリアー吹いてソコソコ硬化したら、デカールの上をメインに、パーツ全体に1500番のペーパーを入れ、
デカールの段差と塗装面の荒れを取ります。クリアーは、希釈が濃いとどうしても塗装面が荒れますが、
希釈が薄いと肉厚が残せずにデカールの厚みをカバーしきれないので、何度か吹き→研ぎを繰り返して
最終的には、磨きやすいところだけ磨けば充分艶を出せるように仕上げて行く訳ですが、
デカールが貧弱な場合は、皺やクラックが途中で入ったりする可能性もありますんで、ややリスキーな手法。
カルトグラフとかだと逆に定番な手法なんすけどね。このキットのデカールは、そこそこ丈夫らしく今のところは無事に済んでおります。

結局吹いては研ぎを三度ほど繰り返し、最終的にかなり薄めたクリアーを吹いたところで、完全乾燥待ちモードに突入。
乾燥機を使いながら、一週間ほど乾燥させたいと思います。


 で、その間に、他のパーツを仕上げていく。先ずはフロントサス。

アッパーアームに接続されるプルロッド接続用のステーを真鍮版から作り出して接着。リアの時はハンダ付けしたけど
フロントはアームが細いので接着で対処。強度確保のために頭を削ったインセクトピンでアームに差し込んでます。
ステアロッドは接続部分がホイール内とサスカバー内に内蔵されちゃってて見えないので、真鍮線で対処。
ステアロッド取り付け用の穴はちゃんとアップライト部に開けておきやした。一方プルロッドは
接続部も露出するので一応それっぽく自作。リアの時はアルミ管を使いましたが、フロントは思い切り露出するので
0.8mm洋白線の両端に0.6mmドリルで穴を開けて、潰した0.6mm真鍮線に0.4mm穴を開けたものを差し込んでます。


ブレーキダクトは、穴を開けるのも面倒くさいし、開口部付近がかなり湾曲した形状で穴開けても効果は薄いと判断し
ノミやキサゲを使用して開口部を深く彫り込んで済ませました。ダクト本体の形状は
なんとなくイメージと違ってたので資料写真見ながら削りでの造形ですが形状を若干変更してます。


と、フロントサスも概ね塗装を残すのみとなり、後はコクピットコンソールのデコレーションとミラー、
それにシリープレートくらいが未着手で残ってる程度で、いよいよパーツが揃ってまいりました。
出張が多いので微妙だったりもするんですが、計画としては今月中には完成できる気がしてきたっす。
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1/20 LOTUS 95T 【20】

2008年06月02日 | 模型
こないだのとは違った意味でのジェット機VS四輪車




 ども!出張だったのに何故か楽しかった週末の@河童です。出張先でね、kazuさんが作ってる
タミヤのGT-Rキットを買おうと思って、模型屋とかヤマダとか行ったんですけどね
どこにも売ってないですよ!?
つか、出張先はともかく地元では再販アルファさえ見かけやしねぇ。昔はタミヤのプラモだけは
どこでも買えたような気がすんだけどなぁ。社長交代してパンツのゴムでも弛んだか??まぁ慌てて買うもんでもないし、
そのうち見かけて安けりゃ買おうかというグダグダ姿勢にて待ちまひょ。で、GT-R売ってなかったけど
何故かヤマダという家電量販店で、モデラーズのカーボンデカールが400円で大量在庫してたので、
悪い癖出て大人買い。モデラーズのカーボンデカールは、10年くらい前出てた旧版だと目が斜めに入ってて、
実に無駄なく使えたのだが、現行品は縦に目が入ってるので、斜め使いしようとすると端切れが沢山出ちゃうんですよね。
でもこの価格だと3枚買ってST27一枚分で一応カルトグラフデカールって事なので、やっぱりお得です。


 さて、ロータス95T。製作記も20回目を迎え、とうとうクリアーコートの段階まで進めることが出来ました。
デカールですが、カルトグラフ製ではなく国産デカールだそうで。質感的にエッフェ製っぽく感じるけど
実践使用経験が実は無かったりするので(汗、断言は出来かねます。で、貼ってみた感触ですが、
これが思いの外全然貼りやすい。ストライプなのでデカールが薄すぎると貼るのに手こずってしまう事が多いんですが、
このデカールは実に貼り易かった。真っ直ぐ貼る際の腰の強さと、少し曲げたいと思ったときには
意外なほどフレキシブル。余白が多いのですが、このキットにはスペアデカールは言うまでもなく、
予備のラインさえ入ってない断崖絶壁1ミス命取り仕様なので、
拙って歪んだりしないように余白はいつもより多めに残して台紙から切り離してます。
水離れも良いですが、「水離れが良い=糊が弱い」っていうパターンも考えられるので、念のためセッターを使用。
デカール軟化性能が一番低そうなマイクロスケールのSETを今回は使用してます。
尚、コクピット両脇内側の壁面と、前方のモノコック露出部にはモデラーズのカーボンデカールを貼付してます。


 デカールでの失敗が一点。コクピット右脇のゼッケンですが、リベットに被るように貼ったんですけど、
その際クレオスのソフターを使用して馴染ませようとしたんですが、思ったように軟化してくれなくて
なら蒸し綿棒でと作戦変えたらあっさり定着。結果全ての凹凸に掛かる部分には蒸し綿棒攻撃で挑んでるんですが、
暫くしてみると画像の矢印部分だけ歪んじまいました。スペア無いので泣き寝入りです(笑。

ここだけ最初にクレオスのセッター使ったので、多分その影響がうっかり出ちゃったんだと思います。

 以前のエントリーに書いていたとおり、このキットのデカールには不備があります。

画像のヘッドレスト部分のJPSマークが入っていないのです。ドライバーが乗ってるときは頭で隠れるので
メーカーが見逃しちゃったんでしょうかね?仕方ないので手持ちのジャンクから同じ色合いの物を投入。

 その他、風防に貼るJPSロゴもデカ過ぎ。正確には風防がちょっと小さい訳ですが、
キットのデカールのサイズだとエア取り込み用の小穴が開けられないので、これまた一回り小さい物を調達。
まぁここらは先述の”無い”ってのに比べるとマシですが、手持ちのジャンクにも色合いとサイズが丁度良い物が無く
妥協できるサイズの物を貼りましたんで、今度はやや小さめになっちゃったかも?
 あと、この風防のような塩ビパーツにクリアー入れる場合、特にラッカー系クリアーはうっかり塗膜を割っちゃったり
或いは定着が悪くて剥がれちゃったりとかのトラブルが起きる可能性があるので、定番手法とは言えないかも。
一応、シールドの切れ端に同じクリアーを吹き付けて、乾燥後にマスキングテープを貼って、
少々乱暴に剥がしてみるという検証を経て、塗膜が曇りもせず剥がれもしなかった事を確認してから塗装してます。
塩ビパーツの質によっても巧くいったり×だったり区々ですしね。

 レーシングカーのキットって、デカールというのはパーツ以上に重要です。パーツなら色々なリカバリー方法を
多少のスキルを要求されるとはいえ、誰もが用いる事でトラブル回避の道があるんですが、
デカールの場合、自宅や周辺の仲間内にデカール自作環境が無ければどうにもなりませんし、
例え有ったとしても、この車のようにロゴの色が統一されてるような場合、色合わせが非常に難しいのです。
 今回のように不足とかってのは、購入したユーザーをガッカリさせるには余りある話。
最低でもスペアデカールのメーカーストック、本当なら不足分を請求者に送付する事でのフォローが必須だと思います。
そういうメーカーサイドでのミスのリカバーという”手間”を惜しむような姿勢だから、
昔からスタジオ27の出すデカールには、ロゴ不足やロゴミスが絶えないのでしょう。
私の場合、フォントがちょと違うとかロゴサイズが少し大きいの小さいのってのは、
ガレージキットメーカーであることを考えれば全く以て許容できる方なんですが、国産ガレキメーカーとして
もう随分長く商売続けてるんだから、せめて国内ユーザーには相応のフォローをお願いしたい。
今回だけではなく、このブログを開始してから、ST27のキットは二つめで、二つともデカールの不足で難儀しましたし
更にデカール単体品ではロゴ不足を黙認して完成させた物が一つと、製作断念した物が一つと計四度掴まされてるので
流石に記載しておこうと思いました。直近では、スペアデカールを積極的に放出してくれるようになったらしいとも聞くんですが、
それは凄いことではなく当たり前のことだと考えていただきたい。
世の中、大判デカールを一発で決めれる上級者ばかりじゃ無いんすから。こんなこっちゃ益々キット市場から人が減る。

 それと、JPSロータスのキットのデカールには、予備として使えるようストライプを余分に印刷してくれると嬉しいですな。
デカールをコピーしてパーツに仮合わせしてみたら、全体的に少しデカールの方が大きかったため、
何カ所かでストライプを切断したりロゴを切り離したりして対処してます。特にウィング関係は
ストライプで囲むようなデザインになってるので、この現物合わせ切り貼り作業は必須ですが、
ここらは1/43だろうが1/20だろうが、JPSの様なストライプデカールでは或る種御約束ですな。


 デカール貼付後、24時間自然乾燥させて流水で余分な糊や貼付時に付いちゃった手垢などを洗い流し、
更に乾燥ブースで48時間断続乾燥。全くの自然乾燥なら概ね一週間乾かすくらいの感覚か?
 で、一応初めて使用するデカールっつー事で、捨て吹きの捨て吹きみたいな状態からジワジワ時間掛けて
塗っては乾燥塗っては乾燥を、薄ーーく何度も繰り返して様子を見てみましたが、どうやらこのデカールは
結構クリアーには耐えるタイプの様です。貼ってるときから思ったんですが、恐らくインクが強いというのではなく、
上層のフィルム部分が、旧来他社製の国産デカールより強いんじゃないでしょうか?
その分、フィルム層が厚いらしく、どのくらいの厚みで研ぎ出し可能なレベルになるかが、経験値が無い分判断し辛いですな。
 使用したのはフィニッシャーズのオートクリアー。ガイアのEXクリアーとかクレオスのスーパークリアーⅢとか
最近は色々な良質なクリアーが話題になってますが、私は慣れもあってコレが好きなようです。

 で、取り敢えず”捨て吹き1→捨て吹き2→馴染ませ吹き→下吹き→本吹き×3”まで進めて暫し乾燥モード。
 デカール上のクリアーまで研げれる状態になったら中研ぎ入れて、最終のクリアーまで進めようと思います。
まだ、細かいパーツで未着手か途中で止めてる部分が残ってますんで、ボディーと並行してそこらも進めねばならんですな。


 で、ここに来てボディーに色も入ってロゴも入って、ギアボックスとかコクピットとか
面倒くさくてモチベーション下げちゃうパートも終わってるという精神的余裕からか、
漸くヒロ模祭りに参加するキットをフェラーリ412T2カナダGPに決めました。

レジンの質から考えてなるべく早く作った方が良さそうなキットから選ぼうと思い、当初は
・ウィリアムズ FW16 サンマリノGP
・フェラーリF2003GAイタリアGP
・マクラーレン MP4/5 日本GP
の内どれかを選ぼうと思いましたが、
FW16→どうもメーカー完成見本を見てると気にくわないのだが、何をどうすれば気に食うようになるかがさっぱり見えないw
F2003GA→全く以て出来が雲泥の差とはいえ、以前ST27のGAを作ったのでネタが被ってしまう
MP4/5→MP4/4やMP4/5Bなら資料が掃いて捨てるほど有るのに、MP4/5だけA級アイドルの恥ずかしい写真並に手に入らない。
という、どれもはぁ?な理由な訳ですが、棚を吟味した結果
・ゴクミの旦那である
・シチリア島の血を持つ
・グッドイヤー→ブリジストン→ミシュランと転がしてたくせに何故か東洋タイヤのCMに夫婦で出演した
・勝ってる
・資料が沢山ある

という理由から、412T2アレジ号にしようと、棚から引っ張り出してきて机の横に待機させてます。
コメント (16)
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