がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

秋の新製品ネタ

2012年09月20日 | 模型


 問題はオーリスのプラモが無い事と、権利関係をどうクリアするかってことでしょうか。なんだかんだ言って専門職がデザインしただけあって、纏め方が上手いと思う。
やはり、ヘルメットはあのヘルメットなんでしょうか。通常の3倍速く走れるんでしょうか。ナビのモニターも死ぬんでしょうか。助手席はロリーな娘限定なんでしょうか。


 そんな感じで仕事で使ってた愛用のスズキKeiをエンジンブローで失って意気消沈気味の@河童です。気が付けば夏も過ぎて彼岸の候。朝晩モッコリ涼しくなっちゃって、このまま秋になるのかな~と感じるこの頃。
ブローさせたKeiは、元々は事故車でディーラーの車検用代車に成り果てかけたのをカミさんの下駄用にサルベージした車で、その割に手に入れてから10年近く動いてくれた強者だったんだけど、昨年タービンをブローさせ、
そして今年はついにエンジン昇天って事で、流石に修理代の方が車体より高く付くって事もあり廃車にすることにしました。で、仕事用だけに代わりの相棒が急遽必要となりまして、仕事用としては初の新車を調達(経費だけどな)。
エンジン潰したその日の内に、ネットでカタログを読み漁りましてね、最終的に決めたのが

スズキアルトバン!!!!つか、条件に合致するのがこれかアルトFしか無かったというのが真相ですが。仕事用なので過走行前提なので、構造はシンプルな方が維持が楽。しかし、最近の軽はいつの間にか色んな装備が付きすぎてて
加えてエコエコエコエコとどっかの少女漫画のタイトルみたいな状況下では、アイドリングストップとか電子制御トランスファーとかややこしそうなのがペタペタ付いてて価格も高い。で、なるべく余計な物が付いて無くてシンプルで
MTのトランスミッションが設定されてる車種となると、本当に種類が限られてしまっているのが現状。全メーカーを当たってみた結果、何とコチラの希望に添う車種は、ダイハツミラ・スズキアルト・マツダキャロルの三車種しかない!?
兎に角驚いたのが5ないし4速のMTの設定ってのが殆ど無い。時代も変わってしまいましたねぇ。で、件の三車種の中で、超が付くほどシンプルだったのがミラのバンとアルトのバンでして、結果、価格的にも装備的にも希望に近い
アルトバンに決定。新車だけど、兎に角何にもオプション付けなかったら、車体は60万円台で買えてしまいました。田舎は軽自動車の中古が割高で、特に4ナンバー登録できる軽は出物がないかあっても意外なほど高いので、
この価格なら中古探すまでもなく十二分に納得が出来る買い物です。ターボも無ければエコ関係デバイスも無い、勿論ABSやパワーウィンドウさえ無い。無い物は端から故障しようが無いわけで、逆にコッチには好都合。
実はエアコンもパワステも要らないとか言ってみたんだけど、そういうのは標準装備なんだそうです。そのくせ、実はエンジンそのものはアルト全グレード共通なのでちゃんと走るし、シャーシのプラットフォームはワゴンRと共通なので
実は基本骨格はシッカリしてる。それでいて単純なこの構成なら、単なる車好きのオッサンレベルで概ねセルフ整備が可能なのでメンテコストも低く抑えられるのがイイですな。
4ナンバーは2度目の購入ですが、田舎で仕事用とはいえ自家用用途みたいなもんですから任意保険の問題も無し(不特定多数が乗る営業者とかだと割高になります)。納車が待ち遠しいです。

 さて、今月に入ってから412T2をボチボチと再開しております。本当にボチボチでありまして、コンソールのボタン一個塗って今日は終わりとかそんな感じ(笑)

 目下モノコックを作業してるんだけど、久々の雌型モノコックってことで、結構面倒くさいですね。外装色塗って内側も塗ってコックピット内壁はカーボン処理して
或る程度進んだら外装色を研ぎ出しして云々と塗って磨けばオシマイって訳でもなく、又、ここが片付かないと他の作業が何も出来ないという事で、
作業停滞の素要因であるのは間違いない。

 メーターコンソールも元のメタルパーツの表面が荒れててモールドもダルかったので真鍮素材で作り直したんだけど、これが又思ったように行かなくて結局3回ゼロから作り直す結果に。
まぁ亀速度でも少しずつ仕事してる内に気が付けば目処が見えてきたのが幸い。ココが片付けば、またモチベーション上げられると思う。

 コックピット内壁のカーボン処理(っつても場所が場所だけに画像では見えないかも)には、今回はハセガワのカーボンフィニッシュを使用してみました。このフィルムは
シールステッカーの様にペタっと貼るも良し、又中性洗剤を霧吹きして自動車のスモークフィルムの様に定位置に滑らせて貼り込むも良しの便利な代物。
ただし、カーボンやケブラーといったタイプのフィルムは、他のフィニッシュシリーズの品よりもフィルム厚が厚いため三次曲面などに合わせるには少々労力が要りますな。
でも、やはり使い勝手が良いんですよね。現状では目が綾織りで荒い物と目が細かい物の2種類だけなので、是非とも平織りとかドット柄とか追加してくれると良いんだけど。
で、散々色々やってみた結果、パーツ組んでみたら殆ど苦労は報われないというか見えないとこだらけで徒労に終わってるのはいつも通り。
 それにしてもこのキット、一体いつ完成するんだろう?特に大して大掛かりな仕事をしてる訳でもないので、一気にやっつければ案外スパッと行けちゃうんだろうけど、
いざ作業を開始してもやる気が萎えるのが我ながら早いです。もう15分も作業したら飽きちゃう(笑)実際のF1レースにも昨年、今年と全く感情移入できなくなってるってのも影響有るかな?
 ちなみにデイトナは前回のエントリーの画像の状態のまま目下箱に封印されて仮死状態。気が向いたら最後の一息を加えて完成させようと思うけど、展示会も終わっちゃったのでやる気失せ中。


 さて、話はモフモフっと変わりまして最近届いたプラモ様御一行の話。今回の荷物は元々5月終わりのフジミザウバーc30辺りからの発注分が纏めて届いた形になりました。
と言うのも、利用してるメインの通販サイトが月跨ぎでの一括発注を受けてくれないこと、どんだけ購入しても送料は一律630円であること(○○円以上は無料とか無し)、
そして発注品の中に入荷時期が不安定になりがちな海外製プラモが入っていたこと、更にはアオシマのアヴェンタドールの様に発売が大幅に遅れた物、
斯様な事情が色々重なりまして、今月に入ってからこれらが纏めてドンと届いたわけです。一昨年辺りだと一ヶ月だけでもこれくらいの分量を購入してた気がしますが、
今回の荷物の場合だと5,6,7,8,9月の計五ヶ月でこれくらいだったわけですから、やはり購入量は大幅に減った気がします。ぶっちゃけ欲しいのが無いことと
単価が高くなりすぎてる事がある。現在というか、ここんとこずっと円高ドル安ユーロ安なんだけど、今やスッカリ国産キットが高価で海外キットの方が安いという構図になってます。
正規輸入品での話ではありますけど、あのボッタクリとしか思えない正規輸入価格(ドイツレベル製品だと現地20ユーロ程度→日本価格5000円とか)は
変動相場制をまるで無視してるかの如き安定価格で相変わらず入ってきてるんですが、反面日本のプラモがどれもこれも高騰化してしまって、輸入キットボッタ価格に
あろうことか追いついてしまったという訳。あくまでボッタ価格比なので、個人輸入や並行輸入での海外キットと価格を比べると、国産プラモとの価格比は更に大きくなってます。
ただ、輸送費の関係もあるのか、最近は並行輸入の海外キットの価格も上昇傾向にあり、例えば正規輸入キットを30%offの店で購入した場合と、並行輸入商品を
店側の言い値で購入した場合では、価格差が以前に比べると随分小さくなっていて、送料とか加味すると30%offの正規品を買う方が得な場合も出てきております。
今回の荷物もドイツレベルのキットが混在しておりまして、並行品とドッコイか下手するとコッチの方が安い感じでしたね。

 届いたのは、
フジミ 1/20 ザウバーC30日本GP
     1/24 マクラーレンMP4-12C
     1/24 ランボルギーニ レヴェントン
アオシマ 1/24 日産シルビア スペックRエッチング付き
     1/24 ランボルギーニ アヴェンタドールLP-700
ハセガワ 1/20 アルタイル
ドイツレベル 1/24 フェラーリ599GTO
       1/48 B-17F メンフィスベル
WAVE 1/20 S.A.F.Sファイアーボール
バンダイ 1/144 RG ガンダムマーク2
     1/144 RG ジャスティスガンダム
といったところ。他にも何やらスーパーな漢の映画の広報を纏った牛ウシなF1ってのも買ったんですが色々な意味でもナイショらしいのでココでもナイショ。
5ヶ月でこれくらいというのは、我ながらまぁ妥当な線じゃなかろうかと。 で、買っといて言うのもなんですが、どのアイテムも何だかパッとしないなぁ・・・と。
脳内モデリングってのが最近とんと出来なくなってる気もします。箱見てwktkして脳内で完成体を妄想しながら涎垂らすみたいなのが無い。
 そうそう、これらの荷物が届く前に、フジミのザウバーC30の修正デカールってのを入手しておきました。こういうのって製作してみなきゃ判らないとこなので、積んどく派は中々気付けない。
某ショップの大将に教えて貰わなかったら私も完全にスルーだったな。
 フジミと言えばレヴェントンの話。これ、9月に入って早々に発売されたんだけど、実は買う気がなかった。好きな車だけど、実際の出来がどうなのかが皆目判らなかったので、どこかでレビューが上がるか
雑誌で紹介されるかまでは購入保留のつもりだったんだけど、発売日直後に何故か密林で4割引で売られてましてね、しかも新製品なのに中古品とか書いてあったので怪しげな雰囲気もあったんですが、
送料も無料だったので思わずポチってしまった。で、その4割引の真相が、なんてことない箱の破損だったようで、中身には何の問題もありませんでした。5000円なら躊躇するけど3000円なら気に入ったアイテムであれば
中身見る前に博打の如く手を出す気になるというのが、今の自分のプラモデルに対する価格的価値観らしいです。


 そういや、気が付けば早くも秋のホビショの季節。秋~冬の新製品案内が色々と届いてるんですが、個人的には「これは!!」ってのが殆ど無い感じ。最早どのジャンルもアイテム飽和状態かもね。
タミヤ
1/20 REDBULL RB6。これ、結構業界内の事情にアンテナ持ってる人の間では、昨年から囁かれてたアイテムですよね。権利関係が色々五月蝿かったらしいBBですが、漸くそこらがクリアになったようで。
同様に今まで表向きスルーしてきていた(笑)TAMEOからもRB8のキットが正式アナウンスされてた事もあり、プラモ関係もどうにかなるんかな?と思ってたらタミヤから出てくるとのこと。個人的に近年のF1車には
あまり模型的な魅力を感じなくなっていて、時々密かに出回る謎のガレキなんかも殆どスルーしていたんですが、プラモ価格(っつっても定価だと6000円位だそうですが...)で手に入るなら手に入れようかとは思う。

ハセガワ
・1/72 ユーロファイター・タイフーン 単座型。
これも随分前から出てくるって言われてたけど中々出てこなかったアイテム。初めて名前を聞いたとき「やう゛ぇ!名前萌えした!!スゲェ戦闘機に違いねぇ!」とか印象持っちゃって
飛行機モデラーでもないのにドイツレベルの1/48キット買っちゃったりして喜んだのも今は昔、「ナイト・オブ・ザ・スカイ」辺りを見ながら冷静に考えると、ミラージュ2000に毛が生えた程度の意匠の飛行機でしかない。
最近性能追求するあまりに外観意匠なんてどうでもいいってのがどのジャンルでも跋扈してる気がする。でもこういうのって外観大事だと思うんだよね。F-14とかF-15とかSu27とか一見しただけで強そうじゃないですか。
スターウォーズなんかでも、TIEファイターなんて一見しただけで粉砕される姿しか思い浮かばない外観だし、反対にX-WINGとか一見しただけでメッサ正義臭漂わせてる。とか何とか言いながら、
部隊マーク次第で多分買っちゃうな~(笑)
・1/12 ヤマハYZR500
バイクにはとんと疎いんですが、流石にこの車体は知ってる。つか、エディー・ローソンの駆ったこのマシンが今まで無かったことが不思議なくらい。実はタミヤからもこの秋ホンダNSR500の84年型が出てくるんだけど
車輪方面は目下バイクの方が盛り上がってるんですかね?YZR500はローソン仕様だと模型には鬼門のマルボロが絡んで来ちゃうわけですが、バイク模型業界でもやはり×なんでしょうね。
・1/20 Ma.K LUM-168 CAMEL
 マシーネンからは、月面用戦術偵察機CAMELがキット化。ガシャポンのカプセルを使って作られたといわれる独特のフォルムを再現してくれると聞いてオッサン喜んでます。心情的には100個買いたいが
財政上の問題でやむなく1個買おうと思います。マシーネンと言えば、22日~23日の予定で北九州にて展示会が開催されます。私も作品持っていこうと思ってたけど仕事で断念。。。お近くの方は是非に。

アオシマ
・1/24 スバルBRZ stiコンセプト
 人気も確かにあるのだが、生産計画と市場での需要を読み違えたことから来る需要過多状態のお陰で未だに納車半年待ちというBRZ。タミヤに続いてパーツ割りからの予想通りアオシマからも登場。
タミヤと異なるのが、今後エアロ等のバリエーションが簡単に開発できるパーツ割りになっていることで、事実昨年のモーターショーで出品されたstiコンセプトバージョンが、市販仕様に続いて年末キット化。
「実車は納車までに待たされるがプラモなら即納車!」とかホビショのポップに書いてたりして。
・1/24 ムービーメカ マッドマックス インターセプター 1/24 バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン
 既発の製品に新たにエッチングパーツを同梱させたSPLパッケージ。素体キットの出来も、これが中々侮れない好キットなので、エッチングパーツ等によってどの程度アップデートされるのか興味津々。
・1/24 日産GT-R エゴイスト
 既発のR-35のキットに新規パーツを加えて2012年エゴイスト仕様を再現するキットだそうです。この手のバリエーションの場合、目立つ部分だけパーツを入れ替えてナンチャッテ仕様にてキット化されがちなんですが、
はたしてこのアオシマのエゴイストはどういう形態で出してくるか。メーカーの告知では前後バンパーと内装を新規金型で追加してくるとのこと。エゴイストだけではなくピュアエディションもアップデートされてリリース。

フジミ
・1/20 ザウバーC30 エンジン付き モナコ仕様&ブラジル仕様
 春に発売された日本仕様ではエンジンレスでしたが、今度はエンジン付きで出すとのこと。といっても、果たして現行F1のモツ付きキットに魅力があるかと聞かれると個人的には無いと答える。ああいうのは
無骨なワイヤリングがニョロニョロと這ってたり、タコ足や配管が立体交差するヴィジュアルが魅力だったので、それらが殆ど無くなってしまってる現代F1のモツには興味は湧かない。 つか、今年の出せよ感大。
・1/20 マクラーレンMP4-27 オーストラリアGP。
 ザウバーでもそうなんだけど、相変わらず○○仕様と看板掛けたがるね。で、かの塗装が面倒くさいF1カーの筆頭のマクラーレンの今年の車が早くもリリース。流石設計を外tmo;l/l/k;fandu
今年のF1と言えば不細工なあの階段ノーズな訳ですが、マクラーレンは階段を採用せずキレイな流線型に纏めてきました。なので、今年のf1の中では唯一流麗な車に見えます。フジミの再現度も気になるけど
それ以上に例のシルバーの塗装が面倒ですな。買おうかどうしようか悩み中。
・1/20 フェラーリF2012 マレーシアGP
 階段鼻でも赤けりゃ買います。赤いから買うのであり、それ以上でもそれ以下でもない。
・1/24 GSR 初音ミクBMWZ4 2012仕様
 なんと今年仕様のミクZ4をキット化とのこと。これ、昨年型に比べて前後ともトレッド拡大されたりかなりモディファイ入ったんだけど、キットではちゃんと再現するんでしょうか?昨年のキットにデカールだけ今年のってんなら買わないが
ウィングとか一部のみパーツ追加でお茶濁すなら買わない。

 フジミの製品にやたらネガなコメント付けちゃってる気がしますが、何とフジミは春に続いて秋のショーにも不参加とのこと。あの手の展示会というのは、新製品の広報というだけではなく、ユーザーや小売店の声を聞く機会でもあるわけで、
そういう機会を失ってるメーカーの製品は、それこそ実際に市場に出てみないと海のものとも山のものとも判らないんすよね。ホビーショー関係は自ら出ない説と業界からハブられた説が何れも噂とはいえ飛び交っておりますが、、、、
何れにせよ、タミヤやハセガワなら新製品でも平気でポチれるけど、私の場合フジミは簡単にポチれない様になってきました。リリースアイテムは魅力的な物ばかり出してくれるんですがね。なんか某27に似た感じを受けますな。 

後は、会場で何かしらの隠し球が出てくるか否かですね。 

 

コメント (9)
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