がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

全くもって無駄な制度と規制だと思うの巻

2011年09月10日 | 模型


オッサン今年もやりやがった。動くフォークリフトんとこの定常円旋回って難易度SSSじゃね?


 ども~!今までの様な製作記御披露的エントリーを自分に強要しないと決めてから、精神的に何となく楽になった@河童です(笑

 ブログ始めて最初の頃(7年前)は、そもそもネット上に模型ブログ上げてる人が少なかったので、製作記とか上げたら面白いかもと始めたわけですが、
今では彼方此方に、それこそ玄人な御仁のブログが沢山あるから、今更私如きが製作記細かく上げてもネタ的にどうかと思ったのもあるのですな。
今後はもっと気楽に接していこうと思います。月に一~二度ネタが溜まったらUPみたいな感じで。最近安売りで見つけた外付けHDDを買ってきまして、
それに製作途中の画像はキット別に保存するようにしたので製作備忘録の意味合いも最近薄れてきてましたから、HPタイトル通り今後はお気楽最優先にて。

 さて、ちょっと話変わって「ちょっと奥さん聞いてよ」な話。我が愛車ってのが11年前から家の脇に鎮座してるんですが、

ヤツにまたも車検という面倒くさいイベントが回ってきました。で、前回の車検から2年間で8000km弱しか乗ってないって事で、
まぁ通るだろうと某大手チェーンの車検に出したわけです。私の場合、先ず陸運局が非常に遠いという問題からテメェで車検出すのが中々難しいこと、
そもそも車のメンテを任していた工場が自動車不況の煽りで夜逃げっぽくトンじゃった事、
いわゆる改造車なのでディーラーからは門前払いであること、斯様な事情がありまして車検は結構厄介なイベントです。
大体、今の車検制度ってどう考えても過剰な制度だと思うのです。商用車とかタクシーならともかく、自家用車で何で2年に1回のペースで検査受けるのか意味がワカラン。
以前、国が国民の声を聞きたいとか言って御意見募集した際に、「車検が頻繁すぎだし費用がバカにならない」って意見を寄せた人への官庁からの回答が出てましてね、
そこには
「国際的に見て日本の車検制度は頻度の割に非常に格安で受けれるようになってます。家庭で使われる事が多い普通車や小型車は1700円~1800円です。
これは海外の先進国の中でも格安になっています。他に自動車重量税や自賠責保険費用がかかりますが、これらは車検期間が延びれば延びるほど
一度に支払うべき金額が高くなってしまいます。整備費用に関しては、個別に差異があるところですが、定期的な点検を義務づける事で
事故防止に繋がっている事から、6ヶ月毎の定期点検と24ヶ月毎の継続検査は妥当なものであります」(取意)
と、絵に描いたような官僚答弁と言うか、まるでお話にならない回答でありました。要するに車検費用が高いという指摘は間違ってるよと言いたいようなんですよね。
 根本的な問題は自動車に関わる税金が多岐に亘り、その総額が冗談みたいに高い事、そしてBMW M1が日本での販売を諦めたくらい細かすぎる保安基準と、
重箱の隅を突くことしか考えていない検査を2年に1回のペースで義務づけること、更には殆ど役に立たない教習ばかりで自動車の基本的なメンテナンスや知識を
テキトーに教科書配ってテキトーに話すだけで「よーしみんな判ったかな?」な感じで免許取らせる教習所システムが産む「自動車の故障に気付かないドライバー」の量産、
そういうのを量産しといて「故障したり危ない要素を抱えてるにもかかわらず気付かずに乗っているドライバーが多い」からと2年に1回の妥当性を主張して止まない等々、
最早「天文学的信頼性」を有するとまで言われる日本車に乗りながら、あれこれ理由付けされながらこの面倒くさいイベントを強要されるところに有るわけで、
件の質問者の「車検期間が短く車検費用が高い」という質問が、これらの事情を総じて問うているのは誰が見ても明らかなんだけどねぇ。

 で、我が愛車の車検でありますが、正直継続するかどうか最後まで悩みました。これまた正直申しまして、良い車が有れば乗り換えてもいいとさえ考えていました。
CR-Zはハンコ押す寸前まで行きました。でも、結局欲しい車が市場に無いんですよね。ミニバンは一台所有してるし、エコカーにはまるで興味がないし。
エコカー、最近流行ってますが、私個人としましては今後維持する際に果たしてどのくらい維持費が掛かるのか全く予想できないことが手が出ない最大要因。
っつーのも、ハイブリットにしてもEVにしても、重要な機関が故障した場合にどれくらいの費用が計上されるのか全くの未知数だし、そもそも自分でメンテするほどの知識が無い。
ガソリンエンジンなら素人なりに或る程度は判るんだけどHVやEVは機構自体は理解できても投入されてる装置のコストが全くワカランです。以前CR-Zでハンコ押しかけたとき
「バッテリーが故障した場合、或いはモーターが故障した場合、システムから考えて恐らく故障部品交換になると思うが、補償期間が過ぎてるとして実際は部品代はどれくらいだ?」
って聞いたんですが、ハッキリとは言わないんよね。どうも安くなったとしてもバッテリーやモータだけじゃなく制御用プログラムも交換する可能性があり、少なくとも
AT車のAT交換とかエンジンのリビルトエンジン交換くらいの費用かそれ以上だって話ですな。流石にこれじゃデカいデメリットになるって事で、現状では故障しても
免責金額みたいな一部負担のみで交換して貰える状況が多いらしいけど、買い物としてはアナクロといわれようが未知なる部分が少ない方がやっぱり安心なんすよね。
っつーことで、また2年、自分が気に入る車が自分の買える予算程度で出てくるのを期待して、御老体に鞭打たせていただくこととなりやした。

で、某大手チェーンの車検ですが、なんだか正義感溢れる工場長が私の車に陸運の検査官顔負けのチェックをしてくれやがりまして、気になるから陸運持っていくと言い出す始末。
紆余曲折ありまして、正直者は馬鹿を見るの典型の如き結果となり、ナンバーは5ナンバーから3ナンバーに強制変更、懸架装置も純正の面影が無くなってるっつーことで、
使用してるパーツのメーカーから強度計算やら何やらの書類一式を取り寄せたりして車検証に改マークまで付けられる始末。
 サブコンコネクターは外されるわ、車高は冗談みたいにカチ上げられるわ、O2センサーは勝手に打ち込まれるわ、適当車検の筈が完全な公認改造車検になっちゃったのでありました。
費用の問題があるわけですが、実はこの状態で前回の車検も通っちゃってて、その「前科?」を見逃したまま見積もりだしたって事で、追加費用は全部工場持ちって事で済みました。
唯一気になってた改マークの影響による任意保険の取り扱いですが、こちらも無事記載事項変更を受けて貰え(3度目の車検以降は車両保険を無しにしてる)たのでホッと一息。
確信的スルー狙いwがはずれた車高・車幅・排気量以外で、その他炙り出されたアウト用件は
・ハイビーム光軸ズレ→これは最早定番
・ポジ球がLED→青っぽいからアウトw
・リアの反射板(社外テールに変更の為)→反射板の面積が少し足りないからアウトw
・リアウィンドウの2chやる夫ステッカー→ハイマウントストップランプの視認性に影響がありそうだからアウトw
・マフラーのサブタイコの後端が配管構造の影響で下がってる→その部分が車高が2cm弱低すぎるから全体アウトww
・ワイパーのゴムが少しヒビ入ってる→劣化してると見なしアウトwww
・低回転域の排ガス濃度が基準に満たない→O2外してました。これは正直俺がスマンかった。
といったところか。「ぽいから」とか「○○そうだから」ってのは何だよ?って思わんでも無いが、なんせこちとら高額な税金と車検費用を払わないと行動で車を使わせて貰えないという、
何となく納得しがたいというかなんというか。あ、吊しで乗ってない方が悪いって理屈なんでしょうな。


 そういう御仁にせめてものカスタムカーの楽しみを与えてくれるのがミニチュアカーという趣味。いいねぇ、無理矢理だねぇ(笑。
今年の初めにベヨ姐さんの痛車を作ってたわけですが、車体の凹凸の影響とかありまして、デカールを結構傷めてしまい痛車っつーより傷車って感じになってて萎えてたんですが、
どうやらこのベヨ姐さんデカールは売れなかったらしく、定価2000円が気が付けば1000円以下で叩き売られる始末でありまして、安くなったデカールを再入手しました。
そこで、クライスラー300Cのボディーには一度特殊浴場に入っていただきまして、ゼロからやり直してみました。

前回からの変更点は、先ず窓枠処理。これは偶々地元のキャンプ場にて業界の子供会キャンプの手伝いをした際に、キャンプ場で偶々カスタムされた300Cを見掛けたことで、
実車の窓枠にも幾つか種類があることが判り、その見掛けた個体の窓枠を参考に、当初のスジボリを全て埋めてから彫り直しました。
また、サイドモールはデカールの最大の敵だったので、これを全て削ぎ落としスッキリさせ、同時に元々は設定されていなかったドアノブをわざわざ新造してあったものを再度埋め直し
ツライチスムージング状態に戻しておきました。このキット、無駄に肉厚があるパーツなんですが、そのお陰で特殊浴場にてアレコレサービスを受けたにも拘わらず
折れたり萎えたり割れたりってことが全くナシでありました。

カラーリングは最初の組み合わせと同じでブラックにイエロー系のパール(クレオスクリスタルカラー)を混ぜた物がベースカラー。一番下のラインにピンクメタリックを追加してます。
稲妻グラフィックは前回より2行程増やしてより細かく描いてみました。画像だと伝わりにくいかも。元々デカールの姉さんの顔や服が青い光が反射したような表現になってまして、
稲妻と組み合わせると稲妻の光が姐さんに写りこんでるように見えるっつーのと、姐さんのゲーム中の武装の一つが稲妻攻撃の爪であるとこから来たグラフィックだったりします。
今回は余計な出っ張りを削ぎ落としたり凹みを埋めたりしたお陰で、姐さんも凸凹することなく車体に貼り込むことが出来て良かったです。

 また、一昨年の夏に作りかけてその存在すら忘れていたコトブキヤの架空ヘリ「ヘルハウンド」も製作を進めてみました。

架空ヘリって事で、工作自体は素組みですが、かのガンプラのように手軽には行かず、結構豪快に出る継ぎ目消しがやたらと面倒くさかったです。昔のSF3Dのプラモのように
パーツの継ぎ目に悉く重要なモールドが被ってしまうため、継ぎ目を消しつつ消えたモールドを再生するのが何とも面倒で手が止まって存在を忘れていましたが、
何となくその場の勢いで機体メインの塗装まで済ますことが出来ました。御覧の通り設定色のグレー一色ではなく陸自ヘリ迷彩っぽい三色迷彩にて塗装してます。
「ぽい」っつーのは最初ハセガワの陸自アパッチAH64の塗装を参考に塗り分けてみたら、もはや偽物のアパッチにしか見えなくなってしまったので、
その塗装をベースにして上からオリーブドラブ→薄松葉色をベース ライトブラウン→フラットアースをベースにしたものをそれぞれ境界が微妙にぼけるように吹き足して
所々に入る黒い部分も細目にして入れ直してみました。見かけはスケールモデルっぽいんですが、実際はかなりキャラクター物キット然とした製品でありまして
ガドリング砲やローター部分があまりに簡素なので、そこいらをちょっくら弄くってやろうかと画策中。

 それから、これも震災を気にメンタル的に萎えちゃって手が止まったヒロの412T2ですが、

今のところボディーのみですが、塗装→デカールと進めておきました。ミッチャクロン→Be-J旧プラサフ→ピンク→クレオススーパーイタリアンレッドというボディーカラー。

クレオスの#158って使用した方の作例を見た感じでは、近年は昔とどうも色合いが違うように思うんで買ってないんですが、昔は私にとっての定番跳ね馬赤はコレだったので、
旧版なら積んであります。一時死に体でしたが、例の溶媒液のお陰でグンゼ産業旧ラベル版が立派にストックされております。もっとも、お気に入りのスーパーイタリアレッドってのが

↑この車名がグンゼ産業だった時代のAUTOCOLORが好きだったわけでして、当時は瓶もほとんど同じ色合いだったと思います。この缶タイプも大人買いして積んでましたが
かなり昔の積み品だった事もあり、我が家での現存数は3本になっちゃいました。ガスは死んでると思いますんで、使うときには中身取り出さないとね。
量が少ないくせに高価な印象だったから売れなかったんですかね?当時は能力の低いコンプ使ってたので、霧が細かくてムラ無く塗りやすいこのスプレーを重宝したもんです。
この赤は、下地をピンクで塗りますと、明るいところでは鮮やかに、それでいて暗いところでは非常に深みのある赤になるという点がお気に入りのポイント。
元々「実車の色がどうのこうの」ってのは厳密なトコまで拘らず、寧ろ自分の中のイメージ優先で塗りますんで所謂マニアな御仁の求める「412T2正解の赤」ってことじゃ無いです。

一応カナダGP仕様ってキットになってるんで、マーキングもカナダGPを見本に貼り付けております。一応ってのは、F1作るときにはあまり「○○仕様」ってのに拘っては作りませんし、
何より参考にしている資料画像が色々ごった煮な物ですから、厳密なカナダ仕様って私の所有する資料と技量では再現しきれませんので「一応」と言うとります。
或る程度、前期中期後期みたいなとこはそれなりに気を使うんですが、厳密に追いすぎると資料が無くて作れない病に陥る頻度が跳ね上がるのでそういうことにしております。
タメオのF1キットが「○○GP」と銘打たれて売られていますが、完成した後に違う点を何かで見つけてしまったときに意気消沈しちゃう事が過去何度もあったんよね(笑。
 また、カウルを完全に外した状態限定で作るか開閉可能状態で作るか考えてたんですが、多分クリアー吹いたりしてるとチリが合わなくなってくるだろうし、
それ以前にエンジンカウルだけメタル製で開け閉めすると簡単に接触部分の塗膜を傷めるので、結構チリ合わせは詰めて工作したんですが、ディスプレイはカウル開き状態で
固めてしまうことにしようかと思います。エンジン関係のディテールアップで最後に閉まらなくなるのに気を使うのも面倒くさいですし。ノーズコーンは車体に付いていないと
車体の基本シルエットが崩れてしまうので、ここは逆にモノコックに固定してしまおうと思います。ブレーキシリンダーとかステアラックとか作り込む手間も省けますし(殴
 次はウィング関係の塗装&マーキングですが、カーボン目を入れるのがちょいと大変そうなので、その面倒な作業を何時になったらする気になるかが問題ですな(笑。

 まぁ、最近はこんな感じでアイテムに縛られることなく気が向いたときに気が向いた分だけ気の向いたアイテムを触って遊んでおります。

 最後に

↑これ。出るなら映画物を積極的に出してるアオシマか国内限定版権でSW版権クリアした実績のあるファインモールドかって思ってたけど、意表を付いてフジミから10月リリース。
「ブレードランナー ポリススピナー」と銘打たず「未来の車 スピナー」と銘打たれての発売(10月予定)。発売が近いことから製品版もほぼ同じフォルムで出てくるんでしょう。
「ブレラン」の1ファンとしては念願のキット化ではあるんですが、非常に大味なパーツ割に不釣り合いなまでの高額商品になってる(5250円(予))点と、
天井のパトライト配置や広告用ポップに描かれたマーキング関係を鵜呑みにすると、所謂デッカードのポリススピナーに仕上げるには苦行を強いられる予感もします。
本来多少高額でも複数積みするほどのアイテムなんですが、怖いので取り敢えず一個だけポチってあります。
 近年BDにてブレランをパッケージソフト化する為に版権が整理されたらしいと聞いてましたが、そうした状況もこのキット化に一役買ったのかな?取り敢えずブレランの
何かしらの権利を取得しての販売なので、ガレキにありがちな無版権「なんちゃって」仕様としての製品化ではないらしいいのだが、商品名の奥歯に物が挟まったような
広告の仕方が気になって仕方ないです(笑。  

コメント (12)
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