がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

アオシマ DD51ディーゼル機関車 製作⑤

2015年10月29日 | 模型

 ホークスファンの皆様、優勝おめでとうございます。もうね、勝負は下駄履くまで判んないとは言え、今年は特にパvsセでも力量差は1軍vs2軍レベルだったんですから、

スワローズだろうが賭博軍だろうがドッチが出て来たところで、まぁこうなるわな。不思議なのは、何故に同じプロ野球で、こうもリーグの間で差が出るんだろう?

単に良い選手が集まってるってだけじゃ無いと思うなぁ。ちなみに、私は産まれる前から虎党なので何処が優勝しようがとっくにシーズン終わってんですがね。

で、丁度日本シリーズが始まる頃、俺ちゃんは一週間チョイの間、博多に出張っておりました。先方が宿も用意してくれてたんですが、いつもだとドーム横のヒルトンなんですが、

「え~、日本シリーズの影響で、ヒルトンは同一部屋連泊が取れませんでした~(tp。っつー訳で、レジデンシャルの方に泊まってね♪」

ってなことで、単身なのに家族向けコテージなんぞに泊まるハメになりまして、これが異様に寂しいわけよ。家族向けだけあって部屋が広いんだけど、

一人で過ごすには広すぎてヤッてらんない。っつーことで、夜な夜な中州に繰り出して、

「Youは何をしに博多へ来たんだ!?」

と、まぁホントに稼ぎに来たのか散財しに来たのか判らなくなりかけました。まぁ、いつもの事ですね。

 

 そうそう、一度夜中に突然「福岡タワーの夜景を撮ってみよう♪」と思い、宿から比較的近かったこともあって出掛けてみたんですが

街灯が多すぎる上に三脚も忘れちゃって手も足も出ず。こういう時、解像度が高く明るい広角ズームが欲しいな~と思うのであります。

 

 さて、出張続きで全く模型は進んでないわけですが、モチベーションは全然落ちてないので、出張から帰還してそそくさと作業再開しました。

出張からの帰り、わざわざ遠回りして筑紫野のタムタムに寄って

斯様なモノを入手。DD51のボディーに上掛けするセミグロスクリアーと、塗装の持ち手詰め合わせ。昨年MGっていうシリーズのガンプラを突然作ったことがありましたが、

あの時作った段ボール製の持ち手刺しが思いの外便利だったので今回のDD51でも重宝しとるんだけど、ソレ用の持ち手がちゃんと出てるところが素晴らしいって事で購入。

ゴッソリまとめて20本入って500円を大小2セット。こういうお手軽だけど時前で用意するにはチト面倒くさい的アイテムが商品化されてるのはガンプラモデラーのお陰だな~。

 さて、今回は車台の製作。キャビン周りの作業がまだ残っててインスト順を若干スッ飛ばしたんですが、これから先の工程で、この車台周りの工程が非常に多く、

今まで作ってきたパートをアレコレと車台に仮組みしながら進める事になるので、基幹となるこの部分をトットとやっつけておこうということにしました。

文章で説明するのは難しいんですが、このキットの最初の工程からズーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっとゲート跡処理とパーティングライン消し祭りなんですがね、

この部位もご多分に漏れず祭りでしたな。ゲートかダボか判りにくい部分も多く、一撃でゲートをカットせずに、最初は余分多めに切り出して、仮合わせしながらダボかゲートかを見極めつつカット。

また、傾向としてグレーのランナーのパーツは柔軟性があるけど青のランナーのパーツは通常のプラモ同様に硬めで折れやすい傾向がありますね。

 で、最初に車台左右のサイドフレーム(I8、I9)に配管や補器類を接着してガイアの黒サフで塗装。この時、別途車台の大型パーツ(I10)の方も

サブフレーム(L72+L30~L32)を貼り付けてから黒サフで塗装しておく。分離した状態で塗装しないと全部組んでからでは塗装が非常に届きにくくなってしまう箇所が出るからですが、

じゃぁバラバラで塗装してから組めば?ってしちゃうと、今度は接着強度を出すために塗装を剥がす箇所が膨大になっちゃってコレはこれで面倒くさいだろうと思われます。

なので、サイドフレームと車台を分けた状態で組み上げて、下回り:ガイア黒サフ→車台枠の白:クールホワイト→車台表面外周:青20号→車台内側:内装色用薄緑と塗装し

最後に接着部分の塗装を剥がしてからI8,I9をそれぞれクランプ使ってガッツリと固定しました。ココだけは強度最優先で何時ものアセトン系クレオス流し込みではなく、

ジクロロメタン系のGSRの流し込みを使用。暫く模型してない間に、揮発して缶の底に少ししか残ってなかった(笑。ジクロロメタン系は缶をガッツリ蓋してても揮発して消えるんよね。

っつー感じで、車台の基本工作が完了。これからコイツに様々なパーツをくっつけていくことになります。となると、やはり乗せてみたくなるのが人情。

乗せました(笑。これまたモチベーションが上がりますな~。ここから先が長いと思うんだけどね、電飾もあるし。

 尚、素組みとは言え、インスト指示のディテールアップってのは、指示通りやっつけておこうと思うので、今回もインストに指示された加工を一部施してます。

パイピング用(車速センサーとブレーキパイプ)の穴を開けとけってので開けたのと、LEDの配線を通すための切り欠きをL72のサブフレームパーツなどに追加。

尚、切り欠きに関しては、インストにミスがあって切り欠く箇所が計4箇所不足しとりますが、これはパーツに切り欠き用のモールドが入ってるので、まぁ直ぐ判るかと。

それからもう一箇所、このインストのB19ってパーツを1mm径光ファイバーに換装し、LEDを車台上に装着する水タンク内に仕込んで光ファイバーに光りを流すとイイらしい。

これまた、何故か電飾工作とかやったことないのに1mm径及び0.5mm径の光ファイバーをソレナリにストックしてたりするので、気が向いたら追加するかもと一応1mmの穴を開口しといた。

多分光ファイバーの入手がLEDなんかよりも田舎者には厄介だって事でしょうか、ヘッドライトや運転席コンソールの様な薦め方では無く

インストの隅にコソッと「やってみるかい?」的に指南されてました。

 

 さてさて、次回は入手したセミグロスクリアーを使ってボディー周りのトップコートでもしましょうかね?ちょっと不安なのは、現状では思惑通りに塗れた金帯が、

クリアー掛けると嫌な方向に変質しないかな~ってとこですがどうなるやら。でもトップコートせずにウェザリングを施すのも怖いしな~。

ちなみに、台車・エンジン・ギア・運転席・ボディー周り、そして今回の車台と作業進めてきての残りパーツの状況ですが

 

まだまだ山盛りのパーツがランナーと同居中。もうね、アホか!(賞賛)ってくらいのパーツ量が素晴らしい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あきのぷらもてんじかい

2015年10月18日 | 模型

せんせい、あのね。もう10かいめなんだって。もうかくことなくなっちゃったよ。

っつー感じで、今年も地元の模型倶楽部の展示会が開催されました。

今年は様々な地元行事や老舗他倶楽部の展示会とバッティングとか色々有りまして、

加えて10回目ともなると会員それぞれが「年齢的に仕事が忙しい年頃」になってきておりまして、

ぶっちゃけ完成品が揃わずに開催さえ危ぶまれたのですが、会長さんの追い込みモデリングと

ゲストさんの持ち込みゴイスー作品のお助けを借りまして、無事開催する事が出来ました。

 また、日曜には「親子で作ろう、プラモ体験コーナー」ってのをやりまして、遊びに来てくれたお子さんにバンダイの妖怪ウォッチのプラモを使って

親子で一緒に楽しんで貰おうという企画も昨年に続いて開催。20組以上の参加者が楽しんでくれました。妖怪ウォッチも今や殆どオワコン状態らしいので、

次回はまた別なアイテムを探さねばならんようですが、簡易プラモと言えど子供達に「完成させた達成感」を感じて貰えるらしく好評なので続けていきたいと思います。

それでは、以下、今回の展示内容の御紹介。画像は全てサムネなのでクリックしてご覧下さい。画像の切り替えは、面倒ですがブラウザの←→でお願いしやす。

☆スケールモデル☆

      

      

    

     

      

     

     

  

もうね、車関係はぶっちゃけ風前の灯火(笑。そもそも地元にスケールモデル扱う模型店が無いという土壌がシンドイわな~。

飛行機系は、地元に航空自衛隊基地があることもあって、ゲストさんが毎回沢山持ち込んでくれることと、

会員の一人が物凄いペースで飛行機を量産(それも粗製濫造じゃ無いところが凄い)してくれるので毎回賑やかですし、

AFVは会長さんのメインジャンルで、毎回「会長」のメンツを掛けて凄い追い込みをし、更に周辺に「祭り」と称して競作煽ったりして

これまた賑やかになるんですが、車関係は本来メインジャンルにしてる会員の四人のウチ二人(ウチ一名はワ・タ・シ☆)が

メインジャンルと全然違うの作って遊んでたり、そもそも模型作る暇ネェよとか行って逃亡しまくってる状態で、

リアルバイクメカニックの会員さんが「まぁタイヤが二つ増えるだけですから」とか言って最近は車を持ってきてくれるので、

この人のお陰で何とか展示ジャンルとして成立してる崖っぷち状態っすわ。

 個人的に気に入ったのが、イタレリの1/48のA10サンダーボルト。これ、噂には聞いてたんだけど、ホント抜群のプロポーションですね。

製作者さん曰く少々作りにくいところもあるそうですが、出来上がりのスタイリングに惚れ込んじゃった私は目下買っちゃおうかと思案中。

それから、アカデミーの1/48 F4も頗る出来が良い。キットも結構バラバラなパーツ構成とはいえ、ハセガワみたいな惨殺状態では無いそうで、

それでいてこのフォルムですから、これまた欲しいと入手を思案するオッサン(笑。あと、ついフィッシュヘッドと呼んじゃうフィッシュベッドことMIG21の

カジキのバイナルが描かれたSPL塗装機にも惚れた。このバイナルのセンスは素晴らしい。これまたアカデミーのキットでデカールはカルトグラフだそうな。

島返すまではアカデミーとか頼まれても買わないとか思ってたんだけど、これは困った(笑

 で、前回のエントリーで完成報告と画像を載せたオッサンの412T2は、数が少ない車&バイクのスペースをどうしようかと考えて、

無駄に場所を占有する作戦と称し、ただでさえデカいベースに載せた上に、製作途中の画像を添付するという作戦で場所だけは埋めました(笑

そうそう、これは誰も気付いてくれないと思ってたし、何しろやった自分さえ忘れていたことなんですが、バイクモデラーの会員さんが

「オッサンのフェラーリのカウル、なんであんなにエッジが薄いんだ?」

と気付いてくれましたよ。カウルのエッジに洋白線を半田付けして、それをガイドに薄々に削り込んだことを思い出した。

つか、そういうとこ気付いて貰えると何気に嬉しいですね!

 

☆ガンプラ&キャラクター系

     

     

     

   

前回はコチラのブースにのみ展示作品があったオッサンも、今年は無事元の巣に生還。ただ、やはり人気ジャンルだけに、この系統の展示が一番多かったです。

今年はSWの新作公開年なのでSWの模型が出てくるかな~?と思ったんだけど、なんせ自性SW厨のオッサン夫婦でさえ何も出してないのに

「なんで今年はそういう年なのに出品が一個も無いんじゃい!!」

とか口が裂けても言えるはずも無く(笑、来年に向けて機関車が済んだらSWものを作ろうかと考えております。バンダイのキットもいいんだけど、

ここは沢山積ませて貰ったFMのキットを昇天させてあげたいところですが、なんせ気まぐれなオッサンの話ですんでどうなるやら。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1/20 Ferrari 412T2 完成

2015年10月17日 | 模型完成品

 とうとう明日は地元展示会。巷の模型事情を反映するかのように、今回はスケール系の展示が数的にマヂでヤヴァイってことで、

オッサンも今回ばかりはちゃんとスケール系を完成させて参加することが出来ます。っつっても、たった一つだけどな。

 

 最初、仮組みを始めたのが2008年の9月。ロータス95Tの完成の後手を付けたのは始まり。ペキモさんが音頭取ってくれたヒロ祭り用の品として始めるも2009年1月に一時頓挫。

その後2011年の1月に再開するも、その後は極々たまに弄くる程度でダラダラと机の上の一角を占有し続け、それから4年10ヶ月後に漸く完成に至るという紆余曲折(笑

完成に至ったのは紛れもなくF1史上で個人的に好きな車の上位に位置してる車種だからであり、モチベーション的には3年前位に完全に切れてます。好きじゃなかったらお蔵入りだったな。
画像の切り替えは、面倒ですがブラウザの←→でお願いしやす。

 
 

 カウルは多分閉じれられると思うんだけど、開状態固定で完成展示としました。最大の理由は、カウルの分割が組み立てやすさ優先で実車と異なる分割にアレンジメントされていたのを

実車と同じ分割に変更したことで、メタル製のエンジンカウルが非常に組みにくくなってしまったことと、そもそもメタルは曲げに対する反復性が無いので、カウルを脱着する度に微妙に曲げ伸ばしせねばならず

何時塗膜が割れるかオッカナビックリになっちゃって精神衛生上良くないってところの2点。他にも、脱着時にカウルのカドが塗膜剥げとか起こしそうとか、そもそも完成後に脱着して遊ぶか?ってのもあって

今回は割り切りのカウル開け状態固定です。なので、仮組み時には確認したりして、それこそレジンとメタルのチリ合わせをするために、

メタルのエンジンカウルのエッジに洋白線や洋白帯板なんかをハンダ付けするという面倒くさい方法まで採用して頑張ったんだけど、

最終的に閉まるのかどうかは確認しとりません。


フロントセクションでは、独特の3段ウィングに片側三枚ずつの整流板が付いててコレが何気に面倒くさい。それと、この時代の面倒くさいパーツであるモノコック左右の整流板も面倒。

フロントサスペンションの工作でもこのボードが悉く邪魔になって仮組みでさえキレながらやってました。特に、前側の小さい整流板は、

組みやすさ優先でキット側で取り付け方法がアレンジされてたのを実車の画像を参照しつつ変更したら、これが面倒くささに輪を掛ける結果になった。

 コックピットはメーター周辺のコンソールのメタルパーツの表面が、原型切削時の機械切削痕(以下 ”切削痕”)が派手に入っててどうしようも無かったので、

各種素材を組み合わせて作り直し。ステアリングも作り直す気だったんだけど、長いブランクの間に「もういいや」ってなっちゃってキットのパーツに穴開けてスイッチ類埋め込むだけにしたら、

まんまとグリップ部分の切削痕を消しきれず、、、。ヒロのメタルキットは、メタルなのにプラモもビックリのパチピタの勘合がウリですが、この切削痕が欠点でもあるな~。

 シートはキット同梱のモコモコシールを貼り込んだんだけど、これは過剰表現な気がする。昔はタミヤの3Dスプレー撒いて、上からアクリル系で著色すると

イイ感じで3Dスプレーの粒子が溶けてモコモコになるので使ってたんだけど、ソッチの手法を採るべきだったな~。

 このキットの製作に当たって、個人的に嫌いな部品はワザと装着しない方向で作ってるんですが、中でも最悪なパーツが車載カメラですね。

とくにインダクションポッドの上に付くチョンマゲだかトサカだかにしか見えないカメラはサイテーなので、基部も削り落として”無かった事”にしとります。

ノーズサイドのカメラもどうしようか悩んだけどヤメ。それから、展示形態の都合上ノーズの脱着は余計なギミックでしか無いので、

内部に仕込むべきブレーキマスターシリンダーを全てオミットして、ノーズコーンもガッツリ固定で作っております。

 カーボン表現は、ウィングのメイン板とサスカバー内部の土台部分ががモデラーズの細目、コックピット内壁がハセガワのカーボンフィニッシュで

フロントウィング翼端板がスケールモータースポーツのドット目、プッシュロッドがメッシュを使った塗装と、部位によって表現手法を変えてます。

 どうでもいいですが、何かこの手のレーシングカー作る時に、カーボン部分はカーボンデカールみたいなのが様式美になっちゃってる気がするんですが、

面倒くさいしコストも掛かるし1/20位のスケールで、殊更このフェラーリの羽根や赤白マクラーレン時代のカーボン部分とかは、

実物も当時は表面ザラザラのドライカーボンだし、写真ではカーボンの目が見えないことが殆どなんだし、色合い工夫して塗装で済ます方が良いんじゃ無いかと思ったりする。

 

    
   

 カウル開け展示って事で臓物関係は頑張って製作したんですが、過去の製作記に記載してるように、かなりの部品を自作のパーツに置き換えております。理由はこれまた何度も書いてるように

折角寸法的にはレジン&メタルキットでは最高レベルの見事な勘合を誇るMFHのキットといえど、原型製作時の機械切削の痕跡がかなり強く入ってて、これを綺麗にするのが難しく、

チマチマ磨いて削って綺麗にするよりも、キットのパーツで寸法取って作り直した方が早いということで、ダンパーのリザープタンクやゴムブーツ、オイルタンクとその配管などのように

特に真円形状を求められるパーツを中心に金属素材で作り直しています。エキマニはメイン部分はキットのメタルパーツを磨き倒して使ってますが、別パーツのエンド部分が

アルミ製の削り出し部品になってて、これだと半田付けしてエキマニ部分と一体化させることが出来ないため、ステンパイプを加工して代替させました。

 他にも資料を参照しつつ足りないモノを色々追加していったりもしたんですが、気が付くとこの7年の間に老眼がスッカリ進んでしまいまして、

当初のコンセプトを最後まで維持して頑張れたかというと、モチベーション的なモノもあって正直最後は息切れ気味でしたな。自分が老眼になってみて、

1/43モデラーさんが老眼を機に他界するっていう気持ちが判った気がしますよ。

  また、このエンジン周りでも展示の都合上オミットした部分が幾つかあります。まず、ファンネルボックスは、装着するとエアファンネルが隠れちゃうので省略。

エキマニの遮熱板は装着すると見せ場の一つであるエキマニがかなり隠れてしまうことが判ってコレも省略。

 カーボン関係は、サイドポンツーン内のラジエターダクト部分はスケールモータースポーツの綾織り、ギアボックス表面は同じくスケモのドット目。

プッシュロッドとファンネルボックスがメッシュ塗装で、ファンネルそのものと電装ケーブルの基部はモデラーズの細目とコチラも使い分けをしております。

 リアウィングは、購入したキットがカナダ仕様って事だったので、ウルトラ面倒くさい多段ウィングになっとりまして、

強度優先で先組みしてからエレメントはモデラーズの細目、縦の端板はスケモのドット目を貼り込んだんですが、これが面倒くさすぎて投げたくなりましたな。

1/43じゃ無いんだし、先に半田付けで固定する方法では無く、極小リベットなんかを使って後から組めるようにした方が結果的に綺麗に楽して作れるような気がする。

 

 以上、ちょっと記憶頼みなので、覚えてるポイントだけつらつら書いてみたけど、他にも色々な作業をしたような気がしますがよく覚えてません(・∀・)

 何だかんだでちゃんと完成して我ながらホッとした。長らく苦しめられた便秘が、ついにドッサリスッキリみたいな感じよ。積み棚にかなりの数のMFHのキットがあるんだけど、

こんなことで死ぬまでに何個昇天させることが出来るんでしょうかね?少なくとも、キットより先にワシが昇天するかと思います。

 それより感心したのが、ヒロのキットで使用されている素材関連の素性の良さ。特にレジンは、こんだけ長い時間放置されたりしてたのに歪みや変型は殆ど出ず、

感覚的には殆どプラ素材。アンダートレイなんて黒著色のレジンなんだけど、一回勘違いしてプラ洋接着剤でパーツを付けようとしてレジンである事を思い出した位の質感。

 また、デカールがイイ。開封して4~5年経っちゃってるんだけど、未だに普通に貼ることが出来ました。エッチングとメタルとレジンの勘合もプラモ並みにパチピタだし、

この手のハイブリットキットではつきものの「仮組みとして一回全部組み上げてからスタート」みたいなことせんでも行けちゃうんじゃないだろうか。

 

 

 っつーことで、今年の展示会は無事に”車模型”を出すことが出来ますよ♪

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ぷらも展示会予告」と アオシマ DD51ディーゼル機関車 製作④

2015年10月09日 | 模型

さて、ほぼ一週間後に迫ってきた地元のプラモ展示会です。

地元図書館のホールを利用しての展示会です。10月17と18の二日間の開催となります。何だかんだで10回目。ワシの場合、出せる作品が1つなので申し訳ないぞ☆

今回は何とか1作品持ち込めることになりましたが、規模が小さい展示会でもありますんで、お近くの方で持ち込める人はどうぞご協力お願いします。

また、昨年も好評だった子ども向けのプラモ体験教室を今年も開催。バンダイの妖怪プラモを用意して(この子どもイベントは18日(日)のみ)お待ちしております。

 して、私が持ち込むのは例の412T2なんですが、ホントに最後の最後の仕上げが少しだけ残ってますんで、展示会までの1週間で展示出来る状態に整えねば。

実はあわよくば目下製作中のDD51も行けるんじゃないかと目論んだんですが、予想を遙かに超えるパーツ数工程数のお陰もあって目出度く「間に合わないこと確定」です。

毎日或る程度の製作時間を確保出来る環境であれば可能だったのかも知れませんが、空いた時間にチビチビを繰り返してたのでは到底間に合わないっすわ。

 さて、そのDD51。今回からボディーワークに凸乳しております。ボディーの工作は全部いっぺんにヤッツケる事をせず、敢えて2セクターに分けて作業しております。

今回は先ず前後ボンネット関係とキャビンの塗装。そうそう、塗装色は結局「北斗星」カラーに決めました。赤白のノスタルジックな色合いも捨てがたいので最後まで迷いまくり。

決め手は

↑この色を先んじて入手していたこと(笑。これ、ブルートレイン用の青なんだそうですが、私の場合はこの先も先ずこの色を使用して何かを塗る機会があるかと言えば、そうそう無いだろうと思われ、

折角買ったけど使わないまま塗料が死ぬなんて事になりかねないし、んじゃぁ盛大に使って昇天させようということにした訳ですな。この青ですが、白顔料が入ってないかもしくは極少量であれば、

この先も調色ベースとして他の使い途も有るんですが、瓶の底に沈殿した白顔料の量からして隠蔽率は高いけど調色ベースにはちょっと出来そうも無い青です。

 で、購入してから1年以上積んでたクレオスのトリガータイプのLWAエアブラシを遂に今回卸しました。どうやら岩田の同タイプのブラシのOEMらしいっすね、これ。

その気になる使い心地ですが

これはイイ!!

マジでイイ!!!!!!

なんで今までこれを放置してたのか!!!(何も作ってないからですw)。

平吹きノズルを使うと、この大きさのパーツでもムラ無く一気に塗り上げることが出来ます。模型用のブラシで大面積の塗装ってのは大変なんですが、

このブラシに限って言えば、多分1/8の車のボディーとかでも楽勝で行ける筈です。デカブツの塗装でこんだけ楽だったのは初めてっすわ。

 ただし、幾つか注意点も。私の場合、平素は概ね0.08Mpa付近のエア圧で吹くように希釈するんですが、本使用前のテスト段階では、その希釈だと一気に吐出しすぎて

吹くそばから流れちゃってダメでした。要するに乗らない。で、塗料1に対して薄め液0.8位の濃いめで調色し、エア圧も0.1Mpa~0.12Mpa辺りで吹いてみると

噴霧も細かくそれでいて綺麗に対象物に塗料を載せることが出来る素敵すぎる使い加減。ようするに、コンプレッサーの能力によって使い勝手が大きく変わります。

また、濃いめの塗料を高めの圧で吹くので当然なんですが、塗料の消費がハンパないです。ガイアの青20号の瓶の半分以上が今回の塗装で消えました。

吐出量が多い上に噴射角が広いために捨て吹き分の量もかなり多い感じ。これはトリガー式である為、エアと塗料の量が並行調節になってることもありそうですな。

 っつーことで、使い途はかなり限られる(広い面積のベタ塗り塗装)けど、車モデラーには超オススメの一本かと思いますよ。ウレタンクリアー使う人であれば、

それ用に一本持ってても損しないと思う。以前から同じLWAでもダブルアクションタイプのLWAを普通塗り用とクリアー用との2本使いをしてきてたんですが、

同じLWAでもこのトリガータイプは全く使い勝手が違います。っつーか、作る機会が激減してるくせに、クリアー用にもう1本とか考え中(笑

 尚、この色を塗る前の下処理ですが、内装側はクレオス黒サフに自家調色内装色、外側はクレオス1200サフにガイアの青20号という組み合わせになってます。

裏に黒サフを用いたのはプラ特有の透け防止の意味合いが大きいです。電飾も入りますしね。それから、ボディーは他の部品と異なり豪勢なスライド金型が使用されてるんですが、

パーティングラインが薄かったのでキサゲで削げばOKかと思いきや、パーティイングライン位置での型ズレが思ったより大きく、結構整形に手間取りました。

 表は青20号、裏は自家調色のグリーン系で塗り分けてから問題のストライプ塗装。北斗星カラーって事で金色の帯が入る訳ですが、

白線1本の赤白仕様と異なり金色2本線になっとるんですよね。ただ、スケールが1/45とデカブツサイズである事が幸いして、私でもなんとか塗装で入れることが出来ました。

方法は、先ず本体をドバ-ーっと青くしてから、ストライプの下辺を決めるべくマスキング。尚、ヘッドライト周りのみキット付属のマスキングシール(赤白用)を加工して使用してます。

金帯も赤白の帯と幅そのものは同じ(少なくともキットのデカールの状態ではですが)なので、このヘッドライト部分を基準にして、以下のようにマスキング。


先ずストライプ下側部分をヘッドライトのマスキングの下辺からズーーっと伸ばしてマスキングします(①)。で、その上にクレオスの細切りマスキングシートの1mm幅を使って

図の赤い部分の様に①に沿わせるけど重ねないようにマスキング(②)。その上にアイズプロジェクトが出してる極細マスキングテープの0.4mmを②に重ねないように貼り込んで(③)、

更にクレオスの2mm幅のマスキングを貼り(④)、最後にストライプ上辺をマスキング(⑤)。デカールの帯幅(3mm強)より気持ち広めですが、この方法だと比較的手軽にマスキング出来ました。


後は、先の図の赤い部分のマスキングのみ剥がしてから、クレオスのスーパーゴールドで帯を描きました。このゴールドはメタリック粒子が多いので塗膜は弱めである反面、

エア圧と吐出量に気を付けて吹けば、マスキングの密着が不完全な処からの吹き漏れが起きにくいんですな。ガンプラとかであれこれメタリックやパール塗料を使いまくって得た知識が

こういうところで役に立つもんです。

ストライプは入ったモノの、ゴールドを使用したことで少々面倒な問題も発生、一つは、マスキングのキワの処理ですね。現在は剥がしたマンマなのでギザってるんだけど、

めたりっくはこれをコンパウンドとかで処理できない。地道に拡大鏡を使ってギザってるとこを薄刃のナイフで処理するしか知らないのだが、他に方法あるんかね?

あと、当然このストライプ部分の塗膜は弱いのでクリアーコートしたいのだが、出来れば半艶にしたいんだけどセミグロスクリアーを自家調色しようにも加減がワカラン。

ガイアやバルケッタの半艶クリアーが急に欲しくなっても 

うっ・て・る・みせ・が・ない☆

っつーか、近隣半径50km以内にガイアの塗料とか扱ってる模型店は無い。

仕方ないので手持ち調合で何とかします。ともかくも、これで再び作業はインスト通りにキャビン周りに戻ることが出来ますね。何だかんだ言っても大きなヤマ場を越えた感は有る。

ボディー関係はもう1セクターあるんだけど、車台が絡んでくるからその時にやっつけることにしやす。

 

形が見えるとテンション上がる~から、ここでボディをやっつけた意味はモチベーション的に大きい。

☆以下、エントリー翌日に追記

塗装のヤマ場越えたとか言ってましたが、肝心なのをスッカリ忘れてました。キャビン両サイドの流星マークです。

ここだけデカールだとゴールドの色合いが合わないはずなので、ここも塗装でマーキングしました。っつーか、キット同梱のデカールの流星マークって、

どう考えてもサイズミスだと思うんですよね。北斗星のDD51の実写画像を幾つか漁ったんですが、☆の部分は金帯と別パーツの足場(G19)の間に収まってるんですよ。

ところが、キットのデカールだと足場の部分を大きくはみ出すし、☆の足部分もキットのデカールの形状だと真横から見た時に足場を跨ぐ部分が一直線にならないんですな。

今回、マスキング用のシートを作った際にデカールをカラーコピーしたんですが、最初100%サイズだとデカすぎたので86%に縮小してやったら、何とか許容範囲に収まってくれました。

 マスキングシートは、デカールのコピーを2枚用意して、白用とゴールド用に分けて作成。白い星を描いた上に金の星を重ねると、メタリック特有の現象なんですが、

白の星のフチの影響が金の星の表面に浮き出てしまうので、キッチリと白と金とでマスク範囲を分けて塗らないとならんのです。やる前は面倒くさいかと思ったけど、

いざやってみると意外なほどスンナリ出来たので拍子抜け。白も金もテープを使わずに紙でマスクして星の中心付近から外に流す感じで吹くとエッジが微妙にボケるのでイイ感じになる。

 どうでもいいけど、鉄道のカラーリングって、資料漁ってみると、結構いい加減というかアバウトな仕事なんすね。

青は全部同じ感じだけど、金帯の色合いは一定じゃないし、この星の塗り方やサイズも結構マチマチ。そこがAFV車両っぽくて味があるんですけどね。

 

っつーことで、今度はホントに山越えた、、、、と、思う(笑。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオシマ DD51ディーゼル機関車 製作③

2015年10月06日 | 模型

私の毎日のお仕事の相棒であるアルトバン先生。気が付くと総走行距離30000km突破したのだが、多そうに見えて丸3年で30000kmなので、年10000kmと常人レベルだ。

超軽量商用バンでMTでギア比もローギア-ドって事で、普通に走ってりゃブレーキも殆ど踏まない(エンブレで概ね事足りる)って事もあり、全く以て絶好調なコイツを

年1回の12ヶ月点検ってのに出したのであった。絶好調でも、プロの整備士が見るのとド素人が見るのとではレベルが違いますから、たまにこうして見て貰う。

そしてその代償として代車を借りてお楽しみである(笑。流石ディーラー、アルトバンというこれより下のグレードが無い最廉価グレードな車の代車であるため、

何を貸してくれても代車の方がハイグレード(笑。今回は、走行200kmにも満たないスズキ・ラパンを貸してくれたのであった。つってもFMC前のだけどね。

内装は比較的若いチャンネー狙いの可愛らしいデザイン(ショコラってグレードらしい)。アルトと比べるとフロントウィウンドウの投影面積が凄く狭いですな。実用性よりデザイン優先ってことか。

この車もご多分に漏れずアイドリングストップが付いてます。このクソみたいな機能、その内全ての車両に取っつけられるんでしょうか。今日もこの代車使用中に「工事通行止め」に出くわした際、

渋々後退して切り返そうとギアチェンした途端にエンスト、正確にはアイドリングストップが作動してしまったのだが、慌てたオッサンはキーシリンダーとクラッチを探してあたふた。

ちなみにキーシリンダーもクラッチもコノ車には付いてない(笑。

 夕方には点検終えてアルトバン先生が御帰還したが、やはりというか何も問題は無かったようだ。強いて言えば、タイヤがそろそろ替え時が近付いてることと、プラグがややお疲れ気味の様です。

 

 さて、アオシマDD51の製作3回目レポ。今回は運転席キャビンの製作です。鉄道好きな方はキャブっつーんだそうですが、キャブとか言われるとどうも燃料噴射装置の方を連想してしまう。

 運転席のコンソールは、予想通りパーツが細分化されていた上に、スイッチ類の彫刻に色注しもせねばならんかった事も有りヘッドルーペ必須。

コンソールやフロアの彫刻は非常に良く出来ていて、塗装が楽しいポイントの一つかも。フロアには、ガイアの黒サフを吹いた上に、タミヤの墨入れ用ブラウンをスタッパリングっぽく撒いてから

ペトロールを使って広げて錆のシミを表現し、部分的にパステルのレッドブラウンを撫でたり擦ったりして使用感を出してみた。

 コンソールなどの緑は、2種類存在するクレオスの明灰白色のうち、グリーン基調の中島色をベースにGXの青・黄・緑・白をブレンドして作成。エンジンや変速で用いたもう一種の内装色同様に

レシピも現場合わせなら量もクレオスのスペアボトル(標準サイズ)1本分の量なので、途中で切らしたら万事休すである。まぁ、多分行ける筈ですが。。。

このキットは運転席のメーターパネルや進行表示をLEDで点灯させることが出来ます。が、肝心のLEDが付属してないので別途用立てる必要が有りましたが、

先んじて調達しておいたので、それを仕込んでおきました。使用したのは3mm砲弾型の電球色LED4発と制御用の定電流ダイオード(15mA)を2個。

CRDと呼ばれる定電流ダイオードを使うと電圧次第ですが、複数のLEDへの電流を既定値に整えて流して貰えるから便利だってモデグラに書いてた(笑。

このキャビン4発もひょっとするとCRD一個で済んじゃうかも知れないのだが、思ったより暗くなったのでLED2発にCRD1個の組み合わせにしておいた。

試しにボタン電池で6V掛けてみたが、これでもちゃんと光っておりましたが、オッサンもう面倒くさい計算とかしたくないので、これで合ってるかどうかはワカランのですが、

光りゃ良いのでこれでオッケーです。最終的にキットの電池ボックスは使わず、ACアダプターで12V/1Aを電源として利用する事にしました。これもモデグラで読んだ。

 暖房制御用のスチームジェネレーターも立派にパーツ化されていたのでインストの指示通り製作。塗装はクレオスのスーパーステンレスがメインです。

下地にテロテロのグロスブラックを吹いた上からジワッとスーパーステンレスを吹き重ねていくとイイ感じになりますが、下地がダメだと暗い銀にしかなんない面倒くさい色でもある。

パーティングライン落としてゲート跡も処理して綺麗に組んでキャビンに装着。各種メーターには、デカールの上にフィギュアの目玉に塗ったくる「紫外線硬化 瞳ジェル」なるものを乗せておいた。

リングのエッチングなんかも1/43用なら各種持ってるんだけど、根がケチなので今回は使わず。

で、折角作ったのにスチームジェネレーターはゴッツいキャビネット内に収納されてしまうため、実は完成後は天井を開けない限りは見ることは出来ないのだ。

なので、キャビネットの外側は墨入れしたりウェザリングを入れたりしてるんだが、内側は何もしてないです。根がケチなのでね。

このキャビネット、一部にメーター視認用の保安窓が付いてて、完成後もこのようにメーターだけは見えるというのだけはミソ。このチラリの為にデカいジェネレータまで作らされるのでした。

まぁ、確かに運転席窓からチラッと見えるってのは萌えポイントかもしれませんな。

 

コンソールには運転用のマスコン・ブレーキ関係のバーがあるんですが、この内L6ってパーツの一部を湯逃げゲートと勘違いして切り飛ばしてしまった(笑。

でも、切り飛ばしたところを、さも「最初からこうでした」風に綺麗に整えて塗っちゃえば、マニアな人じゃ無いと気が付かないかもねって事で、私はマニアじゃないからオッケーなのです。

っつーことで、これにて運転席のメイン部分が完成。

 で、今後の展開ですが、インスト順で追うつもりだったんですが、どうやらここで一旦インスト順をアレンジしてボディーワークに進まざるを得なくなりました。

2色塗り分け程度ならインスト順で行けたんですが、この車両はサイドにストライプを入れる必要が有る為、どうしてもボディーを仮に組み上げて塗装してからでないと、

キャビン内のパーツを仕込むことが出来ないんですな~。っつーことで、次回は一旦ボディーワークに進むことになります。ちょっとパーツがデカいので机の上を整理しないとイカン。

 

 話変わりますが、MFHから1/12のFW16が出ると正式アナウンスが為されましたな。お値段7諭吉だそうですが、サンプル画像を見る限り、過去に出て来たFW16キットの中では

最も良いプロポーションなんじゃないでしょうか。もう老眼も出て来てるし、いっそ1/20の各社FW16キットを全部処分して、この1/12のFW16を今生最後のFW16として買おうかなと思案中。

MFH FW16

 

 話は違いますが、GTA5を買おうと思いつつスッカリ忘れている間に、SteamでCITIES:SKYLINESが半額セールとかで売られていたので、思わずDLしてしまいました。

[Cities: Skylines ゆっくり実況プレイ]100万都市を目指してpart33

元々は↑のシリーズ動画で知ったゲームなんですが、やってみてこれが1900円とかバカ安にも程がある(夜景用のDLC入れても3000円ちょい)という廃人生成ゲーム。

一時期ハマってたSIMCITY2013は、結局計画通りの商品展開が為されることもなく、或る意味失敗ゲームとして開発会社であるマクシスの解散を伴ってネットの藻屑となったんですが、

このCITIES:SKYLINESは、交通システム制御シミュレーションシリーズだった筈のCITIESを、まんまシムシティー風街作りシミュレーションとして、

それこそシムシティ2013はこうあるべきだったと説教するかのような面白いゲームになっているのだ。MODやアセットの導入もメーカー公式をインスコする並に簡単に出来るし、

視点もCPUやグラボ次第ではMOD使用でFPS視点にして町を散歩出来ちゃったりもする優れもの。DD51製作時には、接着剤や塗料の乾燥待ち等に遊んでますが、

うっかり例の如く本末転倒してDD51が412T2の後を追うようなことないように気を付けねばならんです、はい。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アオシマ DD51ディーゼル機関車 製作②

2015年10月01日 | 模型

中秋の名月&スーパームーンってのがありましたな。西洋だと、これに更に皆既月食まで付いてる中々の天文ショーだったらしい。

秋分の日の夕陽。そんなん撮ったらセンサー焼けるで~のもあるが、そろそろNIKON J5買い換えを考えてたりしてて、もういいやって感じでノンフィルター(笑

出張先で観察した秋分の日の入りは、天気も非常に良く見晴らしハラショーな場所で観察出来たのでした。

で、こちらは中秋の名月。この翌日がスーパームーンだったんだが、それでもかなり月が大きく明るいので、NIKON 1 J1でもイイ感じに撮れた。

レンズが普通のズームレンズで明るくも無ければ解像度も無いって事でイイ感じってもこの程度。12諭吉の素敵なレンズが絶賛発売中なのだが、

先述の如くJ5に買い換えたいって考えてて12諭吉でも(レンズの構成と質から言えばバカ安とも言える価格設定なのよ)金額的に手が出ない。

何だか最近は、どんな買い物も勢いでポンってのが少なくなった気がするな~。子どもも大きくなってきたし、老眼も顕著になってきたしって事で

散財もコンサバティブな方向になってしまってるのかも知れません。とか言ってるそばからヒロの1/12 WilliamsFW16に涎ダラーリ。

 

さて、アオシマのDD51。ここんとこ出張続きでエラい忙しいばっかりなんですが、何故かやる気が続いてて空いた時間は殆どDD51タイム。

これは液体変速機。車で言えばトルコンATみたいなもんか?前後2機搭載だけど、パーツが1機あたり8パーツとこのキットにしては控えめ。

バリやパーティングラインが大小問わずどのパーツも結構盛大なので下処理に時間を持ってかれる~。「これでオッケーか?」と塗装に入ったら、

消しきれてないゲート跡やパーティングラインを見つけてしまう場合が多く、下処理→一部組み立て→塗装→組み立て→修正塗装という面倒くさい手順で進行中。

変速機はパーツ数も少なかったのでサッサと終わったのだが、次の行程の台車関係はそうはいかなかったのは↑ご覧の通り。

両端台車は、138パーツで2機作るので276パーツで、真ん中の中間台車は53パーツっつーことで、計329パーツ。そこらのプラモなら完成しちゃう数かと思うぞ。

で、流石に空いた時間にチマチマ進めて漸く台車を3つ組み上げた。正確には、中間台車用のエアサスペンションASSYが未だ残ってて未組み立てなのだが(汗

台車関係の組み立ては、可動部位が多いということと、そもそもの製作工程の関係で塗って組んでまた塗って組んでを交互にしないとならなかったので思いの外面倒でした。

尚、インストはここにもミスがあって、15頁工程23の転輪の軸はL22ではなくE19が正解。L22の軸は工程41の中間台車で使用する車軸です。

両端台車と呼ばれる動力台車。転輪に駆動力伝達用のデファレンシャルギアボックスが介されているが、この部分の色指示が黒ではなくニュートラルグレーだったので

台車本体を組む前にここだけ先に塗装。ニュートラルグレーだと暗すぎる印象だったので、後々ウォッシング等で彩度も明度もガクンと落ちるのを見越して明るめのグレーに変更。

転輪は、全体をグロスブラックで塗ってからホイール部分をマスクして、外縁部分のみクレオスのスーパーファインシルバーを吹き、このままだと塗った感じしまくりの銀色になったので、

削った2Bの鉛筆の芯の粉を擦り込んで金属感を出してみたがどうでしょう。

このキット、パーツの整形具合は「おいおい、新製品って言う割に既に金型ヤレてんじゃねぇか??」って位に今時珍しいほどの低品質で、

オマケに金型の割もコストダウンの為かモールドやディテールを跨ごうが何しようがオカマイ無しに割られてるので、パーティングラインが厄介なとこに入りまくりです。

そのくせして、「設計陣はアホちゃうか?(賞賛)」って位に凝ってて、たとえばブレーキは実機同様にスライド可動で全輪制動が再現されてて、

赤矢印方向にアクチュエーターロッドを動かすと、ブレーキライナーが青矢印方向に動いて転輪を抑えに掛かります。

この部分、19頁のインスト通りに組めるなら組んじゃってイインだけど、工程34や工程36の様にブレーキASSYを一括で組んじゃってから台車に組み込もうとすると

E5・E6・E7・E8の部品の組み込みが非常にやりにくいので、これらを先に台車に組み込んで、後からブレーキASSYを台車に組み込む方が楽でした。

 と0ころでこのブレーキギミック、一見パーツの精度が無いのにこんなギミック大丈夫か?と思っちゃうんですが、丁寧にパーツを一皮むいて綺麗にして丁寧に組むと、

実は素の基本設計自体は物凄い精度である事が解るんですね。ただ、コスト面からでしょう、それを100%パーツに反映出来てないのが至極残念。

ただし、この点をフォローするためという意味もあるのか、「あ~、これ完全に折れるわ」って思えてならない極細パーツも非常に多いんですが、

プラ質が通常のプラモと少々配合が異なる質になってるらしく、柔軟性が或る程度有るし折れにくいです。加えて、これは好意的に解釈すればって話なんだけど、

各パーツの組シロに余裕が有ります。アソビですね。これによって、パーツの精度の曖昧さを「後は御自分で修正してね♪」って感じで託されてる様なものなので、

諸々対処の幅は大きいかと思います。なので、分度器やスコヤといったゲージの類は、本キット製作に於いては意外に重要なツールとなってます。

両端台車は、先述のブレーキの可動のみならず、1機あたり8本のスプリングによってバンプ可動する構造にもなってます。ついでに言うとペラシャもポリキャップではあるけど回る(笑。

で、こんだけ複雑なパーツの組み合わせなんだけど、車輪の組み込みそのものは非常に単純化されていて、加えてそれなりの組み付け猶予(アソビ)もあるので、

水平垂直は思ったよりも簡単に保持出来るようになっとります。

ただし、↑の赤矢印辺りにバンプ可動用のレールが仕込まれてるんですが、この部分(パーツE2とE39)のバリもしくはパーティングラインが干渉し、

塗料の厚みも相まってスライド機構が渋くなってる事が有るので要注意。ここの動きが渋いと、後々展示する時に車輪を綺麗にレールに設置させる時に厄介となります。多分。

私も塗装後に気が付いてしまったので、再度バラしてから干渉箇所を削るハメになりました。

 また、緑矢印の砂箱。これ、箱だけじゃなくて車輪に砂を流し込むホース類もパーツ化されていて、1個辺りのパーツ数は5つにエッチングが1つとなってて、

しかも、接着面の面出し、パーティングライン消し、継ぎ目消し、エッチング貼附と面倒くさい作業の見本みたいなパーツ。

これを16個作らねばならんかったのが、現時点では一番退屈作業となった気がします。留め金のエッチングなんて良くも悪くも1/43サイズで、息止め接着も16回。失点は2(笑。

この手のは余分に入ってるから助かった。

中間台車↑は動力台車に比べればパーツも少なく簡単です。つっても両端台車に比べればって話ですがね。やはりブレーキが可動なので、事前の仮組み確認は非常に需要。

ブレーキのみならず、エアサスペンションパーツも車体のロールに連動して可動するようになってるんだけど、接着すべきパーツと接着しちゃイカンのパーツの指示が曖昧なので

インスト指示より現場合わせっつー感じで仮組み確認しながら三歩進んで二歩下がるの進み具合。なんせ、実機車両は言うまでもなく、こちとら鉄道車両は全然疎いトーシローなので

一回組んで確認しないと、今自分が製作してる部分が一体何なのかがサッパリ見えて来ないのよ。車や飛行機や戦車ならインスト見なくても大体どこらの部品か判るわけですが、

こうして初めて挑むジャンルだと全くの手探りになっちゃうんですね。

 ところで、このキットを製作し始めて改めて気付いたこと。コメント欄で新米パパさんも危惧しておられたけど、このキットは内容が非常に充実していて、

それでいてプラモデルらしい組み立て作業の充実感や達成感が楽しめる製品ではあるけど、プラモデルを作ったことが無い人や、ガンプラパチ組専門で楽しんでる人には、

正直面食らう部分が多いキットでもある。上に掲載したツールは、どれも本キット製作時に利用頻度が高いツールなのだが、どれもが組み立て時の正確性を確保するためのツール。

ハセガワのステンゲージはパーツ固有の形状計測のためのワンオフゲージ製作の為、スコヤは地に対しての垂直を確保するためのツールだし、

所謂キサゲは接着面に起こされてしまってるパーティングラインを面を壊さず削り取るモノで、刃幅のBMCタガネはゲート跡をやはり接着面を崩さずに切除するためのツール。

こうした正確な接着面を確保するツールの有無で、製作の組み立て精度のみならず、進み具合そのものが相当に違ってくると思います。

 

 

っつーことで、これにて台車関係は一応作業を終えましたんで、次回からはインスト通りに内装関係に着手します。エンジンと変速機と台車という三箇所の工作で

パーツ数量的には概ね400パーツ強ほど消化したので、もうちょっとで折り返し地点って感じでしょうか。ここに至っても、まだ北斗星カラーにするか旧国鉄色にするか迷い中(笑

ただ、持ってる資料的には北斗星カラーの資料ばかりなので、やはり北斗星かな~。この場合


金帯と流星(?)マークの塗装が面倒くさい。キットにはデカールが入ってますが、車体の各所に数多に開けられたルーバーやスリットのお陰で綺麗に貼るのは難儀しそう。

塗装する場合、国鉄色の白帯と違って、太線と細線のダブルストライプである事と、左右の運転席に描かれた流星マークは、白い星と組み合わせ合った金星を描かねばならず、

金は塗膜段差の影響をモロに受けるので安易に白星→金星と重ねて塗れないため見た目に反して結構マスキングが面倒くさい。その面倒くささがどの程度なのかを

ボディーワークの工程にすすむまでにはまだ暫く時間が掛かるので、その間に試行錯誤してみよう。

今回、防塵防毒のマスク本体が破損したので急遽買い換え。マスクしてるのに溶剤臭がしてきたので吸収缶の寿命かと思いきや、呼吸連動の弁が壊れたのと、

マスク本体のゴム製の顔当て部分が劣化してフィッティングが悪くなってたこと、そもそも吸収缶とマスク本体の間のOリングパッキンがダメになっててここからエア漏れしてるってことで

ここ10年で3度目の買い換えとなった。Wタイプのパーフェクトなマスクも欲しいんだけど、田舎のホームセンターでの吸収缶の入手しやすさからこのタイプ一択なんすよね、、、

 

 

 

 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする