がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

あけまして、、、え!?

2014年01月27日 | 模型

あけまして、、、って流石に遅いですな。

 小林可夢偉の復帰が仄かに(我が国限定で)話題になってる今年のF1。日本の雁字搦めの保安基準も顔負けなレギュレーションにより、
果たして今年はどんなノーズデザインになるやらと彼方此方で話題が出ておりましたが、マクラーレンの新車の画像を皮切りに跳ね馬とロータスが
画像出してきてるのを、某北京方面のブログで知った訳ですが、殊更マクラーレンのノーズを見てウッカリ「なんかイイんでないの!?」と思っちゃった。
我ながら、なんでそう思ったのかよーーく考えてみたんだが、

 

 

 

 

 

 

 




なるほど!!これだったか。

跳ね馬のノーズは、ネタかと思ってたんだけど、あれ、本気と書いてホンキなのか!?!?


 さて、気が付けば昨年10月以来のこのブログ。チラシの裏ブログではラジコンで遊んでばっかりな年末年始でしたが、実際そうだった訳で更新しようが無かった。
コレはイカンということで、先ず年末に412T2以外の作りかけを全て梱包して倉庫に放り込んでしまいました。感覚的には世間で言うところの断捨離に近いか。
更に、製作用の机の周囲を大掃除してみたんですが、買ったはいいけど使ったことが無いツールや塗料なんかが沢山有ることに気付きまして、
ここは一つ、そうしたツール&マテリアルを色々使ってリハビリテーションしておこうと思い立つ。

「よし、今年こそプラモで遊ぶぞ!」っつー感じで(流石に自分が狼少年に思えてきたw)。

 で、何を作ろうかと考えてたんですが、
・色々なマテリアル・ツールを使う機会が稼げるアイテム
・途中で萎えないことを確信出来るオモシロいもの
って点を重視して選択したのが、、、


タミヤ 1/12 フェラーリ312B
以前から展示会用に作ろうとは思ってたんだけど、作りかけが机の上や周辺を占拠し続けていた影響で、
1/12を作るスペースが確保出来なかったのがネックでしたが、先述の通りこの問題が解決したので漸く作ろうという気になりやした。
画像は再販分ですが、実際に作るのは長らくストックしてあった旧版。再販はエッチングが付いたりデカールが変わったりしてて
一見良さそうに見えて、エッチングはともかくデカールはSHELLやFirestoneのロゴが不備となってるトンデモ仕様なので全くオススメしません。要社外デカール。
 また、長らく資料入手に難儀してたんですが、時間掛けて探し回ったお陰で、ほぼ必要な資料が揃ったってのもある。○○GP仕様って限定するとまだ足りないが
少なくとも312Bという車体を製作するには充分な感じで揃ったので、自分にGOサイン出す気になった。

 ところが、いざ作ろうという段になって、先述の通り、いつの間にか塗料やツールが未使用のまま大量に積まれてる事を知り、
折角積んでるんだから使い途を考えないとイカンよなぁと思い直し、それじゃぁまずは最近の作りやすそうな物でリハビリしてからと考え、

タミヤ1/24 ラ・フェラーリ
これを作って勘を取り戻そうと考えた。で、作る前に脳内シミュレーションしてみたところ、この車のボディーカラーが思いつかない。
っつーか、完成品はとんとUPしないのに、何故か赤い塗料だけは人並みに大量にストックしている自称跳ね馬信者なのだが、
手持ちの赤の実際の色合いのデータが全く無いことを今更ながらに思い知る。テストピース作って塗ってみりゃ判ると言えばそうなのだが、
どうしたもんかねぇと塗料棚を漁ってみると、赤だけでは無く、我ながら色々な塗料をストックしていることに気付いた訳よ。

 そんな折、とってもいいタイミングで地元のショッピングストアのホビーゾーンっていう店の前を通りがかってみました時に、ふと眼に入ってきたのが

バンダイ 1/100 MGサザビー Ve.Ka
なるアイテム。デカい箱に赤い機体。これはひょっとして俺ちゃんをご指名?って感じで吸い寄せられて、値札を見ると定価9000円!?
しかし、以前製作した1/144のRGってのはカナリ作ってて面白かったので、コレで遊んでみるのも良いかなーとか思いつつ、
ちょっくら密林で検索すると、30%以上値引きされた6000円税送料込みで売られとるじゃないですが。
 っつーことで、およそ22秒ほど、通常の3倍熟考してからポチってしまったとさ。ポチった決め手は
・自由度が高いから色々試せる
・特に赤を3色織り交ぜる塗装指定なので、手持ちの謎の赤を同時に3種試せる
・フレームが完成後にも一部露出する構造なので、使ったこと無い色を色々試せる。
・箱がデカいw
ってとこだったり。

 届くなり積んじゃうと又やらかすのは判ってるので、直ぐに箱を開けて活動開始。


パーツランナーがA~Rまで有って、枚数も20枚以上。これ、スケールモデルだと気絶するレベルの量なんですが、このキットの場合は、
一つ一つのパーツが結構大きいので、実際はそれほど量がある訳じゃ有りません。画像のように、アルファベット順にランナーを並べて、
取り敢えず組み立ててみましたが

流石はガンプラと言うべきか、組むだけなら3時間程で形になってしまいます。接着剤レスでフル可動。成型色で良いなら塗装も不要。
ゲート処理やパーティングライン消し、オマケの武装関連にデカールを含めると+2時間くらいは余分に要りそうですが、
それでも全てのパーツがほぼ勘合せ不要で組み上がってしまうのは凄いですな。

 で、先ず一通り組み上げてみた感想ですが、一番気になったのはその大きさから来る大味感。経験知的にRGというシリーズしか経験値が無いので、
どうしてもソッチが基準になるんですが、大きさの割にパーツからの視覚的情報量が見た目より随分少なく感じました。ちょっと拍子抜け。
今回は「試す」がテーマなので、なるべく素組みで作りたいんですが、ちょっと間延び感があるので、実機の存在しないガンプラであることを逆手に取って
勝手なモールドを追加して情報量を増やしてみようかと。

 また、外装パーツが彼方此方開閉する機構のお陰で、内部のフレームも結構露出度が高いので、ここも派手目の金属色を使って遊んでみようかと。
塗装に関しては、話の発端が跳ね馬の赤から始まってることや、前回ガンプラ作ったときは陰影強調の艶消し塗装だったので、
今回は車模型に近い派手目のグロス塗装にしようかと。でないと、「赤を試す」ことになんないですから。グロスはオモチャっぽくなるかもねていう危惧もあるけど。

 そんな訳で、一回組み上げたものを全部バラしまして、本組み開始。ガンプラに未だ慣れてないってのも有るんですが、見事なまでの関節可動のお陰で
パーツを有る程度組んでから纏めて塗装って事が難しい為、パーツがバラバラの状態で塗装工程に入らざるを得ないのが、作業スペース的に非常に辛い。
そこで、塗装作業をセクター別に分けて行うことにしました。塗料の無駄やブラシの掃除の手間が大幅に増えるけど、その分作業スペースには余裕が出来る。
工程としては
1:上半身&腰フレーム塗装
2:腕フレーム塗装
3:右足フレーム下塗り塗装
4:左足フレーム下塗り塗装
5:両足フレーム塗装
6:外装赤A塗装
7:外装赤B塗装
8:外装赤C塗装
9:配管&ノズル塗装
10:バックパック&武装塗装
と、塗装工程を10工程に分けて行い、同時進行で筋彫り彫り直したりディテール追加したりするということにした。ちなみにリアル現在は工程6に突乳しとります。


 っつーことで、ダークグレー一色で味気なかった内部フレームを、オール金属色にて塗ってみた。先に一回組んでるので、完成後に露出する部分と隠れる部分は
大体把握してんだけど、殆どの部分がなんかの拍子に見えちゃうっつー事で、パーツの表も裏も入り組んだところも塗装しないとなんない様です。
で、こんだけバラバラなのに、パーツ分割が非常によく考えられていて、前処理としてはゲート跡処理とパーティングライン落としとヒケ埋めという基本のみでOK。
雑誌のガンプラ記事なんかだと、胴体を細くとか顔をシャープにとか色々改修が入ってるのを見かけるのだが、ぶっちゃけオッサンにはそうした点を見つける事が
出来なかったので、基本的に超素組みな方向で作業中。


 塗装には、画像に出てる色をアレコレ織り交ぜ、混合したり単色使用したりオーバーコート使用したりして遊んでみました。
・フィニッシャーズ チタニウム
・ガイア スターブライトジュラルミン
・フィニッシャーズ フォーミュラークロームにクレオスクリアーブラックをコート
・クレオス スーパーファインシルバー+クレオス 旧クリアーブルー+ガイア 蛍光イエロー+ガイア 蛍光ブルー
・クレオス スーパーファインシルバー+クレオス スーパーゴールド
・クレオス スーパーアイアン
・クレオス スーパーステンレス+クレオス スーパーアイアン+クレオス 焼鉄色
・ガイア スターブライトジュラルミンにクレオス 色の素マゼンタをコート
・ガイア フラットブラック+クレオス カッパー
現状上記9色使って塗り分けてみた。他にもインストでイエローの指示がある部分には、マジョーラのマゼランを使って小細工してみようかと準備中。
これらの色はどれも一発で決定した色じゃ無くて、他にも結構な数の調色をしてはダメ出しを繰り返したのですが、お陰で手持ちのメタリック系金属色の色合い等は
かなりの量のデータ取りが出来ました。これは間違いなく今後の役に立つ筈。

この調色大会のお陰で、新調したエアブラシ洗浄廃液用のボトルがあっという間に一本埋まりそうになった。相変わらずメタリック系は掃除が面倒ですな。
あと、この大会で色々な色を使ってみた中で、ちょっと意外だったのは、クレオスのGX系メタリックカラー。これ、金属色としては非常に使いにくいということが判った。
それからフィニッシャーズのメタリックは、樹脂分が多すぎて混色して使うにはクセが強いということも判りましたな。ここらは今後出番減りそう。

 あと、ツール関係で最近入手したのが

クレオスのトリガータイプのLWAエアブラシ。0.5mm径でトリガータイプが欲しかったので、アネストとタミヤとクレオスとどれにするか吟味したところ、
クレオスのコレがノズルがチョット変わってて大面積塗るには都合が良さそうだったので決定。元々1/12の312B作る気になってたので、それの塗装用に
調達したのだが、上述の通りまた道を外れちゃったので今のところ出番無し。使用した折にはまたレポでもしようかと思います。
これで現役エアブラシは6本というナカナカの大所帯となってきた。

 あと、もう巷では定番になってるのかも知れませんが、浦島状態だった自分には驚きだったのが、このシモムラの工具。
要するに丸棒形状のパーツのパーティングラインを削ぐツールなんですが、棒の径に合わせて使えるので非常に便利。
車模型だと、たとえばロールケージのパーツの切削や排気管のパーツの切削に非常に使えるツールかと。今回早速に
ガンプラの困ったちゃんパーツNo.1と私が勝手に認定した動力パイプパーツを整えるのに使用してみたのだが、メッチャクチャ便利です。
工具がくたびれてきた時用にもう一個ストックしようかと思ったくらいの便利さ。


そんな感じで、まぁ今年もよろしくお願い申し上げます。

コメント (12)
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