月末って事で毎度の事ながら仕事テンパリ気味の@河童です。
来月、MFHからF1のFerrari F10のガレキがリリースされるとのこと。タメオのCK、AMCのB195bro等が控えてるんで、
正直迷うところでもあるんですが
800戦出場記念ロゴ付きのソープランドGP仕様が出るって事で、ペキモオフィシャルショップからの
正式アナウンス待ちでございます。こういう記念ロゴとかって妙に惹かれるんですよね。正直後出しで
タミヤから出てこられたりしたらバッターアウトなんですがね(笑。なんとなくF1のガレキを買うってのは
昨今の日本株を買うのと感覚が似てる気がしやす。株取引は相変わらずボチボチとやってはいるんですが
最近の日本株の動きは凄いですよ~。
世界で一人負けwwww
実際笑い事じゃぁないんですけどね。リーマンショックってのがありましたが、他国はそろそろリーマンショック寸前くらいまで
株価が戻ってきてます。中国とかシンガポールなんか遙かに上行ってますし。で、日本はリーマンショック後の大暴落時に戻ってるか
もしくは更に下回ってる株価多数(笑。メガバンとかあの時よりも安く買える価格なのに
更に空売り突っ込まれてヒィヒィ言うております。
この状況下では安いから買いたくなるけど、買った後で更に下が来ると底が見えなくなるから買いにくいという状況。
そう、まさにF1ガレキを買うか買わないかの選択が難しいのと同じなのである(←かなり無理矢理)。悩みどころです。
ガレキメーカーも大変だよなぁ。ビジネス考えるとメジャーどころをアイテムとして押さえたくても
プラモメーカーとは価格面で不利なのでバッティングを避けざるを得ない。でも避けてばかり居るとラインナップが
こんな感じで微妙になってしまうと極少数のマニアしか手を出してくれない。
さて、製作記。今回カリフォルニアです。っつっても、先述の如く仕事テンパってるので殆ど進まず。
内装だけようやっと終わらせました。実車画像を見ながら色分け等を行いましたが、ディテールの省略は殆ど無いパーツ群。
スイッチ一つに至るまで本当に省略が無いに等しいのですが、微妙にダルい所があるので、オープン状態で作る場合は
そうした点をブラッシュアップしてやると、かなり情報量の濃いコックピットになると思います。今回はクローズドなのでほぼキットのまま。
実車の内装も何もかも革張りで仕上げられてるんですが、皮の質感は海外プラモの真骨頂。
ドイツに限らずアメリカ製のプラモデルでも、この内装の質感表現は昔から巧みなんですが、本キットも御多分に漏れず。
塗装は自家調色のブラウン系のベースカラーにブラウンや黄橙色を使って調節したもの。このベースカラーですが
大分昔にタミヤのF360を製作する際に調合した色でして、かの溶媒液の登場で復活させた15年もの位の色です。
カーペット部分の質感もパーツ状態で梨地表現が盛り込まれていて塗るだけで良い感じになります。
シートベルト用の穴も前後それぞれ用に開けまして、本当はここに別売りエッチングのパーツを埋め込む筈だったんですが
一個飛ばして完全紛失してしまい諦めました。シートベルトバックルもエッチングを使用。
今回エッチングからは、
各ペダル&フットレスト・エアコンダクト・Californiaロゴ・シートベルトバックル&バックル受け
・ベルトストッパー・スピーカーネット・パドルシフト
を使用してます。ホビーデザインのエッチングですが、価格は安めだったものの出来は実に微妙な感じ。
厚さが異なるの二種の材質のエッチングがセットされてるんですが、厚い方で処理して欲しかったパーツが薄くてヤワだったり
薄い方が絶対向いてるのに厚い方で成型されてて曲げ加工が面倒だったり、何のために二種の素材を使い分けたのかイマイチ判らない部分も多かったです。
でもコストパフォーマンスはスタジオ辺りの製品よりも高かったです。
これからシャーシを製作するんですが、ボンネットも閉固定ですし、足回りは全く実車に即してない適当な構成ですし
フルカバー仕様のアンダーパネルがあって完成後は殆ど見えないって事で
エンジン・プロペラシャフト・ギアボックス
上記三点は省略することにします。でないとナット装着場所が確保しつらいし無駄なことは省きたい。
ところで、ペキモ先生がデイトナレーシングを作り始めましたが、そのエントリー中に出てきた某氏ってのは多分オイラ(笑。
そう、フジミのデイトナをチョコチョコ手掛けてたりします。このキット、GTBとGTSで過去に作ったことはあるんですが
キットのインストにて選択案内があるGTBの前期型ってのでは作ったことがありませんでしたので、ちょいとやってみようかと。
で、この前期型ってのが実は厄介なアイテムでして、そもそも何を以て前期型とするか判らない。
ってのも、元々のデイトナのデザインはリトラクタブルライトでは無かったんですが、デイトナをアメリカに輸出するに際して
安全基準の変更等の煽りでリトラクタブルライトを採用せざるを得なかったという経緯があったそうな。
更に、リトラクタブル化すると同時にボディーパネルの成型も板金職人の手作業から大幅にプレス機による作業へ転換が為されとのこと。
つまりリトラクタブル化される前のデイトナは、非常に個体差が出やすい状態で製造されていて
更に外装を事故ったりした場合は、純正パーツさえ適合しないことがあるような車だったので
オーナー個々に勝手なモディファイが加えられていて、リトラライトを前期型のライトに変更したり前期型っぽくしたり、
あるいはその逆があったり、私程度の知識では何を参照すればいいのかサッパリ判らないのです。
取り敢えず或る程度一貫性のある個体の画像を幾つか集めてきましたが、少なくとも現時点では
キットの指示するようなヘッドライト形状の個体はありませんでした。
上の画像で言うと横一線の大きな透明のカバーと、そのカバーの下辺のボディーパネル部に関してだと、
キットでは一枚物パーツのカバーの下辺のみボディーカラーにせよとの指示ですが、参照した実車だと
そういう構成にはなってません。また、ヘッドライトのハウジング部も、キットパーツは下面は何も無いスカスカ状態ですが、
参照した個体では下面はちゃんと塞がっていて、
ハウジング下面の裏側がバンパーとライトの隙間から見えてる状態のようです。
こら面倒くさいぞと思いながら、チマチマ作業してたら何とか形になってきたので、このまま進めてみようかな?とも思ってます。
と言いつつもF-1を久々に作りたい気分でもありますんで、作業中の二台が完成した頃には心変わりしてるかも知れんけどね。
加工の様子などは本格的に製作開始してから改めてまとめてUPするかも。今は先ず目先の二台を展示会までに何とかしたいっす。