がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

自動車模型製作手引書 第壱拾四号[美麗的跳馬們]

2008年01月24日 | 模型

先生!イタ車ならぬ痛車のキットが手に入りません!!


 いや、特に欲しいというわけではないんですよ。個人的にはキットいらねえ~からこの手の痛いデカールだけ出してくれれば
ブログの製作ネタとして色々遊べるんだけどって話なんですが、メーカーがビビって少ロットしか出してないのか
それとも予想に反して売れちゃってるのか、ともかく見かけません。見ても見るだけで買わない気がするけど(笑

 そんなわけで、アクセルSという良質な原色塗料が巷には存在してて通販で買えるというのに
凝りもせずガイアノーツの純色シリーズ「イエロー2」「マゼンタ2」のセットをまとめ買いして
キットだけではなく塗料も積んじゃって時には丸々一本パァにしてしまうオツムにオムツが要りそうな@河童です。


 今日は本屋でCAR MODELING MANUALなる雑誌を購入。

フェラーリの特集でしたが、いつもは立ち読みで済ますんだけど(殴,今回はちゃんと買って読みました。
過去にリリースされたこのCMMシリーズは、親誌HJ誌の記事の総集編+αな上に
「どーだ!すごいだろ!!」
って感じの所謂プロな人の作例がドデーンと出てる割に、製作に関する情報が非常に少なく
「なんだよ、結局見せびらかしたいだけかい!ブログかHPでやれば??」
って感じの誌面構成だったんですが、ちょいと前のランボの特集辺りから、ちゃんと製作法を
画像を交えて丁寧に紹介してくれることが多くなって、買う価値が出てきた気がします。
と偉そうなこと言うなって感じですかそうですか(笑。でも金払うのは客たる私ですから!w

 今回の記事でも、冒頭の312T2は「凄いねー!」と感心しつつも「で?」って感じで、
製作過程の画像付きで製作記が紹介されてるわけでもなく、自分の模型作りには大して役に立たない情報ばかりで、
正直どうでもいい記事でしたが、その一方で中頃に掲載されてる三種類のキットの製作法の紹介は面白かったです。
あれもこれも手を入れまくるんじゃなく、必要最低限にして充分な修正を加え、そのどれもが
素組+αの領域を出るものではなく、いつもは素組で作る人に「少し手を入れませんか?」と薦めるようなニュアンスで好感大。
経験値のお裾分けと言いますか、プロのライターさん辺りだと、やはり私のような一般レベルと違って
製作の量が断然多いわけですし、そうした多くの経験値から得られたであろう製作のヒントやテクニック等を
こうした記事などで紹介して貰えることで、私みたいな一般ユーザーも仮想的とはいえ引き出しが増やせるわけ。
 例えばフジミ126C2でのフロントサスアーム後組み加工とか、フジミエンツォのフロントアンダー後付加工などは、
一見難しそうに見えて、実はキット素組よりも効率よく組めるようにする加工で、実際やってみると
意外と簡単な加工ばかりと思われます。概ねキットの設計では、組むことの便宜は図っていても、
塗装工程を含めた便宜までは考えていないことが多いんですよね。つまり無塗装にて組む場合に
最適な構成になってることが多いんですよ。フジミなんかは特にそう。で、更に塗装まで踏まえて組み方を再考することは、
単に効率アップを図れるだけではなく、時にはパーツを自作したりしてメーカーの企画意図という手のひらからハミ出して
「自分で作り上げた感」
が助長されると思うのです。この感覚こそが模型作りの楽しさの根幹であって、ここに魅力を感じないなら
予算が許す限り出来の良い完成品市場ってのがあるんですから、そっちに行った方が健全でしょう。
takさんのバンダイSCの製作記なんか見ててつくづく思ったんですが、なんぼお手軽でも、この自分で作り上げる感覚を
どうやって充足させつつ万人受けするようなキット構成を考えるか、そこがユーザーから言えばメーカーに対して求めたい
姿勢なんじゃないかと。なんもかんも手を入れないと先に進めない凶悪な部類のキットはともかく、
フジミのキットに多い「一見マトモに見えて、どこか抜けたところがある」キットって、逆にそこにこそ
ユーザーがつけ込める隙があるわけで、自分で作った感を煽るには程良い出来損ない感が逆に魅力なのかも知れないとさえ
件の雑誌の製作記事見てて思ってしまったんすよ。タミヤの何も感もストレスレスみたいのも悪い訳じゃないんですが、
それがデフォルトって考え方では、この趣味も先細りだなって思うのです。

 で、巻末のモノクロページに「プラモ流れ旅 絶版プラモを探せ」っつー企画が載ってましてね、
一万円持って県内の模型店を巡回し、絶版になってしまってるお目当てのキットが見つかるまでガンガルってものでしたが、
これがまた面白かった。私も車で出張するときにはよくやるんですが、模型店巡りって面白いんですよ。
この企画では面白さをアップさせるべく、一万円使い切ったらゲームオーバーとか、途中の飲食代も手持ち金で賄うとか
訪れた店では必ず何かしら買い物をするだとか、ルールを設定して遊んでるのです。関東圏の店だったから
珍しい物にはプレミア付いてたりしたそうですが、九州の田舎だと時にトンでもないレアものが
トンでもなく当時の定価で売られてたりしますから、そういうのを探すのも面白いんですよね。
で、その記事の中で、この手の話の御約束と言いますか、地図情報では存在するはずの店が
「テナント募集中」とか存在自体が霧散してるとかってのに出遭ったそうな。模型業界の衰退の激しさは、
最近頓に言われることですが、さて、そうした状況を生み出したのは何なのか?
そら子供の遊びが時代と共に変わってしまったってのは今更言うまでもないことですが、
果たしてそれだけなんだろうか?そう思って旧ーーーーいホビージャパン誌やモデルアート誌を開いてみますってーと、
どうもそれだけじゃない様に思えてきます。雑誌という万人に身近な情報媒体だからこそ、
改造やディテールアップてんこ盛りのキット完成品画像で飾り立てるだけではなく、
過去に模型製作と接したことのある人の「製作意欲」を沸き立たせるような「貴方もちょっと作ってみません?」的記事も、
否、そういう記事こそ重要なんじゃないかなー?と思ったんですがどうでしょう。
ネタに枯渇する度にこういう事書いてますが、ネガティブすぎますかそーですか?(笑

 そうそう、あと記事にランボルギーニ・レヴェントンのセミスクラッチが出てました。
これがね、あの複雑な面構成の車を見事に形にしてるんですよ。この車を立体物として手元に置けるのは
羨ましいーなーと。どっかキット出してくれないですかね?ムルシエラゴ出してるフジミとか(笑
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1/20 LOTUS 95T 【10】

2008年01月20日 | 模型
 へコキ虫って知ってます?

↑こんな虫。地方によって呼び方が違うらしく、九州に住み始めた頃、人との会話で
コッチではカメムシって呼ぶことを知ったんですが、これが越冬しとるのよ。夏に大量発生して
ウッカリ手で摘み上げたりすると、誰かがゲロ吐いた後のトイレにウッカリ入ってしまった位の
強烈にクサイ臭いを撒き散らす困った虫なんですがね、今年の暖冬の影響で夏の生き残りが
未だに繁殖続けてて、どこから進入したのか私の車の中に姿を現しやがりました。
なんせ冬真っ直中の一月っつーことで、ソレがヘコキ虫とは露ほども思わずウッカリ素手で摘み上げたところ、
猛烈な臭いに襲われるオレ様。思わず叩いたらぷよーーーんと飛んでダッシュボード端のデフロスター排気口に入っちゃって
ダッシュ裏のダクトに進入しちゃった模様。で、何やらガサガサ音がしてたんですが、そのうち目の前の
エアコンダクトから、実に困った臭いがですね~、漂ってきましてね~
勘弁してくださいよ~、小銭も持ってないですよ~
っつー感じで、どうやらどっかに引っかかってジタバタしたらしく、臭い発動ですよ奥さん。
お陰でこのクソ寒いのに窓全開で運転するハメになりましたが、エアコンガンガンかけてたからお亡くなりになったのか、
そのうち音も臭いも無くなりまして一件落着。

 そんな感じで、ヘコキ虫の臭いも判るくらい、鼻や淫行咽喉の調子も良くなってきた@河童です。
インフルエンザ騒動も一段落しました。結局感染らなかった模様。凄いぞオレ。


 さて、やっとのことでロータス95Tも製作記10回目に突入。概ね一回の製作記が一日分(長くても数時間程度)の量なので、
連載期間は既に3ヶ月に突入してますが、実製作日数は10日程度ってとこかと思います。微妙な進行度ですな。つか仕事遅い?w
でも今回は流石に色々私生活にて騒動が多かったので、細かく作業を刻んできたので、量的にはいつもの三日分位になってます。

 さて、今回はコクピットの製作になります。今時のF1と違って派手なインジケーターは殆ど無いし、
機械式アナログメーターでコンソールが構成され、懐かしのシフトノブやスタビ調整ノブが鎮座しております。


 先ず、シフトノブを製作。キットにもパーツで付いてるんですが、形状が95Tと全く違いました。
またどっかのキットからのトレード品で済ましたんでしょうかね?まぁいいですけど。

↑で、洋白を中心に使用して自作してみました。既に出来上がっちゃってますが、小さな穴を開ける作業って
どうしても息止めちゃう私でございまして、画像撮る余裕は有りませんでしたので、一応何をやったかを図解しますと

0.8mm洋白線の先端をドリルレースして0.3~0.4mm程度に痩せさせてロッドパーツにします。
これに0.1mm洋白板から三角形のプレートを切り出してロッドに巻くようにしてハンダ付け。
更に巻き付けた後に出来る左右の隙間部分に0.8mm真鍮帯金をハンダ付けしてフレームにします。
二枚のフレームの間には0.4mmの穴を開口。
 でノブのグリップ部はキットのパーツを流用し、ノブのシャフトは0.6mm洋白線を使用。この際に
0.4mmのドリルでシャフトに穴を開け、最終的にはピンで三角プレートとシャフトを接続します。
最先端の三角形の基部は洋白とハンダから捻り出して、固定ボルト部とロッド差し込み部にそれぞれ穴を開けておきます。
組み付け時には、この先端部にロッドパーツを差し込んで組み付けることになります。



スタビライザー調節レバーは、スライドロックのモールドを彫り込んだ真鍮線に0.8mmの洋白線を差し込み、
洋白にレバーのノブを差し込む穴を開けて、ドリルレースで2.0mm洋白線から捻り出したノブを差し込みます。
洋白の先端部はワイヤーケーブルを差し込むのでドリルレースで細くしてあります。


 さて、ステアリングですが、当初キットパーツを使おうと思ったんですが、なんと楕円状態(汗。

99T辺りからトレードして来ようかとも思ったんですが、結局自作してみることにしました。
古典的な方法ではありますが、プラ板での手法を真鍮板に用いてみたんですが、0.3mmとは言え腐っても金属(腐ってないけどw)
意外と硬くて加工が思ったようにいきませんでしたが、楕円よりはマシになりましたと思いたい。

 方法は、図の通りでありまして、面倒なようでいてプラ板なら意外と簡単。円から切り出してるので
組み付け精度なんかも比較的簡単に出ます。ですが二枚合わせの真鍮板だと硬いので、リューターではなくドリルを使わないと
トルク不足で丸くなりにくい。リューターの軸受けダメージもデカいしね。
 丸いグリップ部は1.5mm真鍮線を丸めて作りスポーク部分との接合は、今回は真鍮板相手だったので
接着じゃなくハンダ付けで処理してます。

 最後に1.5mmの真鍮線でロッド基部をマンドレール用に開けた穴にハンダ付けし、
キットでは元々省略されてたボス部分は、アルミ管をドリルレースしてこれらを付けて完成。

 最後にメーターコンソール。キットのパーツは、

こんな感じで、いろんな部分がガタガタ。またメーター部分もガタガタになっちゃってるので、
他の部分も自作したことだし、ついでにここも自作しました。
 最初はキットのパーツを型にして同形状のモノを切り出して作ってみたんですが、仮組みしてみると全然合わない(先に確認しとけよww)。

パーツもボディー側も双方ガシガシ削って摺り合わせて漸く収まったと思ったら画像のような有様です(笑
 流石にダメだろ?って事で、今度は摺り合わせた此奴を型にして再度真鍮版から切り出しての作り直しです。

 メーター用の穴を開けた0.3tの真鍮板とバルクヘッド形状に切り出した0.5t真鍮板をハンダ付けして、
右のメーター穴周囲には四角いパネルが付いてるのでそれも0.3t真鍮板で作って取り付け
後は各ランプやスイッチ、それにスタビ調節用ワイヤー用の穴を開け、各穴に真鍮管で枠を作っててひとまず完成です。


 このキットはコクピットを独立して組むことが出来る構造なので、残るディテール等は
コクピットの組み立て時にまとめて片付けることにします。取り敢えずこの時点で仮組みして様子を見てみる。
 
明快な資料が無いので妄想で済ました部分が多いんですが、収まりはついたんじゃぁないでしょうか?ダメ??

 次回はアンダーパネルの成型とリアミッション部のディテール等に進みたいと思います。


 突然思い出したので附記しておきます。以前feydさんから聞かれたままになってるネタに
金属の切り出し鋸の話がありました。人によって手法は様々でしょうが、私の場合は或る意味安全パイである
スイスのバローベ社製の糸鋸を使用してます。糸鋸で金属を切るときはガイド材(治具)が無いと
真っ直ぐに切り出せないと思われがちですが、鋸刃を10度とか20どとかの角度程度に寝かせて刃を入れますと
簡単に真直ぐ切り出せますんで、重要なのは治具よりも切り出し用の罫描き線です。人間の目は
意外なほど手と連動してまして、罫描き線を追って刃を入れると真っ直ぐにきれちゃうもんなんです。
車の運転で視線の方向に自然とステアが動いちゃうのと同じ話かも?で、流石に切れ味が悪い鋸だと
余計な力が入って切り口が歪みやすいんですが、バローベの鋸刃は良く切れるので、力を入れずとも
サクサク刃が入るのでお薦めです。薄い刃だと破断しやすいので、チマチマ買うんじゃなく
「おっちゃん!バローベの0番を1ロット(120本入り)!!!」
って買い方しても数千円程度の出費ですんでケチんないほうが吉。0.1~0.5t程度の真鍮板や洋白板の切断なら、
#2/0と#4/0があれば大抵は事足りるかと思います。

 あと、金属の穴開けですが、ハンドドリル(ピンバイス)で手作業だと中々大変なので
私は相手が金属の場合はリューターで穴開けてます。特に0.8mm以下のサイズの穴の場合はドリル刃は

ドリル・リーマーとかルーマー・ドリルとか呼ばれる軸がドリル刃より太いタイプのものを愛用。
ドリル径が0.1mmでも0.8mmでも軸部分は1mmに統一されているのでコレットやチャックにカマし易く
極細刃の高速回転でも軸ぶれが出にくいので、結果的に刃が折れにくいです。ところがハンドドリルに噛ますと
余計な力が入りすぎてしまうのか、普通のドリルより折れやすい気がします。
 今回も0.6mm線に0.4mm穴とか0.8mm線に0.5mm穴とか開けてますが、最初のアタリの打ち所さえミスらなければ
この手の仕事も失敗が極端に減りました。私のように細かい作業の時に無駄に力が入ってしまう
手先が不器用なお方は、一度試してみると良いかもしれませんよ。ちなみに私、0.3mm~0.4mmの穴を手作業で開ける場合
ウッカリ力入れすぎて刃を折っちゃう確率が非常に高いため、出戻り後はピンバイスは0.5mm以上と決めてるくらい不器用です。

 ここいらの入手は、私の場合はジャパンホビーツールを頻繁に利用しています。
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獅子身中の虫

2008年01月19日 | 模型
※19日深夜付けで後半にイベント案内加筆。

今年もオートサロンが始まってます。何時だったか福岡のオートサロンに、かの有名な
AV女優が来るってんで鼻息粗く友人と同伴だってかちこんだら、土屋圭一とトークショーなんかやっちゃって
脱ぎもしなけりゃ揉ましてもくれなくてトホホだったりしたんですが、今年はどんな感じでしょうか?(考え方が間違ってる?)
 東京の動向を探ってみますと、注目すべきは



ここいらか?GT-Rが出てくるって事は、Zはもうプライベーター行きですかね?何となく短命やな。

 そらそうと一週間、我が家は大変でございました。事の発端は上の娘が風邪気味だったんですが、夜中に突然
「お母さん、タンスが怖いよー」
とワケワカメな事言い出したのに驚いて、顔を触ってみたらかなり熱かったようで体温計ったら39℃オーバー。
コラ大変と病院の救急に駆け込んだら
「おめでとうゴザイマス。風邪じゃあーりませんよインフルエンザです。しかもA型♪」
との発表。合格発表シーズンと言ってもこういうのは天下御勘弁です。でタミフルを処方して貰ったんですが、
今度は下の娘が鼻を垂らし始めまして、嫌な予感がして体温計ったら38.5℃。こっちも来たかと小児科連れてったら
「おめでとうゴザイマス。風邪じゃあーりませんよインフルエンザです。しかもA型♪」
とこれまたビンゴ。更に婆さんも掛かりましたが、こちらは予防接種受けてたからか38℃まで上がらなかった模様。
二世帯同居6人家族の内半数がダウンです。これでは小隊としての機能が維持できないと本部に
上空からの支援攻撃を要請するも、敵の対空砲火が厳しいので無理との返答。砲台を殲滅して再度支援を要請せよとの指示。
やむを得ず、二台の加湿器と三台のヒーターを自陣に設置して持久戦に突入。マスクのストックが激減する中、
漸く上の娘がタミフル効果で戦線に復帰、下の娘も7ヶ月という若年兵でありながら孤軍奮闘し
漸く復帰の兆しも見えてきました。問題は、交代しながら付きっきりで看病して夜は添い寝までしてるカミ様と
ワシの二人が未だ感染していないこと。
今年は予防接種受けてないんですよ
このまま感染せずに終わったら、これはこれで武勇伝になるんじゃないかと二人で話していたところです。

そんな訳で、いつもの如く模型どころではありませんでした(笑

流石に我が家では、子供二人がインフルエンザで譫言言ってる間に模型作ってたら小隊解散の危機を迎えます。

 ところで、ハセガワの跳ね馬TRですが、予想外に早く来月下旬にはリリースされるとのこと。
キットは総インジェクションパーツで、問題のワイヤーホイールは別売りエッチングで用意されるそうな。
キットが3000円でホイールが2000円、この5000円を高いと見るか妥当と見るか。オッサン的には
ホイール込みで3000円ならOKなんだけどなーと淡い妄想を抱きつつも、過去に巷に出回ったワイヤーホイールの価格を考慮すれば
何とか妥協できる価格かと思いまして、早速作る用と積む用の2セット確保依頼をしておきました。
ヴァリエーション展開もあると思うのですが、車種的に色々なバリエーションやカラーリングを作るのが楽しい車種でありながら、
ガレージキットしかない状況では、単価コストの高さに冒険する事が中々叶わない車種でしたから期待しています。

 二人とも漸く落ち着いてきたので、明日は是非とも模型に触りたい。コクピット工作が私を呼んでいる・・・気がする。

 そうそう忘れてました。ペキモ氏が突然音頭を取りだして
「第三回 輝け!モデルカーキット製作&完成品野ざらし祭 またまたポロリもあるよ」
が今年末しっぽりと開催される模様。お題は
モデルファクトリー・ヒロのキット
って事で、中々ハードなテーマやなぁ(笑。前回の鈴鹿F1ポロリにはポロリどころか
参加さえ出来ずと言うダメっぷりを発揮してしまいましたが、今回こそは(笑。期限が年末なので
丸々一年有りますから、何とか間に合うようにしたいところです。
 とはいえ、まだ95Tも完成していないので、先ずはこれが片付いてからアイテム選定を行いたいと思いますので、
私が作業に入れるのは早くても3月以降かな?でも3月後半から出張が連発ですし、4月には大口の案件があって
物凄い過密スケジュールが待ってますし、そうなると5月?いや、6月はともかく7月8月は出張ばかりで
殆ど家にいないから9月・・・・・・・・・・・・・
新年早々暗雲立ちこめて参りました(核爆
 詳しくはリンク先のページの案内をご覧下さいまし。
 ところで、ヒロだと二輪のキットもありますし、スタジオ27リリースだけど実はヒロってのも
結構な数有りますんですが、そこらも範疇に入れるのか要相談かもですね。

                              (08/1/19加筆)
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年末年始の入荷

2008年01月15日 | 模型
 正月にお年玉とか言って「何か欲しい物有る?」ってカミ様に聞いたら、
現ナマ
とリアルな欲求をぶつけて来やがったのですが、今更NOとは言えず現ナマを渡してしまった気前の良い@河童です。

で、現ナマ手に入れたその後のカミ様が、突然

テヘ♪キーホルダー買っちゃった

とか言うんですよ。

何故たかがキーホルダー程度でわざわざ申告するのか??

そこがイマイチ判らなかったんですが、コッソリとネットで価格を調べて驚いた。

15000円とかすんですよ!!!!

キーホルダーですよ?フェラーリやブガッティーのキーじゃないですよ??ホンダとミツワ(ドアね)と倉庫の鍵ですよ????

アホかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

と思っちゃいましたが、一般的にはウレタンだかレジンの塊で尚かつ月日を掛けて完成させなければゴミ同然な物に
2万も3万も突っ込む方が非常識なんでしょうから黙っときましたが、買う方も買う方なら、
ブランドってだけでたかがキーホルダーに15000円とかの価格設定できる輩も輩ですなとか
言ってはいけないですかソーですか(笑。カミ様曰く、その15000円が型遅れとか何とかで
10000円になってたとか言ってハァハァ言っとります。
何となく私の買い物が理解できないカミさんの感覚を逆説的に理解できた気がする(笑


 さて、取り敢えずカミさんがお年玉貰って高価なキーホルダーにほくそ笑んでる間に密輸です。
年末年始に届いたり買ってきたりした密輸アイテムが揃ったので、全部まとめて屋内に持ち込みました。

 ヒロのF2007にジオのFW19、SLKのFW29braにゼツモのFW16、フジミのエンツォ に独レベルのR8と米レベルの新型カマロ、
後は画像には入ってませんがファインモールドの1/48X-WINGにタミヤのLP400辺りも入手し、
他にも何時使うんだか本人さえよく判っていないような持ち腐れマテリアル類を諸々入手いたしました。
毎度のことですが、一個作る期間内に何個積んでるんでしょうか?効率悪いですねー。
 ヒロのF2007は御約束のように最終戦仕様を買いました。エルさんがレビュってくれてるキットですな。
FW19は以前出てたヤツの焼き直しかと思いきや、複数の仕様を選択できるようパーツに変更が加えられています。
といってもジオの言う○○仕様なので、どこまで再現可能なのかは作って見なきゃ判りません。
 1/43のF1二台の内FW29はokiさんが目下製作中の中嶋一貴デビュー仕様です。
製作記見てたらかなり面倒くさそうですね。ゼツモのFW16はトランスキットですが、
タメオのFW16のボディーを改修する手間考えると楽が出来るトランスキット。タメオも
この時代のキットはスペアデカール入ってませんし、そもそもややこしい三色ストライプは
ボディーをモディファイするとデカールが合わなくなるという問題も孕んでいたんですが、
このキットはデカールまで付いてるので親切この上ないキットの様です。
 輸入プラモは、新年早々いつものマークスから。最近この店も随分名が知られてきたらしく、
新製品は秒殺になりがちですが、こういった新型車系はそうでもないのか、いつも楽に買えてます。
R8は米モノ版が出るのを待とうと思ってたんですが、3000円台で入ってきたのと、丁度レベルの新カマロも入ってたので、
送料考えてついでに購入。AMTから先行して新カマロ出てましたが、何となくレベルの方が安心して買える気がします。
でも箱にSNAPって書いてるので、それほどでもないかも(笑。購入の切っ掛けは、映画トランスフォーマーのDVDを見たからです(笑。
レベルと言えば、08年ラインナップに漸く新型マスタングのGT500がアナウンスされました。
当初既発のマスタングを改造してGT500にしようかな?とか、今の製作ペースから言えば
明かな妄想を膨らませてたんですが、フロントマスクからしてカナリのモディファイが入っちゃうので、
GT500のキット化は嬉しいのですよ奥さん。あと、余談ですがF2007も独レベルから出るようですね。


 細々とした物の中に、またもパール材があるんですが、イリサワから新しく出た
AGホワイトパールとCCカラーパール各色をまとめて入手。ちょっと興味有るのは、CCパールのブラックって製品。
他の赤や黄色は6色セットに入ってるんですが、この黒だけはセット外なので単品購入するハメになったんですが、
毎度の如く「どんな発色するか興味がある」ってだけの購入です。キットだけではなくマテリアルまで積み出したか?(汗。
CCパールは所謂着色系パールですが、既発のMGパールの様な酸化パールってモノではなく、
白パールを顔料で着色したものだそうです。単体で使うのも面白そうですが、粉同士混ぜて使うのが面白そう。
っつーかそっちが狙いか?ここらは、またテストしてみる機会があればネタにします。

 と、買い物をネタにしてみたわけですが、要するに上の子供がインフルエンザなんかにかかっちゃって、
乳児も抱えてることですし(もう感染しちゃったかな?(怖))、ちょっと何日かは我が家ではお遊びどころではないのですが、
またブログの間が空いてしまうので、取り敢えずこんなネタで埋めてみました。急に寒くなってきて、
漸く九州もインフルエンザには正に絶好調シーズン到来です。皆様もお気を付け召され。

 
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1/20 LOTUS 95T 【9】

2008年01月09日 | 模型
 やー皆さん正月は楽しかったですかそうですかコチとら年末から年始に掛けて持病の副鼻腔炎が悪化し
咽頭炎まで起こして散々な中同窓会やら新年会やらで連日バカ騒ぎしたりしてる間に正月休みもスッカリ終わって
仕事始まっちゃってやってらんねーとか言いながら漸く模型再開した@河童です。取り敢えず同窓会では
10年ぶりに色々な御仁に会えて面白かったり、あのコもこのコもオバハqあwせdrftgyふじこn
になってて驚いたりして面白かったなー。

 さて、鼻喉の具合も落ち着いてきたところで久々の製作記です。

 今回は前回(っつっても一ヶ月以上前)の続きですが、ロールバーの製作。

で、いきなり失敗しましてね(笑)

ベース部分がホワイトメタル製の土台にエッチング製のパネルを貼り付ける構造なんですが、
エッチングは薄いはメタルの土台はガタガタだわでやり直し。エッチング、色々弄ってたら
グニャグニャになっちゃっただよ。

 ロールバー本体ですが、基本的にはロータス99Tに類じた形状ですが、
キットのメタルパーツで判る通り多少変わった構造。多分時代から考えて材質的に強度不足だった様で、
バーの天井部分に補強が入っていますし斜交いも入ってます。

 1.8mmの洋白線をU字に曲げ、補強部分はハンダを流してU字の頭頂部を埋めることで表現しました。
斜交いに入るバーは1mmの洋白線、後方へ延びる二本のバーは1.5mmの洋白線で、これらをハンダで組んで
ポリッシュしてます。ホントはバーの根本はパイプ材で車体に接合されているのですが、
95Tはエンジンカウル部分が98/99T辺りと比べるとカナリ高く、完成後は殆ど見えないのを良いことに
苦労対効果としても薄めなので無視してます。あれ、1/43でやっちゃう御仁を見かけますが凄いっすねー。

 ベース部分は0.3mmの洋白板とスタジオの色んなキットに入ってるリベット頭のエッチングを流用して再構築。

リベットの数は8本が正解ですが、使用したエッチングが小ぶりだったので、
見た目優先で10本にしてみました。ロータス99T用のエッチング使えば良いんですが、
貧乏性なのでソッチは流用しませんでした(笑。でもやはり妙な感じなので、

結局キットのエッチングパーツの残骸からリベット部分だけ切り出して貼り付けました。
このエッチング、一個でもロストすると全滅という今回みたいな場合には、無駄にステンなので
ハンダ付けより接着の方が安全です。
洋白で充分なんですよ!!!
この点はヒロにも言いたい。

 最後に0.1mm洋白板から形状出しをして0.4mmの穴を開け自作したキルスイッチのマウントを
ロールバーに半田付けし、0.3mm洋白線で作ったキルスイッチを取り付けてみました。
 
ベースの給油後部の楕円の穴には裏から洋白板を半田付けして塞いでおきます。
まだ給油口とエア抜きバルブが未装着ですが、バランス考えるとこれらも自作かな?
(実はキットのパーツを紛失したっぽいってのがホンマの話)

 車体に仮組みして確認

パーツをヨレさせた時にはどうなるかと思ったけど結果オーライ?でしょうか。



 さて話変わって、ペキモのワタナベさんから
「今年は年末までにヒロのキットを一つ作りませんか」ビターン
が飛んできたので、私も一つやろうかと思ってます。
 気が付いたらヒロのキットもカナリ積んじゃってるしなー。
箱車で持ってるのがTRと512Mと250GTO位で後は全部F1なので、作るならF1だなー。
取り敢えず、此奴(95T)が完成しないと話にならないので、それまでは何を作るか検討しておきます。
あ、ヒロと言えばJPSアイテムとして97Tとか98Tとかもあるんですが、版権問題解決により
超リニュ再販(っつーか最早別物)って噂?があるんで、真実となれば最早旧キットを
フルディテールで作る意味が私にとっては無くなっちゃうに等しいので対象外だな。
あと、スタジオ27だけど実はヒロってのも幾つか有りますが、其奴らは対象外になるのかな??
何れにせよ、何か一つやっつけようと思います。人数が或る程度有りそうならポロリ祭みたいにページ作るかもねん(ペキモくんがw)
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明けましておめでとうございます!

2008年01月01日 | 模型
新年、明けましておめでとうございます!

 平成も二十年となりました。

 思えば大学生の頃、友人の部屋で新年会でドンチャンやってる最中に、故小渕元首相が
平成って字をカメラ目線で掲げてた事を思い出し、そうかーあれから二十年かーと感慨深いものがあります。

 旧年中は、この意味不明が多いHPやブログを閲覧して下さり有り難うございました。

 今年も変わらず適当なさじ加減で楽しみたいと思います。

 去年は6台とかなんとか色々目標言った気がしますが、結局4台しか完成しなかったので、
ことしは高望みはせずに、先ずは昨年同様に4台完成させることを目標にしたいと思います。

 何はなくとも、ネット上でのご交流の程、

本年も宜しくお願い申し上げます。
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