がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

久々に少しだけ模型弄ってみました。

2005年05月31日 | 模型
 昨夜のことですが、つい寝静まった家族の尻目に秘密基地に行きまして、ちょっくら模型なんぞ弄くってみました。作りかけコーナーにはロータス79だのシルビアだの360モデナだのベネトン三兄弟だの転がってるわけですが、何故かモノグラムのロータスエスプリを引っ張り出してきました(笑)。何の事はない、昼間に見ていた映画のDVDでエスプリが出てきて影響されただけです。クリント・イーストウッドとチャーリー・シーンの「ルーキー」っつうバカ映画なんですが、その中に蛍光グリーンに塗られた(笑)エスプリが出てくるんですよ。で、劇中でも「芸術品になんて事を・・・」と色塗った兄ちゃんが咎められるんですが、私も同感って感じで、そういやキットあったよなぁとか悶々としちゃいましてですね。夜中にコッソリエロDVDを鑑賞する巷のオトーサンよろしく、コッソリと箱を開けてみるのでありました。

 モノグラムからは、90年前後のエスプリが「エスプリターボUS仕様」と「エスプリスポーツ300」の二種類がリリースされてました。「エスプリターボUS」は日本語パッケージ版がハセガワブランドでもリリースされてましたな。「ターボ」と「スポーツ300」は、外観上はエアロとホイールトレッドが違う程度でキットもエアロをそれぞれ専用パーツで再現してるのみの違い。残念ながらホイールトレッドやエンジンそれに内装などはどっちも同じになってます。エスプリは90年頃から最近のものまで、基本的な外観デザインは殆ど変更が無く、バンパーやリアコンビランプが替わった程度なので、このモノグラムのキットが有れば、ターボやS300に止まらずV8GTやV8GTAnvやS350に至るまで簡単な改造で作れたりします。
 キットのレビューですが、モノグラムのキットにしてはパーツ数も多く、エンジン・サスペンション・ロータスのアイデンティティでもあるTボーンフレームに至るまで再現された凝った内容のもの。ボディ下部の絞りがキツイのでシャーシと合体する時にかなり苦労するとか、素組だと車高が高すぎるのでTボーンフレーム含めて何とかしなきゃ下げられないとかのネガティブな点も散見されますが、ボディーフォルムは頗る良くて、下手な国産キットよりは楽しめちゃう内容になってます。パーツの合い自体は先のボディーとシャーシの合体以外ではフィッティングも良いですし、モノグラムらしい立体感も保っています。モールドも洋物キットにしてはシャープですしね。今ではモノグラムがレベルに吸収されるような形で合体したので、ひょっとすると「モノグラムのレベル化(苦笑)」が起こっちゃってるかもしれませんが、モノグラムってメーカー自体は非常にセンシティブかつユーザーフレンドリーさんでありやす。殆どアメ車(今回のエスプリやフェラーリ等の欧州車も時々キット化するけどアメリカ仕様の欧州車のキット化だったりする)しかキット化してくれないトコが玉に瑕ではありますけどね。

 で、今回は「エスプリ スポーツ300」に手を出してみました。このエスプリ、エンジン再現されてるけど、完成後は殆ど見えないのでリアハッチの開閉は止めて閉じたまま固定することにし、少し大きめの隙間を埋めるべく瞬着ブレンドしたポリパテで隙間を埋めた時に、ツーーーんとポリパテと瞬着の揮発臭が漂って参りました。いやぁ、ホント久しぶりだな、こういう健康に悪そうな臭い(笑)。パテが乾くの待つ間にパーティングライン落としたり、以前ターボUS作った時の記憶から、ボディとシャーシを合体する際に干渉するする部分をバリバリ削ったりとかしてましたらね、怪しげな声が聞こえて参りました。「おぎゃ~~」って。所謂「夜泣きボンバー」っすな。「イカン!家族が起き出して、ワシが寝室抜け出して遊んでるのがバレる!」と慌ててそこらに有った殺虫剤を部屋のドア付近に一吹きして臭いの隠蔽工作を果たし、さも「ちょっとトイレに行ってただけ」なふりをしつつ寝室へと帰還したのでありました。最早模型作りと裏ビデオ鑑賞とが同じレベルに成り下がっとるな(汗)。

 そんな訳で、ちょびっとだけど模型に手を付けてみたって話でした。ほんの僅かな時間とはいえ、完成後の姿を想像しながら箱開けるってのは、或る意味モデラーとしての至福の時ですね。
 一週間後には退院後二度目の検診がありますが、それの結果で問題がなければ公明正大に模型ライフを再開できると思います。最近の自分を振り返っても、もう殆ど体調は良くなってるのではないかって感じますので、再開できることを期待してるのでありました。
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ダッジ・バイパー他 今週の買い物

2005年05月29日 | 模型
 買ってばかりで一向に製作が再開しないので、完全に積んどくモデラーになってる@河童です。

 突然ですが、21世紀版のFORD GTってまだキット化されてないっすよね?(←誰に聞いてる?)。テレビゲームのグランツーリスモで出てきまして、ナカナカ格好がよいのでモノグラム辺りから出てないかなーって探したんだけど無いみたい。ホットウィールはあるのにね。しかしながら、これを探してる時に、旧レベルのダッジ・バイパーRT/10のキットが現行レベル・モノグラムから再リリースされ、某所にストックがあるのを発見。これ、最初にリリースされたとき、あまりに入荷が少なくて買い逃していたんですよね。スナップキットなんだけどエンジンまで再現されたナカナカの出来のキットでありまして、クーペ版のGTSは持ってるんだけどオープン版のRT/10は持っていなかったのだ。更に、モデルチェンジした後のSRT10もキット化されて入荷してるって事だったので、合わせて発注してみました。
 洋物キットって、日本の会社が輸入代理店になって入ってくる場合が多いんですけど、それ経由だと入荷は不安定だはマージン付いて高いわで、ユーザーから見れば不都合な点が多いのですが、今回買ったのは並行輸入業者からなので、二つ合わせて送料足しても4000円にもならんかったです。届くのが楽しみではあるのだが、届くかどうかが今のところ心配(笑)。

 それから、地元のヘッポコ模型店にてフジミのポルシェ917Kを発見。実は、以前にも少し離れた場所にある田舎にしてはマトモな模型店(一応行きつけ)にて見たことはあったんですけど、シュリンクされていたので「な~んだ、ユニオンの再版かよ」って勝手に思ってたんですけど、フジミ入魂の新金型キットと知りまして慌てて買いに行ったらもう無かったなんてことになってたんですが、今日行ったヘッポコ模型店には在庫がありました。ガルフとマルティニをGETして御満悦です。このヘッポコ模型店ですが、結構レアものが平気でデッドストックになってましてね、1/12のF1とかローラT-70とか1/24のストラトスターボとかカウンタックLP500S等のタミヤ絶版ものをはじめ、転売ヤーが手を出しそうなアイテムが平気で転がってたりする粋な店(笑)。ガレージキットは扱ってませんし、フェラーリに関しては、流石に売り切れちゃってるみたいですが、買い逃しアイテムを探すには結構使える店かも知れません。地元にあるけど構えからしてヘッポコなので、今まで殆ど無視してたよ(笑)。
 ちなみに、私が住んでる某県にある他の模型店では、スタジオのEJ12日本仕様とかBAR005とか結構人気有る筈のアイテムでも平気でデッドストックになってます。地方出張とかある人は、地方都市の怪しげな模型店を携帯のiエリアサーチで検索して、探検したりなんかすると思わぬ出物に出くわすかもよ。私も出張が多いので、結構模型店&玩具店探索はやりますな。死にかけの商店街にあるこれまた死にかけの玩具店に行ってみたら、信じられないようなお宝が転がってたなんて事もありましたよ。最近は、そうした店もネット転売ヤーの暗躍か、墓荒らしが暗躍していて、年々お宝に遭いにくくはなってますけどね。
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モナコGP

2005年05月23日 | 模型
 今年もF1モナコGPが開催されました!映画ヲタとしては、STAR WARSロゴ仕様のレッドブルR5が模型で欲しくなった訳ですが(笑)、今回は非常に面白いレースでしたな。レギュレーションの改悪によって、ツマン無いレースが多い今年でしたが、漸く各チーム攻めどころが判ってきたんでしょうか?まぁ、モナコの場合は超低速市街地サーキットで、燃費含めてエンジンへの負担はかなり少なく、サスペンションやギアボックスの信頼性が鍵を握るレースだったことも良かったのかな?
 で、レースの方はマクラーレンのライコネンが空気も読まずに独走で爆走!w。いいねぇ、ライコネン。キャラ的にも天然入った割に湯沸かし器みたいなとこもあるので、面白いドライバーです。今回はライコネンが独走したためにトップ争いは無かったに等しいんですが、2位から8位の間の争いが非常に面白かった。1ミスで三つ四つ順位を下げることもある状態で、この状態がファイナルラップまで続いてくれたので、最後まで面白さを堪能出来ました。表彰台からはトヨタやルノーが消えウィリアムズが2位3位を確保。今回又もアロンソが登っていたら、今年のチャンピオンシップが益々面白くなくなっちゃうトコだったので、個人的には歓迎すべき結果でもありました。
 一方、昨年までの王者フェラーリ&シューマッハー兄、どうやら今年はBSタイヤと共にこのまま浮上することがなさそうな気配。勝てないフェラーリなんてのは長年ファンをしてると別に珍しい訳ではなく、むしろここ何年かずっと勝ち続けていた事の方が違和感を感じるくらいなのですが、勝てなさぶりは史上最悪レベルなんじゃない?マシンも312T4でダブルタイトルを確保し、調子扱いて312Tシリーズを延長させ312T5で翌年挑んだら、下位クラスにドップリ沈んだ80年並の不振ですな。T5にF2005、末尾が「5」ってのが鬼門か?(笑)。

 さて、今朝、Be-Jに発注していた瓶入りプラサフが届きました。取りあえず、デカイ!デケェ!!カイデー!!!洋ピン男優も後ずさりするデカさです(謎)。とにかく予想に反して無茶苦茶容量が多いです。ラベル見ると容量200mlって書いてます。買う前に確認してませんでした(汗)。田舎者の私は現物見たことがなかったので、勝手にフィニッシャーズの塗料2本分程度の量かと思って3本も頼んでしまったのだが、実際には1本でフィニッシャーズカラー10本分位の容量です。フィニッシャーズの徳用ファンデーションホワイトと比べても3倍近い量で、クレオスの徳用瓶入りサフなら5本分。これは買い物ミスだな~(爆)。一本目を使い切る前に、残りの二本が腐るんではないでしょうか(笑)。どうしましょうか、これ(ぷ)。旧ソフト99と中身は殆ど同じというのが謳い文句なのだが、過去に散々旧99に世話になった私としては、その言葉に偽り無しかどうかキッチリ検証してみたい。模型再開したらだけどね(笑)。来月三日にもう一回検査があるので、再開はその結果次第だな。

 ところで、そろそろスタジオ27の新製品がバタバタリリースされるみたいです。BAR007、フェラーリ2004M、フェラーリ312T2、フェラーリ641/2といったところが今月から来月にかけての出荷の模様。う~ん、私の場合はネタ的に今回は見送りだな。BARは実車は形として欲しい車なんだけどキットの出来が同社のHPを見る限り、全作006同様かなり不安な印象なので実際に出てみるかもしくは後半戦仕様が出るのを待つかって感じ、フェラーリはF2005を買う方が精神衛生上良いはずだし除外。ちょっと期待していた641/2はフルメタルフルディテールってことで、そんならタミヤの1/12を作る方がいい。312T2は気になるんだけど、以前出ていた物と比較してどうなのかが一寸判らないのでこれのみ保留って感じ。そんな訳で、今回はまとめてスルーです。レッドブルのモナコ・スターウォーズ仕様が出たら飛びつくんだけどな。あと、ルノーR25、フェラーリF2005のリリースはクビ長くして待ってます。
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キッカケは~?、と、買い物色々。

2005年05月22日 | 模型
 掲示板の方で、自動車模型を始めたキッカケってネタが出たんですが、人それぞれ色々ありそうですよね、キッカケ。
 私の場合は、小学生の時にゼンマイ仕掛けの車のプラモが好きだったとか、ガンプラブームの時にガンプラ漁ったとかありましたけど、本格的に模型を趣味にしだしたのは、中学生の頃、友人が1/72~1/76のミニAFVキットにはまっていて、これがエライ面白そうだったので自分も始めて見たところが模型趣味の始まりですな。安い!オモロイ!!何でもあり!!!だったミニAFVでしたが、随分色々製作をしました。ニットーのMMとかハセガワのミニ箱とか懐かしいですねぇ。で、その後御約束通りタミヤの1/35にドップリと浸かりやした。一時はSF3D(現マシーネンクリーガー)にもはまりましたが、ニットーの崩壊で何もかもテンション下落(笑)
 で、高校の時に済んでた地域が航空自衛隊基地の近くだったことから、AFV熱の低下と同時に今度は航空機モデルに大ハマリ。ハセガワの定番キットは勿論ですが、エッシーやエアフィックス等の海外のキットにも手を出し、これまた随分楽しんだものです。
 で、その後大学行きだしてからもエアモデル作ってたんですが、免許取って車に乗り始めて、突然元来車好きであったことを思い出します。子供の頃からトミカやゼンマイプルバックの車の玩具は好きでしたし、スーパーカーブームの時はテレビのスーパーカーTVという番組に釘付けで、カウンタックLP500Sと512BBはどっちが速いのかなんてことでグダグダ言い合いしたりしてましたな。そんな頃を懐かしむ思いで、偶々立ち寄った模型店で車の模型を買ってみようと思ったのですが、その店が自動車模型を専門とするショップさんでして、店内のショーウィンドウには沢山の綺麗な完成品が並んでおりました。「よし!オレも一つ作ってみよう!」と買ってみたのがフジミのインチアップシリーズ「日産シルビアRS-X」。選んだ理由は、自分が乗ってたから(笑)。
 既に模型に関してはソコソコ経験値があったし、正直自動車模型なんてパーツ少ないし色塗って組んでタイヤ付けてポンだろ?とナメきってたんですが、全然どうにもブルドッグ。オマケに買ったキットが「内装内貼り無し・元はモーターライズ・サイドウィンドウ無し・型ズレでバリが豪快」っていう強者でして、一応完成させたものの作り始める前に脳内に浮かんだ完成予想図とは遙かにかけ離れた出来にorz。井上和香ライクな人を予想して見合いに行ったらドムが出てきたみたいなショックでした。
 で、どうすりゃ綺麗に作れるのかと、再度買った店に舞い戻り、色々アドバイスを貰いつつ、簡単に作れるキットから徐々に自動車模型の作り方を学んだのでありました。こっからですな、すっかりのめり込んだのは。
 プラモデルの中で最も難しいジャンルって車なのではなかろうかと思うんですよ。私みたいになんでもテケトーを好む人間にとっては、いよいよ難しい(笑)。色塗って組み立てるだけなら最も簡単なジャンルにもなりえますが、綺麗に仕上げようとするだけで難易度がムチャクチャ跳ね上がるのが自動車模型。更にレジンだのメタルだのと手を出していくと、一台作る度に新たな発見や反省点が露現する、実に飽きないジャンルだと思います。

 キッカケは些細でしたが、御陰で自動車模型の奥深さを知り、また最初の頃色々教えてくれたショップの大将の御陰で、今も自動車模型が好きでタマラナイ。自宅の改築や結婚で一時は模型が出来ない環境にあったりしましたが、面白さを知ってるだけに結局また始めてしまった自動車模型。年取るまで大切にしたい趣味ですな。


 さて、誰も興味を持たないであろう管理人のノスタルジーはこの位にして、買い物の話。
 先日のネタの中でベネトンのデカールがぁぁぁって話してましたが、まるで私の要求を知っていたかのように、ヤフオクにスタジオがB192のデカールを出品(笑)。定価売りでしたが、当方の必要数2枚を一発で確保できたので利用させて貰いました。ついでに他にもデカールを色々GET。
 それから、GA作ったときに懸案となっちゃった旧ソフト99プラサフカンバーーック問題ですが、何人かの方からアドバイスを貰った記憶から、Be-Jのプラサフを購入してみました。これ、中身は旧ソフト99と同じらしいです。今までサフは缶ペ派だったのですが、実はこの度クレオスのLWAトリガーってのも買っちゃいまして、今まで使ってたLWAをサフ&メタリック用に回してやることにし、今後は恒常的にサフもエアブラす方向で行こうかと。ダブルアクション式の旧LWAは、新LWAと同じくノズル径が0.5mmですが、カップが直結なので掃除が楽なんですよね。一方トリガー式のLWAはノズルキャップが交換式になっていて、自動車模型のように広範囲を単色で塗る場合が多い様な用途には好都合の様です。って事で買い換えって因りも追加購入だな。まだ使用したこと無いので実のところは判ってないんですがね。
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デカールの整理

2005年05月18日 | 模型
 先日、またもやスカパー!でプラモつくろうCUSTUMやってました。今度のネタはなんと「城」!小学生の時のガンプラブームの時に、店頭で見つけたレアな量産型ザクとかシャア専用ズゴックとかを隠すためにシールドとして利用されることが多かった「城」のプラモ。正直、真面目に作ってる様子なんて、雑誌含めて初めての経験でした。これがですね、スゲェ面白そうなんですよ。城の壁とか屋根とかもソコソコ面白そうだったけど、それよりも地面や石垣の造形が実に楽しそうでありました。放送見て模型屋で城のプラモ買っちゃった人居るかもですね(笑)。

 さて、相変わらず静養中って事で模型製作は出来ないのですが、ちょっくら暇つぶしがてらデカールの整理なんぞやってみました。レーシングカーのキットはデカールが命と言っても過言ではなく、また保存状態が悪くてデカールをダメにしてしまうと、自動的にキットそのものが製作不能に陥ってしまいかねない或る意味”急所”なのがこのデカール。これを適切に保存するということは、パーツを保存する以上に重要な事です。

 長年模型趣味なんぞやってますと、色々と製作テクニックを覚えていくに随ってペースが悪くなり、お陰で作る量に対して買う量の方が多いという事態に陥ります。私もご多分に漏れずなのですが、そういった状態にある者にとって、デカールの長期保存は言い換えれば最重要課題。しかしながら、「なまもの」「賞味期限付き」とさえ言われるのがデカールでして、早く使うに越したことはないものを長期保存しようってんだから、メーカーの思惑を超えた思考を持たなければならないという難しい問題です。「随分前に買ったキットを、いざ作ろうと製作開始して、塗装も終わりいよいよデカール貼り!と思ったら、デカールの保護紙や箱の底なんかにデカールが貼り付いていて死亡」とか「さぁ貼るぞと水に浸した途端にデカールが粉砕した」とか、「デカールが黄ばんでるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ぎゃぁぁぁぁぁl!!」ってな経験したことありません?あたしゃぁ有りますよ。

 で、アフターサービスで取れるデカールなら再度取り寄せれば済むわけですが、厄介なのがガレージキットに多い生産数限定のものや、既にこの世にはないメーカーの絶版キットのデカール。アルプスのプリンターを使えば自作も出来ると言えばそうですが、そういう手段を持たない私のような者にとっては、この手のキットのデカールが死ぬことはキットが死ぬことにも等しい訳。水に浸すとバラけるとか黄ばんだとかは、それぞれリキッドフィルムでコートしてやるとか貼る前に一か八かの漂白剤浸しというリカバリー方法もありますが、貼り付いて破損・汚損したデカールは最悪です。

 そこで、そういう悲しい目に遭うリスクを少しでも減らそうと、デカールはキットを買ったらすぐに密封出来るビニール袋に入れてファイルに閉じて冷暗所にて保存という方法を、私自身いつもやっております。しかしながら、B型らしいと申しますか、キチンと整理しておけばよいものを、分類もせずに右から左でストックファイルに詰め込んでいったので、所有するキットとデカールの数とが一致してるかを把握しておりませんでした。丁度、先日棚卸しと言いますか、所有している棚積みキットをPC内のデータベースにて整理しましたので、今度はデカールを整理してみました。1/43箱車・1/43F1・1/24箱車(nonレーシング)・1/24箱車(レーシング)・1/24箱車(ラリー)・1/24フォーミュラー・1/20フォーミュラー・1/12全般・その他と分類してみました。そしたらまぁ、キットの数は三つなのに6台分のデカールが出てきた車種や、あるいはキットが4つあるのにデカールは三台分しかない車種等々、結構ストックミスが出てしまいました。特にイタいのがタミヤのベネトンB188とベネトンB192、この二種類はキット同梱のデカールしか所有していなくて、USEやMコレやST27等の別売デカールのストックが全くありません。キット同梱の純正デカールは予備を手に入れてるようですし、B192のキャメルも腐るほどストックされてるのですが、これは痛い。タミヤのデカールってクリアーコート仕上げには扱いにくいので、気をつけて別売デカールを必ず押さえていたつもりだったんですけどね。

 まぁ色々ありますが、いつでも作りたいときに作れるように、そして余分なものを買いすぎて無駄な散財を防ぐために、所有物の管理はキチンとしておいた方が、結局のところ精神衛生上も良いってことですな。

 ところで、相リン先の「F1圧縮比20」のページの掲示板にて、yoshiさんって人が作ったウェーブ製のフェラーリ412T1の完成品画像を見たのですが、これが実に良い形。ウェーブって事で何故かナメてましたが、凄く良い412T1らしい見事なボディ形状。以前、タメオの412T1を作りかけたことはあったのですが、こちらは「え?412T1ってこんなだったっけ?」と思っちゃうくらいサイドポンツーンのラインが気に入らず、ハンダを盛り削りして改修しようとして疲れて止めたりしてお蔵入りになった事があるんですが、形そのものはかなり好きなんですよね412T1。で、ウチにもあったよなぁとリストを見てみると、あるのは412T1「B」の方(笑)。無いんすよ、412T1の方が。
 ところが、このタイミングでヤフオクに出品されてるのを発見し、思い切って入札してみたら、私独りしか入札しなかったらしく、あっさり開始価格で落札。で、昨日届いたんですが、ん~やっぱり良い形しとる♪しかし、ありとあらゆるパーツがレジンなので、製造後10年経過したキットですから歪み縮みも結構出てるだろうし、作るとなればウィングやら何やらかなりの箇所を自作する必要がありそうです。最大の懸案のデカールに関しては、予備ストックのモデラーズF92AT用とか、フェラーリ用マルボロロゴアソートのデカールで賄えるみたい。デカールさえ何とかなるなら買ったは良いけど製作不能って事にならず喜んでおります。
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静岡ホビーショー

2005年05月12日 | 模型
 静岡ホビーショーが始まりました。

 先日のブログで期待を込めて思わせぶりなこと書いてたタミヤですが、今回も車関係ではF1含めてめぼしいモノはナシ。1/48のMMなんかはスゲェやるきあるみたいですが、車関連は既発製品のバージョン替えばっかりで新鮮味はゼロだったみたいです。まぁF1に関しては、版権問題に加えて売れそうなチームの車に限ってタバコが絡んでるからやむを得ないとこかも。

 フジミは、1/24でフェラーリ550マラネロと575マラネロを発表。6月7月連続リリースだそうですが、跳ね馬党としては非常に楽しみ。それからやっぱり来たかのサバンナRX-3GTが登場。他にも、既発のガライアと同じくレジンキットという形態ですが、デ・トマソ・パンテーラが出る模様。レジンって事でかなり高価(25K弱)ですがスーパーカー世代には悩ましいアイテムです。レジンモノではF1もリリース。コジマKE007という渋すぎて「え?何それ」なアイテムですが、77/78年の富士F1に驚喜した世代にはこれまた悩ましいアイテム。

 ハセガワからは、ラリー関係が今のところサッパリ見えてこないのですが、フェアレディ240ZGが登場。タミヤの1/12以降ロクなキットに恵まれませんでしたが、とうとう決定版になるであろうキットが登場。バリエーションも色々期待できる一品です。後、国産ではないですが、レベルのキットでC6のコルベットとシェルビー・ムスタング350GTがリリース。ムスタングは映画「60セカンズ」ニコラス・ケイジ主演版のエレノアですな。実はかなり欲しかったりしてます(エレノアは実はGT350改のGT500なんだけどね。)。

 他メーカーからも色々発表があった様ですが、その中で興味を引いたのは青島のD1 BLITZスカイラインR34 4Dr位かな?。車以外で個人的にお!?って思ったのが、ファインモールドの1/72ミレニアムファルコン(STAR WARS)。1/72と言えどかなりデカいものになる筈なので、自ずと価格も結構な線に行きそうですが、それでもこれは欲しいアイテム。個人的には、今回のホビーショーで発表された、車含めて全てのアイテムの中で、欲しい度数はNo.1です。あと、青島のエアーウルフも良さそうな感じ。

 総じて見れば自動車模型ファンとしては非常に寂しいホビーショーになっちゃった感が否めませんが、楽しみなアイテムも幾つかあった様ですね。思ったのは、一時期ヤッツケ仕事連発でロクなキットを出してこなかったフジミが、色々頑張ってるなぁって思いました。再販フェラーリの流通過小状態は困ったモノですが、ベレッタや117やガヤルドや新ミニクーパー等々、最近はやる気度を充分に感じさせてくれます。

 ところで、先日、カミさんという名の鬼が居ぬ間に、倉庫にて手持ちキットの棚卸しなんぞしてみた訳ですが、持ってると思っていたキットが実は持っていなかったり、持ってないはずのキットを実は持ってたりして、我ながら記憶の曖昧さに呆れたりしたわけですが、中でも「持ってるはずだったが実は持っていなかった」キットだけは買い足しておこうと、本日市内の模型店に直行。ハセガワのストラトスPIRELLIカラーとかランチャ037のモンテ仕様とか幾つか買って不安を解消(ぷ)。更に、フジミの再版もの1/24 288GTOも在ったので、これも入手。フジミのGTOも二個所有してるつもりだったのに確認したら一個持ってるだけだったので、追加購入です。で、こないだ漸くサルベージしたとこなのに、またもやトランクに新たな獲物が捕獲されてしまったのでした。これから暖かいのを通り越して暑くなってくるし、湿度も上がりやすいので、なるべく早くサルベージしなきゃイカンね。
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検査

2005年05月11日 | 模型
 先日、退院後初の血液検査に行ってきました。結果としては、下がりがカナリ緩やかになったけど、それなりに改善してきてる模様。しかしながら、元々脂肪肝というマズい状態にあるので、正常値まで下がるかどうかは不明だそうな。この脂肪肝ですが、結婚してから二年チョイの間に15kg位肥っちゃったのがマズかったらしく、「数値が落ち着いたら、本格的に運動量を増やさないとダメダヨ~」と言われてしまった。中性脂肪も内角高めだし、これで血糖値が高かったら三冠王も狙えるところでしたが、これは全く以て正常らしい。ともかく、模型製作も「やる気が起きない」状態でもありますし、仕事自体連日半ドン状態なので、遊びにかまけるのも家族に面目なく、取り敢えず今月一杯はお休みであります。

 ところで、先日のスペインGP、なんだか寂しいレースでしたね。前のサンマリノが結構面白かった分、そのコントラスト差もあってかな?それにしても、ライコネンは凄かった。ここまでの独走状態での勝利って今シーズン初じゃないですかね?今年のマクラーレンはライコネン&モントーヤという荒くれ二人組な訳ですが、個人的にはどっちのキャラも好きなんですよね。車はヘンテコな角がインダクション両脇に生えていて、折角の流麗なマシンデザインを台無しにしてるとか思っちゃってるんですけど、あれだけブッチ切りで走ってると、逆にその角も格好良く見えてしまったり(笑)。でも、ホントはレッドブルの車に付けてブルホーンとか呼んじゃう方が似合うとは思うんですけどね。
 それにしても、スターティンググリッドに18台ってのは寂しいですね。こないだ茂木で催行されたカート選手権の方が余程華やかです。加えて、BARという日本人としては捨て置けないチームが罰則を受けて出場停止ってのがイタい。BARが出れない=唯一の日本人ドライバーが出れないってことですからね。これだけで、興味の度合いが7割減って人も居るだろうねぇ。
 何はともあれ今年も開幕して5戦が経過、今年のマシンの中でキットが出れば欲しいなぁって気になったのは、ルノーR25とフェラーリF2005、後はマクラーレンMP4/20とザウバーも欲しいけどカラーリングで頭を抱えそうなので微妙なセンかな?
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WILLIAMS FW18

2005年05月08日 | 模型
 午前中に、某ショップに注文していたスタジオ27のWILLIAMS FW18が届きました。レジンキットとかメタルキットの類は製品個々で結構な個体差があるし、考証も大手プラモデルメーカー程キッチリしてない場合が多いので、店頭で中身を確認してから購入を決めるのが良い訳ですが、地方在住者には叶わぬ夢(笑)。やむを得ず通販です。

 さて、今頃突然リリースされたFW18ですが、個人的にはかなり好きな車です。FW17系(17/18/19)ではFW18が最もお気に入り。入院中にリリースされていたらしく、退院後に「発売中」であることを知り慌てて注文を出しました。

 早速中身を確認してみたのですが、思いの外色々考えられてるキットになっていて、良い意味で予想外。例えば、バージボードのパーツがメタルとエッチングの二種類同梱になっていて、どっちでも好きな方を選んで組む事が出来るようになってたり、エッチング曲げ用の治具が用意されていたり、メタルとエッチングのパーツ構成も過去の同社キットから比べるとカナリ適材適所に配されてる様に思えます。精度的な点は実際に組んでみないと判らない訳ですが、前に作ったF2003-GAなんかと比べると随分良い印象を受けます。
 ボディーラインの出来ですが、ちょっとモッサリしてるかな~って感じ。特にモノコックが「太いんじゃない?」って印象が強いです。資料と付き合わせていないので、取り敢えず気になったのはモノコック位ですが、全体的な出来を言えばFW18らしい形状に仕上がってると言えそうな雰囲気ですね。最新車種じゃなく、探せば星の数程資料が出てくる車ですから、手直し部分が少なくて済むように祈るばかりです(笑)。画像等は、またの機会に御紹介しようかと思いますが、取り敢えず今回は文章のみ。

 ところで、スタジオ27のHP見てて気が付いたのですが、近日発売のラインナップの中に、フェラーリ641/2とウィリアムズFW15Cがラインナップされてました。どちらも過去に同社からキット化されたことがあるわけですが、再販かブラッシュアップ版かは気になるところです。この辺りの時代のマシンが好きな私としては、ブラッシュアップ版ならどっちも買っちゃいそうです。特に641/2は、名車との誉れが高い車体でありながら、スタジオの過去キットを含めて、購買意欲をかき立てられる程出来がよいキットが皆無に等しいんですよね。1/12のタミヤのが図抜けて出来が良いだけで、後は1/43~1/20含めてどれもイマイチ。当時、色んなガレージブランドからトランスキットやフルキットが出てましたが、1/20はタミヤの639、1/24はハセガワの639にという、300%原型のべーすになったであろうキットそれぞれの形状に引っ張られてしまってるものばかりでしたし、今回のアナウンスで個人的にはカナリ期待をしております。

 さてさて、今夜はF1スペインGPですね。予選からして混沌としてる訳ですが、何を以てもBARの2戦出場停止がイタイっすな。日本人のレースファンとしては、琢磨&ホンダが走らないってだけで、興味が殆ど削がれちゃう人もいるのではないでしょうか?衣だけのトンカツとか、ライスだけのカレーライスとか、何かそんな感じ。せめて面白いレースになってくれりゃ溜飲も少しは下がるのですがどうなるやら。
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カルソニックZ33

2005年05月06日 | 模型
今日はカミさんの誕生日って事で、子供を両親に預けて二人でディナーなんぞ行って来ました。最近に限らず、両親と同居するのを嫌がって核家族になる人も多いそうですが、こういうときは同居だと助かります。まぁ、カミさんとオカンが仲が良いのが前提ですから、渡鬼みたいな同居だとそうもイカンのだろうけど。

 で、帰りにショッピングモールで色々と買い物をした訳ですが、ドサクサに紛れてモール内の模型店でタミヤのカルソニックZ33を購入しちゃいました。ショッピングモールと言っても、なんせド田舎なので大したものではなく、モール内の模型店と言ってもガンプラ中心模型店でして、スケールものはガンプラ仕入れる時に問屋から無理矢理押しつけられたであろうアイテムがチョコッと置いてるだけ。そのチョコっとの中にZがあったので、思わず買ってしまいました。カミさんもディナー含めて色々接待した効果で特にお咎めナシ(笑)。

 このZ33ですが、ザナヴィバージョンが先行で出ていたんですけど、あの塗装済み大キャストシャシーに嫌悪感を覚えたので購入を見送ったりしたのですが、車自体はカッチョイイんすよね。カルソニックだと大判デカールは無いですし、カラーリング自体も老舗の色合いなので、32や34のカルソニックGT-Rと並べたりも出来るので、思い切って手を出してみました。

 改めて中身を見たんですが、やっぱり目に付くのはダイキャスト製シャシー。重量感がどうとか箱には謳い文句があるんですが、マスターワークコレクション開発のついでってのがミエミエなだけに、旧人類系モデラーとしてはかなり複雑な心境です。まぁ、私自身は「見えるところは作り込むこともあるけど、見えないところはシカト三昧」って性格なので、実際には大した影響は無いわけですが、通常は見えないところまでキッチリ盛り込んでくるってのが昔からのタミヤのお家芸な訳で、これを確信的にスポイルしてくるところが、やっぱり嫌ではありますな。
 それから、エッチングパーツが別売りになってるとこも困ったちゃん。別売りにされてしまうと、たとえタミヤの製品と言えど、地方では入手が難しくなってしまうって事に気付いて欲しいです。当然今回も入手できませんでしたが、まぁ手持ちの素材で作れない様なパーツがエッチングになってるって訳でもないので、この点はラリージャパン仕様のインプよりはマシかな?

 ボディの造形は大したものです。実車より格好良く見えてしまう辺りは、タミヤらしい作りで素晴らしいの一言。パーツ割りも非常によく考えられており、サイドフェンダー後端の別パーツ部は止む得ないとこですし、他の部分は非の打ち所がない見事なパーツ割り。ボンネットのルーバー部分なんて、まさかとは思ってましたが一発で抜いてあってエッジもシャープ!ここに貼るデカールでは地獄が見れるそうですが・・・・(笑)。

 ところで、タミヤと言えば、12日の静岡ホビーショーで、会場限定販売以外でも何やら出してくるらしいっすね。何が出てくるんでしょうか?やっぱり、アルファベット6番目と数字の1を組み合わせた国際自動車選手権トップカテゴリー出走車の昨年型の、え?誰だおまえ??わ!やめrqあうぇrtyふじこlp
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プラモつくろうCUSTUM

2005年05月04日 | 模型
 昨夜、スカパーのフジ721の「プラモつくろうCUSTUM」に、町工場の親方さん夫妻が出てました。ネタはフジミのFORD GT40`66。数あるネットの模型系HPの中で、おそらく最も入門者含めて自動車模型愛好者に優しいネタが満載のHPが町工場だと思うのですが、HPでの姿勢そのまんまの製作スタイルに、すっかり感心しちゃいました。何と言っても、模型作りが楽しそうなトコがイイですな。趣味なんだからヤッパリ楽しくなくっちゃイケマセン。いっつもブチブチ文句言いながら作ってる私としては、深く反省したりしながら、超珍しくこちらも夫婦で視聴してました。

 いや、別にこれを機会にカミさんを洗脳しようと思った訳ではないですよ(笑)。チョコーーっとだけでも理解してくれればとか思った程度。我が家でも一緒にガンプラ作った事あるので、
(←無塗装素組(笑)
全く興味がない訳ではないらしいのだが、自動車模型に興味も関心も持ってくれないだけなので、親方の出演は自動車模型の楽しさを伝えてくれるには打ってつけとか思ったのはまんざらでもないんすけどね。

 しかし、あろうことか、番組では自動車模型製作に於いて、所謂「面倒くさくて楽しくない」作業が奥様の担当で、塗装とかデカール貼り等の楽しい作業は親方さんの担当という展開に、なんとなく嫌な予感。紹介しますとね

仮組み&修正
パーティングライン&バリ取り
継ぎ目消し
筋彫り
下地処理
サフ面の磨き
洗浄
研ぎ出し
  以上丁稚さんこと奥様担当

サフ吹き
下地塗装
本塗装
デカール貼り
クリアーコート
  以上親方さんことご主人担当

って状況にしか見えない編集です。そしてトドメは奥様担当の作業で唯一楽しめる作業であろう「研ぎ出し」の場面で、「これだけは楽しい作業です」とイラン発言があったのがトドメで、「ふ~ん、ひょっとして、面倒くさい作業を私にやらせて自分は楽をしたいって事?」とか、思いがけず藪蛇な状況に(笑)。

 まぁ、カミさんも、色塗ってタイヤ付けりゃ完成程度に思ってたらしく、結構手間かかるってのは理解して貰えた模様ですが、興味を持つには至らなかった様です。

 ところで、4月の番組改編で、CUSTUMと称して20分番組から60分番組に様変わりした「プラモつくろう」。初っぱなもトライスター社製Ⅳ号戦車という粋なアイテムでしたし、今後も楽しみな番組です。


 言い忘れるトコでしたが、遅ればせながらサンマリノGPを観戦。入院中だったのでオンタイムでは見れなかったのです。で、感想ですが、過去三戦とは打って変わって面白いレースでしたね。バックマーカーを巧みに使ってトップをキープしたアロンソのクレバーさは、どことなくプロストっぽさを感じます。でも、圧倒的に速いチェイサーを必至扱いて押さえ続けるって展開は、92年のモナコでのマンセルvsセナを押さえ続けたってのが記憶に残りますが、あれでも8週でしたからね。10数ラップ押さえ続けたってのは凄いですな。
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出所

2005年05月02日 | 模型
 前回「良くなってきた」とか書いた私ですが、何のことはない解熱剤が効いてただけだった模様(笑)。その後は遂に病院送りになって病と闘うハメに陥っておりました。そもそも四月の上旬から調子が悪かったんですが、そのうち熱なんぞ出しまして「風邪かな~」と行きつけの医院に行ったところ、「ん~風邪風邪」って感じで、点滴やら内服薬やら処方してもらったのですが、解熱剤で一時的に熱が下がった程度で、症状が改善せず。運悪く丁度週末だったこともあり、なんとか治まってくれないかと寝込んでいたのですが、結局どうにもならないので再度医者に。またも「風邪風邪~」ってことで点滴打たれたのですが、全然効かなかったので、市内では大きい消化器系総合病院へ。消化器系と言えど、週一で大学病院の呼吸器内科の先生が来る日でして、ここでもまだ「風邪かな~」と思いこんで行ったわけですが、呼吸器内科の先生がレントゲンだの血液検査だのしてくれた後に、「私の専門ではないので、専門の先生にカルテ回すからそちで診察を受けてね」と言われ、今度は肝膵専門の医師に診てもらうことになり、結果「肝機能の数値が凄く悪いですよ~。数値から見ておそらくウィルス性肝炎かと思われますが、詳細は外注検査に回しますので、取りあえず入院してください」って事になりまして即入院でした。数値見せてもらったのですが、肝機能の項目が全滅に近い状態。B型とかC型とかはヤだなぁ~と青ざめてたんですが、結果ヤヴァいABC系ではなく免疫力低下によって発症した何チャラウィルスで陽性と判明、結局約3週間入院してました。
 入院開始の頃は、熱も出たり止んだりでやたら生汗かくは頭痛が激しいやらで非常に辛かったわけですが、4/20頃を境に熱も出なくなっていき、月末には「退屈やな~」とさえ思える様になりまして、検査の結果も通院加療に切り替えてもOKなとこまで数値が良くなったって事で、本日退院とあいなりました。シャバはいいのう~。
ちなみに、六ヶ月の我が娘には、すっかりお客さん扱いされてるわけだが(苦笑)

 餅は餅屋と言いますか、最初掛かった医者はいわゆる町医者さんで高血圧症と風邪が専門って感じの先生でして、あのまま風邪と思いこんで処方を受けていたらどうなったやら。昔と違って今は処方された薬の情報を患者が書類でもらうことが出来るのですが、それを入院した病院に持っていったところ「むしろ肝機能には凄く悪影響があるので絶対に飲まないでください」とか言われてしまいました。風邪ならいつも点滴や注射一発で動ける状態にしてくれる馴染みの町医者も、こういうときは役に立たんね。でも、まさか肝炎なんて当の本人である私も思ってなかったですから、患者側もある程度の知識を持ってないと、選ぶ病院を間違えますよねぇ。

 そんな訳で、連日朝6:00起床の夜9:00就寝等という、平素の私からは考えられない生活が続いたお陰で、体調ばかりか生活態度まで良くなりそうな感じ(笑)。医者からは当分は休む時間を増やして早寝早起き、食事も栄養豊富で尚かつ低脂肪なものを摂る様にとのお察しまでいただきました。

 余談ですが、最初呼吸器内科に掛かったお陰で、呼吸器系・消化器系・血液の状態・免疫機能等々色々まとめて検査してもらえ、国保で人間ドックに入った様なもんですから、この点はある意味お徳だったのかも知れませんな。生保の入院保障やら高額医療費還付やらで、ひょっとすると入院しても稼ぎを出したかもしれない(笑)。まぁ、だとしてもこんな稼ぎ方は二度とゴメンですが。

 さて、今回この病気になった理由ですが、何らかの要因で免疫力が下がったのが最大要因とのこと。検査してみてリンパや白血球値は悪くないので、考えられるのは極度の疲労かストレスの蓄積だそうな。ひょっとして、模型か?(爆)。
コメント (3)
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