がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

【〆切】祭用ページサンプル【迫る!】

2006年05月30日 | 模型
 え~、流石月末って感じでちょっと出仕事とか多くて忙しめの@河童です。飛び込み仕事とかも入ってきてまして、今更ながら進めれるときにボディー関係を一気に進めておいて正解だったなと。最後の最後で予想外に段差が大きかった部分のみ中研ぎを入れ仕上げ吹きまで済ませた野郎共は、スイッチ無用モードの乾燥ブース内で雨露埃を凌ぎつつ目下乾燥モード中。

 昨夜仕事の合間にプラモ屋へ行って、棚に陳列されてた

↑こやつを吟味。先行で出てたチーム国光のレイブリ号と異なり、メッキ調デカールが入ってたり、ボカシ部分をユーザーに任せてくれない不親切なデカール設定等の不満点が、箱明けた時点では見あたらず、まんまと「デカール替えだけどカルトグラフ」の微妙なトラップに嵌りましてお買い上げしてしまいました。定価は3200円。デカール以外の変更点は今のところ見あたらずです。なんとなくキットを買ったというよりパーツ付きデカールを買ったような気分ですが、カラーリング&デカールで無駄に試行錯誤しないで良い分コッチの方がレイブリ号よりも作る気になれそうです。私的に本命は来月のARTAですけど。前のレイブリ号でも思ったけど、ウッカリ数買って後悔気味なキットって、何年か積んでるウチにジャンク化して部品取り用に成り下がったりするんですが、このキットはそうした用途に回せそうなパーツが殆ど無いですね~。取りあえず店員がレジ打ちながら「え~、ピッピッピ、3360円です。高~!!」とか言わせてどうするよタミやん(笑。


・ここから本格的に祭のお知らせ
 そんなことはドウデモイイ訳で、投稿データも届き始めたので、いよいよ迫った〆切に、赤い彗星もビックリなプレッシャーを感じて居るであろう御諸兄御同輩のモチベーションをキープしていただけるかどうかは定かでないんですがww、祭用のメインページをサンプルとして構築してみました。構築の便宜上CSSでやっつけてますので、念のため参加者の皆様のブラウザ等で、ちゃんと見えてるか検証して欲しいと思います&ページ向上の為の要望大歓迎ってことで。
祭用トップページサンプル
尚、サンプルなので、ギャラリー用のボタンとかリンクのサイト名や掲示板等は適当な状態です。又、相談無しに独断で書いてますが、今頃気が付いた「掲載順」について。「そんな事ならもっと早く完成させて投稿したのに!」とか「え~、ならもっと後で提出すれば良かった~」とか意見が出そうな気もしますが、暫定的に「データー投稿順」にて掲載しようかと思うのですが如何でしょうか?

 ご意見・ご指摘(ツッコミ)の程、宜しくお願いします。皆で楽しいページにしましょう!尚、〆切に間に合わなかった方の為のフォローに関してですが、なるべく間に合うよう頑張りましょーという意味で、ギリギリまで模索することにします。コチラについてもご意見ヨロシクです。
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完売??

2006年05月28日 | 模型
 ボディー関係、あともう少しクリアー吹きたいんだけど、連日の雨で湿度のコントロールが難しく、勧めることが出来ません。仕方ないのでシャーシセクションを始めてますが、気温といい天候といい、もうすぐ六月とはとても思えない怪しい日が続きます。そんなわけで、目下

こんなことしてます。FDMさんを見習って、小出しです(笑。
まぁプロポーションモデルとして進めてるとは言え、チラチラ見えるチラリズムなトコは

それなりに仕事しておこうって感じです。
クリック拡大しようとしたお侍さん、残念でした。

 さて、ル・マン祭もラックさんの一番時計に続いて弾丸ライナーさんが二番時計で投稿ゴール!五月も残すところ一週間足らずとなり、いよいよ佳境(一部の方にはヤヴァイ頃合い!www)に入って参りました。私も模型だけじゃなくページも正式なモノを構築しなきゃならんですね。折角頑張って作った参加者の皆さんに怒られないよう、デザイン検討中です。サンプルが出来たら、参加者の皆さんに協議用としてご提案申し上げますのでお待ち下さいませ。


 ところで、kazuさんのブログにレポがあったので見てたんですが、結局静岡ホビーショーではタミヤの製品は寂しいだけだったみたいっすね。反面、フジミやアオシマは頑張ってくれてるナーという印象で、ハセガワは我が道を行っとるなーって感じ。ハセガワは良い仕事してくれるんですが、クラシカル国産車のシリーズやクラシカルスーパーカーのシリーズ、それにWRCのシリーズと、どれも予想外の商売的苦戦を強いられてるみたいですが、それでも土俵際で頑張ってくれているのでモデルカーファンとしては応援したい!フジミは、タミヤというバッティングするとペンペン草も生えないガチな対抗馬が手を出してこないのを覚ったのか、怒濤のようにフェラーリ新製品出しまくり。スーパーアメリカや430チャレンジなんかも、金型のヤッツケ改修ではなく、キチンとリサーチし過去製品の×部もキッチリ改修してるみたいですし、このヤル気を是非今後も持続していただきたいですな。

 で、プラモとは違って何時何が出てくるか予想不明なガレージキット業界ですが、個人的に琴線に触れるアイテムが続々出てきて、税関だの金融庁だのを自宅内に抱えてる私としては、買い物するにも嬉しい悲鳴を上げそうです。
 特にF1方面は異様に各社から魅惑のラインナップがアナウンスされておりまして、取りあえず、ヒロのフェラーリ156/85とシルバーラインのFW09という涎モノアイテムは速攻で押さえましたが、他にもフェラーリ248F1だとかスーパーアグリSA05といった気になりまくりアイテムもスタジオから発表になってるし、ヒロからはF2004のフルディテールが年内リリースとのアナウンスが雑誌に出てたり、BBRがロッシ仕様のF2004をキットで出すらしいとか、考えてみりゃ毎年どころか毎月新車が登場してるようなもののカテゴリー故、その長きに渉る歴史をふまえると尚更ビジネスチャンスとしてはネタは尽きないんですから、この活気が続いてくれると嬉しいと思います。話は違うけど、今年のHONDAはどこからも出ないんですかね?車としては去年の007より洗練されてて格好イイと思うんだけどなぁ。琢磨を放出した事への反感とか有るんですかね?

 あと、一つビックリしたネタに、フィーリング43のフェラーリ412Pのフルディテールキットってのがありまして、コレがナカナカそそる内容になってましてね、某所からのメールで発売されたらしいことを知り、早速某所のHPを見に行ったんですが、5万オーバーの価格にも拘わらず、なんと即日SOLDOUTしてました。恐るべしヨンサンファン。年内にはメイク/スーペリアの極薄金属ボディ250GTOが10万近い価格で再版されるらしいんですが、これもバカ売れするんでしょうか?なんかスゲェなー。

 今年は前半は少々寂しい市場だったように思いますが、後半は色々散財させられそうで嬉しいやら怖いやら。国産プラモでF1やル・マン車が出てくると更に嬉しいんですけどねぇ・・・。何となく車分野に関して言えば、ガレージキットメーカーが最早”ガレージ”と呼称するのには憚られるほど活気を醸し出していて、逆に大手プラモメーカーの方が小さく感じる気さえします。プラモメーカー、特に○作タンとこは超ガンガってくださいと言いたいトコですが、現状無理っぽいらしいっすね。
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1/24 TAMIYA 911GT1 その7

2006年05月25日 | 模型
        【緊急】一番時計キター【会見】

 今日祭用のメルボ開けてみたら、遂に一番時計の投稿を頂いてました!
完成品データ投稿一番乗りはラックさんでした!!22日付で御送付いただいてました!
完成した御仁が既に何名か出てますので、これから投稿が増えることと思います。
〆切まであと三週間ほどです。参加者の皆さん、超ガンガレ!(←あんたもな!ww)
 

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最近数日分の更新をまとめてカマすことが板に付いてきてしまった@河童です。製作記は一応作業が進むごとに作成してるんですが、UPするに到らないことが多く、結果としてgooブログサーバに保存した下書き原稿を数日分編集してUPというパターンです。御陰で更新頻度がヌルくてすんません。まぁ作業もエントリーもヌルいんですけどね(笑。

 さて、今回はちょっと長編。作業としては前回の続きでクリアーコートだけなのですが、90年代のタミヤのキットのデカールということで、カルトグラフとかそれに類するデカールに比べて難易度が高めです。人それぞれ攻め方はあると思いますので、参考にならないかも知れませんが、私流の攻め方を一寸詳し目に紹介してみようと思います。

 先ずは「その6」以降で進んだ作業について。リキッドデカールフィルムで修復するはずが、逆にデカールを殲滅デストロイドしてしまったオレちゃんは、急遽RICAMBIなる出所がマイナーっぽいスロットカー用デカールを調達し、破壊したデカールの補填を敢行。で、デカールを貼り終わりまして、ついでに別パーツで処理しておいたドア前のフェンダー部とボディーの色が合わないので、そこいらをリカバーしておきました[→2006/05/22付けエントリー]

 で、タミヤの方は約一週間、33号車の方は2~3日という乾燥時間ですが、〆切を考えるとそろそろ”ギリ”って感じなので、クリアーコートに突入です。

 今回のクリアーは、フィニッシャーズのオートクリアー。ピュアシンナーで希釈してます。一旦開封したクリアーはそのままだと黄変して劣化するので、私は開封するごとに希釈して薬瓶にエア抜きの上密封封入して保管してます(実際保ちが良いです)。使用するのは[クリアー1:シンナー1]の2倍希釈、[クリアー1:シンナー3]の3倍希釈、[クリアー1:シンナー8]の約7~8倍希釈の三種類です。

 使用するシンナーは同社のピュアシンナー。同じ会社だからという単純な理由ではなく、デカールの上のクリアーコートで最も重要なのは速乾性と肉保ちなので、オートクリアーにピュアシンナーの組み合わせは現状ベストの組み合わせだと思います。
 クリアーコートの時、デカールに皺が寄ったり溶けたりするのは、デカールの密着不足とデカールそのものの乾燥不足、それとコートするクリアーの遅乾燥による流動や垂れに起因するものが殆どかと思います。速乾性のクリアーを吹くことで、デカールが溶けたり伸縮したりする前に乾燥してしまえば、先のようなトラブルを大幅に回避することが出来るという訳です。そんな訳で、デカール、中でもクリアーに弱いデカールには,リターダーやリターダーマイルドは勿論

↑の様なリターダー成分を含むクリアー(クレオスのスーパークリアーⅡ等)や溶剤(クレオスのレベリングシンナー等)は、乾燥の遅れからリスクが増大するだけなので、使用をオススメしません。缶ペクリアー缶ペ吹きもプラモ用はやや乾燥が遅めなので△かな?マークソフターをデカールの上に垂らし、直ぐに拭き取ると問題ないけどそのまま放置するとインクが溶け出してしまうトラブルと同じ理屈です。かくいう私も、夏場はクリアーにリターダー混ぜて使ってたことがあったんですが、ハセガワやタミヤのデカールを「吹いた直後は良かったのに、時間が経ってみてみると溶けてた」なんつー失敗を何度かやらかしてますが(汗。
 勿論、[速乾性=溶剤分が強い]ので、コレはコレでドカ吹き「デカール直撃!?何やってんのぅ!!」」になります。

 さて吹き方でも注意が必要なタミヤのデカールへのクリアーコート。一言でタミヤのデカールと言っても種類は複数有りまして、クリアーによるダメージ別だと

・表面艶消しのオフセット印刷→インクが滲んだり乾燥中に割れることがある。青系黒系インクに多い
・表面艶有りのオフセット印刷(今回はコレ)→溶剤に負けて皺が寄ったり溶け出したりし易い
・表面艶有りのシルク印刷→溶剤に負けて皺が寄ったり溶け出したり、また乾燥後の収縮でヒビが入ったりし易い
・2002年頃以降(?)の艶有りシルク印刷デカール→意外と耐える
・カルトグラフデカール→最初のドカ吹きさえ気をつければ後はもう好きにして(ハァト


↑こんな感じかと。拙なる私の経験での話なので、他にも曰くがあるかもしれません。御存知でしたら教えて下さいまし。

 今回の911GT1は、艶有りのオフセット印刷のデカール。ボディー色に白を使用すると言うことで、わざわざシルクにする必要はないって判断でしょうか?

 先ずは一回目。3倍希釈のクリアーを使用。0.3mmのブラシを使用し、圧は0.07~0.08Kpa程度で、パーツから2~30cm離し尚かつパーツの上でブラシが停止しないように吹く。吹き始めと吹き終わりがパーツの外になるようにってこと。缶ペと同じですね。艶が出なくても構わないというか、艶が出ると吹きすぎと言うことなので、クリアーの粒を乗せるような感じで吹きます。で、暫く間を開けます。

 小一時間経過後、また同じようにチョコっとだけ吹く。で、また小一時間間を開ける。コレを3~4回繰り返すと、デカールを貼っていない部分にほんのりクリアーの層が出来て艶が出てきます。反面デカールはクリアーを吸い込んでるので艶が殆ど出ないと思います。

この時点で所謂砂吹きが終了です。この砂吹きと勝手に称してる行程では、相手にするデカールによって使用するクリアーの希釈率を変えてます。これは更に上にコートするクリアーの溶剤分から、この砂吹き部分の層をどの程度保護したいかによって変えてると言いますか、吹きっぱなしのみでの最終的な表面の滑らかさを優先するか、デカールをとにかく溶かさないようになるべく厚めの層を最初に構築するか等々、求める条件によって様々です。そんな訳で、今回は吹きっぱなしの艶よりも、なるべく安全にコートする方を優先したので三倍希釈を使用しました。
 
 次は馴染ませ吹き。砂吹き終了後、クリアーが安定した頃を見計らって、同じく3倍希釈のクリアーを吹きます。ただし砂吹きと違い、ココでは対象物とブラシの距離は普通に塗装するのと同じ位の近めから吹きます。しかしながら、エア圧と塗料の量は総じて絞り気味にして、デカールをクリアーに馴染ませるように吹いていきます。2~30分間隔で3~4回繰り返して吹き、今度はデカール表面にも湿ったような艶が出るのを目指します。


これで漸くデカールがうっすらとクリアーにコートされた状態になります。

 次は一晩明けてから本吹き。ここから二倍希釈のクリアーを使用します。ブラシは0.3mmのまま。希釈が濃いのでイキナリ厚吹きすると、先の砂吹きや馴染ませ吹きの苦労を水泡に帰させますんで、エロパブのNo1嬢のテクニックの如く寸止め腹八分生殺し感覚で吹きます。「もうちょっと吹きたいな~」な気分のところでグッと我慢って感じ。
 最初は一時間感覚で吹き始めて、クリアー層を増やしていきます。デカール完全に埋まり出す頃からブラシを0.5mmに変更。ここからは、ひたすら層を増やしていきます。ここでも兎に角クリアー層を水たまりのようにドカッと作らないよう注意。溜まりは乾燥が遅くなり、ソレによって下の砂吹き→馴染ませ吹きの層まで溶かしちゃ意味ないので。今回はこの本吹きでは二台でオートクリアー一瓶程消費しました。でも、実際にパーツに乗せたのはその2/3位で、1/3はパーツの外で捨て吹いてます。

 私は他のクリアーに耐えるデカールに吹く場合は、この本吹きの際に間々でデカールと塗装面の段差を均す為の中研ぎを入れますが、クリアーに弱いデカールの場合は入れないようにしてます。巧い人なら逝けるんでしょうけど、私は過去中研ぎ入れたためにデカールの上のクリアー層が無くなって、そこに濃いめのクリアーを吹いて結局溶け出しや皺の発生を招いた過去があるのですな(笑。だから本吹き中に中研ぎ入れる勇気がありません。
 ともかくこうして本吹きが終わりました。溶け出し・皺寄り・気泡発生も無く、無事ここまで到達です。今後乾燥時間を取って、一旦軽くペーパー当てて段差と塗装面を均し、仕上げに7~8倍クリアー吹いて研ぎ出しという行程になりますが、山は越えました!


 さて、タミヤの方は無事進めることが出来ましたが、反面33号車の方はもうシッチャカメッチャカでございます。

ネタとしては比較用に丁度良いことになってしまいましたが、使用したデカールが外国製ということで油断してました。密着が不完全だったことと、RICAMBIのデカールに関してはタミヤ並にクリアーに弱かったらしく、カルトグラフ感覚でサクサククリアー塗ったら、気泡・溶け出し・皺よりが各所に発生(笑。我ながら見事な失敗ぶりに笑うしか有りません。
 それでも気が付いて以降は乾燥時間を取って慎重に塗り重ね、大方の皺や気泡はクリアー層の下に塗り込んで誤魔化しましたが

矢印部分は誤魔化しきれずです。リアフェンの上はチリチリっとなったのを強引に埋め込んで誤魔化してますし、ドア下のロゴなんて溶け出し起こして





歪んだ(寒)

 早く人間になりてぇよ、ホント(意味不明)。まぁ〆切間に合わないよりはイイヤって事で、26号車の完成を第一に気を取り直してガンガりまふ。クリアーミスった33号車もこのまま完成までは持っていきます。

 余談ですが、この期に及んでスタジオの33号車用デカールが手に入ってしまった。ストックの911GT1がまだ残ってるし、97年仕様としてのモディファイも何れキチンとしたいので、コレはコレで遠い未来のリベンジ用にすることにします。
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輪廻転生、犬小屋万歳!

2006年05月22日 | 模型
顔は誰だか知らないけれど、体はみんな知っている

けっこう仮面のねえさんは、正義の味方よ、良い人よ
      
疾風のように現れて、たっぷり見せて去ってゆく

けっこう仮面は誰でしょう、けっこう仮面は誰でしょう~♪


 けっこう仮面が実はケイ子先生であるか否かはともかくとして、前回トラブル報告した33号車用デカールですが、RICAMBIなる聞き慣れないメーカーのモノを博打的に犬小屋に発注したのが金曜の夕方。で、土曜の夕方に我が家に到着しちゃってるというスペサルなレスポンスが「けっこう」でございますた。(意味不明)

 犬小屋からの荷物を早速開封してみたんですが、昨日まで私には謎だったRICAMBIのデカールが、今日にはもう「ああ~、これがそうでつか」って感じで御対面。ロゴのサイズの考証がルネやST27程正確ではないのが困ったちゃんですが、今回の大失態の補填をするには充分な発色のシルクスクリーンデカールでした。33号車だけではなくFIA-GTのマルボロカラーのデカールも同梱されてて1600円というのは、見た目だけですが合格点な気がする。

画像も撮らずに早速ペタペタ貼ってみたんですが、絶好調の時のカルトグラフの様な薄さでありながら、国産シルク程度のほんのり透けちゃうシルク印刷でして、貼りやすいのは良いけどシワも入りやすいので少しコツが要りますね。使わないロゴデカールで軟化剤の耐性をチェックしたんですが、クレオスのは充分耐えましたし、希釈したモデラーズのものであればコレもソコソコ耐えてくれる塩梅。この調子だと、最低でも国産デカール程度にクリアーは吹ける模様。明日にでも試し吹きして実際の所を検証してみます。
 ところで、図の赤丸で囲った部分のデカールですが、インストではリアウィングに貼るよう指示されております。しかしながら手持ちの資料では、実戦にてコレが貼られた画像が一枚もないんですよね。本戦の画像では手持ちだと確実に確認出来る画像が無いし、ネットで検索掛けてもリアウィングだけがどうしても確認できない。ルネッサンスのデカールにはこのロゴが省かれていましたが、今回購入したRICAMBIと今ではナカナカ手に入らなくなってる御様子のスタジオ27製とには、このリアウィング用デカールが入ってます。果たして真相はどっちなんでしょうかね?
 折角有るんだから貼りたい気も山々なんですが、実際に貼られてる画像がない以上、
貼らない→実際は貼られてることを後で知る→貼ってクリアー掛けて云々
というフォローが効くため、今のところはこのウィング部は無地で作ることにします。

 で、このデカールを使って

33号車も漸くデカール貼り終了。RICAMBIのデカールは、特にトラブルらしいトラブルもなく、曲面も筋彫り部も軟化剤をチョコット使うだけで綺麗に貼り付いてくれます。ただ、フロントフェンダーに貼る国旗マークだけ、水に浸けた途端にバラけて「またかよ!」と思わされましたが、ソレ以外は特になし。
 暫く乾かしてからぬるま湯でシャカシャカ洗って糊を落とし、ただ今自然乾燥モードに入ってます

 も一つ、既に先日画像を挙げましたが、再度26号車もタッチアップしてコチラもあとはクリアー→研ぎ出しに行くことになります。
コッチはデカールがタミヤなので乾燥に時間がかかるは、吹き加減にコツが要るわ、梅雨時期なのにドライブースが使えないしリターダーも使えないしカブリ対策にも気を遣いますんで、まだまだ山場は続く訳ですが。


 犬小屋の素早いレスポンスの御陰で、無事33号車の製作も再び進めることが出来るようになりました。ちょっとホッとしたこともあり、調子に乗ってスペアーのパーツからドア前フェンダー部の別パーツを取り出し、今度は33号車用にウィンカーの筋彫りを埋めて再塗装しました。デカールも貼ってボディーに仮止めしてみようと思ったところ、白のトーンが合わない。色自体は合わせたつもりなのだが、どうやら塗り重ねすぎてしまったらしい・・・・。今日中にデカールを終わらせたいと固執したので、余裕がなかったのかも知れません。ウィンカーモールドが残ってる方をそのまま製作するか。それとも更にパーツを用意してウィンカーの筋彫りを埋め直すかの選択を迫られたんですが、デカールの予備がないのが最大のネックになりまして、結局モールドを埋めた方を使用することに。貼り直して色が合ってる方を使おうと思ったけど、キッチリ貼り付いててもう剥がせなかったのさ(泣。
 しかしながら、下地の影響を高彩色の様に受けるような色ではないので、思い切ってリカバーしてみました。色差が激しいのがデカールの殆ど無い左フェンダーだったこともありますが、やってみると意外と巧く行きました。こうして萎えては萌え萌えては萎えるのが模型作りの醍醐味ですなとか何とか、巧く事が運んだときにだけ思ったりするのが小市民。

単にマスキングして吹き直したんじゃ、他の部分に又別のトラブルが生じる可能性があるので、塗料の希釈を更に薄くしてコンプの圧も下げ、少しずつグラデーションを掛けるような感じで、修正部が逆に浮いてしまわないよう周辺部と馴染ませるような感じでリカバーしました。この辺りの感覚は車模型というより戦闘機を塗る感覚。右フェンダーももう少し合わせたいんですが、こっちはデカールだらけなのでかなりリスキーな作業になるのでヤメときました。


 それにしても、犬小屋のレスポンスが速かったな。店舗への運送会社の集荷タイミングとかもあったんだろうけど、こんだけ早く着いてくれれば、代引き扱いで割高にした(少しでも早く欲しかった)「ちょっと電車で尼崎まで新快速で買い物に行ってきた」感覚で手に入れたような感想です。
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デカール死亡のついでに、改めて祭のお知らせ

2006年05月19日 | 模型
 昨日リキッドデカールフィルムを塗って放置していた33号車のデカール。


 調子ブッコいて「念のため~」とか言いながら重ね塗りしましたよ今朝。


 で、夜になって帰宅してみてデカール見てみると・・・・・・・・・

















歪んでるやんけぇワレぇ!!((C)ミス花子)


斯様な失敗、初めてでございます。何がいけなかったんでwしょう?塗りすぎ?想像を超える劣化???修復のための処置がまさかトドメを刺すことになろうとは・・・・。もし原因を御存知の方が居られましたら、後学のためにご教授いただければ幸いに存じますm(__)mなんせ、コレ(リキッドフィルム)使って失敗したの初めてなので、もう何が何だか。


 とま斯様な事情でありまして、これは流石にどうしようもない。生憎スペアも存在しないし、再度購入するにはちょいと高すぎる価格がイヤンです。スタジオから出てたデカールがまだ売ってないかと探しましたが、前々回散々こき下ろした呪いか、全く以て見つからず。カルペナは29号車用と一緒に発注してますが、発注後2ヶ月半経過した現在も全く音沙汰無しの梨の礫。これは、とうとう祭のリタイア第壱号か?と思いながら、マイナー&レアアイテムを意表をついて在庫してることがある尼崎の犬小屋にSOSしますと、なんだか聞き慣れないRICAMBIなるブランドの33号車用が有るとのこと。現物の画像が手に入らずどんなものか判らないのですが、こっちとしては再起不能のリアフェンダー上のTFNロゴと先に画像で掲示したロゴさえ手に入れば何とか復活できるので、一縷の望みを託して即発注してみました。ダメならオマケのつもりだった26号車に完走して貰うしかありません。


 ところで、 ルマン祭ですが、何度も話を出してるように、既に残り一ヶ月を切ってます。既に完成したスペサルな御仁もいらっしゃれば、物凄い勢いで次々にエントリーできそうな車種をスペサルな手法で完成させまくってる御仁もいらっしゃるし、殆ど完成したも同然の御仁もいらっしゃるしそろそろ佳境に入ってるあんな御仁やこんな御仁やそんな御仁も斯様な御仁もいらっしゃるようです。
 そこで、改めて〆切の御案内と、万が一のリタイアの相談。
 先ず〆切に関してですが、当初の予定通り6/16日イッパイまでです。でも、HP構築の都合上、また経時劣化により完成直後の艶めかしさが万が一にも失われたりしないように、早めに撮って送って下さると嬉しいです。勿論、当日までは公開いたしません。詳細は、既にUPしてる公式ページの案内の通りですが、使用する画像について若干の補足を。
 規定では「正面」「後部」「側面」が判る画像をとの規定を設けましたが、

このような画像でお願いするような節譜で規定しましたが、あくまで『判るもの』という意味なので

↑斯様な構成でも構いませんのでヨロシクです。

 それからリタイアの相談。いまからこんなネガティブなことを相談するのはいかがなものかとは思いますが、万が一を考えて、リタイアの場合どのような措置を講ずるかを一応考えておいたほうがいいと思うんですが、何かアイデアはお持ちじゃないですか?途中でも画像を曝すとか。出来れば、残念ながらリタイアしてしまった方にも、作りかけたキットを完成まで持っていってもらい、、また参加者同士の祭後の交流も考えて、何かしらの形でページを構築できたらなぁとか思いますけど、どうしますかね?御相談申し上げます!
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1/24 TAMIYA 911GT1 その6

2006年05月18日 | 模型
 911の33号車の方にマスキングして塗装しました。ギザギザ模様ということで、御約束と言いますか不器用なオレちゃんの本領発揮と言いますか、失禁しまくりですが青を塗る前にクリアー吹いておいたので、乾燥後にペーパー&コンパウンドでそれなりに修正しておきました。
 ところで、この33号車、製作を決める前に或る程度工作を進めていた為に、つい最近になって手に入った33号車や29号車等の資料を検証して判ったことですが、残念な事に目立つ部分に嘘っぱちになってしまってるところが何カ所か有ります。
・ドア後方のダクトの形状
・前後オーバーフェンダーの完全一体化とリベット穴を埋める
・フロントフェンダーのウィンカーのパテ埋め

上記三箇所は、明らかに違うのですよね。97年はワークスがEVOを導入し、プライベーターには96年型のレース仕様が販売されたわけですが、この際上記のような変更が為されたようですね。もう塗装まで進んでるし、今更また新しいボディー出してきてとか考えるとまたも億劫になってマジにリタイアしかねないので、もうこのまま行きますよww。資料って、無きゃ無いで困りますが、有ったら有ったで困るものですな。

 さて、塗装ですが、自家調色の青を塗装。そのためのマスキング型を作ります。デカールだと青部分が再現されますが、塗装の場合は逆に白部分をマスキングしなければならないので、デカールを型紙にして型を起こします。後はドエラそうに図で説明。

①・先ずはカッティングマットにマスキングテープをペタペタ貼り、その上にデカールのコピーを乗せます。
②・コピーの上からマスキングテープを更にペタペタ貼り、コピーを下のテープ上に固定します。
③・デカールの模様に沿って丁寧にカッターを入れます。
④・切り込みが入ったら、先ずはデカールと同じ部分を取り出します。
⑤・取り出したテープをパーツの塗り分け部に、デカールを貼るのと同様に貼り付けてやります。
⑥・次にマットに残ってる型から、本来のマスキングの型とするべく、白く残す部分を考えて型を切り出します。
⑦・⑥で切り出してきたモノを、先に⑤で貼ったテープのギザギザにピッタリ合うように貼っていきます。つまり、デカールと同じ形状のテープが、本来のマスキング用の型を貼るための治具になるっつーわけ。
⑧・最後に治具にしたテープのみ剥がして、この上から青を吹く事になります。


 さて、青ですが塗り分けにはデカールを用いないとは言え、デカールの中にはボディーの青部と同じ色を使ったロゴや、翼端板のようにボディー色と一体で印刷されたモノもありますので、色合わせが必要です。デカールとの色合わせですが、使用する塗料の特性を知ってるか否かで難易度が高い気がする。今回はクレオスの塗料を使いました。フィニッシャーズのを使用したかったのですが、まだ使用経験値が少ないのでデータ不足ですんで、今回は慣れてるクレオスを使用。
 最初にデカールの色合いに最も近い青を探してみます。今回はインディーブルーが近いようですのでココからスタート。もう少し青っぽい方向に色相をずらすべく#4青を混色し、緑っぽさが減ったらコバルトブルーを使って彩度を調節。更に色相をもう少し赤寄りにすべくパープルの上澄みを隠し味に入れて、デカールとほぼピッタリの色が出来ました。調色の基本は色相・彩度・明度やら二次色・純色・補色等々説明を書くときりがないので省きますが、私の場合は過去に色々なジャンルを作っている内にこの会社の塗料の特徴が判ってる部分が多く、自家調色の際にはやはり外せないメーカーです。


 塗装が終わって次はデカール貼り。先ずは96年26号車から。
タミヤのデカールですが、貼るだけなら薄く馴染みも良く貼りやすいのですが、この後クリアーを吹いてコートすること考えると、博打要素も多くて不安になります。今回は〆切があるので、デカールの乾燥が遅れる軟化剤を使わないように、蒸し綿棒と蒸しタオルで随分やっつけたんですが、なんせ大判デカールの連続攻撃だったので、どうしても使わないと馴染まない箇所もあり、やむを得ず使用してます。念のため1週間程度放置してからクリアー塗装に入る予定。こういう大判こそカルトグラフにして欲しい。再版でカルトグラフが入るなら、ダブついてるストック無視して更に買っちゃうんですけどね、911GT1。

 フロントのモービル1のとこのエンブレムは、後から立体で作り直すのでここでは貼ってません。フロントウィンドウの窓枠は、実車が露骨にカーボンカーボンしてるのでモデラーズのカーボンデカール細目②を貼ってます。26号車ってカール・ヴェンドリンガー/スコット・グッドイヤー/ヤニック・ダルマスと、微妙に豪華な顔ぶれだったんですね(笑。

 続いて97年33号車。ルネッサンスのデカールですが、糊が弱くて硬いです。ちゃんとセッターを使用して密着させないと、クリアーコートでシルバリングが出まくるのが厄介です。一応密着させてるつもりですが、天井の大判デカールは現時点でもヤバ目な予感(笑)。
 しかし、硬いとか糊がどうとかよりも、劣化して水に浸けた途端に粉砕するというトラブル発生。シルバリングに気をつけてばかりで、しかも最初に貼り始めたデカブツでは問題なかったのに、小型のロゴに手を出した途端にバラけるモノが続出です。

画像の赤丸部分なんて、土井まさるもビックリの16分割(実際は8分割くらいだったけど)状態に陥り、1/43製作用のピンセット持ち出して、必死に継ぎ接ぎしやしたよ。

これはマズい。

そうだ!

こういうときは・・・・・・・・・・・・・・







そうだね!!














違う!!





リキッドデカールフィルムですね。

そんなわけで、フィルムが乾くまで作業中止。今日中にデカール終わらせるつもりだったんだけどなぁ・・・・・。明日から数日忙しいので、予定がずれちゃいます。〆切が迫ってるのに、片やクリアーに弱いデカール全面貼り+軟化剤使用で乾燥時間多め、片やデカール劣化で作業進まないという状態で、本当に〆切に間に合うんでしょうか?(笑

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1/24 TAMIYA 911GT1 その5

2006年05月16日 | 模型
 連日降雨が続いて、最早雨乞いとかしたくなる今日この頃ですが、「ほんまかよ!!」って思うくらい低い気温の御陰か、先日は事の他湿度が低めだったので、やっと塗装作業をする事が出来ました!そんなわけで、ここ最近4~5日の間の進行過程を一気に報告です。画像多くなっちゃったので少し重いかも知れない。

 と、その前に下地の最終チェックと修正。サフ吹いたことで露呈したパーツのバリであるとか、度重なる修正(前後フェンダーを若干修正したりしてます)の影響で埋まってしまったモールドのサイドの掘り起こし等も行いましたが、リアウィングのヒケ埋めと押し出しピン跡の修正も済ませます。画像の通り、豪快なピン跡がウィング裏面に入ってまして、パッと見「裏だから見えないしいっかー」と思わせておいて、ウィング真下の面が平面なので、磨き込むと反射して丸見えになる率91%って感じですので。
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 修正関係が済んだら、全体を#800~#1000クラスのスポンジペーパーで磨いで均しとアシ付け。で、先ずはボディーパーツ裏面にフラットブラックを吹きます。クレオスのスーパーフラットブラックに若干のゴールドを+したものを使用。リアセクションにデカい開口部があり、またコクピット内壁や天井のエアダクト内部もカーボンもしくは黒になってますんで、この時点で先に塗っておきます。


 で、黒く塗ったら当然今度はマスキング。通常行程の最後に裏面塗装を行うことが多いんですが、今回は画像のようにデカイ開口部が何カ所か有りまして、そこに発生する塗り分けラインをキチンとマスキングするには黒を先に入れた方が楽な気がしたから。あくまで気がしただけですが。特にリアバンパー上下の開口部やリアフェンダーのインナーが無いことによる”エンジンカウル内が隙間から見えまくり構造”になってますし。
 

 マスキングが終わったら、ボディーの下塗り開始。今回は、ボディー基本色が白ということで、フィニッシャーズのファンデーションホワイトを選択。この白ですが、あくまで下地用で発色用ではないため、無理に吹き重ねて真っ白に発色させようとすると、下地なのに厚塗りになっちゃいますよね。下地と割り切って程々に吹くと、下地としては充分な状態になります。
 で、ファンデーションホワイトを乾燥させたら、今度はボディー色を吹きます。手持ちの色々な白を比べたんですが、やはり使い慣れたクレオスのスーパーホワイトⅣが良さそうだったのでコレに決定。この白は、先の下地用と違って上層色なので、ちゃんと発色させるように斑無く吹きます。ボディー色のスーパーホワイトですが、
ボディ・フェンダー・リアウィング・リアウィング翼端板・アンダートレイ室内部・ダッシュボード下半分・ロールゲージ・ドアノブ
と塗装すべきパーツが意外と多いので、塗り忘れていないかチョト不安(笑)
←今回使用するメイン塗料

 


 ところで、今回製作中の911GT1は、当初スタジオ27から出ていたデカールを使って29号車のジョリー・モーター・マルボロ使用で作ろうと思ってたんですが、

 
 このようにロゴが全然足りない&貼る位置が違うで困惑。っつーか、もう少し考証して発売して欲しかった。上の画像をクリックして出てくる中で言えば、緑で囲んだ部分のマーキングは実車では左右ドア直下に貼られてますし、黄色で囲んだ部分に貼られるはずのロゴが足りません。御覧の通りかなりの量が不足。少々フォントが違ってるとか、色がチョット薄い気がするとかならともかく、「無い」ってのは正直厄介ですよね。Qちゃん三兄弟でも、どれほど身体が巧く描かれていたとしても、アイデンティティの象徴たる「毛髪」が無ければ、
もはやQちゃんとは呼べない。

 仕方ないので、足らない分が入ってるデカールは無いものかと色々調べ回ると、どうやらポルトガルのコロラド・カルペナから1/24用のデカールが出てる事が判りました。散々調査した結果、どうやら手持ちのスタジオ27のデカールとカルペナのデカールとを合わせると、全てのロゴを揃えることが出来ると判り、早速ポルトガルのコロラド社に注文打ち込んだんですが・・・・・・。未だ送付される気配無し(泣)。やっぱLOSTかぁ?ドライプリンターとか持ってないので、ひたすら待ってたけど、五月に突入したトコでタイムオーバーと考え、作戦変更を余儀なくされました。

 で、次に考えたのが、30号車のクレーマーポルシェ911-GT1。これもST27のデカールを持っていたので、コレは大丈夫だろうと細かく調べていきますと、これまたロゴ不足&色間違いが発覚。以前、コレを買った後にルネッサンスからも30号車用が出たんですが、「ST27持ってるしルネのデカールは硬いからリアの赤い部分とか使いにくいし要らんよね~」とスルーしたんですが、こんな事なら買っておけば良かった。

 
細かいミスも多いんですが、フェンダーとミラーとラジエターダクトに入る「ITOEN(伊藤園)」のロゴが、ダクト部分のモノが足りない上に、色も違うしフォントも全然違うというヤッツケぶり。日本のメーカーが日本の会社のスポンサードロゴを間違えるとは・・・・。その他は概ね使えそうなのですが、このITOENの部分だけが使えない。似て否なるモノは結果として「否」である!!!。

なんぼそっくりでもモンチはアヤヤではないのだ。でも、オヂさんは
アヤヤよりモンチの方が好きだぞ!!(力説)(もう下降気味だけど)
 それはともかく、伊藤園のマークくらいなら、これもドライプリンターがあればアッサリ解決できるのだが、自慢じゃないけど持ってない(笑)。クロマテックで作っちまうかとか考えたが、随分昔の製品とは言えど、スタジオのケツを何でユーザーが拭かにゃならんのよと思うと腹立たしいので、結局コレもヤメ。

 で、最終的に残ったのが、97年#33号車。ドライバーには懐かしのペドロ・ラミーがラインアップされてる車です。これはスタジオじゃなくてルネッサンスの製品で、インストに実車画像を使ってるだけあって、デカールのロゴ不足も無いですし、ホイールもセットされているので手間いらず。値段がボッタクリなのが玉に瑕ですが。


 デカールは、青い部分がフチしか有りませんが、全て塗装するのでややこしいフチの部分をデカールをガイドにマスキングテープを切り出して使うので問題なしです。ただ、極一部にデカールの青と塗装の青を合わせなければならない箇所があるため、塗料自体はインディーブルー・ブルー・コバルトブルー・パープルを調色。クレオス製ですが、純青とか純赤が存在しないのでややこしい調色になってます。こないだガイアノーツから、限定品で純色のシアンやマゼンタが出てたので、今度買ってみようかな?とか思ってたりします。クレオスと混ぜれると幅が広がるんだけどな~って感じで。
 そんな訳で、今回は33号車と96年26号車で作ってます。本命は33号車で、間に合えば26号車もって感じです。ティェリー・ブーツェンがドライブした25号車がパッケージイラストになってますが、ミラーが青になるんですよね。33号車も青だし、このキットはまだストックが余ってる状態なので、25号車は別な機会にしようと思い、今回は斯様な選択となってます。
 余談ですが、97年型の非ワークス用GT1は、左右のダクトの形状がモディファイされています。修正しようにも確認前にダクトパーツをボディーにくっつけちゃった為、今回はここは97仕様でも96仕様のマンマです。修正するなら、ボディーにダクトパーツを装着する前に修正しないと難易度が10:1位で異なりますんで。


 さて、随分グダグダ書きましたが、目下ブースにて乾燥中。今回はルネッサンス製もタミヤも貼付後に乾燥ブースを使うのはマズいらしいので、デカール→クリアーの作業には或る程度の日数を要しますんで、丁度一ヶ月前にここまで到達できてほっと一息です。


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1/24 TAMIYA 911GT1 その4

2006年05月11日 | 模型
 予告通りハーモニーランドで踊ってきた@河童です。

 まっ昼間からパレードなんかやってて、愛娘も大喜び。ちなみに、愛娘は着ぐるみ軍団を、そして父ちゃんはダンシングおねぇさんの太股に視線のレーザービーム浴びせてきました。

じゃないとやってらんない(笑)。でも、子供と行くと楽しいですね~。ネット関係でここのマネージャーさんとお知り合いになっちゃて、随分と歓迎していただいて大喜びの我が一家であったのでした。


 さて、911GT1です。漸くボディーパーツの処理が終わりまして、塗装に入れる段階にさしかかりました。で、祭一ヶ月前(5/16)迄には何とか塗装を終わらせるべく、小物類も仕上げていきます。ボディー関連で言えば、リアウィング・リアウィング翼端板・リアウィングステー・ミラー・フロントフェンダー後部・ボンネットスリット・ドアノブがボディー関係の小物になります。概ねキットのパーツの精度も高く、大した修正やチリ合わせも必要なさそうですが、リアウィングの翼端板を薄くしたくなったので、ここだけ0.2mmの洋白板で作り直しました。方法は、前回気に入ってしまったアセトン風呂でやってみました。


 キットの翼端板パーツは押し出しピンの跡が目立つとはいえ、精度的には何の問題もないため、洋白板にキットのパーツを瞬間接着剤で貼り付け、キットのパーツの形状に合わせて洋白板を削り込んでいき、更にキットのウィングパーツの取り付けピンを利用して取り付けるべくドリルで固定用の穴を開け、最後にアセトンに浸け込んでパーツを溶かします。メッシュと違って板の場合は、或る程度プラパーツが溶けてきたら一旦引き上げてプラカスを大まかに除去し、もう一度浸け込んでプラと瞬着を完全に除去して出来上がり。マスキングテープで型を作って洋白板を切り出して云々より簡単に形状出しが可能なのが良いですね!無理に剥がそうとして金属板を曲げてしまうこともありませんし、両面テープでの固定と違ってガツガツとヤスリ掛けようがドリルで穿ろうが、パーツと金属板がズレないので私のような失敗をやらかしやすい人間には重宝しますw。穴の位置も正確に打てますしコツは、当たり前ですが金属板は削るけどプラパーツは削らないよう気をつけることです。

 他のパーツに関しては、ミラーは上下が別パーツなので貼り合わせて合わせ目消し、フェンダー後部は筋彫りの追加と念のための裏面に付いてる押し出しピン跡の処理と塗装の厚みを考慮してのチリ合わせ、ドアノブ含めてパーティングラインが意外と目立つのでキチンと消しておきます。
 自作の翼端板にリップ付けたり固定ピンの飛び出しを切削する等の細かい点がまだ少し残ってますが、ボディー関連のパーツが揃ったところで記念撮影。画像にはミラーとドアノブが無いですが、これは仮組の際に手を添えないとパーツが落ちるので、撮影時は付けなかっただけです。

 


 次は下地白を吹いて・・・・という作業をしたいところですが、連日の悪天候で湿度がバリ高。昨年大活躍した除湿機がまだ押し入れから出てきていないので、湿度が下がってくれるまでもう少し我慢です。
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1/24 TAMIYA 911GT1 その3

2006年05月08日 | 模型
 GW、終わっちゃうらしいですね。私は全然関係有りませんでしたが、世間が休みを終えたタイミングで明日はお休みです。空いたところで家族で日帰りエンタメ旅行に行くのでありますよ。


 それはともかく911GT1です。GOさんはほぼ完成、yoshiさんは佳境を迎えつつも余裕ぶっこいて放置中のエントリー以外も何やら次々アップさせてるのでポロリまで出てきそうな塩梅ですし、kazuさんやRomeoさんやラックさんや剣蔵さんにクラクラさんといった諸兄方も、ガス抜き放置中とかカマしつつの御仁含めて佳境を迎えつつあるような状況。HPやブログを運営していない参加者さんも進んでるのかな~といった状況の中ですが、私はかなりヤヴァイ状況に焦りを感じてます(笑。花火に点火した御仁や、その火に油注いだオレちゃんがコレじゃイカンよなぁと東シナ海越えでプレッシャー。リタイアの場合は、お互い無惨な途中状態をさらすかのう・・・・。

 それでもまだ一ヶ月以上有るんだしと、しぶとく完走ならぬ完成目指して、私の方は細々チマチマとやっておりますのよ。

 今日は先ず、ボディー関係の続きをやってたんですが、どうにか筋彫り&モールド再生等に目処が付きまして、一旦サフ面を研いで小傷を埋め、次回から下地塗装に入りたいところ。しかしながら、この車はリアセクションに巨大な開口部を抱えているので、裏側もソレナリに色入れる必要があったり、室内やロールゲージの一部もボディーと同色だったりするので、白塗装まではもう少し掛かりますな。

 で、何れにせよ今日は雨が降ってナンボ下地塗装とはいえど塗装には宜しくないということで、フロントダクトの開口&メッシュカバー自作をしてみました。

 キットのパーツは、網目がモールドされたムクパーツになってますが、キャッチピンをエッチングに交換したり、リア開口部のディテールアップをしたりするとして、フロントがキットのままだと何となくバランスが悪い気がしたので、開口させてメッシュを貼り込むことにしました。実車だと、シャーシごとにメッシュの形状や装着位置が異なっているんですが、あいにく開口部がカーボン製なので資料画像だと何が何やらワケワカメ。で、ここは「雰囲気重視+個体は違うけど唯一ハッキリ判る画像」からデッチアップすることにします。



 先ずはキットのパーツのメッシュ部をリューター&棒ヤスリで開口。メッシュ部の両脇はラジエター導風口とブレーキ冷却用とに分けるプレートなのでここだけは残してザックリ開口。と、開口前にメッシュ作成用の型紙を、マスキングテープで製作します。その後開口。



 さて型紙をプラ板にトレースして、今度はメッシュの型をプラ板から切り出します。何故この段階で切り出すのがプラ板なのか?。雑誌「モデル・グラフィックス」誌の上村アキヒロ氏による1/43フェラーリ330P4の製作記事に於いて、「プラ板で型を作ってそこにエッチングメッシュを瞬間接着剤で大まかに貼り付け。型に合わせてリューターやヤスリで形状を整えていって、最後にアセトン溶液に突っ込んで瞬着&プラ板を溶かすと、思った通りの形状のメッシュだけが残る」という工作法が出ていましたので、コレを試してみたかったんすよ。メッシュって切り出してヤスリとか掛けると、目が曲がったりエッチングではない真鍮編みメッシュなんかだとヨレたりして、意外と正確な切り出しが難しいんですよね。この方法ならその心配が無さそうだったので。

 で、ハセガワのメッシュをプラ板に貼り付け大まかに切削。本当は角目のメッシュにしたかったんだけど、手持ちが何故か菱形とか六角とかばっかりで角目が無かったので、やむなく菱形を採用。ついでに、真鍮線にて枠もベンダーで曲げて瞬間でメッシュの上に接着して形状出しをしておきました。ついでに、使用したプラ板はエバーグリーンのスリット入りプラ板を使用。どうせ溶かしちゃうんだし、平面である必要性は無いに等しいので、型トレースの際に垂直・水平が確認しやすいのでスリット入りを使いました。



 瞬着が乾いたら型に沿ってヤスリやリューターでメッシュを削り込んで型に合わせ込みました。で、それを今度はアセトン溶液にドボン。
 アセトン?鼻に効くヤツ??花粉症の人には良いらしいねってそれはアネトン鼻スッキリアロマ。

この時期マジ効くのよって、プラモには関係ないし。

 じゃぁ
「有明の水門を開けてーー!!僕らの干潟を返して~!!!大山のぶ代はドラえもん以外にも仕事してたんだよ~!!!」

って、それはハゼドン。

最早「ン」しか合ってない。
 飲み屋の姉ちゃんどころかカミさんにさえ煙たがられそうなオヤヂネタはともかく、所謂除光液ですね。引火性も刺激臭も揮発ガスも色んな意味で取扱注意ですが、ホームセンターや大きな薬局なんかに置いてるみたい。我が町では全然手に入らないと思いこんでいたのですが、近所のドラッグストアにて発見。灯台もと暗しでございました。模型関連としては強引なツールクリーニングという用途も無くはないですが、瞬間接着剤の除去に用いることが出来るので、メタルキットの仮組には重宝する薬品です。



 で、暫く浸け置いてプラ板と瞬着が溶けた頃にメッシュと真鍮線製の枠を引き上げ、アセトンを落としてから今度は枠とメッシュをハンダ付けし、最後に枠に合わせてペーパーで微修正。


 これを先の開口したラジエターインレットに仮組すると、思惑通りに形状ピッタシになってました。メッシュの加工法としては、こりゃぁ簡単で良いですねー。けど、よく思いつくなーと感心したり。


 こんな感じで引き出しが増えたところで今日はオシマイ。さぁ、録画したF1でも見ながら屁をこいて寝て、明日は子供を連れてハーモニーランドでキティちゃんと踊ってきます!。
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1/24 TAMIYA 911GT1 その2

2006年05月05日 | 模型
 またもご無沙汰しすぎて五月も五日経過しての初投稿の@河童です。こばわ。

 ここ一週間ほどの出来事ですが、結婚したてのお嬢さんの旦那がイキナリ死んじゃいまして、どうもその死には謎がある。で同時期に一人の青年が兄を亡くしまして、この兄の死と先述の旦那の死には関連性があるらしく、二年後に二人は出遭いまして、ついでにパイレーツな兄ちゃんと妖艶なバニーガール、それに額に傷のある熱血漢と「今時いねぇよな」な感じの純情可憐御転婆系のおネェちゃんとがご一行となりまして、そらもうあんた、火を噴いたり稲妻落としたり水攻めカマしたり毒持ったりしてね、ガンビットを組み合わせてオレちゃん脳みそ殆ど使わずにバブルってヘイストってレビデトっちゃってぽよよ~ん

ってな感じでザクザク旅を進めちゃいまして、ついでに訳のワカラン迷宮でΩとかいう信じられないヤツと死闘を演じつつも一時退却したり、24時間ナオン抱っこし続けるザルエラがテラカッコヨスなので大して強くないのにやたら召喚したり、そうこうしてるうちにサクッと一周終わっちゃったので、今度は所謂一つの「大人の楽しみ」として謎のコードをバツバツ撃ち込んで序盤から最強状態で世界中を駆け回って遊び疲れてきたので漸く模型に戻ってきたって感じwww

 何が何だか判らないかもしんないので、→コレに心(ハァト)を奪われた


 さて、911GT1ですが、流石にもう本腰入れないとヤヴァいだろうということで、ボディー弄くってます。今日一日で一気に一回目のサフまで吹いちゃいましたが、弄ってる二台のボディーは、二台ともパーティングラインがモールドの中に這ってまして、残念ながら少々型ズレ起こしてます。無視しちゃっても大して目立たないとは思いますが、エンジンカウル固定のプロポーション状態で作るので、こういうとこまでスルーしてたんじゃ他の頑張ってる皆さんの手前面目ないだろう?って事で、真面目に筋埋め→彫り直しとかしてるんすよ。リアカウルもチリ合わせとか諸々真面目に取り組んでます。


 フロントのラジエターダクトのフィンは、塗料がどの程度回り込んでくれるか不明だったので、片方をフィン先付け、もう片方をフィン後付にて作業中。ドア前の別パーツ部は、実車でも小さな別パーツ部分の裏も塗装されているみたいなので、後付することにしました。流石にココは後付だと塗料が回らんし研ぎ出しに不利です。その分塗料の厚みとか計算してのクリアランス取りが必要ですが。

 他にも、ボンネット上のキャッチピンは潔く削り飛ばして、ストックしてるエッチング製に置き換えるべく穴開け。同様にサイドのゼッケン灯も削り飛ばして後から自作品を取り付けるつもり。実はもう出来てるけど、〆切までまだ時間があるので画像は温存(笑。って、たいしたもんでもないんだけど、作風が作風なので、あんまりここで紹介すると祭開催時には何のウリも残らんようになるんで、今回は小出しです。

 この手の小物パーツを付ける位置は、左右並行垂直等をキチンと計ってアタリを付けるんですが、その際ピンでアタリを入れるだけではなくピンバイスで小穴を貫通させます。こうしておくと、後にパーツを付ける時に接着剤がハミ出すとしても穴を通って裏にハミ出るのです。1/43のメタルキットとかガレキとか作る時のサスアーム等の下穴開けの際に、裏が中空ならなるべく貫通させ、そうでなくても深めに開けるってのと同じ理屈です。

 リアセクションは、エンジンカウルを固定してます。コクピット後方のバルクヘッドや左サイドのオイルタンク等との干渉が起きたらイヤなので、ちゃんとシャーシ周りを一旦全て仮組してからカウルを被せて仮固定、巧く填ったのを確認してからシャーシと分離して本固定です。裏は瞬着やエバグリの薄手のプラ板等で補強。エバグリのプラ板はサイズ色々で重宝するのですが、そのまんまだと瞬着の付きが悪いので表面処理してから使うってトコが玉に瑕。
 エンジンカウル下部も固定してしまいますが、分割線がオーバーフェンダー上まで入ってしまいますし、実際はスリットが入ってるだけなので、一旦接合部を埋めてからスリットを彫り直してます。


 あと、リアウィングに豪快なヒケが有りましたので埋め作業中。またウィング裏にも豪快な押し出しピン後があるので埋めてます。一台はフィニッシャーズのラッカーパテ、一台は瞬着で埋めてます。使用してるマテリアル(フィニッシャーズのラッカーパテやWAVEの黒瞬着)の使用経験値がまだまだ少ないので、色々使ってみたいんすよね。


 サフ吹いてみると、まだ傷があったりスジがシャープでなかったりと、まだもう少し下地作業が続きます。一応、思うところあって二台同時進行に見えますが、一台を圧倒的に優先して作業してますので、多分祭の時は一台だけになると思いますww
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