大雨前夜の地元の川。翌日には濁流になって水量増し増しとなりました。テレビで出てる冠水多発地域ってのは、画像に写ってる山の向こう側です。
以前、東北関東の震災や熊本の震災の時にも思ったんだけど、こういう自然災害時の報道って、民放各局のワイドショーみたいなのは現地では無用です。
情報的にも姿勢的にも何の役にも立ちません。一方で、視聴料問題で諸々矢面に立たされる某NHKですが、こういう時は色々な意味で有用な情報源となります。
民放の対岸の火事を眺める的なポジションから得るものは不安の煽りくらいしか無いわけで、現地で被災された人に「どうでしたか~、不安でしたか~」ってインタビュー撮ったり、
「あーー!家が流されました」と何時間も前の出来事をリピートするのは何の役にも立たん。孤立した場合の乗り切り方や、不用意に様子見に出ないとか
不要な電話は掛けるなとか、通行可能な道路と不可能な道路の情報とか、そういう重要なテクニカル情報をリピートしろよなって思う。
んで、情報って玉石混淆だよなぁってとこから物凄く無理矢理なネタに入ります。
今年の春先にAPS-Cセンサーの一眼レフを買ってから、ズッポシとオッサン写真沼にドハマリしとる訳ですが、
正直カメラの知識が無かったんですね。なので、ニコワンなら何となくでも撮れてたんだけど、ガンレフだと思ったように撮れないわけ。
で、これはちょっと勉強せねばとネットで情報を漁ってみましたが、これがもう見事なまでに
「全く以て初級者の参考にならない」
情報ばかり。結局は、兎にも角にも数を撮ってトライエラーを繰り返して経験値を増やすのが一番だろうということで、出掛けるときには必ず持って回っていたんですが、
それでも色々解らない事に出くわすわけですね。ただ、経験不足で右も左も解らない状態ではなく、
色々試行錯誤する中で困ってるポイントが自分でも把握出来てる中での情報収集になるので、こうなってくるとネット上の情報も参考に値するものが増えてきます。
中でも、↑このアンちゃんのyoutube動画が一番解りやすくて良かった。機材よりも腕磨けって姿勢がイイ。で、解ってくると撮るのが面白くなってくる。
面白くなってくると益々プラモ作る気がイスカンダルの彼方への悪循環(笑。
一方で、全く以て役に立たないのが、宣伝案件系・レビュー系・自慢系・開封動画(笑の類。特に、カメラの動画ってこの手のがムチャクチャ多い。
写真って高額な機材を投ずれば投ずる程良い物が撮れるような単純な話じゃなく、その辺りは模型趣味も同じだな~って思ったりもするんですが、
つまるところは、自分が気に入る写真が撮れるかどうかが一番重要なんだから、機材レビューよりテクニカルな情報の方が圧倒的に有用ですね。
問題は、その手の「新製品を次々買うより腕磨け」的な情報だと、少なくともメーカーや販売店等は配信者のサポートに先ず付かないだろうから、
配信者が少ないのは致し方のないところか。
我ながら「俺は親父のようにカメラで散財して家族をガッカリさせない!」と誓った長らくの禁忌を破ってオッサンカメラ道に足を踏み入れてしまったもんですが、
本職が非常に旅の多い仕事でもあるので、案外マッチングの良い趣味なのかも知れません。そもそもプラモ時間が無くなったのは仕事が大幅に増えたって事ですから、
家族にとっては悪い話じゃない、筈、だと思いたい(笑。
最後にお茶濁し程度にプラモネタ。
先日突然↑が届きました。今回は思ったより早かったですね。まぁ、原盤が既にリリースされてるから仕事も早かった様です。
で、先行で出て来たバージョンと何が違うかって話ですが、フロントウィングの有無とリアカウルの有無の違いが大きな点でしょうか。
ただ、今回のは1982年に中嶋悟がJPSがスポンサードしてるF2で優勝した御褒美としてドライブしたスピンアウトバージョンなんですね。
なので、当時の画像がオートスポーツ誌を飾ったらしいんですが、仕様的な詳細は私はよく知りません。知りませんが、今回のキットで
再現されなかった部分で一番残念だけど予想通りなのはJPSロゴですね。今回はタイヤがgoodyearからPIRELLIになっちゃってるトコなんかも含めて
流用が難しい感じ。TABUから出てくれると有り難いんだけど、キットのデカールの構成からと、JPS特有の黄土色の色合いの兼ね合いから、
一部差し替えってのが難しいんよね。まぁ、それはともかくとして、よくぞこんなのまで出してくれたとLotus91が好きな人間としては感謝感激であるのは間違い無い。
中身に関しては、オッサンは今のところ積ん毒エセモデラーと化してるので、シュリンクを割らずに積んどこうと思いますんで紹介はスルーにて。