がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

【天下】またロゴ問題かよ【御免】

2012年04月25日 | 模型

 デモドリさんが情景作ってるのを見てて、またも情景作ってみたい病が発病しそうなこの頃。今作るなら、先ず入手したいのが

ペガサス製2005年版の宇宙戦争のトライポッド。昨年後半辺りに日本にも結構入ってきてたんですが、その頃は模型熱が大幅に減衰していた頃でありましてうっかりするーしちゃったら、
今ではちょっと良い価格での在庫が見当たらない。これ、本国定価でも65ドル位するので、平行物や大幅割引店で6~7000円位なら納得範囲。

製作してみたいのはこの動画で描かれる情景。現実的日常空間にあからさまな非現実的物体が同居する空間というのが魅力。トライポッドの異様な巨大感を演出するにあたって
キットの1/144スケールというのが絶妙なサイズで、鉄道模型用アイテムを巧いこと取り込めば色々遊べそうに思うんですよね。映画そのものは結構酷評されましたけど、
私個人はこういうバカ映画は三度の飯より好きであります。アマゾンのストアとかで買えればアホみたいにストックされてるんですが、生憎日本に直で送ってくれる店は無し。
私が海外で使う店は、北米系だと車専かスケール専で、この手のSci-fi系はルートがないんよね。まぁ本国でダブついてりゃ、その内並行で入ってくるんじゃねぇかと気長に機会を待ちますか。

 さて、目下ディアブロはクリアー効果の賢者タイム中。ついでに、前回のエントリーで書いたデイトナの塗膜剥がれも、部位がルーフって事でどうにも気になっちゃったので、
結局リカバー入れて、これまた束の間の賢者タイム中。412T2ってネタもあるんだけど、貼っても貼っても終わりが見えないカーボンデカール地獄に再突入する気が湧いてこないので、
製作ネタはちょいとお休み。

 ってな訳でデイトナもディアブロも目下リゾートライフ中っつー事で、久々に積ん毒ネタ。

 つい先日届いた新ネタですが、実はこれは3月の発注分でありまして、4月はキットを1個も買わないまま終わりそう。自分で言うのもなんですが、ホント最近は欲しい積みネタが減りました。
プラモだけじゃなくガレキでもネタ枯渇気味。タミヤの1/12の312B再販分と話題のエブロ72c。今回荷の到着が遅れたのはエブロの発売が一ヶ月ほど遅れたからでした。
 で、エブロの72Cはもう既に彼方此方でレビューが上がってるんでスルーしまして、またも罠を喰らった感がある312Bの話。家にはかなり昔に購入した旧版のキットも積んでますが、
今回はデカールがカルトグラフになって同梱されること、そしてエッチングパーツが付属されるっつーことで、定価は1諭吉で高価すぎる再販価格とはいえ、
30%以上offの店で購入した事で6000円台で手に入る事となり、機を合わせてst27からジャッキー・イクスのスパ仕様が作れるデカールが超久々に発売されたこともあって、
ポチっておいたわけ。st27のデカールが有るって事で、再販キットのカルトデカールは旧キットに回せば良いしね。ホントはロゴ入ってないことを知って慌ててデカール買ったんだけど(笑)

 ただですね、すんげぇ気になっていたのがタミヤから発表されていたボックスアート。なんかオカシイなーと思っておりましたら、そう、フロントノーズとリアウィングの「SHELL」のロゴやマークが
無くなっちゃってるんですね。かのロータス99T再販時にボックスアートの車体からGOODYEARが消えた衝撃が蘇る。んで、まさかまさかと思っておりましたらそのまさかでした。



↑同梱されるインストは、旧版時代とほぼ同じ内容のインストに加え、今回の再販における変更点を補完する追加分が入ってるんですが、旧版の塗装図の「SHELL」の貼付位置が
まるで検閲を受けたかのように塗りつぶされた上に、追補版の塗装図ではわざわざ注意書きとして「組み立て説明書のマーキング図は使用しません」との但し書きと共に、
「SHELL」ロゴもマークも完全に無かったことになってます。で、当然、デカールにも全く無し。折角のカルトグラフのデカールも、昨今のGOODYEARロゴが無いのと同様プレミアム感は大幅減。
 まぁ、ロゴとしては単色もしくは2色構成で決して面倒くさい物ではないので自作しちまえば良いんですが、自作環境が無い人は僅か数箇所のロゴのために高価な別売り社外デカールを買うしかない。
 で、流石に1回聞いてみたくなりまして、タミヤにメル凸してGOODYEARとSHELL等のロゴが省かれたり或いは旧ロゴ使うべきところを新ロゴに改訂されてしまってる等の事情を聞いてみました。
正直返事なんて来ないだろうと思っていたら、速攻返事返ってきて驚いた。御約束にてメール文の転載は出来ないのですが、内容を要約しますと或る意味予想通りというか、
所謂「企業コンプライアンス」ということ。つまり、模型のデカールと言えど印刷物故に、そこに記載されるロゴに関しては、タミヤは逐一当該企業に対して許諾を得ない限りはセットできないと。
で、GOODYEARは事情に関してはメールに記載されていなかったけれども、模型のデカールへの印刷含めてロゴの使用許可が貰えないんだそうで、故に許可がない以上は省略せざるを得なかったと。
SHELLに関してもほぼ同様の理由で、こうした省略される事情の中にはロゴの使用許可が貰えない場合に加えて、企業CIの変更により旧ロゴデザインは現行のロゴに直して貰わないと
許可することが出来ない場合も結構あるんだとか。要するにレーシングカーの模型に於けるロゴの必要性と、権利元の大企業の考える使用許可基準の価値観の乖離によって、
結果としてユーザーがガッカリせざるを得ないという事になるそうな。で、今回のメールでは、ユーザーのガッカリ感は充分認識していて、同様かそれ以上に残念に思っているとの事でした。
要するに、パテント払えば許可するよって話じゃなく、それ以前にロゴ使用そのものを許可してくれないってんだから、タミヤとしてもどうしようも無いってことかと受け止めた次第。
 どうも今回はshellのロゴが既に1970年当時とは異なる書体&CIになってることで引っ掛かったと邪推して(メールには理由までは書かれていなかった)んですが、こうなってくると、
今後は購入前にロゴが全部揃っているのか削除されているのかを、ポチる前によーーく確認せねばならんですな。

 で、思うんだけど、たとえ模型といっても、少なくともロゴが示す商品を貶めるために存在する代物ではないはず。それどころか、好きなレースカーに貼られたスポンサーロゴの影響で、
実際のそのブランドの商品に目が向くことも有ると思うのです。たとえば、SHELLだと日本では昭和シェルのGSやオイルブランドとか、バックスで売ってるグッドイヤーブランドのタイヤとか、
「あ、これはあのレースカーにロゴが貼られてたな~」ってだけで良ブランドのイメージを持って買ってみようかって気になったりするもんだろうに、端からロゴがなければそういう効果を
自ら放棄するようなもんじゃないんだろうかと思ってみたり。もうちっと柔軟になってくれると良いんですけどね。とても残念な現状です。

 
↑っつー事で、慌てて取り寄せたデカールの皆さん。流石に1/12だけに結構お高い。困っちゃうのが、商品名が「312B2 Part.2」って商品名になってること。私自身最初は、
昔出てたデカールの再編再販品じゃなくて、タミヤの312Bを改造してB2にするためのデカールと思いこんでいたら、商品のサンプル画像に「SPA 1970」って書いてあって、
1970年ならBの方じゃねぇか!と気付いた。これだと2500円程なんですが、もう一種のPART.1だと3500円位します。SHELLロゴのためにだけ買うにはドッチも高すぎ。
使うならキットのデカールでは対応できない仕様の方がマシなのでPART.2を選んだ訳です。ゼッケンも27が使えるし。
 更に、送料の都合でSHUNKOのWAVE1/24ベネトンB193B用デカールとTABUのエブロの72C用を一緒に入手。久々にラクーンさんを利用したけど、相変わらず決済から届くまでが早い。
SHUNKOのは、私がよく利用する店では悉く扱われていないブランドでしたが、このWAVEのB193B用は手に入れたいと思っていた一枚。キットは積んでるけどデカールは完全に死亡してるし
他のデカールブランドは1/24スケールのF1は、真面目に取り合ってくれていないので助かった気分。他にもハセガワB190用とかモデラーズ019用とかレベル194用とか出してくれてます。


 あと、これ有名な素材なのかは知らないんだけど、私自身は今まで存在を知らなかったアイテムで、1MM方眼付きノンカットマスキングシートというタミヤのアイテム。
マスキングシートという本来の使い方以外に、プラ板や真鍮板等の様々な板材を切り出す際のゲージとしても使えそうだった上に、15×20CM位のサイズが1セット5枚入りで400円程。
30%OFFの店だからってのもあるけどお得感が凄かったので勢い3セット15枚取り寄せてみました。何時も方眼紙に糊スプレー吹いてゲージにしてた身としては使い途の多そうなツールです。

 先日まで爆弾低気圧だの何だので結構寒い日が多かったのに、今日は隣町で何と30.5度を記録したそうで、そこまでではないにしろ我が町も暑うございました。今年初の半袖ライフ。
寒いと模型部屋での作業は萎えるんですが、暑くてもこれまた萎え気味になってしまうな。

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FUJIMI 1/24 FERRARI 365 GTB/4 DAYTONA(early.ver) 何回目かワカランw

2012年04月19日 | 模型



 もう20年以上前の映画になっちゃうんですね。B級映画だけど色んな意味でバカさ加減が突き抜けてて面白い作品「ヒドゥン」。
フェラーリ好きで巨乳好きの悪玉エイリアンvsポルシェ好きで真面目な善玉エイリアンの対決というお話でしたが、
冒頭の悪玉エイリアンにより寄生された哀れなオッサンが暴走させる308GTS QVのインパクトは相当なものだったなー。
流石に最後の蜂の巣炎上の308はエンジンレスのハリボテだったそうですが。

さて、久々のデイトナ。
シャーシの製作が漸く一段落。完了の目処もつきましたが、ちょっと作業的に間が空きすぎてて、何をどうしようとしていたのかも真面目にブログに綴っていなかったので錯綜気味。

デイトナの放置っぷりは前回のベヨ姐さん号以上になっておりまして、特に風呂入ったりとかも無かったのに、もはや何処にどの様な作業を施したか本人も判らなかったり。
作業内容を思い出しながら、一応のここまでの経過。


エンスージアストキットということで、かなり細かい部分まで再現されている内装部分。画像では見えなくなっておりますが、足下の3ペダルやシートベルトバックル、果てはトランクルームまで
キチンと再現されてあります。ドア内張もモールドはシッカリ。
 今回は、先ず開閉機構を追加する気は更々無い事と、何よりボディーとシャーシの合体時に彼方此方干渉して面倒くさいのでトランクルーム内のパーツをゴッソリ省きました。
シートは、所謂中後期量産型ならキットのパーツと同じくヘッドレストが装備されていますが、前期型の場合はヘッドレストが非装着になってる個体が多いので今回も切り取ってます。
又、シートベルトは、バックル類がキチンとプラでパーツ化されていたので、そのプラパーツを薄く削いで使用。ベルトそのものは叩いて薄くのばした板オモリの上で、
粗目の丸棒状金ヤスリを転がして布目を入れてからベルト幅に裁断してエナメル塗料を吹き付けて着色した物を装着してみた。ヤスリで鉛に模様を入れるのは確かペキモさんとこで
見掛けた手法でしたかな?ヤスリの使い分けで色々な目が入れられるので、今回の製作では多用している手法です。
 メーターコンソールは、プラ板に各メーター用の小×6、大×2の計8つの丸穴を開けてからコンソールパネル形状をトレースして切り出し、丸穴の縁には同径に丸めたリングを装着
ホントは更にゴッツいシェードが付くんだけど、見た目にウザいのでパス。面倒くさかったとも言う。
ダッシュボードパーツに先にメーターのシールを貼って、その上にコンソールパネルを装着。メーターの表面には紫外線硬化タイプの透明樹脂を流してレンズっぽく。
 センターコンソールは、ダッシュ側の空調レバーはキットのモールドのママで、その下のスイッチ類はインセクトピンをリューターで切削加工したものを装着。
シフトノブはロッド部分が根本付近を少し曲げたインセクトピンにて、ピンの頭をリューターで平らにし、その上にエポパテで作った丸団子を乗せて再現。シフトゲートは、
四角い枠の内側をパーツ裏から削り込んで穴を開け、そこにやはり裏側からタミヤのF50用のインレットを小加工し填め込んでみまし。

 フロアマットも作ったんだけど、これまた完成後は見えないでしょうなぁ。フジミのデイトナはスパイダーもキット化されてるんで、ソッチ作るときに内装はもっと凝ってみてもイイかな?
そん位キットの内装部分の基本的な素性は良いと思いますです。
 塗装に関しては窓ガラス越しになることや光が入りにくいことを考慮して、キット指定通りの黒一色にはせずに、コントラスト差がやや強めに出るよう塗り分け。又、シートに関しては
ガイアのブラックサーフェイサーを塗布し、乾燥後にネルで磨くことで皮っぽい質感を出したつもり。


エンジンルームに関しては、当初各部位の基本色を全てブラシ吹きして組み上げたんですが、思いの外清潔感が出過ぎて逆に不自然な印象になったので、細かい汚れ表現を追加し
相応の使用感を加えてみました。又、D44のダイナモ、D36のエアコンに関しては、手持ちの資料と比して形状が違ってたのでプラ材で新造してますが、エアコンは完全に見えなくなっちまった。
汚れに関しては主にパステルの粉と部位によってはそれをアクリル溶剤で溶かした物にて。


エアクリーナーとキャブレターの組み付けに置いて、キャブの着座位置が少々高くてボンネットと干渉気味だったのですが、エンジンマウントを弄ると他の部位にも影響が出るので
キャブのパーツの高さを低く削ることで対処。あと、実車ではエキマニ上方に無骨な上に何もかも隠蔽してしまう遮熱板が設置されているんですが、工作が面倒くさい事もあって
キットのママの筒抜け状態にしてあります。
 配管類は、殆どが線径異なる複数種のハンダ線。メッシュ目が入ってる物は、金の平ヤスリでハンダ線をゴロゴロ転がしてやれば簡単にメッシュ目が入ります。メッシュホースだけではなく
0.3mm以下のハンダ線に同様の加工を施すと柔らかい編みワイヤーも作れるので、スロットルケーブルに使用してます。プラグコードはモデラーズのプラグコード(細&柔の方)を使用。
ヘッドカバーは、ノーマル車体だと黒が基本で赤ヘッドは[Testarossa]っていう位であり、当時のフェラーリではSPLエンジン専用配色でしたが、見栄え優先で赤にしました。
 まだ作業してない部分として、ラジエターのリザーバタンクと各補器類に貼られた指示ステッカーがあるんですが、タンクは配置を何処にするか迷い中であり、デカールはキットのが死んでるので
どうしてくれようかと考え中。一応リキッドフィルムで補修は施してありますんでそのまま使うかも。この車の定番パーツの同時点火用のCDIは、純正リストに無かったのでオミットしようかと。

 尚、この手の車の配管や補器類に関する情報は、実車画像情報よりもサービスマニュアルの図解の方が役に立ちます。最近情報を集めたサイトとして
ttp://www.next-trade.co.jp/catalog_old/pages/catalogue/365gtb4daytona.html
というページに、デイトナのサービス用パーツリストが図解で出ていたのでかなり参考にしております。


シャーシに関しては、リアのタイヤ軸位置を後方に1mm弱動かし、前後の車高を1mm弱下げてます。加工は主にナックルのパーツを現物合わせで加工してます。ステアロッドは
キットのパーツだとアライメントの邪魔にしかならなかったので今のところ未装着。完成後は殆ど見えなくなるのでどうしようか考え中。オイルパンの蓋はシルバー塗装が正しいんですが
何か見た目に無駄な清潔感を醸し出したので黒塗装に変更。シルバーはアルミ表現に便利なクレオス旧8番。排気管は、自家調色のダークブラウンにFGパールのカッパー系を混入した物。
ダークブラウン調色の際に純色(原色)のみで混合して色を出しておくと、金属粒子が殺されてしまわないので程良い反射になります。

 っつー感じで、漸くこの製作もボディーの研ぎ出しに突入中。で、どうやらクリアー前に油分が残っていたらしい部分が研磨中に剥離を起こしてちょっとテンション下降気味(笑)。
まぁ、運良く(?)クリアー塗膜のみの剥離で赤はやや擦れた程度なので、よーく見れば判る位ではありますんで、当該部分をこれ以上磨かないよう気を付けつつこのまま行きます。


 さて、静岡に向けて各社からの新製品情報が続々と出てきています。
 アオシマからは前回紹介のトヨタ86に続いて、ランボルギーニ アヴェンタドールが登場。ドアとエンジンフードが開閉式でお値段はフジミより1000円安い設定。でも別売りのD.UPセットを買うと
フジミを超えてしまうんですがね。内容はコッチの方が充実してる感じ。カウンタックでも良い仕事しましたんで、アヴェンタドールLP700-4も期待大です。
 タミヤからは、トヨタ86とスバルBRZが二ヶ月連続リリースとのこと。アオシマ被っちゃたなーと思わないでもないんですが、タミヤが過去の姿勢を頑固に踏襲するということであれば、
個人的にはアオシマに期待。っつーのも、タミヤは国産車外車を問わず、キット化する際には所謂「吊し状態」の物しか出さないんよね。なので、タイヤ&ホイールの変更とか車高とか
カスタム仕様ってのを全く考えてくれないので、いざそうした部分に加工しようとすると結構面倒くさい改造仕事を要求される事も多いのです。実際アオシマからはノーマル版と同時に
ホイールカスタム版がリリース発表されています。ついでに、R35 GT-Rも2012仕様のピュアエディションがリリース。毎年の様に仕様変更が為されるGT-Rをヴァリエーション展開とはいえ
今年も追ってくれる模様。あと、西部警察のDVDボックス発売記念とかで、専用エッチングを新たに同梱したマシンシリーズが一斉再販。個人的には非常に組むのに難儀するキットなので
新金型で出して欲しかったけど。あと、宇宙シリーズは、今回はかの有名な気象衛星”ひまわり”を1/32でリリースとのこと。”ひまわり”からの映像とお天気お姉さんのボインは見たことあるけど
”ひまわり”そのものはそういや見たこと無かったな。
 ハセガワからは、Ma.kグロフンの宇宙用カスタム版”アルタイル”が登場。これは予想通りの商品展開。それから宇宙ものとして昭和世代を宇宙の魅力に惹き入れてくれたヴォイジャーがキット化。
そら当然例のゴールドディスクもパーツにするんだろうなと思いきや、やはりソレをウリにするらしい(笑)。他にもエーコンの架空機”震電2”とかミニクロスオーバーのユニオンジャック仕様が出るとのこと。
 ファインモールドからは、今年はSW EP1 3D公開って事もあったからSW商品なんか出るかな?と思ったけど、春のナブスタ以降はアナウンス無し。一方で、極一部のセクター向け規格品だった

1/500愛知県庁庁舎が一般販売。限定版を買うと様々な庁舎の歴史が収められたDVDが付くとのこと。相変わらず斜め上ですな~。斜め上といえば、独空軍用と日本海軍用のシートベルトが出る。
スケールは1/48でなんと超精巧なABS樹脂製。同社がよくやる金型チャレンジ企画的商品。サンプル見た感じでは市販のエッチング系を凌駕するようなディテールで興味津々。
 WAVEからは、やっとこさっとこMa.Kの「ファイアーボール」がリリース。やっとこさっとこってのは、昨年ポストホビー限定で「スーパーボール」がリリースされたものの初回版完売後は再販音沙汰無し。
キットの内容がどう考えてもファイアーボールが作れてしまうパーツ構成だったことで、何時出るんだろうとやきもきしていたのですが、漸く出てくるようです。
 
 フジミは、、、、今年も静岡は不参加だそうです。

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完成模型撮影用にデジカメ買ってみた[NIKON 1 J1]

2012年04月15日 | 模型



 先日ベヨ姐さん号を撮影してるときつくづく思ったこととして、もうちっと被写界深度、即ち絞りとシャッタースピードを弄れるカメラが欲しいと。完成品画像撮影で毎度悩まされるのが、
コンデジ特有の広角レンズ効果によるデフォルメがどうしても掛かってしまうことと、絞りのF値が絞りきれないので被写界深度がどうしても浅くなるため、フォーカス合わせたエリアの外部が
どうしてもボケてしまうこと。
 かと言って、一眼レフとなると高価だし難しいし兎に角私みたいなカメラに疎い人間には敷居が高い。ところが、どうも昨年NIKONから発売されたNIKON 1っていうレンズ交換型デジカメだと
コンデジと一眼レフの中間位置を狙ったカメラということで、入門者レベルがコンデジから一眼に移行するのに丁度良いらしい。更にこのカメラ、模型撮影には都合の良いことが結構揃っておりまして
ミラーレス故に取り回しが楽で特に露出を絞ってシャッタースピードを極遅にしてもミラーショックが起きないこと、センサーサイズが他社の同型機種に比べて小さいので被写界深度を深く取れる、
一眼レフ同様に絞りもシャッタースピードも自由自在といった点は、素人目に模型撮影に向いてると思ったわけ。

っつーことで、買ってしまいました。NIKON J1 ダブルズームキット。これね、近所のキ○ムラだと価格が58K位だったんですが(地元最安)、密林覗いたら47Kで出てて、
半日ほど音頭踊りながら色々調べた上で覚悟を決めてポチりやした。模型撮影なら標準ズームキットで充分でして、それだと密林で29Kで買えてたんですが、
そろそろ幼稚園や小学校の春のイベントラッシュを迎えますんで、ダブルズームの方がイイかナーってのと、カミ様に「またこんなもん買うて」と怒られないで済みそうってのもあった。
また、メーカーがNIKONってのも決め手の一つでして、実は私の父親が齢80歳になりますがカメラを趣味にしてまして、NIKORのFマウントレンズを色々持ってる訳で、
このNIKON 1もセンサーが小さいので全力対応って訳にはいかないんですが、そうした父親所有のレンズも使えるってトコも購入決意に一役買いました。
 事情は知らないけど、俺ちゃんがポチった翌日からこのNIKON 1の価格が総じて7~8K高くなってましたんで、買うタイミングは悪くなかったかと。

↑のは前回掲載したコンデジで撮ったベヨ姐さん号。光の当て方やら何やら色々試行錯誤して、搭載されてる絞り優先AEやらマニュアルモードやら駆使して何枚も撮ってようやく選んだ一枚。
それでも車体後方に行くにつれボケてしまってます。FINEPIX F200EXRという機種で撮影してますが、カタログで絞りもちゃんと弄れるコンデジということで
わざわざこの機種選んだら、実際は内蔵フィルターを使った簡易的な絞り調整しか出来ず、被写界深度も深く取れないカメラだったという・・・。

 これ↓は、2008年頃まで愛用していたコンデジ(FINEPIX F601)で撮影した物。絞り優先AE使って更にズームを被写界深度が取れる広角側ギリギリと
デフォルメが掛からない望遠側ギリギリとの落としどころを探り探りで漸く撮れたもの。それでも今使ってるコンデジ(F200EXR)よりも絞りのF値の幅が広く
被写界深度も深めに取れて使い勝手が良かった。
 
 結構全体的にピントが来てますが、やはり後方に行くほどピントがボケます。

今回購入したNIKON 1で、3年半前に完成させたLOTUS 95Tを久しぶりに撮影してみました。被写体を姐さん号にしなかったのは、同じラッカークリアー愛好家へのエールを兼ねてのこと(笑)。
といえば大袈裟ですが、ずっとタミヤのケースに入れて部屋に飾ってあるので手っ取り早かっただけなんですが。

まだ箱開けて一時間も経ってない段階で、取り敢えずマニュアルモードで絞りF値をF16でシャッタースピードを1/2.5で撮ってみたのが上の画像。
コンデジだと前後のタイヤのGOOD YEARがハッキリ読める状態で撮るのに相当撮り直しを要求されましたが、今回は一撃でこれが撮れました!


 これは昔のFINEPIX F601の画像。300万画素のカメラなので解像感は致し方ないものの被写界深度は結構確保できてます。一応当時の高級コンデジだった。
それでもやはり広角側の影響でしょう、若干デフォルメが効いてしまってます。


 ↑はNIKON J1で取った物。標準ズームレンズの望遠側端でF値16で更にシャッタースピードを1/2に落として撮ったのが↑の画像。
全体にピントが合ってデフォルメも無く撮った本人大喜び。絞り優先機能が装備されてるコンデジって、結構高価なコンデジにしか無いんですが、
そこいらと同じかチョット高いくらいの価格で買えるカメラで、こんだけ撮れりゃ私には充分すぎるかと。
 また、機能面でも非常にUIが判りやすく、私以上にカメラに疎いカミさんでもピント合わせてシャッター押すだけ、
マジでコンデジ感覚で撮影しただけでチャリンコ乗って走ってる我が家のチビ子をブレ無く綺麗に写せておりました。


 ついでに、この完成品に使用してるクリアーは、毎度お馴染みフィニッシャーズのオートクリアーで所謂ラッカークリアー。3年半経過しても全く以て現役の艶で生存中。
ラッカーでも使用する塗料と吹き重ねた層の厚みに相応した乾燥時間、そして磨くときに塗膜に余計な摩擦熱入れたりしないで丁寧にキッチリ磨けば、年単位で保つのですよ奥さん。

 っつーことで、このNIKON 1ってカメラ、模型用には非常に向いてるカメラなんじゃないでしょうか。撮れ具合もそうですが、何よりコンデジ並のお気軽さは大変気に入ってしまいました。
模型だけじゃなく、カメラに興味無かった筈が、色々な物を撮ってみたいという衝動に初めて駆られております。ちょっとカメラを勉強してみようかな?と思ってみたり。ひょっとして魔の入り口?

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Fujimi 1/24 Lamborghini Diablo SV MY99 その2

2012年04月12日 | 模型


 二児の娘を持つ父ちゃんとしては、この子らを応援してあげたくなってしまう。ようつべで神聖かまってちゃんとの対バンでのぶっ通しで踊り続けるももクロちゃん見て感動しちゃってね、
もともとニコ動とかのサブカル好きおぢさんとしては、かのヒャダイン氏が絡んでるってんでももクロちゃんの存在は知っていたんだが、絶対に口パクしない(なので時々精魂尽き果てかけてるw)とか
どの曲でもかなり激しいダンスなのにどこから出てくるかワカラン無尽蔵の体力に感心したりしてる始末。2008年結成の彼女らですが、まだそれぞれ幼いながらも相応の苦労を経てきていて
メンバーも次々脱退加入が目まぐるしかったようです。そのお陰か、今では色んな意味でバランスの取れた5人組。父ちゃんから娘を見る様な感じってんでしょうか、頑張って欲しいのですな~。
 PVでの緑の子のチャリの補助輪もオモロかったですが、ギターのパートのキレがパネェとか思ってたら、マーティ・フリードマンが弾いてるらしいwメガデスですやん。

 で、Diablo(←をい)。このキット、基本設計が”そこそこ良い仕事していた頃”のフジミのキットなだけに、実は基本フォルムは悪くないと思う。実写の画像を漁ってて広角じゃない
かなり正確な正面・側面・上面の画像が出てきたんだけど、前回書いたヘッドライトが変なだけ。ついでに言うと、全開の後輪の問題にしても、そもそもタイヤホイールが小さいらしく
位置そのものは問題ない様です。
 そんな訳で、スジボリを彫り直したことと、若干イメージが違う印象のクォータウィンドウ後方のパネルラインを修正したくらいで、とっととボディー塗装に進めやした。
ヘッドライト移植によって完全に行き場を失ったフジミのZ32のボディーを使ってボディー色の選定をば。

 フジミのZ32は、いつだったか忘れましたが何処ぞの模型店の店頭で叩き売られていたものをサルベージした物。お値段は800円位かそれ以下だったかと思う。このディアブロにライトを移植するため
当初はパーツ請求しようかと思ってたけど、タイヤだのホイールだの内装だのジャンク化しても役立つ部品が有る事考えればパーツ請求よりお得と思って買ったのだけは覚えてる。
ついでに、こいつが叩き売られてた理由か否かは知らないが、一部パーツにマジックインキで謎のマーキングが施されてました。油性染料系インキのマジックだったのですが、
書くなら裏面に書けばいいのに、なんで表に堂々と書いてるのか意味不明。パーツ袋に封緘された状態で書き込まれていたので、フジミ側で書き込まれたのは間違いない。
今回は用途が用途だけに別に構わないんだけど、パーツにインキが浸透しとるので一皮剥かないと塗装も出来んだろうに何考えてんだか。アフター用のパーツを寄せ集めたんかな?
画像様にのルーフにマジックで書かれた文字が燦然と浮き上がってますが、Diabloの塗装工程に合わせて足着けしてサフ吹いてボディーカラー吹いてって行程を経てるのに全然消えない(笑)

 っつー事で、今回はパールホワイトで塗装しようと思います。ホワイトはパール粉の反射光だけでなく透過光の影響も出やすいので、中々思ったような効果を狙いにくいので、
先述の如くZ32のボディーを使って色々テスト。当初は何とかマジョーラ系が狙えないかと試してみたんですが、やはり白用マジョーラでないとダメな様です。模型用としては
昔クレオスからマッキンリーとマッターホルンという二種のマジョーラが出てたんですが今は廃盤。実車用だと元祖マジョーラやマジョーラNeoとして白用が出てるんですが、
実車用だけに量も多けりゃ価格も超高価。
 んならパールはどうよって事で試しましたが、青系パールは透過光の黄色が出やすくてイマイチ。ベースの白(ガイアEX白)のスッキリ感を殺したくなかったので、
最終的に上の画像の3種が生き残りまして、更に実験君3号ことZ32のボディーに試し打ちした結果、

ガイアノーツ プレミアムガラスパール

GSI クレオス GXクリスタルカラー ルビーレッド
 ガイアノーツのプレミアムガラスパールとクレオスのクリスタルカラー;ルビーレッドの二択となり、悩んだ末にガラスパールを選択。もっとエッジの緩いアウトフォルムならルビーレッドだったな。

 プレミアムガラスパールは、ちょっと粒子が粗目で定着も良くないのか粘性の有る塗料でそのままシンナーで薄めただけでは斑が出やすいんですが、
同じガイアのEXクリアーと2:1で割ってからシンナーで希釈して吹くことでかなり吹きやすくなります。パール塗料を吹く場合、最初から液体で売られているパール塗料は特にですが
粒子の量が濃すぎる時に、通常の塗料の様にシンナーで希釈し過ぎると色々トラブルが出やすくなる。なので基本はクリアーで粒子量を調節してからシンナーで希釈が基本。
そうしないと、定着性向上用の樹脂成分(バインダー)ばかり希釈されてしまってクラックが出たりクリーコートの際に粒子が流れたりしますんで。あと、実験はしてないけど、このガラスパールは
赤や青といったソリッドカラーに混ぜても面白いかも知れません。

 非常に綺麗な反射をするパールで、尚かつ旧来の干渉パール粉の様に黄色い透過光反射が出にくい様で、それも気に入ったポイント。
フラッシュ焚いて撮るとパールの反射具合が判りやすいかと。

 アオシマのブログで出てたネタとして、トヨタの86がどうやらキット化される様です。

パーツ分割が取り敢えずBRZと異なる部位で分割されてますんで、BRZも出てくるんじゃないかと予想。

 また、フジミがマクラーレン MP4-12C GT3をキット化とのこと。

市販仕様ではなくGT3でのキット化っつーのは意外でしたが、そもそもこの車がキット化されること自体意外だったっす。ついでにガレキしかなかったF1-GTRもキット化してくれたら嬉しいのに。
 そろそろ来月の静岡関連の新製品ネタがチラホラ出てくる頃合いとなって参りました。今のところ、上の二つ以外には個人的サプライズなネタは見つかってないんですが、
タミヤが何かやってくんないかな~と密かに期待。ええ、今のところは期待なんですよ。確定情報拾ったら又ネタにします(謎)。



この子らのパフォーマンスは、所謂 往年のプロレスファンにはピンと来る小ネタが満載である。
 

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デイトナぢゃなかったのか!? ;FUJIMI 1/24 Lamborghini Diablo SV MY99 その1

2012年04月08日 | 模型



 ども、月一ペースだったのに何故か今月3度目の更新の@河童です。
 先日遂に発売になったSUBARU BRZ。ヨタの86の兄弟車なんですが、死んだ祖母の遺言でトヨタを買うと家訓上拙いため私の選択肢はBRZ限定。
っつーことで、ド田舎県にも試乗車が来てるってことで、遙々100KM程離れた県庁所在地までBRZ見学会に行ってきました。

いやぁー、良い!ぐらっちぇ!!ボンネット裏の断熱材をケチったばかりに最近表面のクリアーがペロペロ剥げてきてボロさ絶賛上昇中の我が愛車に比べれば神々しいったらありゃしない。
タイヤとホイールアーチの何かの冗談みたいなデカいクリアランス以外はモロ私の好み!一緒に行った子供達も「父ちゃん、次はこれか?ハァハァ」とか言うております。
そ・し・て、こんかいの@河童はいつもの@河童ではない。そう、この手の買い物の最大の障壁であるカミ様の承諾を既に得ているのだよ。予算に限度はあるけどね。
店員さんから色々聞きまして、外に置いてあるATの試乗車も触ったりなんかしまして、あわよくば本格的に見積もり取ってやろうと鼻息荒かったりしたんですが、
どうも営業マンの様子がおかしい。その衝撃の理由が明らかに。
マン「今ご注文されれば年内、おそらくは11月には納車出来るかと」
@河「はぁ?」
どうやら予想の斜め上を行く売れ行きであること、んでもって目下一部共通パーツを使用してる他社種(インプレッサ等)が、これまた予想を斜め上行く売れ行きで増産もままならないとか。
漸く春の訪れを感じたばかりというのに、冬まで待てってか!?っつーことで急激にコッチもトーンダウン~。スポーツカー、売れないんじゃなかったのかよ・・・。


 話はポロリと変わりまして、次はデイトナとか言いながら、確かにデイトナも進めてはいるんですが、猛烈にディアブロ作りたくなる病を患ったので手を出してみました。
いつだったかペキモさんがやっつけたら御子息にやっつけられた伝説のフジミ ディアブロ。フジミのディアブロって幾つか種類がありまして、私が過去にやっつけたことがあるのは
ドア開閉機構も搭載しておきながら材質はABSでネジ止めだらけの初期型だけなんですが、今ではドア開かなくなってボディーがプラ製になったバージョンとか、
全部パネルを別パーツ化させて前期後期対応型の金型に変更されたバージョンとか積んでおります。で、先日完成させたベヨネッタ号で使ったワイパーパーツのトレード元が

このキットだったわけでありましてね、このキットの他の余りパーツにヘッドライトユニットってのが当然あるわけですが、これが都合の良いことにディアブロに移植してくださいと言わんばかりの
パーツ構成になっておりまして、そこから「ディアブロ行っちゃう?」ってな事で積み棚からディアブロをサルベージしてきてしまいました。

 車はディアブロSVの後期延命仕様のMY99。アウディによって無理から車種延命が為されたヤツですな。超有名な話として、欧州系の一部地域でヘッドライト常点灯が義務づけられた事で
それまで採用されていたリトラクタブルライトから、個人ユーザーのカスタムの定番パーツインポートの日産Z32のヘッドライトユニット移植を、ランボが正式採用しちゃったって話。
唯一違うのはレンズカットが施された大型のライトカバー部分で、上辺に黒いラインを太めに入れることで、ライトユニットに刻まれた「NISSAN」の文字を隠蔽していることでしょうか(笑)。

 キットは、折角フロントパネルを別パーツ化して、盛大なる継ぎ目消し作業までユーザーに要求しながら後期仕様を選択できるよう金型作り替えたのに、その際ヘッドライトのサイズを
リトラクタブルライト時代と同じパネル分割で再現しちゃったもんだから、ライトの幅がかなり足りない状態になってしまっています。フジミには結構ありがちなミスと言えばそうかも。
こういうツマラントコだけは、今に至っても全然変わってないやね~。

そんなわけで、早速にヘッドライトの拡幅工事とフロントパネルの継ぎ目消しから。

Z32のパーツの幅とキットのライト用の穴との差がジャスト2mmだったので、2mm幅のプラ帯板使って拡幅、外端はキットパーツのテーパーを活かすために外よりにシフトさせてはみ出しを除去。
Z32ライトユニットのプロジェクターユニット部分が、ボディー側のテーパーと若干合わないので削って調整したら上手く嵌るようです。カバー部分もちょっと削るだけで良い感じ。実装テストは未だ。
パネルの継ぎ目消しは黒瞬着で。塗装はまたもパール系になりますんでプラパテポリパテは御法度。



あと、ペキモさんの製作記で出てたリアフェンダーもプレスラインを弄っておきました。ここ、ムルシエラゴでも無視されてたんだけど、金型設計的に厳しい部分なんですかね?
 外装で気になるのはこの2箇所くらい。エンジンフードから前方に延びる二本のダクトは、もうちょっと前方に延長した方が感じが良いかな?と思わないでもないですが
印象としては1mm以下の僅かな違和感なので現状は弄らずキットのまま。

 タミヤならこのまま塗装にGOですが、なんせフジミなので使えるパーツを全部用いて一応全体的な仮組みをしておく。

エンジンフードのチリが若干合わなかったので固定の上面出し。リアエンドパネルにも盛大な継ぎ目が出るので黒瞬着で処理。
あとはひたすらバリや干渉部位の切削処理に勤しむ。かなり使い回された金型を用いてる部位は、バリが凄いことになってました。
あと、ドア下のサイドパネルも別パーツなのですが、強度がヤワだったので裏からリブ代わりにプラ板当てて補強。
 ウィンドウパーツは結構覚悟してたんだけど思いの外フィッティングは良好。カウンタックとは大違いである。
 このキット、リニューアル後も一部ビス止め組み付け部分が残っていて、塗装後に初めてねじ込むと色々と問題が生じる可能性があるので
この仮組み時点で入念にタップを切っておく。他にもインストに何カ所か「削れ」指示のある部位を、インスト指示は無視して現物合わせで切削処理。
 フロントボンネット上のランボエンブレム用の凸モールドはあらゆる意味で邪魔なので、エンブレム中心が判るように小穴だけ開けてモールドは除去。
サイドのプレート用の凸も同様に切削。リアエンドのグリルはムルシと異なりこの状態からでも後付可能。前後バンパーは、塗装後に接着した方が色々都合が良さそうです。

 思いの外サクサク仕事が進みまして、もうボディーの塗装工程に突入してもイイ感じ。目下実写画像を参照しながら一応粗探しの真っ最中。


 で、ちょいと気になるのがリアタイヤの位置。もうチョビッとだけ後方に軸中央をシフトさせた方がイイんかな?ホイールハウス内を真っ黒に塗っちゃえば許容範囲の違和感に収まるかな?
 
 毎度毎度、ここまでは早いんだここまでは。ここからが問題(笑)

コメント (11)
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REVELL 1/24 Chrysler 300C SRT-8 with BAYONETTA

2012年04月04日 | 模型完成品

 っつーことで完成。


 色々あってお蔵入りになるかとも思ったけど、どうにか完成だけはさせた。元がミニカーテイスト(それも安物のヾ( ̄(エ) ̄))全開のキットだったので、その手のテイストが溢れまくりですが、
ベヨ姐さんのデカールのお陰でゴミにならずに済んで良かったねって感じである。同じシリーズのダッジチャージャーなんてのも持ってたが、この300Cのあまりの内容に恐れをなして
昨年の地元展示会での交換会に出してオサラバしたのはホントの話だ(ヽ(^-^ヽ)♪)。

 ギャラリーページをHPに作るほどの出来映えではないので、ブログ記事にてサックリ構築。ついでにサムネ化も面倒くさいので全部800×600の画像にて貼り付けてみた。
俺ちゃんの化石寸前スペックのPCでも楽勝で見れるから多分大丈夫かと思うんですが、重かった場合はコメント欄でご指摘下さい。


 このキットはボンネット・前ドア・トランクが開閉式になっている。なっているのだが、安物ミニカー系の開閉機構なので、これを活かすとスケール感が益々損なわれる事となります。
また、各パーツのチリも合わないし、なんつっても隙間が盛大に空いてしまうので、ボンネットもドアもトランクも全てプラ材で拡幅工事を施してあります。
 フロントウィンドウの建て付けが、構造上どうしても上辺に盛大な段差が出てしまう。どうにかするならバQ等での作り直しになるけどそこまでする価値は無いと見た。
 前席頭上にはサンルーフが取り付けられてるんだけど、これまたチリ合わないしグラフィックの邪魔になるので埋めこんでおいた。メタリックorパール系は黒瞬着なんかで
埋めておかないと後で継ぎ目がヒケて悲惨な事になるので素材選択と手法選択は重要。プラ板と黒瞬着で念入りに埋めやした。



 ボンネットのグラフィックは、姐さんのデカールセットからどれを貼ろうか随分悩んだ部分。絵だけだとチョット間延びしちゃったので、インレタで魔女語を作って組み合わせてみました。
天井と側面の派手なグラフィックは製作開始段階で構図含めて決めていたんですが、フロントまでゴテゴテしてしまうと五月蝿い感じになりそうだったので逆にシンプルにしてみた。
今から思えば炎を書くのも有りだったかも知んない。


ヘッドライトはこれまた安物ミニカーのようにユニットとレンズをダボで組む豪快すぎる仕様。流石にスケール感もクソもあったもんじゃなかったので、ここだけは加工を施した。
フォグランプはダボが何となくバルブっぽく見えるからいいんじゃね?とキットのパーツの裏にミラーフィニッシュ貼っただけ。ダクト関係は刳り貫いてメッシュ貼ったけど少々小汚くなったか。
フロントバンパーにはミラーフィニッシュでメッキ調仕上げを施し、サイドマーカーは同じくミラーフィニッシュの上にクリアーオレンジフィニッシュを貼ってみたら意外とイイ感じになりやした。
グリルは2種類付いてるんだけど、どっちも絶望的に立体感が無いので、見た目に誤魔化しが効く目の細かいメッシュ型のグリルを選択。ワイパーは窓モールドを削り取ってしまい
エッチング製のに置き換えるつもりだったが、これだとワイパーだけ異様に精密感が出て浮くので、フジミの32Zの左ハンドル様が転がってたので加工して付けてみた。もう何でもイイヤ〃 ̄∇)ゞ


 ドア周りは、こう見えてかなり手が入ってます。先ずスジボリが意味不明な状態だったので、窓枠含めて全て埋めてから彫り直し。特に前ドアはガルウィング構造での開閉式になってたけど、
チリも合わねば隙間も盛大でヒンジもゴツ過ぎるしと悪いことづくめだったのでガッツリ固定してプラ材とパテで完全に埋めてから面出しとスジボリを加えることに。一部メッキ調の窓枠は
ミラーフィニッシュをを貼り込み、艶消し黒の部分は艶消しフィニッシュを貼ってみました。要するに今回は一人フィニッシュ祭りな訳だ。ミラーはフィルムが少々硬いんだけど、
他の色のはかなり薄くてパーツに馴染みやすく、塗り分けが面倒な部分には結構使い勝手が良いですな。ズボラに最適。
 元からスムージングが中途半端に施されていてドアノブが省かれとる。最初の頃の製作記の画像では処理されてた様にこのドアノブも当初は再現しようと
丸穴エグってプラ棒でノブも作ってたんだけど、むしろサイド中央部を横切るモールを削り落とした方がスッキリするし姐さんも映えるっつー事でノブ用の凹みも埋め戻した。
窓ガラスは一応バQ型まで叩き出してたんだけど、絞るのが面倒くさくなったので全開のままにしといた。内装も見えにくくなってしまうし。

窓全開の理由がこれ。大昔のエントリーに貼った内装の画像。これはボディーのように風呂に入るとかのイベントがなかったので、完成時もほぼこのままの状態。
更に加わったのは3箇所のディスプレイに貼られたいかがわしい画像位。テーマはサドの世界。姐さんの世界ですね。
 


 テールレンズもヘッドライトやフォグランプ同様にダボでユニットごと組み込む式のパーツ。ダボが目立たないようにスモークを吹いておいた。ナンバープレートは「KICK MY ASS!」と書いてみた。
マフラーは一旦パーツのメッキを落としてパーティングラインを処理してミラークローム。バンパー上部のメッキ部はフロント同様ミラーフィニッシュにて。
ルーフ後端にはデフォでは背びれ状のアンテナが付くのだがあらゆる意味で邪魔なので削り落とした。トランクは前述の通り開閉式がデフォで、トランク内部にはデカいウーハーやモニターが
パーツ化されているんだけど、開閉用のヒンジの自己主張が強すぎることと、ボンネット同様にチリが合わないことこの上ないので閉固定にて。↑の様に収まる為には、かなりの加工を要してもうた。


 タイヤ&ホイールもキットデフォより1mm車高を上げて位置も外側に片側5mm程ズラして装着。それにしてもサイズがでかすぎる。それに釣られてホイールアーチもデカ過ぎる。
小さいのを大きくするのは簡単ですが、でかいのを小さくするのは非常に難儀。USAな方々は何でこうもデカいのが好きなんでしょうか?チ○コもデカいヤツ多いらしいし。
ドアミラーは試しにメッキシルバーNEXT使ってみたのだが、ミラークロームほどのメッキ感は出ず巷で云われるほど定着も良くなかった。吹き方失敗?それ以前にかなり変則的な
組み込みを要求される構造のドアミラーだったので、ミラー本体のみキットパーツを使い、後はマウント基部含めてプラ材と金属線で作り直してます。一々面倒くさい。


 ボディーカラーはクレオスのスーパーブラックに同じくクレオスのクリスタルカラーのトパーズゴールドを混ぜた物。ハセガワのフィニッシュシリーズの多用も含めて
このキットの製作は、色々な素材の実験材料という意味もあったんですが、風呂入ってやり直しなんかをしたこともあって、概ねクリスタルカラーのクセが判ったかと思う。
クリスタルカラーは、クリアー塗料にパール粉を混入した塗料ではあるのだが、そのパールの含有量がたのパールコート塗料に比してかなり多め。
なので、吊しでオーバーコートすると、パール粉を過剰に混ぜたときに生じる粒子の荒れやクラックが出やすくなってしまう。よって、何かしらの塗料をバインダー代わりに
混ぜることで粒子濃度を調節してやった方が断然使いやすくなります。オーバーコートでもクリアーで割って使おうって事ですな。
 クリアーは毎度お馴染みフィニッシャーズのオートクリアー。風呂後再塗装して1年くらいほったらかしてたのでスッカリ枯れていたが、取り敢えず上面はデカール段差を消して面一に出来た。
横っちょは多層印刷の影響もあってかなり分厚いデカールであることもあり、攻めすぎてデカールの上のクリアーが無くならないよう段差消しは程々にて止めてます。


 今作のメインイベントというか、これがやりたかっただけってのが稲妻グラフィックと姐さんグラフィック。稲妻の描き方は実のところ基本はファイアパターンと同じなので
ファイアパターンが描ければ稲妻も描けると言っていいかと。先ずソリッド白細吹きで稲妻のラインを描き、その上から透過性の高い青(今回はガイアのウルトラマリンブルー)+極少量の赤を
最初の白のラインをなぞるように太めに吹き、そこにソリッド白で最初の白よりも更に細吹きでラインをなぞる。この時、稲光の分岐点で僅かにブラシを止め吹きしてハイライトを作る。
その上に先の青よりも半分くらいの太さで尚かつ赤を足さない青のみを使ってなぞる。この時点で巧く行ってれば紫→水色のグラデーションが出来てるはずなので、最後に
ソリッド白+極々少量の青を極細吹きして完成。本当は青に関してはクリアーブルー使う方がグラデーション出しやすいんだけど、その上にデカール貼る事になってたので染料系を避けやした。

 っつーことで、なんとか飾れる物にはなったかと。今年の展示会の枯れ木も山の賑わいというか、「えーー!オマエ今年は完成品無しかよ!!」という非難を回避する為のアイテムっつーことで。

 にしても、実に難儀なキットであった。一応ブランドはレベルだけど、中身は某大陸系バッタモンミニカーを分解しただけみたいな内容なので、
私のようにブランドに騙されて買っちゃった人は御愁傷様です。でも、今回はグッスマのデカール用マテリアルとかハセガワのフィニッシュシリーズとかクレオスの新塗料とか
色々試すことが出来てデータ取りが出来たという事で、そういう意味では今後に大きく役立つんじゃないかと思います。

コメント (9)
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