そろそろ今年もF1の開幕が近付いて参りました。
http://jp.f1-live.com/f1/jp/photos/zoom/zoom.shtml?/f1/photos/imgactu/zoom09/hamilton-test-z-23_120209.jpg
↑MP4-23に昨年型のリアウィングを装着して、参照テストを敢行したって話と画像がニュースサイトに出てまして
巷で言われるように、今年の車の見た目バランスの悪さが、幅広になったフロントウィングよりも
小型化されてハイトが高くなったリアウィングにあったことが証明された気もしますね。
参照用の車の方が全然格好いい気がします。或る種FIAへの皮肉を込めたテストだったりして(笑
話は変わりますが、ヒロの97Tがそろそろ出荷されそうです。HPには、キットの組み上げ画像がUPされております。
どこがどうとか言う重箱の隅つつきはどうでも良く、中々面白そうな構成のキットの様です。
アンダートレイをどうしてくるか、実は気になってたりしたんですが、レジン板じゃなく
金属板で構築してくれていて、お陰で無駄な厚みが無く好感度大。臓物関係も、配管類まで含めて精密度高し。
かなり適当で使えないパーツのオンパレードだった旧版とは雲泥の差です。
さて、私の模型製作ですが、野暮用に邪魔されて滞っております。それも遊び方面の野暮用(汗
自称多趣味人間っつーことで、模型ばっかりやってると多方面が疎かになるっつーことで、
ゲームとか映画鑑賞とか乳揉飲み会(?)とかを精力的に消化中。押し出される形で模型趣味は停滞中です。
そうそう、ネタ晴らししてませんでしたが、目下制作中なのはヒロの412T2と、もう一つは全開画像UPしたプラモ。
アイテムはコメント欄で正解が出てたタミヤ 1/24 NSXであります。正確には、
96年型 童夢無限 NSX 1996
ですな。基本設計は同じでデカール含め細かいところが異なるヴァリエーションが出てますが
今回棚から引きずり出してきたのは、ド派手なカラーリングで極一時期話題を浚った割に成績ヘタレだった
Avex DOME MUGEN NSX であります。このキットはカラーリングが
なんせタミヤの90年代半ばの頃のデカールですからねぇ。箱に2000円っつって書いてるから初版だと思うんですが、
購入当時は、買ったは良いけどクリアーとか掛けたら死ぬんじゃね?って思って積んだままになってたんすよね。
なら、今ならどうにかなるのか?ってところですが、デカールの質の問題は案外使用するクリアーを厳選すれば
まぁどうにかなるのかも知れませんが、このキットでもう一つ厄介なのが、ボディーカラーまで
大判デカールでスポンサーロゴや、DISCOチックなグラフィック諸共一発印刷されちゃってて潰しが効かない。
オマケに、個人的には色々と使い勝手が悪いタミヤ缶ぺの中でも、滲み出し色流れの激しい青系が指定されてます。
当然、デカールもタミヤの青に合わされてるわけだ。使いたくねぇー(爆。青ってね
使用する顔料によって基本の色合いが大きく異なってしまうので、他社の青系色を使用して調色するのは至難の業なんすよ。
ところが、突然これら全ての問題を解決する方法を思いつきまして、今回のサルベージとなったわけです。
このキットは、カラーリングだけじゃなく、製作上もポイントというか、どうにかしたい部分があります。
丁度時期的に、タミヤが精巧と組み立てやすさを並立させるため、「でっかいプロバンスムラージュ」的アプローチにより
パーツの塗り分けがメタクソ面倒くさくなってしまったハシリのキット故、エンジン周辺や
内装に付属する補器類が、その殆どをベースパーツに彫刻して一体成型でやっつけられておりまして、
場合によっては、これが完成時の玩具っぽさを演出してしまうという困ったちゃん。
↑後部隔壁(バルクヘッド)やフロアー部分にある補器類は、悉く一発成型されちゃってます。
フロアーやバルクヘッドなので、いっそゴッソリプラ版で作り直して、補器類後付の方が
楽なんじゃないかとも思うんですが、いざやるとなると面倒くさそう(笑。サボろうにも
この頃のGT仕様NSXは、これ見よがしにエンジン丸見えなので、さぁどうしたもんかと思ってたんですが
ふと先月入手したハセガワの新素材「ミラーフィニッシュ」という、金属粒子蒸着糊付フィルムを思い出して、
「ちなみに、これをウィンドウの裏側に貼ってみたら、ミラー調のウィンドフィルムみたいになんねぇかな?」と試してみたら、
↑意外とミラー調になってくれました。ここで、今回のタイトルネタ。
ハセガワのミラーフィニッシュ。漸く最近流通も増えてきましたが、年末年始はやけに入手が難しい新製品だった為
私も中々入手できず「どんなもんだろう?」とwktkしてたんですが、いざ使ってみるとコレが実にイイ!
メタルックなんかに比べて曲面に貼りにくいとか雑誌の記事などで聞いてましたが、
全然そんな事無くて、かなり薄いフィルムなので、曲面にも凄く馴染みやすいです。
画像のパーツなんて、表貼りでも難儀しそうな三次曲面ですが、それを裏から貼るという更に曲率的にも厳しい使い方ですが
何事もなかったように簡単に貼れてしまいました。初めての使用って事で、微細なゴミや極小エア混入とか起きてるのは
全く以て私のダメさ加減のせいですが、これは使い途の幅が広がりそう。定着性も糊の強さも充分なレベルですし、
1200円という値段には正直腰引け気味になりますが、一枚1000円以上するカーボンデカールでも
好んで使うような御仁であれば、このアイテムにはコノ値段でも何とか妥協できるんじゃないでしょうか?
画像のパーツはクリアーパーツの裏に枠の黒部分を塗装してからミラーフィニッシュを貼ってるんですが、
黒塗装のマスキングの縁の凹凸が、そのまま張り込んだミラーフィニッシュにもトレースされてますんで
大きく貼り込んでからモールドやスジボリに沿ってカットするって使い方も出来そうです。
雑誌媒体からの情報では、クリアー(ラッカー)を吹くとミラー調が大幅にスポイルされるそうなので
メタルックみたいに酸化防止クリアーとかはしない方が良さそうです。ウレタンのデータは今のところ判りません。
っつーことで、エンジンフードの本来透明の部分をミラーフィニッシュで隠蔽してしまったので
コレで心おきなく臓物加工をサボれます(笑。「実車は透明なのに、そんな事で良いのかオマエは?」っつー気もしますが
別に構わんのですよ。確かにAvex NSXのキットを使ってはいるが、誰もAvex NSXを作ってるとは言ってない(殴
察しの良い方は、既にお気づきかもしれんですな(何を?)。
話変わってイベント告知。新米パパさん提案の
第四回 輝け!?モデルカーキット製作&完成品野ざらし祭り!!!
また×3ポロリもあるよ♪
開催決定!!おまえヒロ祭りがまだ済んでないだろ?とお叱りはごもっともですが、
こういうのは参加することに意義があるとばかりに、強引に参加表明(殴。キットは何も決めてません。
丁度今年はポルシェを作りたいとか思ってましたんで、タイミング的にはピッタシ状況的にはドツボw
第一回からそうなんですが、ポロリ祭りを機にお仲間になった方々も多いっつーことで、交流第一のイベントとも言えますな。
興味ある方は、マジで気軽にご参加を~。どん位気軽かっつーと、過去四回全てにエントリーを表明しておいて
完成させたのは最初の一回”だけ”で、それさえもポロリだったオレちゃんが言うのだから間違いない。