明日で発症から32年になります。
左半身麻痺の身体との付き合いも32年ともなると、左手を使わなくなった生活を長くしてるので、両手で何かするって事を忘れてしまってます。
リハビリが始まった時に、「利き手の右手だけで、いろいろやれるようにやって行きましょう」とPTさんに言われたので、左手は、回復に時間がかかるから、とも言われたんですが、その事は、気になりませんでした。
「右手だけで、いろいろやれるようになるんだ！」とテンションが上がったのを覚えてます。
子供が幼かったので、早く家に帰る為、右手だけの生活の術を身につける事にしました。
試行錯誤の連続です。次々とPTさんに質問しました。
当時の病院にはOTさんはいなかったので、PTさんに教えてもらった事を繰り返し練習しました。
そして今に至るのですが、先週末の投稿で、固形石鹸を使う、の所では、片麻痺初心者さんが「？」と感じたとの事だったので、
私には当たり前でも、初心者さんには理解出来ないのだと気付かされたという次第。
衣類の部分洗いの場所に、固形石鹸を使うには、衣類を洗面台に置いて、ゴシゴシと石鹸をこすり付けるのですよ。石鹸を置いて、衣類に付ける場合もあります。
私は部分汚れには、固形石鹸や酸素系漂白剤を使いますが、皆さんの使い易い物をお使いになれば良いのです。
片手での家事のポイントは、「置く」という事。置いて、作業する、という事。
洗濯も料理(切る)も洗い物も、置いて作業する＝対象物の安定(もう片方の手で押さえる代わり)です。
明日は朝一で、夫を病院に送る為に運転します。最初の発作が来た時間と同じ頃だわ。
安全運転で送迎します
また、家事については書ければと思います。
