実は、夫の手術日は、来週の月曜日ときまっていました。
ところが、本日、夫からの知らせで、思いがけない展開になりそうです。
夫は良い知らせと、理解しているようです。
私は、今日は自分のエコーの検査があるため、次女にお見舞いに行ってもらうつもりでいましたが、良い知らせとあっては、とても明日まで
待てません。
ワクワクする気持ちを静めながら、自分の検査後、二時間近くかけて夫の病院へ、そのまま直行。
私が出かけたところは、夫の病院とは逆方向。被爆者相談センターでご紹介頂いた医院でした。
病院に到着し、はやる心を抑えて、夫の元へ。
先生が書きとめられたメモ用紙を見ながら、私に説明する夫。
要領のみで、丁寧に詳しく話す人では、いつもありません。
一、話して十、理解しろタイプです。天才型の人に良くある話し方ですね~
鈍才の私は、いつも夫の話を理解するのが大変。
一言ももらすまいと、耳をそばだて、紙にメモしながら、疑問点は、夫が嫌な顔をしても食い下がるように聞き返し、理解に努めました。
本当によいお知らせなのか、頭に?マークがしょっちゅう浮かんでは消え、不安になりましたが・・・
次女に、あとで話すと、とても前向きな良い話じゃない、と喜んでいます。
ですから、私も心から喜ぶことにしました。
先生は家族への説明は明日と言われたようですが、私はできることなら今日伺いたく、病院へ馳せ参じました。
でも、それは残念ながらかないませんでした。
これからの話は、夫から聞いた事を、私なりに解釈した内容です。
間違って理解しているかもしれませんが、備忘録のつもりで書き留めさせていただきます。
まず、月曜日の手術は延期になりました。
昨日あらゆる検査をし直し、検討した結果、変更になったようです。
手術の前に、選択肝動脈塞栓術でがんが確実視された一個のがん細胞は兵糧攻めにして撃ち殺します。
残りの数個のがんもどきの細胞は、門脈塞栓術で栄養が届かないようにし、やっつけてしまうとか。
そのために、約二週間の入院予定です。
術後いったん退院し、およそ一カ月後に、又入院し、肝臓の右側をすべて切除するようです。
そして、肝機能が非常に良い左側の肝臓のみで健康な暮らしができるようにしていくとのこと。
夫のがんは、すべて右側のみで発症していて、左側にできるリスクは極めて少ないため、この対処がベストと、院長先生が判断されました。
左側が、元気で良かった!、今はその思いでいっぱいです。
今後、私にできることは、バランスのとれた食生活を続けられるよう、精いっぱい気を配ることでしょうか。
自分の料理に少々自信を失いかけていましたので、先日、看護婦さんとドクターに、退院後の食事について、改めてお尋ねしてみました。
いつもお願いするキャプテンフッズがお盆休みに入り、次回の注文日が八月二六日間まで空いています。
それゆえ、今回の注文日前に、まだまだ先の夫の退院後の献立まで、たてなければなりませんでした。
その返事は「全くいつもと変わりない食事で構いません。バランスの取れた食生活をすることのみ気を配って下さいね」とのこと。
胃腸や、糖尿病と違い、この点は、肝臓病は楽でいいですね~
夫は前回も、退院直後から、食欲は、とても旺盛でした。
がんが発症してからは、見事にたばことアルコールは断ち、その意志の強さに、、私達家族は、本当にびっくり!
肝臓は切除しても再生するので、バランスの上に、高たんぱくのものを摂取してもらうよう心がけようと思います。
今後の処置が、心から信頼する名医の院長先生のご判断と思うと、不安も次第に和らいできます。
さて、私が今日受けたエコーの結果ですが、八月の初旬に先生のお話を伺うことになっています。
一昨日、私の街の医院で聞いた血液検査の結果は、前回と同じく、やはり全く異常なしでした。
そして又、私が一番納得いかない、先生の言葉。
息苦しいのは、内科的な事ではなく、メンタルの問題でしょう、でした。
同じビルにある、整形外科と眼科にも。
しかし、先生のお話を伺い、自分なりに自己診断し、心から納得できたことがあります。
メンタルで良いのだ。その原因は、異常な首のこりと痛み。
首は、肺と同じくらい重要な呼吸の要です。
そこを患っているために、呼吸が思うようにできない錯覚に私は陥ってしまっているのでは。
それなら、メンタルの問題と言われても、心から納得できます。
病気は、自分で楽に思える判断をし、前向きにとらえる努力も大切な事に思えてきました。
ネットには実にいろいろな意見が載っていますから、気にし出すと際限がありません。これは娘の意見です。
難しく考えすぎないで、よい先生との出会いを大切にして、その先生の言葉を信じ、日々明るく前向きに生きていけば、病気の進行もおそくなり
完治も早いのでは・・・
私は、折々で血液検査は受けてきたのに、その数値表を、項目別に注視したことなど今まで一度もありませんでした。
先生が、悪いところはありません、とおっしゃれば、それですっかり安心。表の紙は即ごみ箱入り。
健康管理のずさんさはを娘達はいつも呆れるほどです。
ですから、今回生まれ変わったような私の行動力に、娘達はさぞホッとしていることでしょう。
チョットした記念に、今回は穴があくほど見つめた私の血液検査の数値表の写真の一部をアップしておきます。
赤血球だけが、多少少なく貧血気味ですが問題にするほどではありませんと、言われました。
先生は触れられませんでしたが、自分で気が付き驚いたのは、中性脂肪の低さ。下限の数値ぎりぎりでした。
もしかすると、私はカロリーのもとになる油の摂取が少なすぎて、体力がないのかしら(笑)
私にとりましては、健康意識元年になりそうな雰囲気のこの頃。
頑張りま~す。何を頑張るのでしょう?(笑)
今日もご訪問有難うございました。
皆様も、自らの健康管理をしっかりなさって、日々お健やかにお過ごし下さいませ。