今日が一番素敵

丁寧な暮らしを心がけながら、日々、折々のの心模様を素直に語ります。
今が一番素敵との思いを込めて。

ドクターの説明を伺って・・・ 

2011-07-25 10:19:49 | 病気

一昨日の投稿は、少々早まりすぎてしまいました。
自分の動揺する心を多少でも落ち着かせたく、夫の伝えたことをもう一度反芻しようと・・・
疲れ果ていたにもかかわらず、日記に書き留めてしまった私。
昨日、副主治医のお話を伺い、私の理解が不十分であったことが分かりました。

最近は、夫の病気の記述ばかり・・・
お健やかにお暮らしの方々は、さすがに、もううんざりの内容のことと思います。
たとえそのようでも、私の目下の課題は、大切な夫が病を克服し、元の元気を取り戻してくれること。
そのため、公開日記とは言え、夫の病気の経過を綴ることになりますこと、何卒ご看過下さいませ。

さて、まず内容の訂正をいろいろさせていただきます。
私と、主人、次女の三人で、ドクターのお話を伺いました。長女は、旅行中です。
ですが、毎晩心配して電話をかけてきます。
先生のお話は、大変わかりやすく、心から納得し安心致しましたが・・・
でもやはり、心配は尽きません。

まず最初に訂正或いは更に詳細に説明したいことは、選択肝動脈塞栓術と門脈塞栓術についてです。

私は一昨日書いた記述は下記の通りです。

>手術の前に、選択肝動脈塞栓術でがんが確実視された一個のがん細胞は兵糧攻めにして撃ち殺します。
残りの数個のがんもどきの細胞は、門脈塞栓術で栄養が届かないようにし、やっつけてしまうとか。
そのために、約二週間の入院予定です。
術後いったん退院し、およそ一カ月後に、又入院し、肝臓の右側をすべて切除するようです。
そして、肝機能が非常に良い左側の肝臓のみで健康な暮らしができるようにしていくとのこと。
夫のがんは、すべて右側のみで発症していて、左側にできるリスクは極めて少ないため、この対処がベストと、院長先生が判断されました。

昨日の更に詳しいお話によりますと、肝動脈塞栓術とは、カテーテルを足の付け根などから挿入し、そこから抗がん剤で、その腫瘍を固めたり、
腫瘍に栄養を運んでいる動脈を塞ぎ、腫瘍を兵糧攻めにしてしまう治療法のようです。

一方、門脈肝栓術とは、やはり消化管から肝臓へ栄養を運ぶ門脈を塞ぐことです。

夫の場合、肝動脈塞栓術で、がんと確実視された細胞をできる限り弱めます。

一方、門脈塞栓術では、悪い状態の右側の肝臓に栄養を運ぶ門脈のみ塞ぎ、その栄養が元気な左の肝臓に一層多く行き渡るようにします。
そして、健康な左側の肝臓の成長を促します。
恐らく、右側の肝臓切除の前に(?この理解はちょっとあいまいですが・・・)、1割くらい左側が大きくなるはずですとのことでした。

この二つの治療法を並行して施し、肝臓の状態をもっと良好にした上で、悪い右側の肝臓をすべて切除する手術を行います。
手術を最初の予定通り行っても成功率は7~8割はあるけれど、100%の肝臓の改善を目指し、この方法を取ることにしました、と
おっしゃいました。

八月の二週目位に一度退院し、末か9月の初めに再度入院。そして肝臓の右側、肝臓のほぼ三分を二を切除することになります。。

この経緯の手術で命を落とした方はいません。皆さん元気になっておられます、との先生の頼もしく力強いお言葉に、私は感激。
執刀して下さる院長先生が、門脈肝栓術を発明された方のようです。

院長先生と、日頃お世話になっている副主治医の若い先生を心から信頼し、いたずらな心配をせず、その日を迎えられるよう努めるつもりです。。

最後に大変嬉しくなるお言葉を、私が医師の理想像と敬う担当医がかけて下さいました。

「普通肝臓を一旦患うと(C型肝炎の肝臓?を指してのことだったと思います)、悪くなった肝機能の状態が元に戻ることは、めったにありません。
しかしNさんの肝臓の機能は、ほぼ正常値にまで戻っています。
私達も意外感をもって受け止め、喜んでいます。
間違いなく、ご家庭の日々の生活の努力のたまものですよ。
インターフェロンの効果もあるのでしょうが」と。
更に続けて、「この治療と手術が施せるのは、肝臓の状態が非常によいからです」と。

私は特別努力などした覚えはなく、いつもと変わらない暮らし方で夫に接してしてきたに過ぎません。
ですから、この大変嬉しいお褒めの言葉は、すべて夫に捧げましょう。

先生の大変わかりやすい説明に、心から納得した私達家族ではありますが・・・・
私には、大きな賭けのようにも感じられてなりません。
70歳の夫の肝臓が三分の一になって、健康が保たれるでしょうか?
もちろん順調に回復すれば、肝臓が持つ再生能力で、元の大きさに戻るわけですが・・・・
一時的に肝機能が衰え、体が衰弱した時が一番心配です。

多少長期の入院になってでも、先生に元気を見届け確信してもらってから、夫には、我が家に戻ってきてもらいたい。
昨夜は、めったに見ない夫の夢まで見てしまいました。

一昨夜の長女との電話話で、私は、「もし最悪の事態になれば、私の肝臓をパパに移植してもいいと思っている位よ。今は肝臓移植は、保険が
効くんですって」と話しました。
でもそんなことしたら、体力のない私は、そのまま黄泉の国へ…(笑)
私はそれでも一向に構わない。
夫には、私より長生きしてほしいと、心から願っている私ですから。

でも万が一の時の肝臓移植の話は、先生に一蹴されてしまいました。
それが可能なのは、65歳までだそうです。

大手術を迎えるまでの二週間。
我が家での夫の暮らしを想像するだけで、私の心は不安でいっぱいになります。
その間のお食事がまた心配で、再度、先生に尋ねましたところ、
「お酒以外なにを召しあがっても全く構いません」と、前と同じお返事でした。

次女のお婿さんの運転で、孫も一緒に出かけた昨日のお見舞い。
昼食を共にし、二時過ぎに戻りましたが、

さて私はと言えば、最近は疲労がひどく、ところかまわずうたた寝ばかり。

27日に、私も夫の病院で、本格的な検査をして貰います。

息苦しさは、まだ相変わらずですが、先日近くの整形外科で、私からお願いし、首のコルセットを購入し、ときどき着用しています。
そうしたところ、最近首の落ち着きどころが分からなくなって姿勢が悪くなりがちだったのが、次第に元に戻ってきたようです。(笑)
焦らず、こちらも直していくしかありません。。

下にアップした写真は、次女家族と出かけた時の病院の様子と、コルセットを首にはめた痛々しい私の姿(笑)です。

首を患うと、全身不良に陥り、本当に大変です。
皆様も、くれぐれもお気を付け下さいね。

   

 そろそろお暇しましょうか。お大事にね。                   手前の空いたベッド

     

まるでホテルのようなロビー                        コルセットを首に着用。いろいろ努力中。
                                          息苦しさは、もうバイバイ・・・

投稿しようとしたところ、次女が訪ねてきました。
ご機嫌斜めのKちゃんの写真も。

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