ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

がんばれ新入社員!

2012年07月17日 | 仕事
前回、施主の奥様とショールームをめぐったときに
混んでいて見積もりをお願いできなかったメーカーがあったので、
日曜日に再度チャレンジ

今回は、そのメーカーだけなので予約して出かける。

予約電話をしたときに、受付の女性がこんなことをおっしゃる。

あいにく予約はいっぱいですが、新入社員でよろしければ
お見積りさせていただきます・・・

新入社員かどうかはこちらには関係ないし、
もう、時間もないので、

もちろんお願いします

さてさて、当日施主の奥様と二人で時間通りに到着すると、
がちがちに緊張した新入社員の女性がお出迎え

自己紹介はするものの、名刺が出てこない。

こちらから、名刺を差し出すと、
「あ、申し訳ありません!!」

ぴゅーっと、名刺を取りに。

1枚だけの名刺を私にくださるので、
お客様のほうへ、と目と手でうながしてみる

あ、すみません

再び ぴゅーっと名刺を取りに・・・

あらかじめ電話予約の時に希望を伝えていたので、
説明の順路はスムーズ

緊張のため、ここは説明しておかないと、ってことが
ちょくちょく抜けるので、
「たとえばこんな時はどうなりますか?」
と、こちらからフォローしてみたりする。

大きく自分の名前を書いたマイカタログには
付箋がびっしり

適当なことを答えずに、カタログをめくりながら、
一生懸命説明してくれるのが、初々しい

先週行った某メーカーの、妙にこなれてお客を小ばかにしたような
対応とは雲泥の差だ
彼女にもこんな頃があっただろうに・・・

変則的な4パターンの見積もりを依頼して、
ショールームを後にする。

帰りがけに、最初にに渡した私の名刺に携帯の番号を書いておく。
普段は絶対にこんなことしないけれど、
ちょっとめんどくさいことを頼んだので、
問い合わせが来そうな気がした。
案の定、夕方確認の電話が入る

よろしくお願いします、のあとに
がんばってね、の言葉を飲み込む。

そう、ここ最近の私は新入社員に優しい

長男が来年大学3年になり、就職活動が始まるので、
その姿が、息子と重なり、妙にリアリティがあるのだ

この就職難に大手メーカーに就職できるなんて、
一生懸命がんばったのね・・・とか思っちゃう

春先から、自宅兼事務所にはいろいろなメーカーの
新入社員君たちが、カタログを持ってアポなしで訪れる。

今までは、めんどくさいときは留守番のふりをして、
わかる人はでかけてます、
なんて言ったりしてたけど、
今年は、すっぴんじゃない限り、まじめに対応している。

勝手に来ておきながら、ちゃんとしたオフィスじゃないので
落胆の色を隠さない失礼なヤツもいるけれど、
今年の私は寛大な心で対応する。

だんだんと慣れてきて、適当な対応をする営業さんも多いけれど、
どうか、そんな風にならずに、頑張っていただきたい。

私たち業者にとっては、施主はたくさんのお客様のなかのひとりだけれど、
施主にとってはほとんどが最初で最後の大きな買い物なのだから。

と、彼らを見ながら、私も初心を思い出したりする。

春から夏にかけてのこの時期は、
仕事に慣れた私たちも、自分を振り返るいい季節なのかもしれない































コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゆうくん ROPPONGI | トップ | 【観劇メモ】宝塚ふたたび »

コメントを投稿