いつものアレンジとはちょっと違う、生け花風の花あしらい。
給水スポンジ(オアシス)ではなく、剣山を使って活けていく。
自由が丘の先生の自宅は、私の家からはちょっと遠いけど、月に一度のお楽しみで妹と二人出かけて行く。
コロナの影響で、レッスンがお休みになったり、先生のお子さんが具合が悪くなったりと、このところスムーズにレッスンができなかった。
そんなことをしている間に、いつの間にか秋の花になっている。
今年はいつもの年よりもあっという間に時間が過ぎていく気がする。
今回使ったのは
ナルコユリ(葉っぱ)
マム
クレマチス
ナルコユリでラインを整え、クレマチスを這わせる感じ。
出来上がりはこんな風。
フラワーアレンジはたくさんの花材ですき間なく形を作っていくけれど、
こちらは少ない花材で花そのものが持つラインと余白を楽しむ感じ。
このレッスンを始めてから、心なしかフラワーアレンジのときにも立体感の出し方が少しわかったような気がする(いまさらですが・・・)
庭の少しばかりの花を飾るときは、こちらで教わったことが役立っているかも。
フラワーアレンジとはまた違った楽しさがある。
今回、写真に撮って改めて見てみると、ボタニカル柄のプリントのよう。
先生のお宅でのレッスンは、二人の小さなお子さんたちが顔を出し、色々なお話を聞かせてくれたり、大好きな洋服や宝物を見せてくれたり・・・。
一緒にお花を活けたりするときもある。
すでに子育てを終えた私たちには懐かしく、温かい時間。
妹とは一緒に仕事をしているけれど、お互いの子供が小さいころから、今でいうテレワーク状態だったので、頻繁に顔を合わせるわけではない。
レッスンの前や帰りにランチやお茶をしながらゆっくり打ち合わせをしたり、おしゃべりをしたり・・・。
お花のレッスンだけでなく、貴重なコミュニケーションの時間だ。
今は、なかなかお出かけもままならないけれど、たまに遠出するのもいい気分転換になる。
マスク無しでお互いの表情を見ながらゆっくりお話しして、行きたいところに行き、美味しいものを食べられる日が戻ってくることを願うばかり。
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