「いささか旧聞」が続く。4月21日(日)、東響川崎定期を聴く
(於ミューザ川崎)。
今回は東響初登場にして期待の、フィンランドの指揮者サカリ・
オラモ(1956-)だ。
優秀なフィンランドの指揮者は何人もいる。--例えば、ベルグ
ルンド(1929-2012)、ヴァンスカ(1953-)、サラステ(1956
-)、サロネン(1958-)、若いところではマケラ(1966ー)
等々。
サカリ・オラモ(1956-)もその一人だ。オラモいわく「おらも
フィンランドだ」。
<プログラム>
1.ラウタヴァーラ カントゥス・アルクティクス op.61
(鳥とオーケストラのための協奏曲)
2.サーリアホ サーリコスキ歌曲集(管弦楽版)
<日本初演>
--休憩--
3.シベリウス 交響詩「ルオンノタル」 op.70
4.ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 op.88
指揮:サカリ・オラモ
Sop.:アヌ・コムシ
コンサートマスター:小林壱成
1.ラウタヴァーラ カントゥス・アルクティクス op.61
(鳥とオーケストラのための協奏曲)
オラモは長身!大股で登場。弦は14型。
プログラムノートを読んでいなかったので、最初は何だろう?と
思ったが、これはおもしろかった!
要は、作曲者が録音した「野鳥の鳴き声」とオーケストラの「協
奏曲」だ。
オケ内の下手寄りに位置した人が、指揮に合わせ、「鳴き声」の
ヴォリュームを調整し、演奏されていた。
2.サーリアホ サーリコスキ歌曲集(管弦楽版)
弦は12型。
Sop.アヌ・コムシ(緑地に赤などのドレス)を迎えて、5曲から
なる歌曲集が演奏された。歌とオケ伴奏が乖離する難しい曲だ。
会場が暗くてプログラムの歌詩が読めなかったが、Sop.の「声」
自体がオケと一体となっているようだった。
--休憩--
3.シベリウス 交響詩「ルオンノタル」 op.70
再び14型に。
これも初めて聴く曲。内容的には「Sop.とオーケストラのための
交響詩」だ。作曲は1913年というから、シベリウス48歳の年。
A.コムシはすばらしい紺色のドレスに衣装替え。音楽は、今まで
に聴いたことがないような類だった。はたしてP席ではどう聴こ
えただろう。
ちなみに第3ステージが終わると中央のスタンドマイク(録音用
だろう。)が撤去された。
4.ドヴォルザーク 交響曲第8番 ト長調 op.88
引き続き14型のステージ。
おもしろい選曲と思ったが・・・・・・結論的に(私に言わせれば、)
カラヤンよりは遠く、むしろフルトヴェングラーに近い(フルト
ヴェングラーの同曲録音はないが。)、パッショネートなドヴォ
8ですばらしかった。
メリハリが大きく、切れのある演奏だ。第4楽章には最終楽章ら
しく、まことに盛り上がる熱い演奏だった。
ラストのffとともに終わると、会場もまた大きく盛り上がり、
ブラボーがどんどん飛んでいた。
8:42
8:42
12:18
12:34
12:36 往路は地下鉄で横浜に
12:37
13:10 横浜
13:13 JRへ
13:23
13:32 川崎着
13:35
13:36
13:37
13:38
13:39
13:43 開演前
13:44
14:52 ジンジャーエール ミューザのドリンクは久しぶり?
16:04 カーテンコール
16:05
16:05 お開き
16:07
16:11
16:17
16:39
16:41
16:48 溝の口
16:59 あざみ野に戻る。
---------------------------------
○団地のシャクナゲ(5/9)
そろそろ終わりかな?
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