9月から新日本フィル定期の新シーズンが到来した。
9月5日(土)、普段は涼しい会社にいるためか気にならないが、まこと
に残暑が厳しい。最高気温は29℃。残暑になって、「夏の疲れ」が出て
きた。
夏の休みをはさんで、久しぶりの新日本フィル定期に足を運んだ。
定期演奏会は、上の階から売れていく(?)。この日の1階は、なぜか
25、26列などやや空席が目立った。
<プログラム>バルトーク・プログラム
1.バルトーク ピアノ協奏曲第3番 Sz.119(1994年改訂版)*
2.バルトーク 『青ひげ公の城』 op.11(1911年)**
指揮;デリック・イノウエ
ピアノ;小菅 優*
青ひげ公;アルフレッド・ウォーカー(Bari.)**
ユディット;ミカエラ・マーテンス(Mez.)**
コンサートマスター;崔文洙
1.バルトーク ピアノ協奏曲第3番 Sz.119(1994年改訂版)*
バルトーク(1881-1945)が白血病により64歳で亡くなる直前に作曲
した曲である。(--Sz.番号は120までである)。
バルトークはピアノで超絶技巧の持ち主だった。ヴィルトゥオーソの小菅
優さんを迎えてのピアノ協奏曲第3番。14:03、小菅さんとイノウエさん
が登場。イノウエさんは小菅さんの後を悠然と入ってきた。
(1)Allegretto
(2)Adagio religioso
(3)Allegro vivace
という速い-ゆっくり-速いという3楽章の作品。小菅さんは、fで腰を浮
かせての熱演。第2楽章の旋律は教会旋法というのかしらん、魅力的だ
った。(魅力的な旋律に戦慄。)演奏時間は27分。フライングの拍手が
残念!
イノウエ氏も盛んに小菅さんに拍手。
会場が静まり返る中、アンコール曲は、バルトーク「ミクロコスモス」より
「蠅の日記」。1分ほどの短い作品にひきつけられた。
2.バルトーク 『青ひげ公の城』 op.11(1911年)**
昭和52(1977)年5月7日(土)、N響の定期公演で、サヴァリッシュ指揮
、ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、ユリア・ヴァラディの
『青ひげ公の城』を聴いた。(5/3の「マーラーの夕べ」(ピアノ;サヴァリ
ッシュ東京文化会館)も聴いている)。細部は忘れてしまったが、『青ひげ
公の城』を初めて聴いた、強烈な思い出だ。
それ以来、都響などで『青ひげ公の城』がかかるたびに聴きに行きたいと
思ったが、なかなか都合がつかず、聴けなかった。新日本フィル、今シー
ズン待望のステージだ。
この日のオケは管楽器の山台はなく、すべてがいわゆるベタに配置され
ていた。オケの後方に幅数メートル、高さ2メートルほどのステージが設
置されている。ステージ上には、小さなテーブルがあり、その上の、上
手寄り、花瓶に花が活けられている。青ひげ公とユディットが左右に動
く、演奏会形式だった。
ウォーカー、マーテンスの二人は、メトロポリタン歌劇場で『青ひげ公の
城』を演じている。日本にいながらにして、メットを経験できる。ウォー
カーは、黒人で、ビロード的というよりは芯のあるバリトン、メットの出
身だ。マーテンスととも実に、立派でいい声だった。
デリック・イノウエは、名前は知っていたが、初めて聴いた。指揮ぶりで
目立とうとしない、いい指揮者だ。氏は、ここでも二人に盛んに拍手を送
っていた。
それにしても、バルトークの『青ひげ公の城』は、淀川長治さんに言わせ
れば、「コワイですね、コワイですね」ということになるだろう。卒寿の
叔母さんは、「(初めて聴いたけれど)おもしろかったわね~」と。
花は秋に
暑いので日傘をさしている人が多い。
ハイビスカス 開花時期;6~10月
ブッソウゲとも。夜道の一人歩きはブッソウゲ?
12:35 あざみ野発急行
この日のチケット
錦糸町
北斎通り
錦糸町駅前
東京スカイツリー
すみだトリフォニー大ホール入口
第1ステージ開演前
不要なチラシはさっさと廃棄
休憩中 ドリンクが売れていた。
オレンジジュース 400円
終演後
16:16 錦糸町発急行
[本稿は書き掛けです]
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