古関裕而をモデルとする朝ドラ『エール』も戦後の時代に入って
きた。
『エール』は「古関裕而をモデルとする」ドラマ(フィクション)
だ。
10/20産経新聞は、乾論説委員長が「NHKさん、大嘘はダメです」
という過激な見出しで、インパール作戦で、古関の恩師は戦死し
ていないし、古関自身インパールの前線には行っていない(--
たしかにその通りかな)。
乾氏は、
ドラマ制作者は、「戦争協力への深い反省が、戦後の活躍につながった」という
「物語」を紡ぎたかったがために恩師の戦史という大嘘をついたのだろうが、
歴史歪曲が過ぎる。
と論述している。
いずれにしても、フィクションだ。
閑話休題。
古関裕而に関する新書は、既に刑部芳則『古関裕而』(中公新書)
を取り上げている(→こちら)。
今年3月に、辻田真佐憲『古関裕而の昭和史』(文春新書)が発
売となった。
刑部本がどちらかというと学究的な記述であるが、本書はどちら
かというと物語風の筆致となっている。
両書を比較しながら読むのもおもしろい。
刑部芳則『古関裕而』と辻田真佐憲『古関裕而の昭和史』
〇岡村隆史(50)結婚!
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