2月12日(水)~13日(木)、フレッシュアップ特別休暇中に、湯河原夫婦旅行
に行ってきた。
湯河原は、鎌倉時代、土肥實平が治めていた。当時の地名も多く残っている。
古くから温泉が湧き出でており、万葉集にも「足柄の土肥の河内に出づる湯の
・・・・・・」と詠まれている。明治以降、多くの文豪が訪れている。
9:31あざみ野発の急行で中央林間へ。さらに相模大野で乗り換え、小田原へ。
11:27小田原発東海道で湯河原へ。湯河原には11:51に着いた。
湯河原は、うちから約2時間、1100円で行ける。
12時発奥湯河原行きバスで宮上会館へ。12:07着。魚繁で昼食。
JR小田原駅
JR湯河原駅
湯河原駅前
バスで宮上会館下車
「宮上」の「宮」は五所神社をいう。
御食事処「魚繁」 1階は魚屋さん 2階に座敷がある。
活きほたて焼きがおいしかった!
右はオシツケの西京焼き。銀だらの親類で深海魚。小田原ではオシツケと
いうが、標準和名はアブラボウズ(魚!ギョ!)という。味は銀だら。
「宮上会館」から一路奥湯河原まで約4kmを歩く。
馬頭観世音菩薩
昔は馬が行きかったのかしらん。
かるかん饅頭 和菓子の十五夜本店
湯河原観光会館 お隣は万葉公園
以下は万葉公園
「道ばたの墓なつかしや冬の梅」(芥川龍之介)
「たそがれに 咲ける蜜柑の 花一つ
老いの眼にも見ゆ 星の如くに」(谷崎潤一郎)
穴太衆(あのうしゅう)積み石積み 平成17年3月
神社の源泉手水 45℃くらいかしらん。結構熱い。
熊野神社
足湯施設「独歩の湯」 大人300円 平成13年1月オープン
若いカップルが足湯に浸かっていた。
国木田独歩文学碑(1871~1908)
「湯河原の渓谷に向かった時は さながら雲深く分け入る思があった」独歩
万葉公園内
伊藤屋
光風荘
「湯河原の二・二六事件」 牧野伸顕伯爵が光風荘で青年将校に襲われる。
昭和11年、78年前の出来事である。
大滝ホテル源泉
不動滝
県立奥湯河原公園 昭和29年4月指定
奥湯河原への道
旅館加満田
加満田には20年ほど前、勤続20年記念旅行で来たことがある。
小林秀雄、水上勉などの常宿であった。水上勉はここで『飢餓海峡』を執筆
した。
旅館加満田
この日のお宿 青巒荘(せいらんそう) 創業80余年
「宮上から歩いてきました」といったら、旅館の番頭さんがビックリしていた。
ロビーに飾られたお内裏様
「竹五」の間
部屋から見た旅館の庭園
野天風呂への橋
野天風呂 温度は41~42℃かな? むろん源泉かけ流し。
源泉は70~85℃である。
同上
野天風呂
湯河原町 航空写真
創業者の像 高知尾定次郎さん? 新潟のご出身だとか。
新聞はサービス テレビ版だけではない。
青巒荘平面図
夕食 お隣の部屋での「部屋食」がありがたい!!
活きあわびの踊り食い(蒸し焼き3~4分) 実に柔らかかった!
湯河原温泉のポスター
2月13日(木)
青巒荘に1泊2日し、3回入浴した。湯河原から小田原へ出る。
朝食 わさび漬けが湯河原らしい。
こちらも青巒荘の敷地 社員寮もある。
「奥湯河原入口」バス停まで傘を貸してくれた。
「傘はバス停に置いておいてください」。
湯河原駅行バス(10:37)
和菓子十五夜 駅前店
湯河原の商店街
湯河原駅前
「四季彩のまち さがみの小京都 ゆがわら」
土肥實平公並びに夫人像
源頼朝の挙兵に参じる。
11時24分発東京行き
小田原駅西口 北条早雲公の像
小田原駅西口 寿司「とろせい」 こちらで昼食。(TEL0465-35-7101)
おいしかった~! お隣のご婦人グループがうるさかったけれど・・・・・・。
ここから東側の小田原城へ。
小田原城址
御用米曲輪史跡整備に伴い発掘調査中
梅が見事に咲いていた。
「平成26年2月13日 小田原城」 いつも同じ格好(笑)。
かながわの名木100選 小田原城址本丸の巨松(おおまつ)
解説には、天保年間の相中雑誌に「御本丸に七本松という老松・・・・・・」と
ある松の生き残りと思われる、とある。樹齢約400年。
常盤木(とぎわぎ)門の横
同上
紅梅
銅(あかがね)門が見える。
白梅
小田原市立三の丸小学校
本町小学校と城内小学校が統合したもの。
小西薬局 戦前の建物だろうか。
メガネスーパー本社 小田原が本社とは知らなかった!
小田原文学館
建物は、田中光顕伯爵の別邸として、昭和12年に建てられたもの。
文学館入口
小田原ゆかりの文学者が並んでいる。
大木惇夫の追悼文(薮田義雄)
「・・・・・・あなたほど純粋のひとを私は知らない。世事にうとく、じれったいほど
薄のろで、へまをしでかすことは限りがなかった。・・・・・・」昭和52年『沙羅』
等々が展示されている。
文人の追悼文は心に響く。
大木惇夫(1895~1977)は、戦時中の戦争詩や「大地讃頌」(昭和37年)で
有名だった。
薮田義雄(1902~1984)は小田原出身の詩人。
大正12年関東大震災後の小田原中学校校舎
スパニッシュ瓦が残っている。
尾崎一雄(1899~1983)邸書斎 平成18年、曽我谷津から移築。
尾崎一雄は、早稲田大学国文科卒。芸術院会員。文化勲章受章者。
白秋童謡館
同上
白秋童謡のビデオ紹介
うまい演奏だと思ったら、小田原少年少女合唱隊だった。
西海子(さいかち)小路 小田原市南町 その昔は武家屋敷だった。
三好達治旧居址
柳屋ベーカリー うす皮あんぱんが有名。
蕎麦の橋本
15:00 Cafe Leaf でコーヒーブレイク
つるし雛
小田原駅
こゆるぎ屋 ここの干物はおいしい。
二宮尊徳像 小田原駅前
小田原駅の外国人旅行者
* * * *
週間フォト日誌
2月10日(月)
2月8日(土)の大雪が残っている。
午前中は確定申告作業。午後はたまプラーザの有隣堂へ。
氷状態の雪
お好み焼きの「くるくる」
中華料理の「萬天」
山口銘菓「豆子郎(とうしろう)」
このあたりの梅はまだまだ。
地元のauショップ
たまプラーザの有隣堂
有隣堂で1時間半、本を物色。
手に取ってみた本は・・・・・・
小林仁『ピアノが上手になる人、ならない人』(春秋社)
ピアノはやらないが、何事にもセンスが大切なようだ。
飯島勲『政治の急所』(文春新書)
春原剛『日本版NSCとは何か』(新潮新書)
藻谷浩介『デフレの正体』(角川oneテーマ21)
八代尚宏[新自由主義の復権』(中公文庫)
和田春樹『北朝鮮現代史』(岩波新書)
平岩俊司『北朝鮮』(中公新書)
保阪正康『あの戦争は何だったのか』(新潮新書)
宇田川敬介『日本人が知らない「新聞」の真実』
半藤一利、保阪正康『そして、メディアは日本を戦争に導いた』(東洋経済)
林修『いつやるか?今でしょ!』(宝島社)
挨拶は大切だ。さらに大切なのは<誰にでも平等に>挨拶することだ、
という。我が意を得たり!私も実践はしているが、林先生は文章にして
の「見せ方」がお上手だ。なかなかおもしろい。
石平『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書)
黄文雄『今こそ知っておきたい世界を「あっ!」と言わせた日本人』(海竜社)
呉善花『なぜ世界の人々は「日本の心」に惹かれるのか』(PHP文庫)
中国人、台湾人、韓国人の「三羽烏」は、いずれも日本の「よい所」を高く
評価してくださる。「思いやり」などは外国語に訳しにくいのかもしれない。
しかし、どの国にもよい所と悪い所がある。
日本人の謙虚さはすばらしいが、外国人と議論する場合はマイナスになる。
また、「長幼の序」もいいが、その裏腹に上にペコペコし、下に威張るのは
日本人の短所のひとつである。
「よい所」を大切にし、「悪い所」は改める、ようにしたいものである。
(小泉信三調?)
さんざんウロウロしたあげく、結局
講談社編『東京オリンピック 文学者の見た世紀の祭典』(講談社学芸文庫)
川西政明編『川端康成随筆集』(岩波文庫)
を購入。
講談社編『東京オリンピック』(講談社学芸文庫)★★★★★
(「開会式」 あくまで私の「抜粋」である。)
獅子文六 開会式を見て
・・・・・・しかし、これだけ多数の群衆を見ると、オリンピックを冷眼視した日本
インテリも、理屈も何もなくなってくるだろう。まあ何でもいい。始めたからに
は、成功させなければならない。(10/11 東京新聞)
石川達三 開会式に思う
わが日本人はわずか二十年にして、よくこの盛典をひらくまでに国家国土を
復興せしめたのだ。日本人はそれだけの能力を持っていたのだ。その能力
が、かってはあの大戦争をたたかい、今はオリンピック大会を開催している。
その能力とエネルギーの根元は別のものではあるまい。(10/11 朝日新聞)
三島由紀夫 東洋と西洋を結ぶ火
オリンピック反対論者の主張にも理はあるが、きょうの快晴の開会式を見て、
私の感じた率直なところは、
「やっぱりこれをやってよかった。これをやらなかったら日本人は病気になる」
ということだった。(10/11 毎日新聞)
石原慎太郎 人間自身の祝典
私は以前、日本人に希薄な民族意識、祖国意識をとり戻すのにオリンピック
は良き機会であるというようなことを書いたことがあるが、誤りであったと自
戒している。
民族意識も結構ではあるが、その以前に、もっと大切なもの、すなわち、真
の感動、人間的感動というものをオリンピックを通じて人々が知り直すことが
希ましい。(10/11 読売新聞)
山野楽器 佐村河内のCDは1枚もなかった。
たまプラーザの広場
雪かきされた道
2月11日(火・祝)
IWASAKI 平日タイムサービス カット980円
KaBoS (株)勝木書店 本社は福井県福井市 知らなかった~!
こちらでも本を何冊か手に取ってみる。
KaBoS隣はTULLY’S COFFEE
2月12日(水)~2月13日(木)
湯河原旅行(前記)。
シャーリー・テンプルが10日、85歳で亡くなった。私は、子供時代、天然パ
ーマで、母から「シャーリー・テンプルみたい」と言われた。
半藤一利、加藤陽子『昭和史裁判』(文春文庫)
旅行中に読み始めた『昭和史裁判』。取り上げられているのは以下の5人。
第1章 広田弘毅
第2章 近衛文麿
第3章 松岡洋右
第4章 木戸幸一
第5章 昭和天皇
私の知らないことや近年になって発掘された事実にも触れられている。
なかなか難しい。
2月14日(金)
またも大雪。家にひきこもって、ブログ作り。
2/14 13:00
バレンタインデーである。
会社の、うちの部では、義理チョコもお土産も、「禁止」である。
2月15日(土)
昨日の大雪で横浜は25cmの積雪となった。甲府114cm、前橋54cm、
白石57cmなど関東甲信、東北は観測史上1位の積雪だという。
2/15 8:10
2/15 8:10
2/15 12:00 道ができた。
羽生(19)が男子フィギュアで金メダル、をDVD録画で視聴。オリンピックで
メダルを取ることは本当に大変なことだ。オリンピックはやはり普段と違う。
羽生くんのスキルもさることながら、コメントに現れる考え方がすばらしい。
羽生くんと比較して、私の若い頃を振り返ると恥ずかしくなってしまう(笑)。
(私は単なるハリキリ・ボーイ?)
2月16日(日)
葛西(41)がジャンプラージヒルで銀メダル!
『小さいおうち』の黒木華(23)がベルリン国際映画祭最優秀女優賞を受賞。
2/8(土)に録画しておいた「ザ・インタビュー~トップランナーの肖像」。
熊川哲也(インタビュアー松岡修三)を視聴する。本音の対談、すばらしかっ
た。
熊川いわく「(バレエ)ダンサーにおける一番の障害は、日本人の性格、謙
虚な気持ち」に納得!
若い頃は技術を磨けばトップに立てるという、今からいえばあさはかなこと
を考えていたが、より大事なのはスピリチュアルな目線だという。
これを聴いて、私はブル先生を思い出した。
午後、ユニディまで買い物に出かける。どこも雪かきが大変だ。
ユニディの「ご注意」 親切ですね~。
ファミリーマート(青葉嶮山店)の大がかりな雪かき
嶮山交差点
[本稿は書き掛けです]。
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