人生ブンダバー

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『昭和史探訪 6 戦後三〇年』(角川文庫)

2022-02-16 05:00:00 | 近現代史

Amazonにて『昭和史探訪 6 戦後三〇年』(古書)を買い足す。

先日、戦前昭和(「昭和元年~20年」という意味だが)は、明治
生まれの人々が「活躍」した時代だ、と書いた。

その延長線でいえば、「戦後三〇年」(昭和20年~50年)は、大
正生まれの人たちが「活躍」した時代と言えるのかもしれない。

(注)昭和20年時に、大正元年生れは33歳、大正15年生まれは19歳、昭和50年
 時は、大正元年生れは63歳、大正15年生まれは49歳だ。

 私の父は大正7年生まれだったので、昭和20~50年は、27歳から57歳に当たる。


しかるに昭和50年からは戦後生まれ(昭和20年以降の生まれ)の
「活躍」時代と言えるのかもしれない。

<本書の内容>
1.勝者は裁く「東京裁判」:柳井恒夫
2.「戦後復興」と日本銀行:一万田尚登
3.謀略と謎「下山事件」:矢田喜美雄
4.カミカゼか?「朝鮮動乱特需」:鈴木幸夫
5.「サンフランシスコ条約」始末:西村熊雄
6.「メーデー事件」20年7カ月:岡本光雄
7.悲劇の分裂「原水禁運動」:黒田秀俊
8.短命なりし「石橋内閣」:石田博英
9.「安保闘争」わが娘国会南門に死す:樺 俊雄
10.正常化への布石「日中覚書貿易」:川崎秀二
11.「高度成長理論」の孤独な闘い:下村 治
12.「沖縄」その心の奥には・・・・・・:桑田弘一郎


上記では、3の「下山事件」がおもしろい。
「下山事件」は、当時の国鉄総裁下山定則が謎の死を遂げた事件
で、自殺説と他殺説があった(私の母は、「自信満々」の他殺説
だった。余談だが、母は常に自信満々で、「喜多郎」は苗字が「喜」で名前が
「太郎」と言い張っていた。私は「え~、そうなの~?」
)。
結局、本事件は迷宮入りとなったが、元朝日新聞記者の矢田氏に
よれば、明らかな他殺の証拠、証人がそろっているということだ。




第6巻の巻末プロフィールによれば、
三國一朗:大正10(1921)年生まれ。東大文学部卒。
井田麟太郎:昭和3(1928)年生まれ。東大法学部卒。

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○2/15、北陸で「春一番」。

北京五輪
○女子団体パシュート:惜しくも銀メダル。お疲れ様~!



○ノルディック複合:渡部暁斗銅メダル!&3大会連続メダル。


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