『夢を食いつづけた男 おやじ徹誠(てつじょう)一代記』(朝日文庫)は、植木
等が60歳前になって父親のことを綴(つづ)った、おもしろい本である。
植木徹誠(てつじょう)は本名徹之助。若い頃は貴金属職人のかたわら義太夫語り
を目指していたが、大正デモクラシーの影響からキリスト教の洗礼を受け、後に浄
土真宗の僧侶になった。三重県で解放運動にも参加し、戦時中は治安維持法違
反で投獄も経験している。
植木等の家がお寺であることは昔から知っていたが、植木徹誠(てつじょう)の一
生がこれほど波乱万丈であるとは知らなかった。
徹誠が「スーダラ節」の「分かっちゃいるけどやめられない」は親鸞に通じると言
った話は有名である。
等が60歳前になって父親のことを綴(つづ)った、おもしろい本である。
植木徹誠(てつじょう)は本名徹之助。若い頃は貴金属職人のかたわら義太夫語り
を目指していたが、大正デモクラシーの影響からキリスト教の洗礼を受け、後に浄
土真宗の僧侶になった。三重県で解放運動にも参加し、戦時中は治安維持法違
反で投獄も経験している。
植木等の家がお寺であることは昔から知っていたが、植木徹誠(てつじょう)の一
生がこれほど波乱万丈であるとは知らなかった。
徹誠が「スーダラ節」の「分かっちゃいるけどやめられない」は親鸞に通じると言
った話は有名である。
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