8/6 舫の会

8月6日（土）、以前ブログに（→こちら）書いた、会社時代の同期（同
窓）の奥様が出演される「舫の会」（もやいのかい）の演奏会に足を
運んだ。

「舫の会」は、合唱指揮者にして全日本合唱連盟理事長の岸信介先
生が指揮する合唱団の合同演奏会だ。3年に一度開催されており、
すでに12回目を迎える（→こちら）。

（Wikiもご参照→こちら。）

＜プログラム＞　（　）内は概算オンステ人数
1.森田花央里作曲　女声合唱組曲『歳月』（85人）
　ピアノ；森田花央里
2.相澤直人作曲　女声合唱アルバム『くじけな』（85人）
　ピアノ；五十嵐　稔
3.山下祐加作曲　混声合唱組曲『燕の歌』（130人）
　ピアノ；山下祐加
4.松下　耕作曲　女声合唱とピアノのための『雪崩のとき』（90人）
　ピアノ；法嶋晶子
5.信長貴富作曲　
　　女声合唱とピアノ五重奏のための『いのりカンタービレ』（120人）
　ピアノ；由良郁子
6.三善　晃編曲　男声合唱版『唱歌の四季』（50人）
　ピアノ；関根優子
指揮；岸　信介


以下、いつもながら、まことにつたない感想をひと言･･････

「舫の会」に参加するのは40合唱団、500人。
皆さん、姿勢よく、譜面の持ち方がいい。

1～5がすべて「委嘱初演」というのも驚きだ。岸先生のご苦労も大変
なことだろう。聴いた曲ではないだけに、すべて印象は新鮮だ。

1、2、3、5は、演奏後、作曲者が紹介され、岸先生の「インタビュー」
があった。

1.森田花央里作曲　女声合唱組曲『歳月』（85人）
メロディーを歌うアルトが、パートの声を合わせ、充実した強い声を聴
かせてくれた。ソプラノなどオブリガードもうまい。
詩人茨木のり子が、亡き夫三浦安信への想いを綴った詩である。日
常性の中に夫への想いが歌われる。
「ルルドの泉」、「わたしたちの成就」、「この世ならぬ充足感」などとい
う言葉が耳には難しいかしらん。ピアノは作曲者、自作自演。

2.相澤直人作曲　女声合唱アルバム『くじけな』（85人）
ツイッターでつぶやかれた、易しい言葉がすーっと入ってくる。「ただ
いま」、「おかえり」などの語感がすばらしい。

3.山下祐加作曲　混声合唱組曲『燕の歌』（130人）
立原道造の詩。その詩は、それだけで音律のある歌になっている。
耳になじみにくい言葉も使わない。－－あらためて、今更ながら、そ
う感じた。
大人数を生かしたデュナーミクがすばらしい。こちらも作曲者がピア
ノを弾いた。

4.松下　耕作曲　女声合唱とピアノのための『雪崩のとき』（90人）
大正9年生まれの詩人石垣りんによる詩。一種の反戦詩かな。ハン
ドベルも使った、終曲の「Miserere nostri, Domine」が感動的。
ソプラノの高音はきつかった？

5.信長貴富作曲　
　　女声合唱とピアノ五重奏のための『いのりカンタービレ』（120人）
ヘンデル、リスト、フォーレ、ベートーヴェン、チャイコフスキーの有名
曲に、異なる主旋律を付けた、おもしろい曲。つい伴奏を聴いてしま
う（笑）。大合唱が生きていた。

6.三善　晃編曲　男声合唱版『唱歌の四季』（50人）
50人強の合唱だが、「男声合唱のよさ」がきらりと光る。テノールも
（失礼ながら想像以上に？）よかった。強調し過ぎない撥音は好み
だ。


チラシ


プログラム





演奏会後は、1ｋｍほど歩いた、湯島天神下の「すし初」さん（→こちら）
へ。
こちらのご主人は、わが同期の大学クラスメートだという。2時間余り
の談論風発。酔っぱらって何を談笑したか、記憶は断片的（笑）。



13:41　青空に、夏の雲。


13:57　あざみ野より


14:28　表参道乗り換え


14:55　上野着


14:57


14:57　パンダ橋


14:59　公園口


15:00　東京文化会館


15:01　ものすごい長蛇の列


15:01　外まで並ぶ。


15:11　とうとうご覧のとおり


15:20　2階Ｌ席に陣取る。


19:03　お開き後


19:20　「すし初」さんへ


19:32


19:32　旨かった！


19:36　若旦那がお酒に詳しい。


19:51　食事に合わせて、お酒を選んでくれる。


20:16


20:29　新鮮なイワシ！


20:56


21:02　最後は･･････


21:53　上野広小路より


22:55　あざみ野着