4月8日(日)、あざみ野クラブの資料作りも山場を越し、コール・メ
ーヴェ第2回演奏会を聴きに出かける。
当初、前述の資料作りがどれくらいかかるか分からなかったので、この
演奏会の最初から最後まで聴くのは無理かと思ったが、なんとか資料作
りの目鼻も付き、開演に間に合った。
コール・メーヴェは第1回演奏会(→こちら)の時に書いたが、ワグネ
ル同期のMさん(学生時代はパートリーダー。今は「社長」と呼ばれて
いる。)が所属する混声合唱団だ。
今回もMさんからお声かけいただき、OB練習を失礼して(ゴメンナサ
イ!)はせ参じた次第だ。
平成26(2014)年4月の創立だから、団としては若々しいが、指導陣は
お二人とも藝大声楽科大学院を修了された中堅(という表現でいいか分
からないが)、充実している。
会場の豊洲シビックセンターホール(有楽町線豊洲駅からの行き方が少
し分かりにくい。私は3回目か4回目だが。)は座席数300。200人以上
は入っていたかしらん。
<プログラム>
三好達治作詩、木下牧子作曲「鷗」 指揮;増原英也
1.W.A.モーツァルト ミサハ長調 K.258
指揮;布施奈緒子 pf.髙木美来
2.まど・みちお作詩、木下牧子作曲「うたよ!」
指揮;布施奈緒子 pf.髙木美来
3.Z.コダーイ 「マートラの風景」 指揮;増原英也
4.J.ラター編曲 黒人霊歌集 ~Feel the Spirit~
指揮;増原英也 pf.髙木美来 独唱;布施奈緒子
以下、いつものことながら、つたない感想を・・・・・・
客席には、Mさん同期のHさん、Kさんの姿も(みんなバラバラの席
で聴いた。私は14列24番という端の席)。
〇三好達治作詩、木下牧子作曲「鷗」 指揮;増原英也
合唱団のテーマソング(「メーヴェ」はドイツ語で「鷗」の意)とも
言える曲をOpeningとして歌った(毎回歌う?)。
この曲は、よく歌われる曲で、私は今までにたしか4回聴いている。
--二期会の宮本益光さん(Bari.)の独唱のほか合唱で3回。
オンステメンバー21人(でよかったかしらん)の内、Mさんを含め3人
が暗譜(Mさんは全ステージ暗譜だった。Kさんから「楽譜を忘れちゃ
ったんじゃないの?」と)。流れる音楽が感動的だ。
1.W.A.モーツァルト ミサハ長調 K.258
指揮;布施奈緒子 pf.髙木美来
ミサ曲はヨーロッパでは生活と結びついているのだろうが、こういうポ
リフォニーやホモフォニーの古典と言える曲をステージに乗せるのとは
大変勉強になるのではないかしらん(実は、私はミサを歌った経験はな
いのだが)。
(1)キリエ フルボイスの強い出だしに「オ~(ビックリ)」となった。
先生は、短めの指揮棒、右手の指揮(フリッツ・ライナーばり?)で前
へ前へと振っていく。
(2)グローリア 4人のゾリも大健闘。
(3)クレド こちらもソロがすばらしい。
(4)サンクトゥス 神経質でない音楽がすばらしい。、
(5)ベネディクトゥス 一人一人が声を出す合唱で、さすが声楽家の先
生の指導の賜物ではないかしらん。独唱も強い。
(6)アニュス・デイ ややゆっくりしたテンポの曲で、「不安」を感じ
させずに終わった。
2.まど・みちお作詩、木下牧子作曲「うたよ!」
指揮;布施奈緒子 pf.髙木美来
女性12人+男性8人。初めて聴く曲だったが・・・・・・
(1)うたよ!
お腹(腹式呼吸)を使った、相当なfで始まり、終わりもf。
(2)もう すんだとすれば
こちらもほとんど右手一本の指揮。fの切り方も素晴らしく、よく声
が出ている。
(3)おんがく
ゆっくりとしたア・カペラ。曲そのものしか聴こえてこない(--お
やっ?というところがない)、よくまとまった、いい演奏だった。
(4)きこえてくる
これも前へ前へと流れる音楽、男女のバランスやパートの音色もよく、
みなさん歌いやすかったのではないかしらん。選曲が合唱団にマッチ
していた--一般に選曲は大きな問題だ。
(注)まど・みちおさんは平成24(2012)年104歳で亡くなった。
--休憩--
Kさんの近況を聞く--「こないだ娘の入学式があってね~」、「エ
~ッ」。
3.Z.コダーイ 「マートラの風景」 指揮;増原英也
9人+9人の混声合唱。選曲的には少しだけ背伸びした曲かしらん。
その昔、Mさんや私は男声合唱でコダーイを歌ったが、それと(当然
ながら?)似ている。
5曲がアタッカでつながっており、曲がガッシリしているので楽しめ
た。
4.J.ラター編曲 黒人霊歌集 ~Feel the Spirit~
指揮;増原英也 pf.髙木美来 独唱;布施奈緒子(*)
(1)Joshua fit the battle of Jericho
出だしのテンポの乗りに「ウッ」となったが、その後はリズムに乗っ
て、おもしろく聴かせてくれた。11人+9人=20人。布施さんもAlto
パートに入って。
(2)Steel away(*)
好きな曲。布施さんのAltoソロから「黒人の悲しみ」が切々と伝わっ
てくる演奏だった。
(3)I got a robe(*)
初めて聴く曲?ユニゾンコーラスがいい。ソロを含め、緩急混じる曲
だった。
(6)Deep river(*)
前奏からは想像できないDeep Riverだ。Altoソロにステージがにじ
む。
(7)When the saints go marching in
「聖者の行進とは?」を初めて知った。Mさんは曲の途中でTopに行
ったり、Bassに行ったり(器用ですね~)。大いに盛り上がった演奏
となった(恥ずかしながらブラボーを叫んでしまった)。
アンコールは、同じくJ.ラターの編曲による「Amaizing Grace」。
そこに赤ちゃんを前抱きにした女性がAltoに加わる。布施先生は指揮
棒なしの指揮。Sop.のパートソロから入ったがこれがよかった。1番
が終わったところで、赤ちゃんがタイミングよく「ウェーン」。男声
合唱のユニゾンもまことにすばらしい。お母さんは赤ちゃんをゆすり
ながら歌う。会場はほのぼのとした雰囲気。Mさんはこれまた暗譜!
演奏が終わると赤ちゃんの泣き声が響いた。
総じて言えば、
〇選曲もよかった!
〇ピアノ伴奏もすばらしかった!
・Mさんのお声は、何といえばいいのかしらん、突出したソロの声で
はなく、パートの芯になっているというのか、いい意味で癖のない
「合唱の声」だ(--誉め言葉ですヨ)。
帰路は、Kさんに物理の話を教えてもらった。
「引力がなぜあるかは分かっていない」などなど。
プログラム
13:04 快晴
13:07 ツツジも早くも満開
13:11
13:17 桜通り
13:19 旧カリタス女子短大解体工事
13:19 小さな隙間から中を覗くと
13:20
13:21 安い、けど入ったことがない。
13:27 切手を購入
13:30 封書を投函
13:31 定期券売り場に並ぶ。
13:43 東急ストア
13:43
13:48 あざみ野
14:20 ひと眠りすると永田町だった。
14:22
14:33
14:36 7番出口を上がる。
14:37
14:38 ホール入り口 シルエットになってしまった。
14:39
14:42 ぞくぞくとお客様が
14:43 中央に八重桜
14:43
14:45
15:43 休憩中 リンゴかと思ったら、ナシだった(笑)。
15:57 まもなく後半
16:46 お開き
16:48 記念撮影中
16:50 出待ち
16:56
16:58 オリンピックまで
17:03 豊洲から永田町乗り換えで
17:58 あざみ野着
18:13 夕焼けの丹沢と富士山
* * * *
4/8(日) テレ東「池上ワールド--現代史の旅」をちらっと視聴。
池上さんによる朝鮮戦争の説明はほぼ正しいのではないかしらん--
北側(「主」は金日成。「助」はスターリン)による武力による「南
北統一」を目指したもの--これを侵略と呼んでも呼ばなくてもいい
が。中国(当時は「中共」と呼んでいた。)が参戦したのは後半だ。
韓国の「冷麺」はもともと朝鮮北部のものだった!北からもたらされ
た。
4/9(月) 亡父の誕生日(だったのではないか)。生誕100年である。
マスターズ(ゴルフ)最終日、ジョーダン・スピースが16番でまさか
まさかのロングパットを沈める。思わず「ジョーダン」かと思う。
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演奏会へのご来場、ありがとうございました。
素敵な感想を1曲ずついただいて、本当に嬉しいです。
次回への励みにさせていただきます。
また次の演奏会にも、是非お越しください。
よかった!です。第3回を心待ちにしております。