人生ブンダバー

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7/16 東響第61回川崎定期

2017-07-21 05:00:00 | 音楽

7月16日(日)、前日に引き続き、オーケストラの演奏会。J.ノット/
東響の川崎定期だ。
J.ノットは弱冠(?)54歳。近年、ますますクレッシェンドしており、目
が離せない指揮者の一人だ。

この日は待望のJ.ノットのマーラー『復活』である。ソリストも超一流、
合唱も暗譜の東響コーラスで申し分ない。

この曲は一流のオーケストラが演奏すれば、ザッハリヒにせよ、ロマ
ンティックにせよ、よほどのことがないかぎり、感動する。もっとも演
奏には約1時間半を要するので、指揮者も気力、体力勝負だ。

お客様の入りも上々である(下の写真参照)。


<プログラム> 東響コーラス創立30周年記念公演
1.細川俊夫 「嘆き」
2.マーラー 交響曲第2番 ハ短調「復活」
指揮;ジョナサン・ノット
Mezz;藤村実穂子
Sop.;天羽明恵
東響コーラス(合唱指揮;冨平恭平)
コンサートマスター;グレブ・ニキティン


いつもながらつたない感想をお許しのほど・・・・・・。

1.細川俊夫 「嘆き」
この曲のテーマは?と思いきや、「東日本大震災の津波での犠牲者、
特に子供を失った母親たちに捧げられる哀悼歌」である。初演はソプ
ラノソロだったが、今回は、藤村実穂子のためにメゾソプラノをソロに
改訂されている。歌詩はドイツ語だ。

大きく言えば、pに始まり、fに高揚し、また静かになる音楽だ。藤村さ
んのドイツ語が美しい。
pp終始で10秒ほど静寂があり、珍しく第1ステージからブラボーが飛
び交った。


2.マーラー 交響曲第2番 ハ短調「復活」
この日の東響コーラスは、Sop.とAlt.がそれぞれ40人強、Ten.と
Bassがそれぞれ30人強、合計150人規模である。
弦は、対向配置。1st15、2nd14、ヴィオラ13、チェロ10、コントラ
バス8というところかしらん。

各楽章の概算演奏時間も表記しておこう。
(1)22分。J.ノットは暗譜の指揮で意気込みが感じられる。最初から、
hardな音に集中力があり、これは何か起きそうだという音楽だ。デュ
ナーミクの幅が大きく、ppは録音に入らないだろう。
イングリッシュ・ホルンもすばらしい。後半のpでプログラム等をバシャ
ッと落とす人あり。

第1楽章が終わり、合唱と最後にソリストが入場。合唱は、Sop.、Ten.、
Bass、Alt.のフォーメーションで着席。ソリストの二人は上手に座った。

(2)10分。微妙なアゴーギクのある3拍子。オケの音色がすばらしい。
ピチカート合奏もすごくきれい。
(3)11分。J.ノットは、デュナーミクの取り方がロマンチックで、fとp、
hardとsoftの対比がすばらしい。ノットでなく、Yesだ。まさしくユダヤ
のメロディー。とくに木管の4人がすばらしい。藤村さんはこの合間に、
水分補給。
(4)6分。藤村さんは感情移入よろしく、見事な歌いぶり。
(5)35分。この楽章だけでもさまざまな表現が詰まっている。後半の
コーラス、それに続く、ソプラノソロは座ったままの歌唱で、大地から
湧き上がるようだ。

ffで終始するとブラボーの嵐となった。J.ノットは、興奮したのか、一
瞬段取りが分からなくなり、あわてて(?)指揮台から二人のソリスト
を紹介、客席を振り返り、一層の拍手と歓声を受けた。

カーテンコールでは、藤村さんが「よかったわ~」とばかりノット氏に
手をやった。


生で聴いた『復活』の中では一番よかった、かもしれない。
私もまたブラボーを何回となく叫んだ。




プログラム



5:05 朝、コンビニまで買い物に。


5:12


5:14 駐車場 赤ちゃんは乗っていなかった。


5:18


5:18


5:18


5:24




12:12


12:12


12:14


12:16


12:18


12:22


12:22


12:24


12:26


12:33


12:38


12:40


12:49


12:51


12:51 お世話になっている「みどりの窓口」


12:52


12:54


12:57


12:59


13:15


13:17


13:18


13:19 担架が出動。


13:19


13:20


13:21


13:23


13:23


13:25


13:25


13:27


13:29


13:32 ここから階段を41段上がる。後期高齢者にはハード?


13:32


13:34


13:35


13:35


13:36


13:39


13:42


13:42 よくお会いする評論家氏

どんな評論をお書きになったかな?


13:53 4階もかなり入っている。


14:32


14:36



16:27 終演後、退場する東響コーラスに拍手が続く。

この後にノット氏が一人でステージに登場し、聴衆と握手。


16:33 あのクラリネットは誰かしら?


16:34 中国だか台湾だかのツアーが聴きにきていた。


16:34


16:38


16:39


16:40


17:05


17:08


17:09


17:11 溝の口 運よく急行が来ていた。


17:20 あざみ野着


17:27


17:36


17:37


17:38


17:40


17:42


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