人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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2/28 新日本フィル第536回定期

2015-03-11 05:00:00 | 音楽

2月28日(土)、久しぶりの新日本フィル定期(トリフォニー)。
今週3回目の演奏会である。週3回の演奏会通いともなるといささか
疲れ気味。

錦糸町のドトールで一服後、すみだトリフォニーへ向かう。入場後、
ロビーをうろうろ。開演5分前に着席。

わが指定席は左端の席であり、この日は右隣5つが空席でのびのび。
この席は隣には会員がおられないのか、空席になることが多く、
リラックスして聴くことができるので好ましい。



<プログラム>
1.ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲(約10分)
2.ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容(約25分)
3.ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 op.68(約45分)

指揮;ラルフ・ワイケルト(1940年生、オーストリア出身)
コンサートマスター;西江辰郎

この日はドイツ物による3ステージ構成。
1.ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲(約10分)
 「魔弾の射手」序曲を聴くのは中学校の音楽の時間以来ではない
 かしらん。弦5部は14型かしらん。コントラバスは6つだった。
 弦楽合奏による開始からホルンによる主題(「ソーミードミレーファミ
 レー、ミードーミソソーファミー」)がすばらしい。

2.ヒンデミット ウェーバーの主題による交響的変容(約25分)
 初めて聴いた曲だが大変楽しめた。小さな4楽章という感じの曲で
 ある。ヒンデミットのアメリカ時代の作品である。ヒンデミットは、
 ユダヤ人ではないが、ナチスと軋轢があって、米国に移住したので
 ある。ヒンデミット事件にはフルトヴェングラーがかかわっていたかな。

3.ブラームス 交響曲第1番 ハ短調 op.68(約45分)
 指揮者ワイケルトは、これらのステージが得意なレパートリーなの
 かしらん、3ステージすべて暗譜による指揮。
 ブラームスらしいブラームスといえばいいのかしらん。むやみに熱く
 なるのではない。指揮者で言えば、小澤さんとも違い、ワルターとか
 サヴァリッシュのブラ1と言えるかもしれない。すばらしかった!
 ブラボーを叫んだのは言うまでもない。

 ワイケルトはうまい。いい演奏を聴かせてもらった。







錦糸町に到着。


錦糸町のドトール





ドトールのお隣の書店


錦糸町駅前


すみだトリフォニーホール


この日は当初出演予定の指揮者リッケンバッハー氏の1周忌だった。





富嶽三十六景 箱根湖水


富嶽三十六景 武陽佃嶌


1階席より



終演後





叔母さんと「反省会」








プログラム冊子


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ワイケルトのブラ1とは、いいですね! (ken)
2015-03-13 09:28:06
来週の金~土、1泊2日で東京に行きますよ。
目的は日本フィルの定期。

1泊2日とは言っても、金曜の夜遅くに到着するので観光はほとんどできませんが、生まれて初めての東京にワクワクしています。

またブログで報告しますね!
返信する
Re;ワイケルトのブラ1・・・・・・ (katsura1125)
2015-03-15 09:01:44
kenさん、返信コメント遅くなり、恐縮です。

ロシア魂、ラザレフ指揮のショスタコでしょうか。kenさんに会いに、私もサントリーホールへ出掛けようかと思いましたが、スケジュールを調べたら、同じ時間に別の演奏会が入っておりました。残念!

そのうち福岡に遊びに行きます。

ブログ報告楽しみにしています。
http://blog.livedoor.jp/zako2714/

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