人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

宮本又次『関西と関東』

2015-02-19 05:00:00 | 読書

以前書いたことだが、子供の頃、父の転勤に伴って、三重県の四日市に
住んでいたことがある。四日市は名古屋から急行で30分ほどの所だ。

しかし、その時になんとなく感じた「仮説」だが、四日市は、名古屋という
より京都、大阪の方を向いていたように思う。


「近畿」という言葉がある。本書によれば、これは、「畿内」に伊勢、伊賀、
近江、紀伊、播磨を加えたものだという。なるほど四日市は近畿圏なの
だ。早くから吉本新喜劇も放送されていた。


本書は、関西と関東(--関東と関西ではなく。)をあらゆる面から比較
したアカデミックな本である。★×5。


著者の紹介(本書による)
1907 ~1991年。歴史学者。大阪府生まれ。京都帝国大学卒業。彦根
高商教授。九州帝大教授。大阪大学教授。関西学院大学教授。福山大
学教授を歴任。専攻は、日本経済史、近世商業史。1967年、本書で日
本エッセイスト・クラブ賞。1971年、『小野組の研究』で日本学士院会員。
1988年、文化功労者。




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