人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
現在は、暇に飽かして、日々更新。

5/28 鵜山仁演出 『Taking Sides』(ロナルド・ハーウッド作)

2019-06-05 05:00:00 | 演劇

先日、I さんから鵜山さん演出のお芝居を観に行くという話を聞いた。
「(それは)何なの?」と訊くと、フルトヴェングラーの非ナチ化を
題材にした話だという。

それを聞いたら、というか、「鵜山さん」、「フルトヴェングラー」、
「非ナチ化」と三拍子そろったら観ずにおられない。早速、鵜山さんに
ご無理言って、5月28日(火)の「当日精算」を一枚お願いした。
(本多劇場)


<Cast>
スティーヴ・アーノルド少佐(連合軍取調官);加藤健一
ヘルムート・ローデ(ベルリン・フィル第2ヴァイオリン奏者;今井朋彦
エンミ・シュトラウベ(アーノルドの秘書);加藤忍
タマーラ・ザックス(戦争未亡人);小暮智美
デイヴィッド・ウィルズ中尉(アーノルドの部下);西山聖了
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー;小林勝也

ストーリーを詳述するわけにはいかないが、おもしろかった。

トスカニーニ、ワルター、クレンペラー、カラヤンなどの指揮者、ナ
チスの指導者等々歴史上の人物の名前もアーノルド少佐とフルトヴェ
ングラーとの「対決」の中で登場する。


舞台は、ベルリンのアメリカ地区にある、アーノルド大佐の執務室。
アーノルド大佐役の加藤健一さん(私より1歳年長?)は文字どおり出
ずっぱり。--よく台詞が覚えられますね~、とつまらないこと(?)
に感心する。

フルトヴェングラー役の小林勝也さんも、いい味を出していた。



私がフルトヴェングラーの関係書を初めて読んだのは、<たしか>昭
和51(1976)年頃、横浜市磯子図書館で借りた本だ。
<もしかすると>それはクルト・リースの『フルトヴェングラー』だ
ったかもしれない。


トスカニーニとフルトヴェングラーは、考え方、音楽感、指揮法等々、
何から何まで違っており(当たり前?)、お互いに合わなかった、と
言えるのかもしれない。
(福永先生は大のトスカニーニ嫌い?カラヤン嫌い?)



いささか余談だが、デ・サバタがユダヤ人(母親がユダヤ系)だったと
は知らなかった。



まだ観ていない、鵜山さんの演出『ニュルンベルク裁判』もぜひ再演さ
れることを願っている。




プログラム



脇圭平・芦津丈夫『フルトヴェングラー』(岩波新書)

少々古いが、新書的にまとまっていて、おもしろい。


12:07


12:29


12:54


12:55


12:57


13:02


13:04


13:05


13:05 下北沢は7年ぶり!?少し変わった?


13:08


13:08 本多劇場はこっちかな?


13:09


13:10


13:10


13:10 本多劇場


13:12


13:14


13:15


13:15


13:16


13:16


13:19


13:22


13:26


13:27


13:29 先生らしき人に引率された高校生グループも


13:31 
左から、クレンペラー、ヒンデミット、カラヤン、ワルター、トスカニ
ーニ、フルトヴェングラー


13:31


13:32


13:37


13:41


13:42


13:42


13:45 「プログラムはいかがですか~」


13:45


15:12


15:12 シーラッハ(ヒトラー・ユーゲントの指導者)


15:12


16:29


16:30


16:30


16:30


16:31


16:34


16:35


16:35


16:36 下北沢駅改札口


16:39


16:46


16:50


17:20


17:23


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