梯(かけはし)久美子『昭和の遺書』(文春新書)。
サブタイトルにあるように「55人の魂の記録」である。梯さんの著作
でも力作だ。
第1章から第6章まで時代を追って、記述されている。
<目次>
第1章 テロと不安と憤怒と
芥川龍之介、磯部浅一等
第2章 前線に散った人々
林市造、大西瀧治郎等
第3章 敗れた国に殉じて
阿南惟幾、杉山元等
第4章 戦後の混乱のなかで
広田弘毅、岡田資等
第5章 政治の季節と高度成長
樺美智子、岸上大作等
第6章 大いなる終焉へ
井上成美、島田三敬等
最後の項は昭和天皇で終わっている。
全ての人におすすめ!
平成21(2009)年9月刊。
今年は・・・・・・
昭和94年、大正108年、明治151年
だ。
梯久美子『昭和の遺書』★★★★★
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