柴田南雄さんは大正5(1916)年生まれ、東大美学を卒業された作曲家だった。終
戦直後、柴田南雄さんは、中田喜直さん、畑中良輔先生らと「新声会」というグル
ープを作り、新しい作品を発表していった。(--畑中先生のご著書に詳しい。)
その柴田さんが、当時NHKの前和男氏を聞き手に、クラシックの名曲を語ったのが
本書である。通り一遍の名曲案内と違って、深いものである。帯には「高名な作曲家
が薀蓄を傾けて解き明かす名曲ガイド」とある。
現在は講談社文庫で品切れとなっているようだが、Book Offとかで見つけたらその場
ですぐに(!)購入することをおすすめする。
なお柴田さんは平成8(1996)年に79歳で亡くなられた。
戦直後、柴田南雄さんは、中田喜直さん、畑中良輔先生らと「新声会」というグル
ープを作り、新しい作品を発表していった。(--畑中先生のご著書に詳しい。)
その柴田さんが、当時NHKの前和男氏を聞き手に、クラシックの名曲を語ったのが
本書である。通り一遍の名曲案内と違って、深いものである。帯には「高名な作曲家
が薀蓄を傾けて解き明かす名曲ガイド」とある。
現在は講談社文庫で品切れとなっているようだが、Book Offとかで見つけたらその場
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なお柴田さんは平成8(1996)年に79歳で亡くなられた。
『グスタフ・マーラー』は生誕150年にちなんで読んでみたいと思いますが、柴田さんの自伝にも興味をそそられますね~。横浜市図書館(18区共通)を探してみます。