小林信彦は、しばらくそれを知らなかったのだが、茶飲み友達にして目利きのKさ
んの愛読書のようである。私は喜劇役者の歴史に興味を持ち、小林信彦の『日本の
喜劇人』、『喜劇人に花束を』(以上新潮文庫)、『天才伝説 横山やすし』(文
春文庫)を読んでいた。
中でも昭和57(1982)年に文庫化された『日本の喜劇人』は、戦前のロッパ(緑波)
から昭和50年代の萩本欽一、たけしまで、文字どおり日本の喜劇のヒストリーを読
むことができる。
17日に76歳で亡くなった「てなもんや三度笠」の藤田まことも無論登場する。藤田
さんのご冥福をお祈りします。
んの愛読書のようである。私は喜劇役者の歴史に興味を持ち、小林信彦の『日本の
喜劇人』、『喜劇人に花束を』(以上新潮文庫)、『天才伝説 横山やすし』(文
春文庫)を読んでいた。
中でも昭和57(1982)年に文庫化された『日本の喜劇人』は、戦前のロッパ(緑波)
から昭和50年代の萩本欽一、たけしまで、文字どおり日本の喜劇のヒストリーを読
むことができる。
17日に76歳で亡くなった「てなもんや三度笠」の藤田まことも無論登場する。藤田
さんのご冥福をお祈りします。
小林信彦の圧巻は、芸能・マスコミに身を置きながら、(フィクション、ノンフィクションを問わず)渡辺プロ最盛期に「反ナベプロ」の先方であったことではないでしょうか?
この掲載は1週間以上前から準備していました。本当は20日の記事を19日に予定していたのですが、藤田まことが亡くなったので、急遽予定を変更しました。