加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書、H19[2007]/6
刊)を読み直す。
本書は、東大加藤陽子先生による日本近代史という歴史学の世界だ。
昭和6(1931)年から昭和15(1940)年の間、「いい悪いは別として」
何が起きていたのかを探ろうとするものだ。
参考文献として、本書発刊直前までの学術的研修が掲載されている。
<目次>
はじめに
第1章 満州事変の四つの特質
第2章 特殊権益をめぐる攻防
第3章 突破された三つの前提
第4章 国際連盟脱退まで
第5章 日中戦争へ
おわりに
今、改めて読み直してみると、「第2章 特殊権益をめぐる攻防」が
大変興味深い。
加藤陽子『満州事変から日中戦争へ』(岩波新書)
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