人生ブンダバー

読書と音楽を中心に綴っていきます。
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G.オーウェル『動物農場』(角川文庫)

2008-12-06 08:48:06 | 読書
大学受験予備校時代にジョージ・オーウェルの原書をずいぶん読んだ。オーウェル
の英語は比較的やさしく、読んでいると英語を読むリズムが戻ってくるので、何回
も繰り返し読んだものである。

『動物農場』は『1984年』などとともにオーウェルの代表作のひとつである。内容
的には、独裁、全体主義を告発した小説である。一生に一度は読んでおきたい本で
ある。(理想主義を掲げた独裁より腐敗ある自由の方がまだましである。無論腐敗
ある一党独裁は最悪である。)




オーウェルはスペイン内戦の時に33歳にして新聞記者としてマドリッドへ行き、そ
のあげく反ファシスト軍に飛び込む経験をしている。それから7、8年経過した41歳
の時に本書を完成している。

手元の角川文庫版は昭和47年8月30日発行の初版本であり、発行から1ヶ月に満たな
い9月19日に購入している。

角川文庫初版本には、同じく行動する作家、故開高健が一文を寄せている。

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